トイズ TOYS

●「トイズ TOYS」
1992 アメリカ 20世紀フォックス提供 ボルテイィモア・ピクチャーズ製作
バリー・レヴィンソン作品 121分
監督:バリー・レヴィンソン  音楽:ハンス・ジマー
出演:ロビン・ウィリアムズ、マイケル・ガンボン、ジョーン・キューザック他
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「グッド・モーニング・ベトナム」「レインマン」「わが心のボルチモア」
「バグジー」ときて、「トイズ」を監督し、翌年に、私の大好きな
「パーフェクト・ワールド」の製作総指揮をした、バリー・レヴィンソン。
この人の頭の中はどうなっているのだろう、というラインアップじゃ
ありませんか?

この映画を観て「チャーリーとチョコレート工場」を思い出す人は多いだろう。
でも、映画としての完成度と寓話性は、ティム・バートンの方がこの手の
映画作りとしては一枚上と見た。

大人が見るのだろうが、そのワリには特化できてない気がする。
画面はポップで色もおもちゃ箱のようだし、広い草原も美しいし、
ロマンティックだ。単純な寓話すぎて、なんか物足りなさを感じて
しまいます。

おもちゃ工場を経営する社長が亡くなり、本来なら後を継ぐべき長男の成長が
イマイチと感じた父の遺言で会社は、アメリカ陸軍の将軍で社長の弟、
リーランドが継ぐことになった。
根っからの軍人のリーランドは、息子のパトリックと謀って、おもちゃ工場を
ミニチュア兵器工場に作り変えてしまう。これをワシントンに売りつけ、儲け
ようというのだ。これに反対する長男のレスリー(ロビン・ウィリアムズ)。
妹(実は良く出来たロボット)や、やがて味方につく、将軍の息子パトリックの
力を得て、将軍の陰謀の阻止に出る。

ミサイルを装着した戦車、本当に空を飛びミサイルを撃つヘリコプターに
対抗するのは、昔ながらのブリキのおもちゃたち。しかし、本当の兵器を
装備する将軍のミニチュア軍には敵うはずも無く・・・。
しかし、ここで負けては映画にならない。

おもちゃは子供に夢を与えるものであり、兵器のおもちゃなんて許せない、
とするレスリー。おもちゃ同士の戦争で、戦争の、あるいは人間の争いの
無意味さ、愚かしさを表現したかったのだろうな。あまりにも直截的すぎて、
もう少し、寓意をためて表出してほしかったな。

バリー・レヴィンソンは誰に観て貰いたかったのだろうか?
尚この映画の詳しい情報は

こちら
まで。
by jazzyoba0083 | 2007-01-20 15:50 | 洋画=た行 | Comments(0)