タナカヒロシのすべて

●「タナカヒロシのすべて」
2004 日本 アグレッシブ・プロ、小椋事務所 103分
監督・脚本:田中誠
出演:鳥肌実、ユンソナ、加賀まりこ、高橋克実、宮迫博之
    伊武雅刀、市川実和子、小島聖、西田尚美、矢沢心、
    日吉ミミ、島田珠代、南州太郎、小倉一郎、昭和のいる・こいる
    寺島進、上田耕一 ほか。

出演者を見てると結構、旬な人が集められている。超一流はいないけど。
これがこの映画のこころだな。
鳥肌実、とは、テレビに出ない(出れない)孤高独特の舞台人だ。
かれの映画第一作がこれ。ひところでいうと、あまり意味を求めてはいけない
映画であろう。なんか、ビッグコミックスピリッツの漫画を見ているようだ。

かつら会社に勤めるタナカヒロシは、32歳。独身。人とも喋らず、一人でいる
ことが何より楽な人生だ。当然彼女もいない。ある日、いつものように
弁当屋(ユンソナ)から、弁当を買って、中に入っていたフォーチュンクッキーを
みると、なんと「大凶」。
これから、タナカヒロシの人生に次々に不幸が降りかかる。母親がガン死、
あいついで父が急死、残された家を狙って悪徳修理業者が入り込み、
わざと屋根に穴を開けて修理を迫られ200万を請求される始末。これに
ハンコをついてしまうのがタナカヒロシなのだ。
さらに、カツラ会社が倒産、弁当屋の娘さえ(韓国人なのだが)不法滞在で
仕事が出来なくなる。頭の毛さえ薄くなってくる。
デリヘルの女(矢沢心)から「心を閉じていては生きていけないよ」と説教
されてしまう。
ユンソナと歩道で途方にくれていると頭上から鉄骨が落ちてくる!

こんな人もいるのだなあ、別に観終わってもなにか感動が残る訳でもない
のだが、人の幸せって小さい出来事から生まれることが多い、なあんて
感じてしまい、観ていて面白い映画ではあった。
この映画の詳しい情報は

こちら
まで。
by jazzyoba0083 | 2006-09-16 22:35 | 邦画・新作 | Comments(0)