ポセイドン POSEIDON

●「ポセイドン POSEIDON」
2006 アメリカ ワーナーブラザーズ映画 98分
監督:ウォルフガング・ペーターゼン
出演:カート・ラッセル、ジョシュ・ルーカス、ジャシンダ・バレット、
    リチャード・ドレイファス、ジミー・ベネット、エミー・ロッサム他
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’72の名作「ポセイドン・アドヴェンチャー」を「Uボート」「パーフェクトストーム」の
ウォルフガング・ペーターゼンがメガフォンを取り制作した、VFXを駆使した
パニック&ディザスタームーヴィー。
この映画を観た人は、前作を知っているかいないかで評価が分かれるようですね。
人物の描き方に深みのない、薄っぺらな映画、と酷評がある一方、人物描写を
端折ることで、スピード感が出て、パニック映画として面白かった、98分という時間も
いい、といういい評価をする人もいます。

たしかに、人物描写は薄いです。だから、豪華客船転覆惨劇映画と割り切れば、
結構たのしめます。特にCGを使った転覆シーンは、それだけでも観にいって
損は無い感じ。冒頭の空撮が、ワンカットで船をぐるりとナメ、デッキでジョギングを
している男が、部屋に入るまで描ききるところなどは息をのみますね。
「タイタニック」のCGも良かったですけど。

大晦日の夜、豪華客船ポセイドンは、北大西洋をロンドンからニューヨークに向っていた。
巨大なボールルームで今しも蛍の光の大合唱が始まろうとしたとき、
ブリッジでは、巨大な津波の到来を察知していた。必死で船を波と正対させようと舵を
切る船員。しかし、波の速度と巨大さは圧倒的で、豪華客船はたちまち転覆してしまう。

しかし、すぐには沈没せず、船腹を上にした状態で、浮いていた。ボールルームにいた
船長は、救助隊はすぐにくるからここを動くなと生き残りに指示をするが、
プロギャンブラー、ディラン(ジョシュ)は、船尾のプロペラ口から脱出できる、といって
一人で出かけようとする。彼に、元ニューヨーク市長のラムジーと娘、その
ボーイフレンド、ロンドンから乗船した初老の男(ドレイファス)、密航の娘、夫と別れた
女と男の子が加わり、天地ひっくり返しになった船の中を船尾を目指す。

もちろん火責め水攻めである。観ている方が窒息しそうな水中脱出シーンもある。
ダクトをくぐるときに密航娘が閉所恐怖症でパニクッたり、子供が行方不明になったり
いろんなことがあったものの、一行は船尾にたどり着く。そして、いよいよ
プロペラの開口部のドアを開けたのだが・・・。

リチャード・ドレイファス(未知との遭遇の時から比べると当然歳をとりました)なんかは
もう少し、背景を描いてもいいかな、と思ったけど、全員思い切り背景はカットされて
いますから、脱出劇を息を詰まらせて見るのが正解なのでしょう。そういう意味では
98分は適当な長さですね。
最後、何人かはボートに脱出できるのですが、暗いうちに転覆して暗い中で救出されるので
カタルシスがいま一歩爽快でないのが、難点。
尚この映画の詳しい情報は

こちら
まで。
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Tracked from ☆彡映画鑑賞日記☆彡 at 2007-11-07 21:27
タイトル : ポセイドン
 コチラの「ポセイドン」は、1972年の「ポセイドン・アドベンチャー」をリメイクしたパニック映画なのですが、チケット代は当時に比べて倍近くでも、アメリカではオリジナルの興行収入に及ばなかったいわゆるコケちゃった作品です。  豪華客船の「ポセイドン」号が転覆....... more
by jazzyoba0083 | 2007-06-10 21:30 | 洋画=は行 | Trackback(1) | Comments(0)