シー・デビル She-Devil

●「シー・デビル She-Devil」
1989 アメリカ Orion Pictures 99min.
監督・製作:スーザン・シーデルマン
出演:メリル・ストリープ、ロザンヌ・バー、エド・ベグリー・Jr、リンダ・ハント他
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WOWOWのメリル・ストリープ特集の1つ。アカデミーにノミネートされること14回、
82年には「ソフィーの選択」で主演女優賞を獲得、昨年も「プラダを着た悪魔」で主演女優賞に
ノミネートされていました。まもなく「大いなる陰謀」が封切られる。きっと観にいくでしょう。
当作品は、若くも無く、熟成されるまでやや時間がある微妙な時期のもので、コミックのような
作品。私が今まで観てきたメリルの作品の中では異色だ。メリルが出てなければ、たぶん
観ていなかった映画。

ブスのミセスが、ダンナを寝取った流行作家とダンナに復讐していく話しだが、乾いた笑いが
出ない、観終わって、ああスッキリしたとならない。私と同い年のロザンヌ・バーというブス女性が、応援してあげたい、と思えないんだなあ。ほんとにブスで悪魔顔だからさ、リアルすぎる。
スケコマシの美男がなんでこんなブスと結婚して子供が二人もいるのか良く判らんし。

たぶんハーレークインみたいな小説を書き、金持ちになり、海辺の豪邸にボーイフレンドと
住んでいるメリー・フィッシャー(メリル)は、あるパーティーでルース(ロザンヌ・バー)に
ワインをかけられてしまう。一緒に来ていたルースの夫で会計士のボブ・パチェットにお互いが一目惚れ。ボブはメリーに取り入り個人会計士の契約も取り付ける。

家庭をないがしろにして、浮気三昧のダンナに、復讐を誓うルース。ボブの財産1~4までを
メモし、家をガスとか電気とかをめちゃくちゃにして爆発させて、家出。子供をメリーの家に
届けて、自分はメリーのお母さんが入っている養老院に看護士として入り、お母さんが
元気になってメリーの家に戻るように仕組む。安定剤でなく、活力剤を投与してしまうのだから
老人みんな元気になってサッカーチームを作ったりする
元気になったお母さんはメリーの家に戻り、しっかり居座り、取材に来た雑誌のインタビューに
メリーの若い頃の話(やりたい放題のヤンキーで16歳で妊娠した、とか)を、ぶちまけたり
していた。

一人になったルースは、メリーの母親が出て行った養老院をワザとクビになり、そこで22年
働いていた老看護士フーパー(リンダ・ハント)と院を一緒に出て行ってしまう。ルースは
フーパーが22年間貯めた5万5000ドルを元手に、人材派遣会社を興し、ダメだと思っている女性を励まし、誰でもいいところはある、といって長所を引き出し採用し、会社に派遣して行った。
これが成功、会社は大きくなり、ルースは女実業家として頭角を現していった。
そうしたなかでもダンナに対する復讐は続いていた。

会社にお色気満点の女性を送り込み、顧客の口座に勝手に金を振り込んで詐欺容疑を
でっち上げ、警察に垂れ込む。このため、ダンナは逮捕、刑務所に送り込まれる運命に。
一方、メリーは、新作が全く売れずに、ボブとの関係を清算、新しい作風で本を出版したところ
これがヒットし、また流行作家に戻っていった。

全てを失ったボブと、実業家として成功したルース。まともな?作家に生まれ変わったメリー。
最後は、ルースと派遣の一団が「I will suvive」が流れる中、タイムズスクエアを行進して
幕。メリルの演技以外に見るところのあまりない映画だと思った次第。
尚この映画の詳しい情報は

こちら
まで。
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by jazzyoba0083 | 2008-02-09 23:00 | 洋画=さ行 | Trackback | Comments(0)