ダイ・ハード4,0 Die Hard 4,0

●「ダイ・ハード4,0  Die Hard 4,0」
2007 アメリカ 20th Century Fox,Cheyenne Enterprises,
Dune Entertainment 129min.
監督:レン・ワイズマン 脚本:マーク・ボンバック
出演:ブルース・ウィリス、ジャスティン・ロング、ティモシー・オリファント、
    クリフ・カーティス、マギー・Q、メアリー・エリザベス・ウィンステッド他。
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7月は、マクレーン刑事で幕開けだ。ダイ・ハードシリーズはみんな好きで
観てきたので、さっそく映画館へと出かけた。さすがに大入り。

前週にテレビで1をやっていたので、改めて観て(たぶん3度目くらい)、よく出来た
プロットに、何度観ても飽きないなあ、と感心したものだった。
それで、この4。サイバーテロがテーマなんで、敢えて4.0。なんならVer.4,0とか
やったらカッコよかったかも。

今回は、国家安全保障局のエリートサイバーエンジニアが、国家のシステムの
脆弱さを指摘したのに、受け入れられず、頭に来て、国家にサイバーテロ、
「投売り」(ファイアー・セール)を仕掛けるが、それに対し、このシステムの根幹を
ひょんなことから作ってしまった青年ファレルとマクレーン刑事が、FBIの力を
借りて、対決・解決していく、というもの。
1作に比べるとストーリー性が少々影を潜め、ドンパチ、もうハチャメチャな
破壊とアクションに終始している感じがする。

それと、1カット1カットが総じて短く、歳がいった私など、字幕を追うのとカットの
切り替えに付いていけなくて、もどかしい感じがした。この前の「スパイダーマン3」の
前半もそうだったが、こっちは後半でメリハリを付けてきたので、安心できたが、
当作は、全編に渡って1カットが短い。計算したら129分に何カットあるだろうか。

ワシントン。FBIのサイバー犯罪チームのシステムがダウンする。頭に来た、副局長は
ブラックリストに載っているハッカーを虱潰しにしょっ引いて来い、と命令する。
「おれたちをなめるなよ!」と。
娘の大学をパトロールし、ボーイフレンドとのデートに割って入って娘に罵られる
マクレーン刑事も、命令を受け、カムデン地区に住むマット・ファレルなるハッカーを
FBI本部まで連れて行くことに。

さっそく、ファレルの部屋に行くと、そこには既に先回りしてた、サイバーテロ犯罪
チームの暗殺者グループが、ファレルを狙って近づいていた。
そこに出くわすマクレーン。相変わらずついてない。
一味のシステム作りに協力させたPCオタクたちを、用なしと決めて、殺しに
かかったのだ。
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家をぶっ壊すほどの銃撃戦をかいくぐって、何とかファレルをクルマに乗せたが、
街中の交通システムがダウンし、街中で交通事故が多発、大渋滞になっていた。

テログループは、「投売り」3段階のうちのステージ・ワンを発動したのだ。
巨大トレーラーに搭載されたコンピュータの要塞のような司令室から、電車、信号
などのシステムがダウンするように指示が出されていく。
一味はファレルを捕らえようとヘリを出して、上空からマクレーンのパトカーを
探り出し、信号を勝手に変え、偽の警察指令になりすまし、偽の道を指示したり
して何とか二人を捕まえようとする。

そして、トンネルに逃げ込んだマクレーンたちを一味はトンネルの信号を操作し
両側からクルマを流入させる。一般車の挟み撃ちにあうマクレーンとファレル。
マクレーンは、パトカーを逆走させ、ゲートの施設で車をジャンプさせ、上空に
ホバリングして、二人の出てくるところを待っていたヘリにぶつけたのだ!
(ありえねえ!)
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ヘリは当然墜落するが、搭乗していたスナイパーは助かり、
二人を追ってきた。止めてあった車を非常無線システムを使ってエンジンを
かけてもらい、ニュー・ジャージーの、ある施設を目指した。

ステージ・ツーは金融システムをダウンさせ、最後は、電気、ガス、水道、原子力
といったライフラインを止めることになる。最終目的は金なのだが・・・。

犯行グループは次々と全国のシステムをダウンさせていく。連行されたファレル
だが、自分の作ったアルゴリズムが悪用されていることにショックを受け、
マクレーンに協力する。

