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天国の日々 Days of Heaven

「天国の日々 Days of Heaven」
1978 アメリカ パラマウント映画 94分
監督・脚本:テレンス・マリック 撮影:ネストール・アルメンドロス
ハスケル・ウェクスラー 音楽:エンリオ・モリコーネ
出演:リチャー・ギア、ブルック・アダムズ、リンダ・マンズほか。

1978年度アカデミー賞撮影賞 79年度カンヌ国際映画祭監督賞受賞作品

シカゴの製鉄所をケンカでやめたビリー(ギア)と妹、は南に放浪の旅にでる。
映画はこの妹(マンズ)の、語りでたんたんと綴られていく。
旅の中で知り合ったアビーとビリーは恋仲となったが、妹ということにして
テキサスの大農場に1日3ドルで雇われる。小麦の収穫をするのだ。
若き農場主が余命いくばくも無いことを知ったビリーは、策略を巡らし、
アビーと結婚させる。しかし、農場主は、折に触れ、ビリーとアビーの様子が
おかしいと思い、二人の仲を疑い始める。
そして、ある日イナゴの大集団が農場を襲う。火のついたランプでイナゴを
追い払うのだが、農場主はそのランプでビリーを襲う。その火が小麦に
引火し、農場は大火になってしまう。ばれたことを知り、ビリーは逃げ出すが、
農場主は銃を持って追いかけ、対決することになってしまう。そこでビリーは
農場主をナイフで刺し殺してしまう。警察に追われる身となったビリー。
アビーと妹と合流して、追っ手から逃れる野宿の生活をしていたが、ついに
警察に追い詰められ、川を渡ろうとしたところで、射殺されてしまう。
アビーと妹の目の前で。
アビーはビリーの妹を寄宿舎に入れて、働きにでようとするが、妹はかつての
知人の手助けを借りて、寄宿舎を抜け出してしまう。このあたりで
終わったかな。

なんか終わり方が中途半端だったなあ。映像は、アカデミーの撮影賞を獲った
ことだけあり、実に美しく、構図も凝ったもの。物語の悲哀をいっそう
かき立てる全編セピアがかったカラー。テキサスの大自然と物語が良く
融合できていると思いました。ストーリーそのものは単純ですが。
1時間半ですから、映像を楽しむつもりで観ると、結構面白いストーリーが
付いてくるって感じ。リチャード・ギアが若い!(当然だけど)
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by jazzyoba0083 | 2006-06-24 00:30 | 洋画=た行 | Trackback | Comments(0)

デスペラード DESPERADO

●「デスペラード DESPERADO」
1995 アメリカ コロムビア映画 104分
監督:製作:脚本 ロベルト・ロドリゲス 音楽:ロス・ロボス
出演:アントニオ・バンデラス、サルマ・ハエック、クエンティン・タランティーノ他。

バンデラスの名前に惹かれて観ましたが、まあ、超超B級映画でした。
その昔、今や名監督となったクリント・イーストウッドとエンリオ・モリコーネの
「マカロニ・ウエスタン」なるものがありましたが、これは
「タコス・ウエスタン」か?

恋人を殺され、手にも回復不可能な傷を負わされたギター弾き(バンデラス)
が、いつ銃の訓練を受けたか知らないけれど、物凄いガンマンとなって復讐に
乗り出す。ギターケースには手榴弾まで入っているので、映画中のドンパチは
ハンパじゃありません。そのあたりに興味のあるかたは、面白いかも
知れません。あと、銃マニアね。

仇は、麻薬の取引で巨万の富をなし、街を支配している。街の書店を経営して
いる娘(ハエック)に、殺し屋から助けられたバンデラスは、彼女の力を借りて
復讐を加速させる。
ある日、彼女の家にバンデラスがかくまわれていることを核心したボスは、
書店に火をつけ、二人をあぶり出し、殺しにかかります。辛くも逃げ出した
二人だったが、屋上からボスを射殺するチャンスがあったのにバンデラスは
何故か撃たない。不思議に思うハエック。

