真実の行方 Primal Fear

●「真実の行方 Primal Fear」
1996 アメリカ Pramount Pictures 131min.
監督:グレゴリー・ホブリット
出演:リチャード・ギア、ローラ・リニー、ジョン・マホーニー、エリザベス・マクドーマンド
    エドワード・ノートン

      <1996年度ゴールデングローブ 助演男優賞受賞作品>
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ちょいとタルい感じもないではないが、全般的に良くできた法廷映画だったと思う。
全体を締めてたのが、数々の賞にノミネートされ受賞したエドワード・ノートンの怪物ぶり。
気味悪いくらいだ。

ヤメ検弁護士のマーティン・ベイル(ギア)は、金のためには何でも引き受けるいやな
弁護士と思われている(が、実はそうではない)。ある日、シカゴの大司教がナイフで
惨殺される、という事件が起き、現場から逃走したアーロン(ノートン)という若い男が
大追跡劇の末、逮捕された。
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話題性から、アーロンの弁護を無償で引き受けたマーティンだが、アーロンは自分は
やっておらず、現場にもう一人別の人間がいた、断じて僕は犯人はない、と主張していた。
担当する検察官は、かつての同僚であり恋人であるジャネット。法廷では、ベイルは
苦戦を強いられていた。
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しかし、やがて大司教と判事ショーネーシーが、町の再開発に絡み、金のやりとりで
汚い動きがあったことやら、アーロンは、大司教に拾われた貧しい青年であったが、大司教の
歪んだ性の餌食になっていたことなどが判って来た。

一方、アーロンの精神鑑定をしていたマーティンの友人で精神科医モーリーから
彼が二重人格であることが告げられた。事実、マーティンも彼から聴取している最中に
ロイという別人格が現れる場面に出くわしていた。
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そこでマーティンは一計を案じ、被告人質問で、ジャネット検事にきつく質問させ、
ロイを出現させようとしたのだ。

そしてマーティンの望みどおり、ジャネットはアーロンを追い詰めるのだった。たじたじになる
アーロンは、やがて変貌し凶暴なロイとなり、ジャネットの首を絞めにかかった。
あわてた廷吏に取り押さえられるアーロン。裁判長は、検事と弁護士に審理の中止を
斡旋する。はっきり二重人格と判明した今、心神喪失は罪を問えないのだ。
二人は裁判の取り止めを決め、陪審員団は解散しアーロンは病院に送られることになった。

裁判所の留置場でマーティンに礼をいうアーロン。しかし、あることをきっかけに
アーロンが隠していた重大な秘密が暴かれるのだった・・・。
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タイトルどおり、真実の行方は、間違ったほうに行ってしまった。マスコミが殺到する正面玄関
を避けて裏口から裁判所を後にしたマーティンの表情は暗かった・・・。
このラストの大どんでん返しが良かったな。まったく想像できない展開ではないのだが、
エドワード・ノートンの憎憎しいニタリとした笑顔が、決まっていて良かった。
ギアは、甘くていやだという人もいるが、今回この映画に関して言えば、はまり役であった
ように感じた。
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by jazzyoba0083 | 2007-12-30 22:30 | 洋画=さ行 | Trackback | Comments(0)