Mr.ビーン カンヌで大迷惑!? Mr.Bean's Holiday

●「Mr.ビーン カンヌで大迷惑!? Mr.Bean's Holiday」
2007 アメリカ Universal Pictures,Studio Canal,Working Title Films,89min.
監督:ステーヴ・ベンデラック
出演:ローワン・アトキンソン、エマ・ドゥ・コーヌ、ウィレム・デフォー、カレル・ローデン他
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う~ん、観ておいて言うのは気が引けるけど、この手の笑いはどう理解したらいいんだろうか?テレビで
Mr.ビーンが大はやりだったころも、私はほとんど興味が無かった。だから、今回、ローワン・アトキンソン
という喜劇人を始めてまともに観たことになる。
面白いところがないではないが、変顔のおじさんが、イギリス風のブラックたっぷりのお笑い?を振りまく
というもの、という理解でいいんだよね。この前観た「ワンダとダイヤと優しい奴ら」もイギリスの
モンティ・パイソン系のお笑いが基本だったが、ストーリーがきちんとしている分、映画としてはちゃんと
していた。比べちゃいけないんだろうけど、この映画は日本で言えばドリフの映画みたいなものかね。
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ストーリーは、教会のチャリティの懸賞でカンヌ観光とビデオカメラが当たったMr.ビーンが、映画監督の
息子の誘拐犯と間違えられながら、映画祭でにぎわうカンヌを目指す。その間の珍道中にギャグが
散りばめられている。笑ったのは、映画のロケに紛れ込み、ドイツ兵にさせられたMr.ビーン、足を水平に
あげるナチ式の行進をしているうちに、足が衣装ハンガーに引っかかって足が下りなくなったところ、
最後の映画祭で、上映されている映画が、「巻き戻しの人生」。途中から映写室に乱入したMr.ビーンが
映写機にビデオを繫いでしまい、これが「巻き戻し」状態になり、これが満員の劇場で上映される状態に
なり、それまで退屈だった観客が、やんやの喝さいとなるところくらいかな。
途中から道づれとなる女優志願の女優さん、どう見てもソニンなんだよなあ。

ま、次にMr.ビーンの映画があっても、もう、いいや、って感じでした。私はそうですが、この手の笑いが
ツボな人は、大いに楽しめるんだろうな。
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by jazzyoba0083 | 2009-02-18 22:40 | 洋画=ま行 | Trackback | Comments(0)