身代金 Ransom

●「身代金 Ransom」
1996 アメリカ Imagine Entertainment,Touchstone Pictures 製作
Vuena Vista International 配給   122分
監督:ロン・ハワード 
出演:メル・ギブソン、レネ・ルッソ、ブローリー・ノルティ、ゲイリー・シニーズ他
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名手、ロン・ハワードが「アポロ13」の次にメガフォンを取った作品。なかなかの
出来で、展開のスピード、メリハリ、キャスティング、演出も当然、上等な映画だと
思いました。ロンの映画には基本的にハズレがないと私的には思うのですが。

新興航空会社を経営する成功者トム・ミューレン(メル)は、妻のケイトと息子の
ショーンの3人で豪邸に住み、幸せな生活を送っていた。
しかし、彼の成功を妬み、ショーンを誘拐する犯人グループがいた。現職刑事の
ジミー・シェイカー(シニーズ)らだ。彼らはショーンを誘拐し、身代金を要求して来た。
最初はFBIの指揮下で、犯人の言うとおり身代金の受け渡しに応じていたが、
失敗、息子も救出できなかった。そもそも一代で航空会社を立ち上げ汗と苦労の
中で手にしてきた大金を、息子と引き替え、という誘拐の手口に、トムの怒りは
沸点に達し、遂にテレビ局に乗り込み、インタビュー番組に乱入し、犯人たちに
懸賞金200万ドルを懸けると生で発表する。賛否はゴウゴウ。当然である。

犯人グループに仲間を売るきっかけにする一方、人質である息子に手を掛けて
しまうと、身代金の有無に拘わらず、終生追われる身となってしまう。なかなか
考えたものだ。しかし、当初妻のケイトにも「何を考えているの!」と面罵される
始末。

しかし、案の定仲間割れが起き、ジミーは仲間を射殺し、警官であることを利用し
逃亡しようとする。しかし、天網恢恢疎にして漏らさず。トムのアイデアは奏功し
ショーンは我が手にもどるのであった。

ラストのあたり、主犯のジミーと仲間たちの内紛など、ストーリーの先を読ませない
テンポと展開はロン・ハワードの面目躍如といったところ。
メルは顔に力が入りすぎな感じだが、成り上がり、といった風情はいいかも。
主犯のシニーズは、小ズルイ犯人がピッタリで、この映画を引き締めていたな。
現代のRansom(ランサム)とは、そのものずばり「身代金」。
尚この映画の詳しい情報は

こちら
まで。
by jazzyoba0083 | 2007-07-22 23:30 | 洋画=ま行 | Comments(0)