月の輝く夜に Moonstruck

「月の輝く夜に Moonstruck」
1987 アメリカ MGM映画 103分
監督:ノーマン・ジェイソン
出演:シェール、ニコラス・ケイジ、オリンピア・デュカキス他。
<1987年度アカデミー賞主演女優賞、助演女優賞、脚本賞受賞作品>
e0040938_2395441.jpg

MOONSTRUCK~満月のマジックに撃たれてしまった、NYの
イタリア系一家の愛情物語。
ディーン・マーチンの唄う「That's Amour」が、いい雰囲気だ。
ワールドトレードセンターが、まだ健在で、NYもテロの恐怖とは縁遠かった
頃だ。シェールは「ソニーとシェール」でしか知らなかったが、この演技で
アカデミーを獲っちゃったんだよなあ。イタリアンな感じが良く出でいて、
良かった。なんかイタリア映画を観ているような雰囲気をもったヨーロッパ
テイストと言ってもいいような映画だと思った。

ロレッタは、数年前に夫を事故で亡くしていた。付き合っていた中年男性と
再婚を決める。別にそんなに愛しているわけではないのだが。
彼には5年間口を利いていない弟がいた。ロレッタは弟との和解を、と
ロニー(ニコラス)の働くパン屋に行く。そこでロニーが不注意で左手を
パンのスライサーで切ってしまい、今や義手の身であることがわかった。
兄のせいでは無いのだが、片や小麦粉にまみれ、左手はないし、恋人も
いない、おれは両方無いんだ、という叫びに、ロレッタは打たれる。

彼女の心にロニーに対する恋心が芽生える。しかし、婚約者を裏切る
ことは出来ないので、ロニーの大好きなメトロポリタンオペラの
ラ・ボエームを観にいく約束で、終わりにすることに。
オペラ会場には、浮気相手を連れた父親の姿が。母親は一人で街の
レストランに。そこでニューヨーク大学の教授と食事をし、プラトニックな
浮気をする。
シチリアの母親が危篤ということで、イタリアに飛んだ婚約者がいない間、
弟との恋は抜き差しならぬことになっていった。
そこに兄が帰ってきた。一家が揃った中に、ロニーもやって来た。
兄は、母親が奇跡的に回復したことを告げ、母が生きているうちには
結婚できなくなったと婚約解消を申し出る。すかさず結婚を申し込む弟。
母も父に浮気を止めて、と訴え、父はやはり母を愛していること確認。
みなさん、めでたしでお話は終わるのだった。

小洒落たラブコメディ。ウィットに溢れているが、やがてみんな最愛の人
の元に帰っていくという人情もアメリカの宗教観を外れていない。
ラ・ボエームを観ながら涙が止まらないシェール、それと、白髪交じり
だったのが髪の毛を染めてガラリと奇麗に変身したシェールに拍手。
一家のおじいさんがいい役回りをして、話を引き締めていた。
尚この映画の詳しい情報は

こちら
まで。
トラックバックURL : http://jazzyoba.exblog.jp/tb/5306912
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by jazzyoba0083 | 2007-03-10 21:55 | 洋画=た行 | Trackback | Comments(0)