バンデラスは、助っ人二人を呼び寄せいよいよ、ボス一族と対決することに
なるのだが、この助っ人の武器(ギターケースに隠されている)の珍妙さ、
そして、すぐにヤラレちゃう、お笑いもどきのストーリー。

そして、いよいよボスとバンデラスの対決がせまった。そこで重大な秘密が
明かされる、ボスは実はバンデラスの実の・・・・。
このあたりに設定も甘いなあ。

バンデラス好き、ドンパチ好き、ガンマニア、お気楽アクション映画好きには
まあ、時間もほどほどでいいかも。タランティーノが途中で出てきます。
奇麗だったハエックも今年もう40歳なんだなあ。

こういう映画好きな人は好きなんだよね、きっと。それを非難はしません。
映画なんて、観たその人が面白ければ他人があれこれ言う筋のものでは
ありませんからね。
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by jazzyoba0083 | 2006-06-03 17:30 | 洋画=た行 | Trackback(1) | Comments(0)

●「ダ・ヴィンチ・コード THE DA VINCI CODE」
2006 アメリカ  コロムビア・ソニーピクチャーズ+イマジン・エンタテインメント
150分
監督:ロン・ハワード 脚本:アキヴァー・ゴールズマン 音楽:ハンス・ジマー
出演:トム・ハンクス、オドレイ・トトゥ、イアン・マッケラン、ジャン・レノほか。

さ~て、観てまいりましたよ。評判作を。シネコンは朝から満員。稼いでます。
私は原作を6分の1くらい残しての鑑賞となりました。

どう、表現したら良いのか、正直困っています。原作は大好きで、良く出来た
物語だと思います。緻密に調べてあるし、トリビアが一杯で、楽しいし。
その楽しさを、150分の映画に纏め上げるのはやはり、無理だったのかなあ。
原作に忠実に作ってあるので、原作を知っている人は、「端折り具合」が
気になるかもしれません。別物だと思ってみたほうが良いかも。

私なりにこれから映画を見に行こう、と思っている人にアドバイスです。
説明の会話が多いので、原作を知らないと字幕を追いかけるのに
必死で、映像を楽しめない恐れがあります。英語とフランス語が乱れ飛び
ますしね。思い切って吹き替え版を観るのも賢い手だと思いますよ。

さらに、原作を読んでない人は、映画の中に出てくる、「オプス・デイ」
「シオン修道会」「テンプル騎士団」「マグダラのマリア」「ローズ・ライン」
「フリーメイソン「十字軍」などの単語の意味を、ざっとでいいので
調べておくと、映画がとても判りやすくなると思います。

かなり難しい宗教的謎解きですから、小学生以下は連れて行かない方が
いいです。むずがられますよ、絶対。

最終的な図式は、「マグダラのマリア」の系譜「王の血脈」が現代にも生きて
いると信じるシオン修道会であり、かつてのテンプル騎士団。
正統派(バチカン)はこの考えを、4つの福音書が定められたころから必死で
異端化しようとしている。
正統派は、主は神であり、人間の男では無く、したがって子孫などいるわけは
無い、と主張しているわけです。その象徴が「聖杯」であり、「聖杯」を見つけ
出しマグダラのマリアの正統性を主張したい一派と、そうはさせじとする
バチカンの死闘。
この争いの中に、トム・ハンクスらが巻き込まれる映画というわけです。
(これであっているだろうな)

「ダ・ヴィンチ・コード」というお話を、存分に楽しみたい方は、是非原作を
お読みください。そして映画「ダ・ヴィンチ・コード」を楽しみたい方は、
軽い下調べをされてから、ご覧ください。
面白いと思ったかたは、吹き替え版で、もう一度ご覧ください。新しい発見が
あるかもしれないし、ストーリーがより良く理解できると思います。

<ここからネタばれしますので、見てないかたは読まないで>

しかし、ラストシーンで、「マグダラのマリア」の墓所が、ルーブルの逆さ
ピラミッドの真下だった、というのはいかがなものでしょうか。工事中に
発見されるでしょうに。それに、イギリスの教会で見つけた墓所は一体、何?

