愛がこわれるとき Sleeping with the enemy

●「愛がこわれるとき Sleeping with the enemy」
1991 アメリカ 20th century-fox,98min.
監督:ジョセフ・ルーベン 原作:ナンシー・プライス 音楽:ジェリー・ゴールドスミス
出演:ジュリア・ロバーツ。パトリック・バーギン、ケヴィン・アンダーソンほか。
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91年といえば、前年「プリティ・ウーマン」でジュリア・ロバーツ人気が爆発した翌年。
ジュリア人気で引っ張ろうとしたお気軽なサスペンス。テレビ映画みたいだ。
この映画、たしかビデオになったとき観たので2度目。
最近歳とってしゃくれてしまったジュリアだが、23歳のこのころは綺麗だ。確かに。

ストーリーは、オープニングこそ何かが起きる雰囲気がいい感じで出ているが、その
あとは、いただけないなあ。あまりにもイージーな展開で、あっけなさすぎるのだ。

DV夫を持つローラ(ジュリア)、もちろん愛し合って結婚したのだが、旦那のマーティン
が異常な嫉妬心を持ち、かつ潔癖症。バスルームにならんだ3つのタオルの模様が
そろっていないだけで暴力を振るうような。 投資家の夫と住む家は、海辺の豪華が
邸宅だ。近くに住む若き医者からヨットに誘われたりしている。

その医者のヨットに夫婦で招待されたが、あいにくの荒天で、ヨットは大揺れ。
しけた海にローラは投げだされてしまう。遺体も発見できず葬儀が行われ、
ダンナのマーティンは、それなりに悲嘆に暮れる。

だが、ヨットから消えたのは、DV夫から逃れるための手段で、ローラはそれまでに
一生懸命プールに通い、水泳力を付けておき、沖から泳いで帰還、名前をサラと
変え、髪も切り、新しい街で生活を始めたのだ。

そこで知り合うのが高校の演劇講師ベン。DV夫のことから男性恐怖症になってしまい
心を固く閉ざしていたローラを優しく包んでくれたのだった。
しかし、執念深い夫は、死んだはずの妻が生きていることを知り、街までやってくる。
ローラには入院中の母がいるのだが、前夫のために長い間会えないでいた。
ベンの協力で男に変装し、母に会いにいけた。ところがそこにマーティンも来ていた。
彼は刑事になりすまし、母が目が見えないことをいいことに、DV夫から娘さんを守る
ために、といって母から娘の居所を突き止めることに成功した。

そして銃を手に、ローラの家に忍び込む。どこに隠れているのか、何も知らないローラが
帰宅、マーティンの間の手が忍び寄る。そのとき送ってきたベンがローラの様子が
おかしかったのでも一度ドアをノックして入ってくるが、マーティンにノックアウトされて
しまう。そして銃はローラに向けられる。ローラとマーティンがもみ合いになり、ローラは
股間に一発蹴りを入れる。悶絶し銃を手放してしまうマーティン。銃を拾ったローラは
マーティンに銃をむけつつ、警察に電話、「今、強盗が入ってきたので撃ち殺しました。」
と言っておいて、マーティンに3発食らわす。
しかししぶといマーティンは、絶命したと思われたが、最後の力を振り絞って落ちていた
銃を拾い上げ、ローラを捕まえ、引き金を引くが、弾が切れていた。そして彼は絶命。
たぶんローラとベンは、幸せな暮らしを手に入れることになったのだろう。

水泳を鍛えたって、あんな荒海を海岸まで泳ぎきれるかな、ライフジャケットもなしで。
最後に3発食らって死んでしまうDV夫も、なんかあっさりやられすぎだし、ベンも
やられっぱなしで出番がない。お手軽サスペンスだなあ。
「w/ダブル」を創った監督の作品とも思えない。
ジュリアファンでサスペンスを観たいのならパクラ監督の「ペリカン文書」(93)を
お勧め。映画のタイプが全然違うので出来を比べちゃいけないのかもしれないが、
デンゼル・ワシントンも好演していて、長い映画だけどお勧めです。
尚、この映画の詳しい情報は

こちら
まで。
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by jazzyoba0083 | 2007-10-08 22:20 | 洋画=あ行 | Trackback | Comments(0)