一味は、遂に東部の電気の大元締めの施設に入り込んで、電気を止めにかかった。
マクレーンとファレルは、ファレルの予想で、この施設に入り込み、まず
カンフー女忍者(一味のボスの彼女)をやっつける。なんとか止められた電気を
復旧させようと必死になるファレルだったが、女を殺されたことに激怒したボスは
ガスをマクレーンらがいる施設に向けた。襲い来るガスの炎で電力施設は
粉々に吹っ飛んだ。
ファレルが、ボルチモアにいるワーロックというコンピュータ仲間なら何とか
出来るかも知れない、とアドバイス。二人は、一味が乗ってきたヘリに乗り
ボルチモアに向かった(ヘリを操縦できたのかよ!)

ワーロックらの検索の結果、一味は、国家の財政のデータ、(予算、金融、社会
保障などすべて)を一括してバックアップしているところにいることを突き止める。
さっそく、マクレーンは駆けつける。ファレルも自ら同行する。
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一味のボスは、計画をじゃまするマクレーンが許せず、停電でエレベーターに
閉じ込められていたマクレーンの娘を、FBIになりすまして、誘拐し、中央制御室
に連れてきた。娘を誘拐されたマクレーンも頭にきて、娘を救出に向かう。
途中で激しい銃撃にあい、ファレルも人質になってしまう。
そして、彼らのトレーラーは、そこを離れて逃亡を図った。追うマクレーン。

FBIもようやく、マクレーンの援護体制が出来、部隊を率いて、一味を捕らえに向かう。
その頃、主犯が前の国家安全保障局を辞めた、ガブリエルという男であることが
判明していた。
マクレーンは追いついて、大型トレーラーの運転手を射殺、走りながらトレーラーを
奪うことに成功した。しかし、一味を撃破しに来たF-35戦闘機に、一味がにせの
攻撃指令を出し、マクレーンの運転する大型トレーラーは戦闘機のミサイル攻撃に
晒されることになる。このあたり、相当長いドンパチ・ガラガラ、破壊の極致。
戦闘機にボロボロにされても、マクレーンは死なない。

一味が金の分配の場所にしていたところに追いつき、娘を奪還しようとする。
ファレルは銃を突きつけられ、国家財政を一味の口座に振り込むハッキング作業を
させられる。一旦は勇気を出して断わったのだが、マクレーンの娘を殺す、と
脅され、さらに足を打たれ、しぶしぶ作業をしていた。

そこにマクレーンが現れた。とりあえず廻りにいた手下を手際よく始末し、
ボスのガブリエルと対峙する。娘を人質に取られ、しかも、腕を撃たれ、重傷を
負ってしまう。娘が機転を利かせ、最後に残った手下から銃を奪い、マクレーンに
蹴って渡そうとするが失敗。FBIのヘリの音が聞こえる中、万事休すか?

そのとき、マクレーンが取った信じられない行動とは!
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全編、カラートーンが黄色っぽくなっていて、若向けの映画に仕立てちゃったなあ、
って感じがした。ダイハードシリーズって、もっとユーモアやウィット、そして
どんでん返しの面白さ、更に人間味があって(1作目のラストで、かつて子供
を撃ってしまい、それがきっかけで内勤になり。それ以降一発も撃っていない
黒人の警官が、生き返った一味の男がマクレーンに銃を無用とした時、敢然と
銃を抜いたところ、ポーリーがテレビリポーターをぶん殴るところなど)
よかったんだが。大人の洒落が利いていたハズなのだが、
本作は、ひたすら破壊に終始していて、そういう人間の間の心の動きなどは
軽く扱われていたように感じた。
でも、2時間はあっという間で、楽しかったことは間違いないですが。ストレス解消には
もってこいかもしれない。
尚この映画の詳しい情報は

こちら
まで。
Commented by non at 2007-07-04 07:43 x
こんにちは♪ TBありがとうございました☆
仰るとおり、確かにこれまでの中では一番アクションに尽きた内容になってましたね。
でもこれはこれで、迫力に圧倒されて楽しめました(^0^)
by jazzyoba0083 | 2007-07-01 12:20 | 洋画=た行 | Comments(1)