氷壁の女 Five days One summer

●「氷壁の女 Five days One summer」
1982 アメリカ warner Bros.Pictures,Cable and Wireless Finance,108min.
監督:フレッド・ジンネマン  原作:ケイ・ボイル
出演:ショーン・コネリー、ベッツィー・ブラントリー、ランベール・ウィルソン他
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いかにも大時代のタイトル。今なら原題のままのほうがよほどかっこいいだろう。
長さの割に中身の薄い映画だいう印象。ジンネマンの遺作となったわけだが、なんだかなあ、
という感じだった。ストーリーも薄ければ、言いたいことも何だか判らない。
アルプルが舞台なのだが、映像が古いので、画面が美しい、というわけでもない。
BS2での鑑賞だが、NHKとしては、いささか外した作品だった。allcinemaは最大級の
称賛を贈っているが、私は全くそうは感じなかった。

ダグラス・メレディス(コネリー)という初老の男性が、若い女性とスイス・アルプスにやってきた。
女性は奥様、と呼ばれているが、実はそうではない。男性には歴とした奥方がおり、若い
女性は姪なのだ。彼女は幼いころから、ダグラスにあこがれ、彼しか男性と認めていない
といういささか変質狂的な女性。ダグラスもこの禁じられた愛を受け入れ、二人は奥様には
秘密でアルプスに遊びに来たのだった。

地元のハンサムなガイドに案内されてアルプスの登山を楽しむ二人だったが、最初の登山で
氷河に落としたダグラスのピッケルを拾おうと亀裂に降りたガイドは、40年前に行方不明に
なっていた村の男の氷漬けの遺体を見つける。急ぎ村に帰り、応援を呼んで帰ってくる。
収容された遺体は、結婚式直前に忽然と花嫁の前から消えてしまった男であった。今や
老婆となった花嫁は今も独身を通していた。変わり果てた浜婿と40年ぶりで対面した女性の
心境や如何に。

さらに登山を続ける二人。かなり高度な登山に出かけたダグラスとガイドは、落石に会い、
ガイドは岩に打たれて滑落して死亡、辛くも村に下山してきたダグラスだったが、彼は
不倫を解消する気でいた。そしてそんな彼の気持ちを察した姪は、この村に残ることに
したのだった。

結局氷の中から発見された男と彼の帰りを信じて独身をとおして待ち続けていた女性と
不倫カップルの愛情の在り方を比較することで観客に何かを感じてもらいたかったのだ
ろうか?腰砕けの映画の感が強いのだが。無駄なシーンも多いし散漫だったな。
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by jazzyoba0083 | 2008-10-01 23:00 | 洋画=は行 | Comments(0)