スターリングラード Enemy At The Gate

●「スターリングラード Enemy At The Gate」
2000 アメリカ、ドイツ、イギリス、アイルランド 132min.
監督・製作・脚本:ジャン=ジャック・アノー
出演:ジュード・ロウ、ジョセフ・ファインズ、レイチェル・ワイズ、エド・ハリス他
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邦題にだまされて今日まで観ずじまいの映画でした。スターリング攻防戦を描いた
戦記ものかと思っていた。全然違いましたね。実在の人物をスターリングラード攻防戦を
背景に描いたものでした。
脚本がよく出来ていて、ストーリーとしては楽しめるものでした。しかし、これは反戦映画
でもないし、思想性を感じるものではないですね。戦争娯楽映画でしょう。
スナイパー同士の駆け引きや、恋愛事情を楽しめばいいんでしょう。

ジュード・ロウもよかったですが、エド・ハリスが締めていましたね。レイチェル・ワイズは
皆さんが言うほど美形ではないと感じましたが・・・。
冒頭の先頭シーンは、なかなか迫力があっていいと思いました。戦闘機や爆撃機の
シーンが、引きの画として、動きの大きい画としてメリハリを付けていて効果的に感じ
ました。ロシア・赤軍が、突撃したものの、押されて退却してきた味方を機関銃で射殺
してしまうところは、ボルシェヴィキの正体を見たようで、ぞっとしました。
ここだけかな、戦争の悲惨さを感じたのは。子供が吊るされたのはナチの悪行というより
エド・ハリス演じたスナイパーの非人間的な面を見るべきでしょう。

ウラルのオオカミ猟師の家系に育ったヴァシリは、ロシア対ナチの最大の攻防戦戦場で
あるスターリングラードに送り込まれた。そこでは、圧倒的なドイツ軍の前に累々と
屍を重ねてくのみの赤軍の姿があった。
この戦闘の中でダニロフという将校と知り合い、彼は、そのときにヴァシリが見せた
見事なスナイパー振りを、新聞に書きたて、ロシア軍の士気を高めようとした。
将校だけを狙うその作戦は当たり、またヴァシリも次々とその優秀なスナイパー振りを
発揮したためドイツ軍は脅威に感じ、ヴァシリを倒すために、こちらも優秀なスナイパー
であるケーニッヒ少佐(エド)を、戦場に派遣した。

戦争の中で、ヴァシリは、ターニャ(レイチェル)という女性兵士と知り合う。惹かれる
二人だが、実はダニロフも、彼女のことが好きになっていた。
一生懸命後方の通信や通訳などへ異動させようとするが、彼女は頑として前線から
離れようとしない。

サーシャ少年は結局、ヴァシリ側についてケーニッヒをだましたのですね。彼なりの
戦争を戦っていたのでしょう。最後が悲劇的でした。
ダニロフの死に方も、納得。ターニャが実は生きていたのはお約束。

ヴァシリが、工場の中で、銃を遠くに飛ばされて、小さい遮蔽物に隠れているところに
ターニャがやってきて、ガラスをヴァシリに渡し、これで、ケーニッヒの目に太陽を
入れて、目くらましし、銃を拾って速射。ケーニッヒの手に傷を負わせたシーンが
一番息を飲みました。
長い映画でしたが、エピソードも適度で、飽きることは無かったですが、ダニロフが
自分が好きなターニャをヴァシリも好きなことを知り、新聞にヴァシリの悪口を
書かせるところなどは、後の発展がなく、詰めが甘いと感じました。
尚この映画詳しい情報は

こちら
まで。
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Tracked from ☆彡映画鑑賞日記☆彡 at 2008-10-01 20:33
タイトル : スターリングラード
 コチラの「スターリングラード」は、第二次世界大戦で257人もの敵兵を狙撃した戦時下における英雄である実在したソビエトの狙撃兵ヴァシリ・ザイツェフを描いた戦争映画です。主演は、ジュード・ロウ。いやぁ〜やっぱりステキですねぇ〜(ノ´∀`*) それにエド・ハリスが...... more
by jazzyoba0083 | 2008-03-08 20:30 | 洋画=さ行 | Trackback(1) | Comments(0)