細かいことで恐縮ですが、シラスがパリで乗り回す車は原作では黒い
アウディ。しかし、映画ではルノー。ドイツっぽい車のほうがシラスには
合っていたと思うんですが、クルマ好きとしては・・・。
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by jazzyoba0083 | 2006-05-28 17:54 | 洋画=た行 | Trackback(7) | Comments(3)

ツイスター TWISTER

●「ツイスター TWISTER」 
1996 アメリカ・AMBLIN ワーナー+ユニバーサル 113分
監督:ヤン・デ・ボン 製作:キャスリーン・ケネディほか
製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ 原作:マイケル・クライトン
出演:ヘレン・ハント、ビル・パクストン、フィリップ・ホフマン・シーモア他

「ダイハード」「リーサルウェポン」「氷の微笑」などで撮影監督をし、
1994公開の「スピード」で鮮烈な監督デビュー、以降、プロデュース
でも活躍しているオランダ出身のヤン・デ・ボンが、「スピード」を
撮った翌々年に、スピルバーグの総指揮の元、完成させた、
ハリケーンパニック映画。

後になってみれば、「恋愛小説家」でアカデミー主演女優賞を獲った
ヘレン・ハント、また、昨年の「カポーティー」でアカデミー
主演男優賞を獲ったフィリップ・ホフマン・シーモアの二人が主演、
また、最近ますます活躍目覚しい、ビル・パクストンも出演してい
るので、観てみました。

巨大竜巻を追いかけて、その中に果敢に突っ込み、調査用の
センサーを何とか打ち込んで、竜巻の構造や成り立ちを研究しようと
する、主人公たち。そして、当然、対抗する研究グループ。
ストーリーは単純すぎて面白さを欠くくらいで、原作がホントに
マイケル・クライトンかいな、と思うくらい平板です。
とにかく、巨大竜巻のCGシーンが現れないことには、なんとも
見所のない映画。
出演者や監督、プロデューサーから見ると、荒い映画だと感じました。

この時期はスピルバーグが製作総指揮をした、駄作が割りと目に付く
時期じゃないですかね。ロバート・ゼメキスの傑作もあるにはあります
が・・・。

ま、竜巻フェチのかたはご覧ください。
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by jazzyoba0083 | 2006-05-10 22:50 | 洋画=た行 | Trackback(1) | Comments(0)

TAXI  NY

●「タクシー・ニューヨーク TAXI NY」
2004 アメリカ/フランス 20世紀フォックス 97分
監督:ティム・ストーリー 製作・脚本:リュック・ベッソン
出演:クィーン・ラティファ、ジミー・ファロン、ジゼル・ブンチェンほか。

「タクシー」シリーズ3作ですっかり日本でも人気者になったリュック・ベッソンが
舞台をニューヨークに移し製作とオリジナル脚本を手がけた、娯楽作。

NYで自転車便をしながらタクシーの免許を取ろうとしていたベルは
やっとのことでタクシー免許を取得。特殊な改造を施したタクシーで
街に乗り出した。
そこでたまたま乗せたのが、銀行強盗を追っかけていたウォッシュバーン
刑事。彼は、極度の運転べたで、捜査中にも何べんも運転ミスを犯し、
自分が使える捜査車両を取り上げられていたのだった。
そんな刑事が、仕事を始めて間もないベルのタクシーに乗ってきたのだった。
得意の過激なドライビングテクニックで犯人のBMWを追うベルだったが、
すんでのところで逃してしまう。今回の捜査でもどじばかりしている
ウォッシュバーン刑事、遂に警官のバッジを取り上げられてしまう。
あげくに、警察学校の同期で、元彼女の上司には、つれなくされるばかり。
しかし、ベルの協力で、次第に犯人に迫っていく。強盗団はモデルばりの
スタイルをもつ美女4人組。
やがて、強盗団の次の標的を割り出したウォッシュバーンとベルは、
上司を人質にした強盗団と最後のチェイスを繰り広げる。

