シャーロット・グレイ Charlotte Gray

●「シャーロット・グレイ Charlotte Gray」
2001 イギリス・フランス・ドイツ Universal Pictures,FilmFour 121min.
監督:ジリアン・アームストロング
出演:ケイト・ブランシェット、ビリー・クラダップ、マイケル・ガンボン他
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今を時めくイギリス人女優ケイト・ブランシェットの2001年の戦争ラブロマンス。
原作はセバスチャン・フォークスのベストセラー。

『1943年、第2次大戦下。看護婦のシャーロット(ケイト)は、ロンドンに向かう列車の中で
役人のリチャードに声を掛けられパーティに誘われる。出席したパーティでシャーロットは
英空軍のパイロット、ピーターと知り合い、たちまち恋に落ちる。また、リチャードから堪能な
フランス語の能力を活かして、ナチス占領下のフランスでレジスタンス運動に参加するよう
持ちかけられたシャーロットは正義感からこれを引き受ける。
数週間後、ピーターがフランスで消息不明となると、シャーロットは危険を顧みず諜報員と
して南フランスのレジニャックへ降り立つのだったが…。』(allcinema)

落下傘で降りたのだが手引きをしたのが、共産主義のレジスタンス、ジュリアン(クラダップ)
の勢力。オヤジさんのルベードと同じレジスタンス仲間の子ども二人もいた。
シャーロットはドミニクという変名を使って、ジュリアンの家のメイドということで連絡員と
して働きながら、恋人の消息も探っていた。

しかし、恋人は墜落したときに亡くなったと聞かされた。やがてナチの部隊が村に駐屯する
ようになり、ユダヤ人狩りが始まった。学校の教師は、ナチの走狗となり、美しいシャーロット
に近づき、家に隠れているユダヤ人の子どものことを知られたくなかったら、言うことを聞け
と迫る。そんな中でシャーロットの帰国が決まる。しかし、シャーロットはジュリアンの薦めも
断わり、村に残ることにする。このままでは帰れないと。

だが、ナチはジュリアンの家に来て、オヤジさんのルベードを祖先がユダヤ人だ、と言って
連行していった。預かっていた二人の子どもは田舎のおばさんの家に屋根裏に隠したが、
そこにもナチの手は迫り、二人の子どもも連行されてしまう。
同行してきた例の教師がジュリアンに対し、子どもを連れて行くか、オヤジを連れて行くか
どちらかだ、と迫る。苦悩の選択の末、オヤジは祖父がユダヤ系だと告白したのだった。

列車で連行されるルベードと二人の子どもに、本当は既に殺されている子どもの両親に
成り代わり手紙を書き、列車に届けた。いずれにせよ、ホロコーストの犠牲になってしまう
子どもたちへの少しでもの希望だった。

そして戦争が終わりかけのころロンドンに戻ったシャーロットは、思いがけずに死んだはずの
ピーターからの手紙を受け取る。彼は生きていて帰国していたのだ。
二人は会い、ピーターは昔のような二人に戻りたい、というが、戦争を体験してしまった
シャーロットは、前のような普通の女性では無くなっていたのだ。自我に目覚めた、というか
本当の自分を見出した、というか。そしてその後、彼女はフランスに再び渡り、ジュリアンの
元に行くのであった・・・。

良くあるお話しで、破綻はないが面白みにも欠ける。レジスタンスとしての動きが従で、ラブ
ストーリーというかシャーロットの人生が主であるので、ダイナミズムにも欠ける。
ケイトも、ガンボンもいい演技だが。フランスの田舎の光景は美しい。蒸気機関車の走る
空撮も美しい。何より、フランス語が堪能でフランスに着たのに、みんな英語を喋るので
違和感がある。ドイツ兵はドイツ語を喋っているんだから、フランスではフランス語のお芝居
として欲しかったなあ。
この映画の詳しい情報は

こちら
まで。
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by jazzyoba0083 | 2008-05-10 23:15 | 洋画=さ行 | Trackback | Comments(0)