2007年 09月 18日
ヒー・セッド、シー・セッド 彼の言い分、彼女の言い分
1991 アメリカ Paramount Pictures,115min.
監督:ケン・クワピス、マリサ・シルヴァー
出演:ケヴィン・ベーコン、エリザベス・パーキンス、シャロン・ストーン、ネイサン・レイン他
人気テレビ番組「He said,She said」のパーソナリティ、ダン(ケヴィン)とロリー
(エリザベス)は、元新聞記者。仲はいいのにお互いに張り合っていて、ある日編集長の
アイデアである問題に対し、優れたコラムを書いたほうを採用し、定期執筆を任せる
と約束した。一生懸命書いた二人だったが、結局二人のコラムが同時に掲載されて
いた。なぜならば、二人の論争を並べたほうが面白かったのだ。
これを系列のローカルテレビで、「He said.She said」という番組にし、二人の
ディベートを楽しんでもらおうという計画も実行された。もともと二人は惹かれあう仲だった
ため、仕事は順調に行っていたのだが・・・・。
ある日の番組で、ロリーがダンのおでこにコーヒーマグカップを投げつける、という事件が
起きた。そこから、なぜそうなったかが、ダン側とロリー側から説明される。
結婚したいロリー、その気にはなれないダン。その二人の温度差が、二人の間に微妙な
影を投げかけたのだ。臆病なダン、結婚結婚といいすぎるロリー。二人の言い分が
それぞれの監督によって描かれていく。
視聴者は明日の放送がどんなになるか、期待しているだろうし、支局長はネット局に
全国放送への格上げを売り込む。
でももう二人とも出演したくないという。何とか言いくるめて出演させたい支局長たち。
ダンとロリーは冷静になって考えると、お互いのことをもう少し考えればすむ事、
自分のことだけを主張していた自分を反省し、お互いを許そうとするのだった。
そして迎えた次の本番の日・・・・。
ラストはハッピーエンドなので、ご安心を。
なかなか味な恋愛映画だったな。ケヴィンの優男ぶりがよかった。エリザベスは
綺麗なのに、このあと泣かず飛ばずです。シャロン・ストーンが、ダンを誘惑する役として
美味しい役で出演。このころのシャロンはよかったのだがなあ。
尚この映画の詳しい情報は
こちらまで。