見所はNY市全面協力の、クルマの追跡シーン。そして、派手な衝突シーンの
数々。出演者は不覚にも、みなさん知らない人ばかりでしたが、
エンドロールで、ウォッシュバーンのオトボケ母親をやっていたのが、あの
アン・マーグレットだったとは!健在ですね。
スカッとしたいとき90分程度で観られるので、オススメです。
理屈は抜き。
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by jazzyoba0083 | 2006-05-07 16:50 | 洋画=た行 | Trackback | Comments(0)

●「トゥー・ウィークス・ノーティス Two Weeks Notice」
2002 アメリカ ワーナーブラザーズ キャッスルロック・エンタテインメント
ヴィレッジ・ロードショウ・ピクチャーズ 作品 101分
監督:マーク・ローレンス 製作:サンドラ・ブロック
出演:サンドラ・ブロック、ヒュー・グラントほか。

プロデューサーが、サンドラ・ブロックだから、こういうラブコメディを
作ってみたかったんでしょうね。

両親も娘も筋金入りの社会派で、娘は、無料法律相談所に勤める
ルーシー。ニューヨークのコニーアイランド再開発に乗り出している
財閥に対し、開発エリアにあるコミュニティ・センターを残して欲しいと
直談判に乗り込む。
イケメンの若い社長ジョージは、丁度腕の良い弁護士を雇いたいと
考えていて、コミュニティセンター存続を条件に彼女を会社の顧問弁護士
として雇うことにする。
しかし、ジョージは全てがルーシーなしでは出来ないボンボンで、真夜中でも
電話を掛けてくる。その上、父親に迫られ約束したはずのセンターの
存続を止めて工事に入ることを決めてしまう。
切れたルーシーは、「2週間後に辞めます」と辞表をだし、もとの無料法律
相談所に戻る。
ジョージは、新しく女性弁護士を雇うのだが、ルーシーは、美人の後任と
ジョージが仲良くしていると、何故か妬けてきてしまうのだった。

ジョージも実はルーシーのことが好きになっていたのだが、お互いどうしても
素直になれない。
ある日、ジョージは無料法律相談所を訪れ、彼女に、工事開始の時に読む
スピーチの添削を依頼に来たが、実は、これは、そういう形を借りた
愛の告白だったのだった・・・・

と、まあライトな感覚のロマンチック・ラブ・コメディ。肩の力を抜いて見ましょう。
エンタティンメントなんだから。
ジョージ役のヒュー・グラントは「ラブ・アクチュアリー」で気の良い英国首相を
演じていましたねえ。この人、抜けたボンボンの美男子をやらせると上手いで
す。只今46歳。
ルーシーを演ずるサンドラ・ブロックは今年42歳になるんですねえ。
美人ですが、歳をとると京唄子みたいな顔になるんじゃないか、と思うのは
私だけでしょうか。
パーティー会場でジャズを歌っているのがノラ・ジョーンズだったり、
NYの大富豪トランプ氏やメッツのピアッツァが実名で出てきたり、
お楽しみもあります。

良い気持ちでラブコメディを観たい時にオススメな一作です。
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by jazzyoba0083 | 2006-05-06 23:20 | 洋画=た行 | Trackback(1) | Comments(0)

