2017年 05月 03日 ( 1 )

●「フィフス・ウェイブ The 5th Wave」
2016 アメリカ Columbia Pictures.112min.
監督:J・ブレイクソン  原作:リック・ヤンシー『フィフス・ウェイブ』
出演:クロエグレースモレッツ、ニック・ロビンソン、ロン・リヴィングストン、リーヴ・シュレイバー他
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<評価:★★★★★☆☆☆☆☆>
<感想>

大昔、テレビ映画で「インベーダー」という宇宙人モノがあった。地球を占領せんと
人間の体を乗っ取って、善人に悪を及ぼす、とうもの。宇宙人である証拠は小指が
曲がらない点。高校のころだったか、30分ものだったけど、結構怖くて、それでも
気になって一生懸命観ていた。

なぜそんな話から始めたか、というと、本作も、所謂エイリアン的な宇宙人は出て
来ないから。人間の体を乗っ取って、お互いを戦わせて、滅ぼし、地球を乗っ取ろうと
いう形式が、前記「インベーダー」とよく似ていたからだ。異形の宇宙人や、スター・
ウォーズばりの空中戦CGで魅せるタイプじゃない宇宙モノは、余程構成に気をつけないと
ならない。原作本があるが、本は想像の世界なので、怖さが映画とは違う形で迫ってくると
いう利点があるが、丸見えの映画では、へなちょこ作品になっちゃう。その心配が現実に
なったのが本作だ。クロエ・グレース・モレッツの健気な活躍が無ければ★4つ位の評価だ。
宇宙モノ空想科学モノ大好きな私としてはシネコンに行こうかと思っていた作品。行かなくて
良かった!ww

クロエもダコタ・ファニングと同様、作品を選ばないと、三流になっちゃう心配があるなあ。

5th waveとは5波に渡る異星人の攻撃を表している。一波は、地球上の電気、電磁的なものを
シャットダウンしまうこと。これはなかなか画になるので、面白かった。クルマも動かず、
スマホやPCなども動かないわけだから。飛行機は落ちちゃうし。お、と思わせておいて
第二波は津波と地震。これ普通。第三波は謎のウイルスを蔓延させちゃうというもの。
第四波では人類に寄生を始める。そして第五波は、人間同士を戦わせるというもの。

主役のクロエ・グレース・モレッツは普通の高校生だったのが、母親がウィルスで死に、
父親は軍隊に化けた異星人に射殺され、弟は拉致された一家の長女だ。彼女、M-16風の
ライフルをキャンプから持ち出して使うのだが、普通の高校生が軍隊のマシンガンを普通に
扱えるだろうか?という点から始まり、なぜ異星人は地球を乗っ取りに来たか、寄生している
異星人?はでかいシラミみたいな形しているんだけど、あれがこんな知能を持っているのかなあ、
地震とか津波とかどうやって起こしているわけ?などなど結構肝となる疑問を捨て置いて
話が進み、しまいには、アザーズと名付けられた異星人に乗っ取られた人間と、そうでない
普通の人間との闘いが繰り広げられるのだが、どうみてもショボいんだなあ。
弟を救出し、仲間と、途中で出会う愛する人?と共にアザーズと闘い、地平を開くのだけど。

本が面白かったからと言って映画にして面白いとは限らない、といういい例だな。
え?これってヤングアダルト映画なの? なら早く言ってよお。
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<ストーリー>

謎の生命体“アザーズ”の襲来で壊滅的状況となった地球で、人類滅亡の危機に立ち向かう
人々の姿をひとりの女子高生の目を通して描くSFミステリー。原作は13年に発刊された
ベストセラー小説で、クロエ・グレース・モレッツが人間に紛れ込んだアザーズに怯え
ながらも、弟を探すために孤独なサバイバルに挑むヒロインを演じる。

第1の波=暗黒、第2の波=崩壊、第3の波=感染、第4の波=侵略……。圧倒的知能を持つ
生命体<アザーズ>により4度にわたる攻撃を受け、人類の99%が死滅。地球はほぼ壊滅
状態となっていた。
そんな中、生き残った女子高生キャシー(クロエ・グレース・モレッツ)は、離ればなれに
なってしまった弟を救うため、子供たちが拉致された基地へと向かう。だが<アザーズ>は
人間に紛れ込み、誰が敵なのか味方なのか分からない。そんな末期的な状況の中、旅の
途中でキャシーはある男性に命を助けられる。キャシーは彼に惹かれながらも心から
信頼できないまま、ともに基地を目指すのだった。人類滅亡を意味する第5の波≪フィフス・
ウェイブ≫が来る前に、人類は<アザーズ>を見抜き、彼らの目的を阻止できるのか……。
(Movie Walker)

<IMDb=★5.4>
<Rotten Tomatoes:Tomatometer:16% Audience Score:38%>




by jazzyoba0083 | 2017-05-03 23:10 | 洋画=は行 | Trackback | Comments(0)