エア・アメリカ Air America

●「エア・アメリカ Air America」
1990 アメリカ TriStar Pictures,Calorco Pictures,Indie-Prod Co.112min.
監督:ロジャー・スポテスウッド
出演:メル・ギブソン、ロバート・ダウニーJr.、ナンシー・トラヴィス、レイン・スミス他
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ベトナム戦争初期、まだ共産化する前のラオスで、物資の輸送を担うエア・アメリカという
輸送隊(アメリカはその存在を認めていない)の物語。私としては「M★A★S★H」みたいな
感じかな、と思っていたら、活劇+人情ものであり、スケールとしては大分こぶりであり、
物語的にもたいして感動もない。

ロスで交通情報のヘリを操縦するビリー(ダウニー)は、不思議な人物にスカウトされ、
ベトナム戦争下のラオスで物資を輸送する航空部隊エア・アメリカの操縦士にならんか、
と勧誘される。
大型機なんて操縦したことも免許もない、と断るが、免許は無効でとればいい、といわれ、
現状から抜け出したかったこともあり、ラオスの基地に行くことに。
そこで出迎えたのは、ジーン(メル)以下の、全米から集められてきた半端もののパイロット
たち。あらくれだけどチームワークはいいし、友人を助けるという友情もある。

ラオスの集落に食料品を落とし、共産化を阻止する働きを米政府の指揮下でやっている
反面、ラオスで栽培されているケシの花から精製されるヘロインの密輸もラオスの腐敗
将軍のもとで、暗黙のうちに処理され、米軍に横流しされている。
これを本国から査察にきた上院議員。なんとか上手くとりなそうとするが、やがて、エア
アメリカが、麻薬の輸送の手助けをしていると確信、犯人を差し出せ、と迫られる。
こまったエア・アメリカの幹部は、ジーンとビリーに麻薬の入った救援用の小麦粉を
運ばせ、降りてきたところを逮捕しようと計画した。

これを積んで飛びたったビリーとジーンは、策略に気がつき、小麦粉の中から麻薬の袋を
発見、これは空中へ放り出し、、下でラオス軍らが待ち受ける場所から遠くの旧日本軍
滑走路に着陸、前に自分が墜落させた大型輸送機の中にわざと突っ込み姿を隠すことに
成功。ラオス民族派の追手に捕まるが、彼ら民族派がだまされて旧式な銃をつかまされて
いることに気が付き、もっといい武器を仕入れてくるから、と信頼させて、基地に帰りついた。

ビリーは、こちらに来てから、武器をちょろまかして貯めておき、いつかアメリカに帰って
商売をやりたいという夢があった。いよいよこれを積んで売りさばき、ラオスからおさらばする
段になって、親しいボランティアの女性友達から、難民を救ってほしいと頼まれる。
せっかく財を貯めて、輸送機に満載したのに、義侠心から、これらを破棄し、爆破させて
しまい、難民を救ったのだった。
そして、密輸のことも露見することとなり、将軍もアメリカに渡ったが事業に失敗、ジーンも
商売に手をつけたものの失敗、ビリーはヘリのパイロットに戻ったとさ。

思想性があるわけでもなし、ベトナム戦争の裏面史としての活劇、と割り切ってみるのが正解
かも。ギブソンもダウニーJr.も一本調子の演技になっちゃうんでどうしても起伏がないんだ
なあ。
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by jazzyoba0083 | 2008-12-17 22:56 | 洋画=あ行 | Trackback | Comments(0)