28DAYS

●「28 Days」
2000 アメリカ コロムビア 劇場未公開 104分
監督:ベティ・トーマス
出演:サンドラ・ブロック、ヴィゴ・モーテンセンほか。

サンドラ・ブロックの名前に引かれてWOWOWで観ました。
ニューヨークに暮すグエンは、アル中でヤク中。
姉の結婚式に同じくアル中のボーイフレンドと出席して
メチャクチャをやり、厚生施設に28日間送られる。
いろんな人生を背負ってはいるが、アルコールやドラッグなど
に負けてしまい更正しようと頑張っている人たち。
こういう人たちと触れ合っているうちに、自分がいかに弱く
どうしようもない存在だったかが判って来る。
初め禁断症状に苦しめられたグエンだったが、やがて姉とも
和解し、施設を出所、NYに帰ってくる。
お祝いにと乾杯にアルコールを勧めるアホボーイフレンドに
別れを告げて、グエンの新しい人生が始まっていく。
という、割合ありがちなお話。

テレビの2時間ドラマのノリで観るとちょうど良いかも。
良質の映画ではあるけど、「よかったね」で終わる映画でも
ある。別に馬鹿にはしないけど。
それだけの映画です。以上。

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by jazzyoba0083 | 2006-05-02 12:07 | 洋画=た行 | Trackback(1) | Comments(0)

ターミナル・The Terminal

●「ターミナル・The Terminal」
2004  アメリカ ドリームワークス UIP  129分
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:トム・ハンクス、キャサリン・ゼタ=ジョーンズほか。

スピルバーグが「プライベート・ライアン」「キャッチ・ミー・イフ・
ユーキャン」に次いで、トム・ハンクスと組んだハートウオーミングな
ドラマ。ニューヨークJFK空港をそのまんま、アリゾナ砂漠に作って
しまったことでも話題を呼びました。

私としては、映画のそもそもの発端となった、「ア・グレート・デイ・
イン・ハーレム」という写真を扱ったドキュメンタリーを知っていて、
実際1958年8月に雑誌「エスクヮイヤ」誌の呼びかけで
ハーレムに58人の著名ジャズミュージシャンが一堂に会して
アート・ケインによって撮影された写真があることは事実。
ジャズファンなら、一度は見たことがあるはずです。
トム演ずるビクター・ナボルスキーのオヤジさんが、故郷の東欧から
NYに手紙を出し57人までのサインを貰ったのだが、最後の一人の
サインを貰わず亡くなってしまった。トムはこのサインを貰いにNYに
来たのだが、その最後の一人のべニーー・ゴルソンも実在。本人も
出ているが、ゴルソン氏は現在77歳で、今も活躍しています。
このドキュメントのレビューは、親HPのジャズレビュー05年版を
ご一読ください。

というわけで、JFK空港に着いたトムだったが、祖国でクーデターが
発生し、クラコウジアという国が無くなってしまったのだ。これで、
彼はパスポートもビザも失効し、空港で足止めを食う事に。
空港から出ることも、戻る祖国も、無くなったトムは、工事中の
ゲートに住み暮らし、NYに入れるタイミングを待ちます。
腕のいい左官であり、大工であるトムは、建設中の空港で
力を認められ、工事人として雇われ、時給19ドルで働きます。

そんな中、フライトアテンダントのゼタ=ジョーンズと知り合うことに
なり、恋愛中の彼と上手くいかないキャサリンとトムは、互いい
惹かれていく。

空港の掃除人やレストランで働く人々、入管職員、工事屋さんとの
交流。死に瀕しているオヤジに薬を持って帰りたいロシア人との
間に通訳として入り、「これはヤギの薬だ、と言っている」と
彼を救うシーン。そして、最後に入管のチーフが局長の命令を
無視して、トムがNYに出て行くことを認めるシーン。
などなど、胸熱くjなるシーンもタップリ。

キャサリンとの恋も実ることなく(あっけなく元彼の鞘に収まる)、
NYに出ることが出来たトムは、ラマダ・インで演奏中の
ベニー・ゴルソンに会うことが出来、サインも貰うことができたの
でした。そして祖国のクーデターも失敗し帰れる事にもなったの
でした。

