2017年 06月 03日 ( 1 )

●「トリプル9 裏切りのコード Triple 9」
2015 アメリカ Worldview Entertainment and more.115min.
監督:ジョン・コルヒート
出演:ケイシー・アフレック、キウェテル・イジョフォー、アンソニー・マッキー、
   ウディ・ハレルソン、ケイト・ウィンスレット他
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>
オスカー主演男優賞を獲り今や旬のケイシー・アフレック主演で、他にも注目すべき
配役なのと、警察モノは好きなので観てみました。

終始暗い画面で、ストーリーの暗さとシンクロしている。それはいいとして、個人的に
参ったのは、新米刑事クリス役ケイシー・アフレックと、元警官で強盗団の一人
ゲイブ役のアーロン・ポール、現役刑事で強盗団の一人マイケル役のキウェテル・イジョフォーと
同じ刑事のマーカス役のアンソニー・マッキーの主要な配役の二組がよく似ているので
混乱したこと。よく見れば全然違うのだが、画面が暗い上、同じ強盗団で黒人刑事だったり
するし、役名が「マ」で始まるなど、混乱に拍車を掛けた。

故に早送りでもう一度確認しながら観た次第。ケイト・ウィンスレットの使い方も
もったいないし、結果ラスボスとなるフランコ刑事役のクリフトン・コリンズ・Jrの
存在感の希薄さといい、全体的にミスキャストじゃないかなあ。日本人の私だからかも
しれないけど。そういうわけで、ラストの銃撃戦も何がどうなっているのか初見では
分からず、映画の良さが伝わらなかった。

最後の最後、クリスのおじである刑事ジェフリー(ウディ・ハレルソン)とフランコの
刺し違えはまあ、納得だけど。

999とは、警察内の符丁で、警察官が襲撃された現場があることを周辺に知らせるもの。
これがコールされると、周辺にいる警察官は何はともあれその現場に駆けつける。
これを利用して、警察官不在の瞬間を創り出し、悪事を働こうというのが、この映画の
骨子となる。

舞台はジョージア州の州都アトランタ。黒人の多い都市として知られる南部の町だ。
ここの現役刑事や元軍人らで構成される強盗団がいた。一応仕切っているのは
ロシアンマフィアのボスの妻の妹を嫁にしているマイケル刑事(イジョフォー)。
(ボスの妻がケイト・ウィンスレット)
こうした状況で市警にやってくるのが新米刑事クリス(アフレック)。彼の叔父が
市警のベテラン刑事ジェフリーである。このおじさん結構やさぐれている。

マイケル刑事は自分の子どもを人質に取られ、国の機関ビルからセキュリティコードを
盗み出すというヤバイ仕事を請け負わされる。この仕事をやり遂げるためにバディを
組んでいるクリス刑事を騙して、999の状況を創り出し、強盗を成功させようとした。
事態が進むに連れて、クリス刑事は自分が騙されていたことを理解する。

いわば警察内の悪と新米刑事とその叔父の虚々実々の駆け引きと、999が成功するのか
どうかが本作の見どころになるのだろう。が、これまでに書いてきたように、
わかりづらく、せっかく意図するところが表現できていないと感じたのだった。
個人的に一番の見どころは、最初の強盗シーンで、盗んだカネから赤い煙が吹き出して
車の中やら、体やらが真っ赤に染まってしまい、強盗団が泡を食う所かな。
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<ストーリー>
ロサンゼルスやマイアミを凌ぐ凶悪犯罪都市アトランタ。ある時、5人組の武装グループが
銀行を襲撃する。特殊部隊の元兵士と悪徳警官で構成された犯人グループを率いる
リーダーのマイケル(キウェテル・イジョフォー)は、この仕事を最後にロシアン・
マフィアとの関係を絶つつもりだった。ところが、非情な女ボスのイリーナ
(ケイト・ウィンスレット)は、それを許さなかった。最愛の一人息子を人質に
取られたマイケルは、不可能と言われる警戒厳重な国土安全保障省の施設を標的に
した襲撃計画を練り上げる。
それは、警官が撃たれたことを意味する緊急コード“トリプルナイン”を発動させ、
アトランタ市警の機能を10分間完全停止させるというものだった。
しかし、標的となった警官クリスや重大犯罪課の刑事アレンを巻き込んだその
犯罪計画は、マイケルたち犯行グループの内部対立や裏切りも絡み、予想外の事態へ
発展してゆく……。(Movie Walker)

<IMDb=★6.3>
<Rotten Tomatoes=Tomatometer:53% Audience Score:42%>



by jazzyoba0083 | 2017-06-03 23:10 | 洋画=た行 | Trackback | Comments(0)