D・O・A

●「D・O・A」
1988 アメリカ Bigelow Productions,Touchstone Pictures,98min.
監督:ロッキー・モートン
出演:デニス・クエイド、メグ・ライアン、シャーロット・ランプリング、ダニエル・スターン他
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出演者に釣られて観たけど、つじつまが合わないと感じるところもあったり、最後に
主人公は助かったのか、いや助からなかったんだろうな、タイトルがタイトルだから。
それに、メグ・ライアンがメグ・ライアンである必要があまり感じられなかった。
D・O・A とはDead On Arrival (到着時死亡)という救急・警察用語です。
病院に搬送されてきた時には既に死亡していた、ということですな。

クリスマスの夜、雨の中を1人の男(コーネル教授=デニス・クエイド)が警察署へ入って
来た。背中にナイフでも刺さっているかのような瀕死の雰囲気、これではDOAとは
いえないな。自分は毒を盛られた、と告白を始める。これがラストと繋がるのだが・・・。
モノクロでスタートし期待が膨らむが・・・。

画面がカラーに切り替わる。コーネル教授の講義。終わるとシドニー・フラー(メグ・ライアン)
が駆け寄ってきて、コーネル教授の本にサインを求める。初々しいメグ。
その後で、ニック・ラング(ロブ・ネッパー)という神経症っぽい学生が来て「前に渡した小説の
感想を聞かせて欲しい」と言ってきた。食い下がるニックに、コーネル教授は理由をつけて
断ってしまった。ニックは怒りながら教室を出て行く。

研究室に戻ったコーネル教授は、ニックの小説を読まずに、適当に”A”と書いて、机の横に
放置しておいた。コーネル教授の下には、ハルとグラハムという2人の准教授がいた。
コーネル教授は、ハルに教授に決ったことを告げる。狂喜するハル。

ある日、小説を読んでくれとコーネルに頼んだ学生ニックがコーネルの目の前で大学の屋上
から墜落死した。不気味に感じたコーネル教授は、こうなったら読んでやるか、と原稿を取り
出し一読する。

一方妻との間が冷めているコーネル、家へ帰った妻のゲイルにクリスマスプレゼントとして
観覧車のおもちゃをプレゼント。ゲイルからは、離婚届が手渡された。ゲイルは「本を書かなく
なった4年前に私たちは終っているの。せっかくの才能と私を投げ出した。離婚届にサインして」と言い残し、去っていく。

ある美術館の除幕式に、コーネル教授が出席。フィッツワーリング夫人(シャーロット・
ランプリング)があいさつをします。シャーロット・ランプリングの目つきはいつ見ても不気味
ですねえ。

ある夜コーネル教授はバーへ行くとカウンターの隣りにいた女性と親しくなる。すると突然、
男が来て女性を連れ去っていく。女性はクッキーといい、フィッツワーリング夫人の娘だった。
拉致した男は、夫人の運転手だった。バーナードはクッキーのお目付役だったのだ。

クッキーが去った後で、シドニーが隣にやってきた。したたかに飲んだ2人。コーネル教授が
目を覚ますと、女子寮のシドニーの部屋にいた。(どうやっていれたんだろ?)コーネル教授は
ビックリするが平然としているシドニー。窓からなんとか抜け出ていく。

ある日准教授のグラハムと研究室で酒を飲んでいたら、コーネル教授は気分が悪くなる。
病院で採血すると猛毒塩化ラジウムが検出された。体内を回っていて解毒剤も効かない、と
看護師。あと24時間、長くて48時間の命だと、告げられる。

混乱したまま家へ帰ると、妻のゲイルが何者かに襲われて、血だらけで倒れていた。
コーネル教授は助けようとするが、気絶。我に帰った教授は力をふりしぼりシドニーのところへ。シドニーと離れないように、2人の手を瞬間接着剤でくっ付けて(そんなことできるのかよ)、
手を握って犯人を探し出そうとする。

「犯人は被害者の葬式に現れる」と、2人は自殺したニックの葬式へ向う。フィッツワーリング
夫人の娘クッキーが、葬式の挨拶の途中で外へ出て行く。2人がクッキーを追いかけて舞台
の裏側へ行くと、何者かがクギ打ち銃を撃ってきた。2人は辛くも脱出。接着剤でつながれた
手が離れ(当然赤むけだわな)、コーネル教授は、自分が毒の入ったものを飲んだとすれば
どこであったか、推察する。そうすると、准教授のグラハムと自殺したニックについて話して
いるときであったことに気がつく。
グラハムのところに向かうコーネル教授。彼を捉えて詰問すると、研究室のゴミ箱にあった
ニックの小説を読んだところ素晴らしい作品であることが判った。これを自分の名前で
出版することを目論み、ニックを屋上から突き落として殺し、コーネルに毒を盛ったのだった。

というオチが何だかなあ。最後に犯人を突き止めたコーネルだったが、助かることは出来な
かったのだろうな。メグ・ライアンの存在は何だったのだろう。妻との相克は何だったのだろう。
いろんな意味で詰めの甘い甘い作品であったな。
この作品の情報は

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by jazzyoba0083 | 2008-06-18 22:40 | 洋画=た行 | Trackback | Comments(0)