酷評する人が多いですが、私は面白く観させていただきました。
そりゃ、入管局長が最後まで悪い人という印象が拭えなかった、
(ラストで、彼を見逃すシーンで、局長も悪い人じゃなかったと
思えるのですが)、キャサリンとの恋のエピソードも、取ってつけた
ようなギクシャクサを覚えないではないですが、全体としては
非常に良く出来た娯楽作品ではないでしょうか。
私は、9ヶ月で英語があれほど上手くなるのかな、と変なところで
突っ込みを入れたくなりましたが。

「人は絶えず何かを待っている」。これがこの映画のキーワード
です。待っているだけなのか、何かをして待っている事態を
何とか動かそうとするのか?それは、人それそれですね。

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by jazzyoba0083 | 2006-04-23 22:32 | 洋画=た行 | Trackback(2) | Comments(1)

●「ダイヤルM・ A Perfect Murder」
1998 アメリカ ワーナーブラザーズ映画  107分
監督:アンドリュー・ディヴィス
出演:マイケル・ダグラス、グウィネス・パルトロー、ヴィゴ・モーテンセンほか

ヒッチコックの名作「ダイヤルMを廻せ」のリメイクだが、出来は???。
トレーダーのスティーブンは、違法な取引に失敗し、多額の負債を抱え、
倒産寸前。片や、資産家の妻エミリーは、若手の画家デヴィッドと不倫中。
このデヴィッド、実は、前科のたくさんあり、絵も刑務所で覚えたのだ。
そして、デヴィッドという名前も、偽名なのだ。エミリーはそれを知らず、
純粋に才能ある若手画家だ、と信じて愛に溺れるのだった。

そんな中、スティーブンは、妻のエミリーが画家と不倫をしていることを
突き止め、彼の素性を暴いた上で、50万ドルでエミリーを殺せ、と
依頼する。エミリーの1億ドル以上の遺産を狙ったのだ。

スティーブンは、アリバイを確実にして、デヴィッドに妻殺しを指令、
そして、ある夜、マンションの1室に強盗が侵入、エミリーを殺しに
かかりますが、エミリーの反撃で、犯人は死んでしまいます。

覆面をとってみると、死んでいたのはデヴィッドの友人。デヴィッドも
自分の手を染めるのが嫌で、友人に殺しを頼んでいたのだった。

スティーブンは、鍵の隠し場所まで教えて、手引きしたのに、なぜ
やらない、とデヴィッドをなじりますが、逆にデヴィッドは、スティーブン
との殺しの請負のときの会話をテープに録ってあり、それをネタに
スティーブンにあと40万ドルを渡せ、さもないとこのテープを公開
するぞ、と脅します。

夫を疑っていなかったエミリーだが、自分のキーホルダーに
殺人者の部屋の鍵がついていたことが判明し、夫が自分の
資産目当てに殺しにかかっていることを理解する。
スティーブンは妻に殺された殺人者のポケットから、自分が与えた
と思った鍵を、エミリーのキーホルダーにあわててつけてしまったのだ。

ま、ラストは正義が勝つわけですが、サスペンスとしては普通かな。
リメイクということで、期待したんですが、普通すぎた。
さすがに原題にヒッチコックのタイトルをそのままは付けられなかった
ですね。恐れ多くて。
グウィネス・パルトローは、はかなくて美しかったけど。


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by jazzyoba0083 | 2006-04-19 22:22 | 洋画=た行 | Trackback(1) | Comments(1)

冷たい月を抱く女・MALICE

●「冷たい月を抱く女・MALICE」
1993  アメリカ MGM=コロムビア=SONY 106分
監督:ハロルド・ベッカー 音楽:ジェリー・ゴールドスミス
出演:ニコール・キッドマン、アレック・ボールドウィン、ビル・プルマンほか

