ドミノ DOMINO

●「ドミノ DOMINO」
2005 アメリカ/フランス Domino 17521 Inc.,Scott Free Production,127min.
監督:トニー・スコット
出演:キーラ・ナイトレイ、ミッキー・ローク、エドガー・ラミレス、リズワン・アバシ他
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もともと実話モノが好きだし、監督と主演女優の名前にも惹かれて、鑑賞。
トニー・スコットの描き方といえばそれまでだが、ホントにこれ実話かよ、と思いたくなる
残念な出来だった。大銃撃戦とか、ヘリの墜落とか実際には無かったんじゃないか、と
思わせた時点で、もうダメだな。 これはトニーの罪ではないが日本では馴染みのない
「保釈被告人の確保」という賞金稼ぎがよく判らない上に、人物配置もよく判らないから
観終わっても、印象に残らない。
作品全体がヒップホップしているようで、実話の持つ真摯な事実の重さが伝わらない。
最近流行の画面全体がイエローに染まったような画像も、こうなると
鬱陶しいとしか思えない。せっかくナイトレイと、復活著しく、いい枯れ方をしてきた
ミッキー・ローク、いい味出す脇役、クリストファー・ウォーケンの出演が残念だ。
時間も長すぎる。何度止めようと思ったけど、原則一度観始めた映画は、途中で止めない
主義なので、これが苦痛だった。後日観たトニー・スコットの「クリムゾン・タイド」が
娯楽作として楽しめたのに比べ、同じ監督の作品は思えない、落差。
トニーは何をしようとしたのだろうか。誰かも書いていたが、ドミノを「堕天使」として
描こうとしたのか、東洋系のFBIプロファイラーの尋問を受けながら、自分の生涯を
語り始めるドミノ。これをカットバックしながら話は進む。

⇒名優ローレンス・ハーヴェイの娘としてロンドンに生まれ、何不自由ない恵まれた生活を
享受するドミノ。しかし、父はドミノが幼いときに亡くなり、母は再婚相手探しに夢中。
上流階級の生活に、空虚さばかりを感じてしまうドミノだった。
やがて15歳となり美しく成長したドミノはトップ・モデルとして活躍する。しかし彼女の
心が満たされることはなかった。母の都合でハリウッドに引越し、ビバリーヒルズ高校に
通うが、まともに勉強などするはずもない。大学進学後も荒れた生活が続く。
そんなある日、新聞で“バウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)募集”の文字を目にした彼女は、
自分が求めていた何かがそこにあると確信するのだった。 ←(by allcinema)
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ボスのエド・モズビー(ミッキー)やチョコ(エドガー)らと組み、危ない仕事をこなしていく。
彼女の精神の一部はもう死んでいるかのような荒廃ぶりだ。
「プライドと偏見」のナイトレイが好きな人は観ないほうがいいかも。

⇒なお、奇しくも本作の完成と相前後して、35歳になるドミノ本人が自宅の浴槽で不慮の死を
遂げるという訃報が伝えられ、関係者や映画ファンを驚かせた。←(by allcinema)
尚この映画の詳しい情報は

こちら
まで。
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Tracked from ☆彡映画鑑賞日記☆彡 at 2007-12-17 22:57
タイトル : ドミノ
 逃亡犯や仮釈放中の犯罪者の身柄を拘束するバウンティ・ハンター。  賞金稼ぎって訳されていたので、もっと別なモノを想像していたのですが。。。  保釈金保障人と組んで仕事をする人たちの事を指すようです。  そんなバウンティ・ハンターは、当然犯罪者を相手に....... more
by jazzyoba0083 | 2007-12-13 22:45 | 洋画=た行 | Trackback(1) | Comments(0)