マイ・ルーム   Marvin's Room

●「マイ・ルーム Marvin's Room」
1996 アメリカ ミラマックス映画  99分
監督:ジュリー・ザック
出演:メリル・ストリープ、ダイアン・キートン、レオナルド・ディカプリオ、
    ロバート・デ・ニーロ、ヒューム・クローニン他
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動きが少なく、会話の多い映画だなあ、と思っていたら、もともと舞台用の
シナリオだったんですね。同じ話でも、映画と舞台では感じ方が違うので、
この映画も出演者が豪華なワリには、物語が地味で、訴えるところが
少ないものになってしまったのでしょうか?

出演者の名前に釣られて観ましたが、涙とか感動とか、感じたいタイプの
映画だったのですが、そこまでは行ってなかったですね。
唯一、美容師で妹のメリル・ストリープが、白血病治療のため、脱毛して
しまい、カツラをかぶっている姉ダイアン・キートンの、そのカツラを取って、
綺麗にショートにしてあげるシーンが感動的だったかな。

20年来行き来がなかった姉妹のお話。妹リー(メリル・ストリープ)は、
実家から遠く離れた街で、美容師をしながら国家資格を取ろうとしている。
離婚し、息子ハンクは、家に放火した罪で精神病院に入れられている。
それに幼い弟チャーリーがいた。リーはタバコが離せず、自分のことしか
考えられないタイプの女。
一方、姉のベッシー(ダイアン・キートン)は、自らの人生を犠牲にして
実家のあるフロリダで、痴呆の老父と叔母の面倒を献身的に見ている。
しかし、ある日の検診で、白血病であることが判明する。

久しぶりで電話で会話する姉妹。姉は自分の病状を訴え一度実家に
帰るように言う。骨髄移植をすれば、助かるかもしれない、いや姉を
助けるにはそれしかないのを知って、二人の子供を連れて姉と老父が
住むフロリダに急いだ。

20年ぶりで再会する姉妹。最初は当然ギクシャクしていたものの、
自分勝手な妹も、姉の重病を押しての献身的な介護を見るうちに
次第に心が和らいでいく。母親からも「どうしょうもない子ども」と
言われてしまっていた、ハンク(ディカプリオ)も、本来は寂しいだけ。
母親の変化と、病気なのにみなに優しい姉を見るうちに素直になっていく。

ラストは、白血病の姉が結局、親族の骨髄が不適合と判り、移植は
駄目になってしまうところでおわっていくのだが、あれれ・・という感じ。
カットアウトな感じでエンドロールが出てきてしまう。

なんとなく、姉妹の愛情みたいなものを感じさせるものであるのだが、
また、各俳優の演技も文句は無いのだが、いまひとつパンチというか
カタルシスが無い。もったいない感じではある。
原題の「マーヴィンズ・ルーム」というのは、姉妹の老父の部屋のこと
だが、このタイトルに、酌む所がありそうだ。
尚、この映画の詳しい情報は

こちら
まで。
by jazzyoba0083 | 2007-01-23 22:45 | 洋画=ま行 | Comments(0)