2017年 02月 15日 ( 1 )

●「DEMONデーモン Go with Me(Blackway)」
2015 アメリカ Enderby Entertainment,Gotham Group.90min.
監督:ダニエル・アルフレッドソン
出演:アンソニー・ホプキンス、ジュリア・スタイルズ、アレクサンダー・ルドウィグ、レイ・リオッタ他
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<評価:★★★★★☆☆☆☆☆>
<感想>

日本未公開映画を紹介するWOWOWで鑑賞した。
「病んだ田舎町不気味さ」という雰囲気。ホプキンスを始めとして役者は揃っているのに、映画としては
非常に中途半端さを拭いきれないものであった。
単純に言ってしまえば、おじいさんと若者と若い女性が町の極悪ボスをやっつけに行くというお話。

ホプキンス(さすがの演技)演じるレスターは不気味な老人であるが、彼の背景は娘がヤクで亡くなり、
奥さんには逃げられたということや、娘の葬儀の帰りに当時警官だったブラックウェイ(リオッタ。これまた
ベタな名前で!)にあれこれとイビれたこともあるということなどが提示される。
レスターの娘はこのエリアの麻薬を一手に引き受けるローカル組織のボスであるブラックウェイにヤク漬けに
されて殺されたのだ。彼に大きなウラミがあることは分かる。
一方、レストランに勤める若い女性リリアンは、猫を殺され、ストーキングをされ、暴力も振るわれていた。
(ブラックウェイを殺しに出かけるにはちょっと動機が弱いか)
レスターに味方する甥のネイトの3人で山の鉱山の小屋にいるといわれるブラックウェイを探しに出かけた。
山深い、今は廃坑となっている所にブラックウェイはいるのか?高まる緊張感!

なんだけど、ラストは意外とあっさり終わっちゃうんだ。ブラックウェイは彼ら三人を付けてここまで
やってきて先手を打つ。ネイトと殴り合いになり、リリアンも危ない。爺さんはカモ撃ち銃を持って
ブラックウェイを狙うが、もつれあう2人に狙いがつけづらい。そこに爺さんの後ろから、ブラックウェイの
手下がライフルをぶっ放し、爺さんは肩を撃たれてしまう。しかし、負けない爺さんは起き上がり、
リリアンに迫ろうとしているブラックウェイを、ズドンと一発! ボス、即死! 手下も死んで、2人を山の中に
埋めてしまいましたとさ。で? 終わり? ラストの爺さんの顔のアップの意味は?

ホプキンスの笑わない演技はたしかに良いが、レイ・リオッタの極悪非道なボスは迫力不足。
だいたい脚本がアカンのだな。短い映画なので、ホプキンスファンの方はご覧になるといいかも。
この出来では配給会社は手が出ないだろうな。

<IMDb=★5.2>
<Rotten Tomatoes:Tomatometer=-- Audience Score=34%>
<ストーリー>
ハイネケン誘拐の代償」のアンソニー・ホプキンスとダニエル・アルフレッドソン監督が再タッグを組み、
謎の男から執拗に嫌がらせを受ける女性の姿を通してアメリカ地方社会の闇をあぶり出した社会派サスペンス。

母の遺産である一軒家を相続し、故郷の田舎町に戻ってきたリリアン。そこで彼女はブラックウェイと
呼ばれる謎の男から繰り返し嫌がらせを受けるようになるが、保安官や町の人々に相談しても町を去るよう
警告されるばかりだった。そんな中、老男性レスターと彼の親戚である若者ネイトだけがリリアンに味方し、
誰も居場所を知らないというブラックウェイを一緒に探しはじめるが……。

主人公リリアン役を「ジェイソン・ボーン」シリーズのジュリア・スタイルズ、謎の男ブラックウェイ役を
「グッドフェローズ」のレイ・リオッタ、レスター役をホプキンスがそれぞれ演じた。(映画.com)

この映画の詳細はhttp://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=359268こちらまで。

by jazzyoba0083 | 2017-02-15 23:00 | 洋画=た行 | Trackback | Comments(0)