ディ・アフター・トゥモロウ The day after tomorrow

●「デイ・アフター・トゥモロウ The day after tomorrow」
2004 アメリカ 20th Century Fox Films Co.,124min.
監督:ローランド・エメリッヒ(原案・脚本も)
出演:デニス・クエイド、アレック・ギレンホール、イアン・ホルム、エミー・ロッサム他
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もう3度目の鑑賞になるが、この前観た「不都合な真実」と、なんと符号の合うことか。
ということは、この映画の世界は、決して絵空事でない、ということが今更判り、慄然と
せざるを得なかった。

ということは、原案・脚本・監督を担当したエメリッヒの研究の凄さに敬服するばかりだ。
「インディペンデンス・デイ」は、割と荒唐無稽な部分を感じたが、これは洒落にならない。
「不都合な真実」をベースにフィクションを作るとこうなる、ということか。

二酸化炭素の大量排出による地球温暖化は、大気や海流のバランスを急激に悪化させ、
地球各地に異常気象が続出していた。(日本の新橋駅前とおぼしき場所にソフトボール大の
雹が降るシーンも)
南極の氷河をボウリングして二酸化炭素の増加の様子を研究している古代気象学者
ジャック・ホール教授(デニス)は、国連やアメリカの議会で、二酸化炭素の低減と
スーパーストームに備えることを薦める。
しかし、副大統領を筆頭とする経済優先主義者たちは、聞く耳を持たない。(「不都合な
真実」と重なる)。そのうちに大西洋に超弩級のハリケーンが3つ発生、そのほかの大陸にも
大きな嵐が遅い、過ぎた後は急激に冷えて、氷河期のようになっていった。
現実にカトリーナが襲う前の話で、恐れ入る。
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ニュー・ヨークにも大津波が襲い、多くのビルが水没、また凍りついた。こうした混乱の
中で、たまたまNYに高校生対抗のクイズ大会に出席していたジャックの長男サムが
国立図書館に閉じ込められた。
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これを知ったジャックは、完全防寒着で、NYを目指して歩き始めた。途中で仲間を
失ったり、国立図書館に非難したサムのガールフレンドが敗血症に罹り、近くに来た
大型船にワクチンを決死の覚悟で取りに行こうとして、動物園から逃げた狼に囲まれたり、
ハラハラドキドキの連続。
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そしてジャックはついに図書館に到達、メキシコシティーに仮の政府を置いたアメリカは
超短期の氷河期から脱して、復興の道に進むのであった。
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映画は取りあえずハッピーエンドだったが、現実はこうはいかない。今でも二酸化炭素は
増え続け、北極の氷は溶け続け、水面は上昇していくのである。
この映画が撮られたころに比べて私たちがすぐにしなければならないことは多くある。
娯楽映画として面白いのだが、残すものはとても、重いのだ。
この映画の詳しい情報は

こちら
まで。
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Tracked from 映画を観るなら at 2010-12-19 23:52
タイトル : 映画を観るなら インデペンデンス・デイ
大な敵が宇宙からやってきて地球を征服しようとしてきた。地球はほぼ壊滅状態になっちゃったけど生き残りの人類が一致団結して敵を倒して一件落着。話の中身を言ってしまうと身も蓋もないんだけど、王道ストーリーが好きな私から見ると最高の映画だった。旋回能力が全て.. ... more
by jazzyoba0083 | 2008-05-17 23:19 | 洋画=た行 | Trackback(1) | Comments(0)