ニコール・キッドマンが26歳。「誘う女」で95年にゴールデン・グローブ
賞最優秀主演女優賞を獲り、ブレイクして行く2年前に、「インディペンデンス
・デイ」で、戦闘機を操縦する勇敢な大統領を演じたカーク・ダグラス似の
ビル・プルマンと共演、名脇役(この映画のクレジットでは主演扱い)
アレック・ボールドウィンを迎え、3者の男女の関係を描くサスペンス。
他に名優ジョージ・C・スコットも出ている。

大学学長補佐として勤務するアンディ。勤める大学ではレイプ事件が
相次ぎ、アンディも犯人ではないかと疑われ、精子検査までさせられる。
そんな中、妻のトレイシー(キッドマン)が、腹痛で大学病院を訪れる。
担当したのは、アンディの高校時代の友人ジェッドだった。アンディは
ジェッドを自分の家の一部屋を貸して暮らすが、ジェッドの奔放な生活を
苦々しく思っていた。ある日、トレイシーが再び卵巣脳腫で出血して倒れて
緊急手術。担当はジェッド。自分を神と信じる自信家のジェッドは
トレイシーの、もう一方の卵巣も壊死していると診立て、
摘出するが、病理検査の結果、健康な卵巣だった。そして、トレイシーは
妊娠もしていた。だが、流産せざるを得なかった。(これも芝居だったが)

トレイシーは、アンディを非難、子供を産めない身体にしたのは、あなただ、
と言って彼のもとを去って行く。
しかし、レイプ事件の容疑で受けた検査で、アンディは無精子症だと判り、
子供は出来ないことが判明した。そう、妻を妊娠させたのは
ジェッドだったのだ。しかし、二人はこれを隠し、ジェッドと大学を示談に
持ち込み2000万ドルをせしめる。これはジェッドと仕組んだことだったのだ。

自分に妊娠させる能力がない事が判ったアンディはトレイシーの行動を
怪しむ。死んだ、といっていた妻の母(アン・バンクロフト)は実は
生きていて、訪ねて行くと失踪した妻の行き先のヒントをくれる。(このシーンは
サントリーがHPでシングルモルトウイスキーの宣伝に使うくらい味がある)

妻を追っているうちに妻とジェッドの逢引の現場を目撃することになる。

全てを理解したアンディは、妻を呼び出し、現金を半分よこす様に迫る。
となりの子供が、妊娠促進剤を注射している妻を目撃していると
決定的証拠を提示する。妊娠促進剤は、多量に摂ると、卵巣を壊死させる。
これを、ジェッドが判っていながら切除手術をして、トレイシーを被害者に
仕立て、大学を示談に持ち込もうという目論見だったのだ。自分を
子供を産めない身体にしてまで金を奪おうという、この金亡者。
妊娠は想定外だった。しかし、ここから全てが崩れて行くのだが・・・。
妻は、目撃者の隣の家の少年を殺そうとたくらむが、ジェッドは、止めておけ、
金はアンディにも分けろ、と解決を迫る。しかし、妻はジェッドを射殺、
子供を殺しに隣の家に忍び込み、少年の顔にラップを被せて窒息させようと
するが、子供は人形に差し替えられていた。アンディにはめられたのだ。

ストーリーの内容は少々安っぽいが、筋書きとしては良くできているんじゃ
ないかな。キッドマンが徹底した悪女を演じています。この人、意思の強い
女をやるとはまりますね。グウィネス・パルトローが出ていたんだそうですが、
どこで誰の役で出てきたのか判りませんでした。レイプされた女子学生か?
そういえばレイプ事件は、アンディが無精子症であることを示すための
伏線であっただけのことだったなあ。
現代の「MALICE」とは、「恨み」「悪意」「犯意」とかなんですが、
邦題は、上手く付けたというべきか、中身がよく判らんというべきか。

なお、この映画の詳しい情報は

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by jazzyoba0083 | 2006-04-17 22:30 | 洋画=た行 | Trackback | Comments(0)