50回目のファーストキス 50 First Dates

●「50回目のファーストキス 50 First Dates」
2004 アメリカ コロムビア=ソニーピクチャーズ 99分
監督:ピーター・シーゲル
出演:アダム・サンドラー、ドリュー・バリモア、ロブ・シュナイダー他

ハワイが正面切って舞台になる映画は最近珍しい、というか私としては
エルビスの「ブルーハワイ」~「真珠湾」以来か?
美しい景色が、物語をより切なくしています。
みなさん、ご存知のホノルル近くの「シーライフパーク」のセイウチ飼育係
のヘンリーは、自前のヨットでアラスカに行き、海中のセイウチの生態を
研究するのが夢。
ある日、オワフ島1周のヨット航海に出たヘンリーだったが、かなりポンコツ
なヨットで、マストが折れて、すぐに挫折。ゴムボートで到着した海岸に
あったカフェで、ワッフルで家を作っているルーシーという女性に出会う。
そして一目ぼれ。明日も会おうね、と二人約束したのだが・・・。

翌朝、同じカフェに行ってルーシーに声を掛けると、「あなた誰?」
ルーシーは1年前に父親の誕生日にパイナップルを採りに行く途中、
道路に居た牛を避けるために、父親が運転を誤り、道路脇の木に
激突、ルーシーは頭を強打し、一命は取り止めたものの、「短期記憶」
を消失するという後遺症が残った。
つまり、ルーシーは今日の出来事をその夜、寝ると翌朝すっかり
忘れているのだ。
ルーシーの父親と弟は、1年間毎日同じことを繰り返し、彼女に事故で
記憶を失っていることを隠してきた。
毎日会い、毎日好きになり、毎日ファーストキスを繰り返す二人、ヘンリー
は、彼女の後遺症を何とかしようと、まずビデオで、昨日のことや事故の
ことを説明、ルーシーは家族がウソをついていたことや事故後の
後遺症のことは理解するが、次の日にはやはり忘れている。

やがて、自分の存在がヘンリーの夢の邪魔をしている、と気がついた
ルーシーは、別れ話を持ちかけ、ビデオを見せられてからずっと
付けていたという日記から、ヘンリーのことを抹消してしまう。

分かれての生活を始めたのだが、ヘンリーはルーシーが忘れられず
ルーシーは、施設で絵を教える仕事を始めたのだが、知らずに
ヘンリーの似顔絵ばかり書いている(その人が誰だかはわからないのだが)

最後は、ちょっとびっくりのアラスカの海のヨットの上のシーン。
すでに二人の間には赤ちゃんが居て、ルーシーのオヤジさんも、ヘンリーの
仕事を手伝っている風。ヨットの中で目を覚ましたルーシーはベッドサイドに
あったビデオ「おはようルーシー」を観ると、自分が結婚して子供が出来て、
というストーリーが綴られている。それを確認し、デッキへ出てみると
ヘンリーも娘もオヤジさんもいて、ということになっている。
病気は治っていないけど、赤ちゃんがこれだけでかくなるまで毎日、ビデオを
観て自分を確認をしつづけているのだろうな、ということがわかる。

脇を固める、ルーシーの家族、通いつめるカフェの客、シーライフパークの
芸達者なセイウチ、彼らがこの映画をいいものにしている。
予算を掛けた映画ではないけれど、ほのぼのとして、いい気持ちになる映画。
あの「E・T」で、少女を演じていたバリモアも、もう30歳だもんなあ。
美人じゃないけれど、こういう役をやると上手いなあって感じました。
お勧めできる一品です。
尚この映画の詳しい情報は

こちら
まで。
by jazzyoba0083 | 2006-08-30 22:15 | 洋画=か行 | Comments(0)