2018年 01月 04日 ( 1 )

●「ドクター・ストレンジ Doctor Strange」
2016 アメリカ Marvel Studios,Walt Disney Pictures.115min.
監督・(共同)脚本:スコット・デリクソン
出演:ベネディクト・カンバーバッチ、レイチェル・マクアダムズ、キウェテル・イジョフォー、ベネディクト・
   ウォン、マイケル・スタールバーグ、マッツ・ミケルセン、ティルダ・スウィントン他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
アメコミ映画大好きな私も最近若干食傷気味。またしてもニューヒーローが登場なのね。最近のこの手の映画は
VFXばりばりなので、エンドロールが長い長い。関わるCG系のペインターやらが多くて。(悪いと言っている
んじゃないのだけれど) 本作、観終わって思うのだけれど、VFXを愉しめばいい、って感じの映画だよね。
まあ、ありがちとは言え、前半くらいまでは、話を追っていても面白かった。高慢ちきな天才肌神経外科医が
ランボルギーニかなんかで大事故を起こし、瀕死の重傷を負い、手術が出来る手ではなくなってしまう。そこで
カトマンドゥの「魂の力」で、動かないカラダを動かすとう「師」のところへ出かけ修行を積む、あたりまでは
良かったんだよね。

ところが後半になると、あれあれドクター・ストレンジは魔法使いになっちゃうのね。人間の才能の延長線上に
あるものが「超人的に」なるのかと思ったら。そこからお話がブラックファンタジー方向へ。
3Dで観たら吐き気間違いない「インスペクション」が先鞭を付けた街が幻視でぐるぐるよじれるやつ。万能マント、
火の輪の作って異次元へ。「スターウォーズ」もびっくりの「暗黒次元」の登場、時間を操る方法を身に着けた
ストレンジによるラスボスへの「永遠のタイムループイジメ」。ラスボス簡単に降伏! 空を飛ぶ、時間を操る、
光の輪による時空移動、そして炎のロープとこれアヴェンジャーズの中でもかなりの能力の持ち主だよね。 
自然の摂理を壊したと自分らでもいっているけど

もともと超人だったり、神様だったりする「スーパーマン」「マイティ・ソー」らのその超能力の出自に納得できる
ものは何をしてくれてもいいんだけど、もともと普通の人間が、修行により魔法使いになるって、「ハリーポッター」
じゃないんだからさ。(私「ハリポタ」食わず嫌いで1作も観てません)

「アイアン・マン」「アントマン」「スパイダーマン」とかは後天的な超人的な技や技術はそれなりに背景が
あってそれに納得してのスーパーパワーなんですよ、私としては。魔法使いになっちゃったら何でもありに
なっちゃう。至上の恩師(ティルダ・スウィントン)が暗黒面から力を貰っていた、ってなかなかいい物語なんだ
けど、背景説明が「ひとのためにあれ」だけなのはちょっと弱い。
キャスティングはカンパーバッチを始めとして良かったと思うけど、カエシリウス役で一番今回主役とからんだ
マッツ・ミケルセンが今ひとつ怖くなかったなあ。

一方、気持ち悪さがついてくるけど、VFX(CG)は見応えあり。こりゃものすごい人間が関わってやったろうと
思ったら案の定、冒頭に書いたように長い長いエンドロール。但し、ラスボスのところは(暗黒次元か?)
なんだか、大昔のテレビ「キャプテンウルトラ」の特撮を観ているようで、私は好みではなかったな。

恒例のエンドロール後の一コマは「マイティー・ソー バトルロイヤル」に繋がる前フリだったね。

さてさて、このストレンジが入ったアヴェンジャーズの最新映画が間もなく封切られるわけですよ。
「アヴェンジャーズ/インフィニティー・ウォー」。一体どんなことになってしまうのか!アンソニー・ルッソ
監督の手腕に期待したい。
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<ストーリー>
天才脳外科医のスティーヴン・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)は容姿も知能も秀でており、
プライドの高さから傲慢になっていた。しかしある日交通事故に遭い、両手の機能を失ってしまう。
突如外科医としてのキャリアを絶たれた彼は、あらゆる治療を試すうちに財産を使い果たした。
完治の手立てが見つからぬまま富も名声もなくしたストレンジは、最後の望みをかけ、どんな傷も治せる
神秘の力を操るという指導者エンシェント・ワンを頼る。
不思議な力を目の当たりにし、栄光を取り戻すため、その日から想像を絶する厳しい修業に取りかかるストレンジ。
悪用すれば人類の脅威となりえるその魔術が、彼の運命を大きく変えていく。(Movie Walker)

<IMDb=★7.5>
<Rotten Tomatoes=Tomatometer:89% Audience Score:86%>



by jazzyoba0083 | 2018-01-04 22:50 | 洋画=さ行 | Trackback | Comments(0)