ドリームズ・カム・トゥルー Akeelah and the bee

●「ドリームズ・カム・トゥルー Akeelah and the bee」
2006 アメリカ Lions Gate,2929 Productions,Starbaks Entertainment 112min.
監督・脚本:ダグ・アッチソン
出演:キキ・パーマー、ローレンス・フィッシュバーン、アンジェラ・バセット他
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アメリカにはスペルを正確に言い当てる「Spelling Bee」」という大会があるという話は
「綴り字のシーズン」でも題材になっていたから知ってはいた。全米にテレビで生中継される
んだよね。

映画にはいろいろなジャンルのものがあるが、こうした誰も悪い人が出てこない、心洗われる
感動作もいいな。判っていてもウルウル来てしまう。しかも気持ちよく。見終わったあとの
爽やかさを味わいたかったらぜひご覧いただきたい。さしずめ文部省特選といった感じで、
家族で観てもいいんじゃないのでしょうか。

ストーリーもとても単純。ロサンゼルスのダウンタウンの冴えない中学の女の子、アキーラ
が、町中の応援を得て、スペリング全国大会で優勝するまでのお話。

アキーラは、他の勉強はだめでもスペリングだけはいつも優秀。そんなアキーラに目をつけた
校長が校内大会に出てみなさい、と勧める。しかし、優勝すればみんなからガリベンと
言われるからいやだとしり込みする。
彼女の家は決して裕福ではなく、6歳の時に父は銃殺されてしまい、働く母と、グレた兄が
いた。そんなアキーラだが、フライトアテンダントを夢見る親友に勧められて校内大会に
出て、優勝、地区大会に出ることになる。そんなアキーラを、校長先生は元UCLA英語
学科長ララビー教授を紹介する。ララビーもアキーラの優秀さを見抜き、自分の家に通わせ
スペリングの勉強を教授する。ララビーは実は娘を病気で失っていて、そのトラウマから
学校に出れないでいたのだ。ララビーの期待に応えて、メキメキと実力を付けていくアキーラ。
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しかし、母親は自分に黙って州大会に出たアキーラを試合中に引き上げさせようとする。
母は娘の才能は知ってはいたが、自分も大学で医者を目指していて挫折した苦い思い出
から、挫折する娘を怖がっていたのだ。
その間、地区大会で知り合った白人の男の子が時間稼ぎをして、話し合いの決着がつくまで
時間稼ぎをするところが愛らしくて良かったね。
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地区大会からは仲良しの男の子も出来たが、ライバルも登場した。彼は去年2位になっていて
年齢的に今年が最後の大会になるため、父親から厳しいレッスンを受けていたのだ。州大会も勝ち抜いたアキーラはついにワシントンDCで開催される全国大会に同じ地区から選ばれた3人と出場を果たす。
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そして、町中の人たちがテレビの前で応援、学校でもテレビの前で全校生徒が応援する中、
全国大会でも勝ち進んでいく。仲良しの男の子はかなりいいところまで進んで失敗。
当然のように、アキーラとライバルの男の子が残った。最終問題に近づいたところで
出た問題に、アキーラはわざと間違える。今年でもう大会に出られない彼に優勝を譲ろうと
考えた。それを見破った彼もわざと間違える。そしてアキーラに「譲られた1位なんていらない」
と言われる。そして残された問題も2人は次々と正解していく。もうライバル同士拍手を
送りながら答え続けていく。テレビの前の町の人々も大喜びだ。そして最終問題も2人とも
正解し、2人同時優勝という結果になった。抱き合って喜ぶアキーラとライバル。
町のちょっとしたチンピラ風のアンちゃんも、ちょっとグレていた兄も熱心に応援していた。
そして、夢は叶えられたのだった。

人間の本質はみんなイイやつって信じたくなるような感動を(ちょっと安っぽいかもしれない)
味あわえせてくれる。アキーラを演じていたキキ・パーマーが頑張っていた。
邦題がダメダメですね。日本では未公開とはいえ、安っぽすぎ。「スペリング・アキーラ」とか
の方が感じがでたんじゃないかな。ドリカムじゃ、音楽グループになっちゃうよ。せっかく
いい映画なんだからね。
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by jazzyoba0083 | 2008-10-30 22:30 | 洋画=た行 | Comments(0)