ジャケット The Jacket

●「ジャケット The Jacket」
2005 アメリカ Mandalay Pictures 103min.
監督:ジョン・メイバリー 製作:ジョージ・クルーニー、スティーヴン・ソダーバーグ他
音楽:ブラアン・イーノ
出演:エイドリアン・ブロディ、キーラ・ナイトレイ、クリス・クリストファーソン他
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これは、サイコか?サスペンスか?SFか?最初のほうは話が見えてこず、いささか
たるかったけど、後半、筋が読めてくるにしたがい、目が離せなくなる。
いわゆるタイムパラドックスものであることに気がつくのに時間がかかるのだ。
ややこしい映画を嫌う向きにはいささか退屈かもしれない。
ラストも、この先どうなるの?という気分で、「それは観る方次第でね」ということなのだろう。
一度観ると忘れられないウマヅラの、「戦場のピアニスト」のアカデミー俳優、エイドリアン・
ブロディと、二つの人格を演じていたキーラ・ナイトレイは良かった。特に不良の時の
キーラは、メイクもあってとても怖かった。

1992イラク湾岸戦争で、頭にs重傷を負ったジャック(ブロディ)は、記憶障害という後遺症に
悩んでいた。故郷ヴァーモントへ道を歩いているとクルマのトラブルで立ち往生している母と幼い娘に出合った。母は酔いつぶれているようだった。クルマを直してやったものの、娘に近づくな、と毒づかれて、娘に自分の認識票をプレゼントして、去るジャック。

次にヒッチハイクした若い危なそうなあんちゃんが運転するセダンが、あまりにものろのろだ
というので、パトカーに止められる。しかし、あんちゃんは突然、クルマに近づいてきた警官を
射殺、雪で転倒し気絶したジャックの手元に銃を捨てて、逃亡していった。

警官殺しで逮捕されたジャックだが、身に覚えが無い。裁判で有罪になってしまったが、
精神病院に強制入院させられる。そこでは、ベッカー医師らにより禁じられた治療が、
行われていた。それは、暴れたりすると、拘束着(ジャケット)を着せて、モルグにあるような
蚕だな風の個人用冷蔵庫みたいな箱に閉じ込めておくというものだ。ベッカーらは体内回帰
による治療だ、というがほかの患者は悪化して死んでいるのだ。

しかし、この箱の中に入ると、ジャックの身に変化が起きる。2007年にタイムスリップするのだ。クリスマスイブ、そこで彼は、レストランで働くジャッキーと出会う。すさんだ生活をしている雰囲気のジャッキーだったが、ジャックが行くところがないというと、自分の家に泊まれという。
ジャッキーが風呂に入っている間に、彼は自分の認識票が飾ってあることに気がつく。
そのことを彼女に尋ねても、覚えてないという。「ほら、小さい頃、母さんが道端で気分が
悪くなり、車を治してあげて、認識票をあげたじゃない」。
そういうがそんな記憶はない、という。お母さんはどうした?というと「タバコの火が原因の
火事で亡くなった」という。ジャック・スタークスは1993年1月1日に病院で死んだのよ!と驚愕の事実を突きつけられる。

そして意識はまた1993年に戻る。ジャックは自分が何故死んだのか、その謎を探し始める。
結局ジャックは、過去と現在を行ったりきたりしながら、ジャッキーの未来を救う行動に出る。
それは、過去のジャッキーの母親に会い、手紙を書き、2007年には、あなたはタバコの火事
で死に、娘も惨めな生活をしている、というものだった。それを読んだ母は・・

そして、1992年12月31日、ジャックは氷った道路で転倒、頭を激しく打って気が遠のく。
死ぬといわれていたはこのことか、と思いつつ、当時のジャッキーに「俺を病院の箱の中に
入れてくれ」と頼む。何とかして箱に入れたジャッキーは2007年に戻ってきた。

レストランの前、現れたのはジャッキーだった。後頭部から血を流しているジャックを見つけ
「私は病院に勤めてるの、行きましょう」とクルマに乗せる。そして携帯で母親と話しているの
だった。そう、未来は変わったのだ(と思う)。その後、ジャックは過去に戻らなくなったのかな。

コアな部分は理解できるのだが、細かいところがよく判らなかったりする。ジャックが過去の
思い出がフラッシュバックするところはパカパカして目がチカチカする。
プロデューサーを観れば、野心的な作品だとはわかるが、映画館でヒットする映画じゃあない
だろうな。
尚この映画の詳しいストーリーは
こちらまで。いつものallcimemaじゃありません。
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Tracked from ☆彡映画鑑賞日記☆彡 at 2008-01-31 22:08
タイトル : ジャケット
 『闇の先、君がいた 1992-2007 着ると運命が見える。』  5/20公開のコチラの「ジャケット」は、「オーシャンズ11」や「シリアナ」、「グッドナイト&グッドラック」のスティーヴン・ソダーバーグ&ジョージ・クルーニーのセクション・エイト製作です。  PG-12の映....... more
by jazzyoba0083 | 2008-01-22 22:45 | 洋画=さ行 | Trackback(1) | Comments(0)