G.I.ジェーン G.I.Jane

●「G.I.ジェーン G.I.Jane」
1997 アメリカ Caravan Pictures,126min.
監督:リドリー・スコット
出演:デミ・ムーア、ヴィゴ・モーテンセン、アン・バンクロフト、スコット・ウィルソン他
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デミ・ムーア、やっちゃったなあ、って思った人、多いんじゃないかな。この映画、封切った
頃はあの丸坊主が結構評判で、観にいこうかな、と思ったけど今日まで来てしまった。
なんで、デミはラジー賞が多いんだろう。確かに名優では無い気はするが・・・。

この映画でも、結局何が言いたいのか良く判らないんだな。性差別に対する一つの回答を
出そうとしたのか、女でも男と張り合って生きていける、その勇気を描こうとしたのか。
上院議員(アン・バンクロフト=名演技)が基地縮小と自分の票取りのため、デミ扮する
情報分析担当大尉、ジョーダン・オニールに白羽の矢を立て、海兵隊の中でも特に厳しい
訓練で知られる「SEAL」に入れる。彼女は良くやるだろうけど、結局男の厳しい世界で
挫折、議員はそれを、海軍の閉鎖性をPRする材料にしようとしたのだ。

しかし、オニール大尉は、鬼のウィルゲイル曹長=マスター・チーフ(ヴィゴ・モーテンセン)の
シゴキに耐え抜き、自ら男と同条件の訓練を志望し、頭を丸刈りにし、身体を密かにムキムキ
に改造し、班長までになったのだった。世間にも注目されるようになってきた。
男しかいない仲間だったが最初は、足を引っ張る存在でうざったいと思っていたが次第に
彼女の実力を認めるようになる。

計画が失敗した議員は、休みの日に仲間の女性大尉と海岸で遊んでいるところを密かに
写真に撮られ、これを「同性愛」として新聞に売り込まれたのだ。
結局、女であることを乗り越えられなかったオニールは、SEALから脱退するのだった。

しかし、彼氏である海軍情報将校に、あの写真の一件は、議員の仕掛けたことだ、と聞かされ
激怒、国会に乗り込み、私をSEALに戻さないと、みんなばらすわよ、脅す。
そしてまた彼女は仲間の待つ海兵隊に帰ってきたのだ。
彼らは遂に最終試験に臨む。そこではリンチもどきの訓練が行われたが、決して負けない
オニールは、マスターチーフと取っ組み合いの殴り合いをしてしまうのだった。

最後の仕上げに地中海で行われた試験。潜水艦で移動中、リビアに落ちた衛星を回収する
部隊を救出しなければならない事態が発生した。
敵が押し寄せる中で、マスターチーフは撃たれてしまうが、オニールたちは、冷静に判断し、
衛星回収班を救出し、マスターチーフも救助したのだった。
そして、卒業。仲間の男たちは「オニール、お前とならどこへでも行くぜ」と言わしめるように
なったのだった。

厳しいが最初からオニールに偏見無く接していたマスターチーフ、次第に心を解いて行く
男たち。そして実践でのオニールの成長と。でも女は決して男にはなれないんだよね。
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ジェンダーをみずから海兵隊に乗り込んで旧態依然の軍隊の処遇を解決する話しだと
思ったら、そうではなかった。
オニールはムキムキになって、SEALになって、どうするのだろう。後から続ける女性が
どの位いるというのか。あんな鉄人女はそこらにはいまい。それと後半の戦争シーンは
ますます焦点をぼかしてしまったと感じた。デミはよくムキムキに鍛えましたがね。
尚この映画の詳しい情報は

こちら
まで。
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by jazzyoba0083 | 2008-01-23 23:30 | 洋画=さ行 | Trackback | Comments(0)