2017年 09月 11日 ( 1 )

●「セルフレス 覚醒した記憶 Self/less」
2015 アメリカ Endgame Entertainment,Ram Bergman Productions.117min.
監督:ターセム・シン
出演:ライアン・レイノルズ、ベン・キングズレー、ナタリー・マルティネス他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>

このところ、なかなか趣味の良い映画を持ってくる「キノフィルム」の配給。
本作も、結構面白く観た。ただ、伏線の張り方や回収について、「詰めが甘い」
「やり過ぎ」な部分があり、そこが残念だった。主演のライアン・レイノルズが
私にはライアン・ゴズリングと重なってみえてしょうが無いんですけど・・・。

さて、物語自体は、既視感があるようなあまり新鮮味の無いもので、無理がある
点もあるんじゃないか、と思える節もあるけど、カラダをもらった方の男の家族との
話が支えとなって、最後まで眠くならずに観終えることが出来た。

人が入れ替わる話なので、彼がこれで、これが彼か?とこんがらがるところが
あるのだが、話の面白さはそこにあるわけで、その数量的な問題がネックだった。
後から言われれば、なるほどそういうことか、と言うことなんでそのあたりの驚きは
あるのだが、そこで言われたら何でもありだよなあ、という伏線の弱さ。これは
脚本が弱いということなんだろう。

世界的建築家ダミアン(キングズレー)は余命半年ほどのガンに冒されていた。
そこに謎の男からの接触で、ダミアンの脳の中身を、生きている別の人間に
移し替えるという脱皮再生に誘われる。値段は2億5000万ドル位かかるらしい。
しかし、入れ替わった男は、自分の幼い娘を助けるためにカラダを犠牲にした
マークという男であり、定められたクスリを飲み続けないと、ダミアンは消滅し
もとのマークに戻ってしまう、ということだった。

マークという自分がこれからその男の肉体に宿るという重大な事態に、ダミアンが
相手の言いなりにならず、その男の履歴などを徹底的に調べなかったのが
トラブルの元なのだ。カラダはマークだが中身はダミアンという男が街に出てきたら
偶然の拍子にバレることだってあろうに。(マークは死んだことになって保険金が
おりているわけだから。家族親族もいるだろうし)そのあたりの説得性が今ひとつ
だったかな。

ラストに向かっていくストーリーはなかなかよろしかったのではないか。疎遠だった
ダミアンの娘に会いに行くとか。最後は結局ダミアンは消え、マークが戻り、親子
3人で、ダミアンが用意したカネでカリブ海の島で幸せに暮らしましたとさ。
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<ストーリー>
生きながらえるため新たな肉体に頭脳を転送された男が辿る数奇な運命を描く、
ライアン・レイノルズ主演のSFアクション。
屈強な肉体を得て、たった1人で謎の敵に戦いを挑む主人公を、レイノルズが体を
張ったアクションで演じる。監督は『インモータルズ 神々の戦い』など映像派として
知られるターセム・シン

ニューヨークを創った男と称され、政財界に強い影響力を持つ建築家ダミアン
(ベン・キングズレー)は、ガンを患い余命半年と宣告される。そんな彼に、
科学者のオルブライト(マシュー・グード)が遺伝子を培養し作った肉体への頭脳の
転送を持ちかける。ただし別人として生きることが条件であり、莫大な費用や
オルブライトの研究所にも疑念があったものの、娘クレア(ミシェル・ドッカリー)と
の関係修復ができないまま病状が悪化していき、失意のダミアンはついに決意。

引退の書類を親友のマーティン(ヴィクター・ガーバー)に託した後、オルブライトの
指示に従ってコーヒーを仰ぎ、そのまま倒れる。救急車で研究所に運ばれた彼は、
転送装置へ。68歳のダミアンの体は死に、新たな肉体(ライアン・レイノルズ)を手に
入れる。エドワードという名前で新たにスタートを切った彼は若者の暮らしを謳歌するが、
オルブライトから渡された拒絶反応を抑える薬を飲み忘れたところ、幻覚を見る。
あまりにもリアルだったため探したところ、幻覚に現れた建物は実在していた。
さらに幻覚に出てきた女性マデリーン(ナタリー・マルティネス)と会った彼は、
驚愕の事実を知る。(Movie Walker)

<IMDb=★6.5>
<Rotten Tomatoes=Tomatometer:19% Audience Score:46% >






by jazzyoba0083 | 2017-09-11 22:40 | 洋画=さ行 | Trackback | Comments(0)