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●「マッチ・ポイント Match Point」
2005 イギリス・アメリカ・ルクセンブルグ BBC Films 124min.
監督・脚本:ウディ・アレン
出演:ジョナサン・リス・マイヤーズ、スカーレット・ヨハンソン、エミリー・モーティマー他
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WOWOWのウディ・アレン特集。ウディらしくない本格的なミステリーだけど、
同様な映画(「陽のあたる場所」など)と同じ、上昇志向の男の殺人譚ではある。
舞台はNYではなくロンドン、音楽はジャズでなくオペラ。この雰囲気がすでに
ウディのいつもの創りではないな、と思わせる。
ヒロインのジョナサン・リス・マイヤーズは、まだ売れる途中の俳優だけに、映画に
リアリティがあっていいと思った。対するスカーレット・ヨハンソン、ある意味汚れ役
を良く演じていて、憎憎しいとさえ思わせる演技はいいんじゃないかな。でももっと
綺麗な人かな、と思っていたけど。

元プロテニス・プレイヤーでアガシなんかとも対戦経験のあるアイルランド人青年
クリス(ジョナサン)は会員制テニスクラブのコーチとして働き始める。
英国の上流階級に憧れる彼は、やがて実業家の息子トムと親しくなり、その妹クロエと
付き合い始める。ところがそんなある日、クリスは女優を目指すアメリカ人女性
ノラ(スカーレット)と出会い、彼女の官能的な魅力に溺れていく。

しかし、ノラはトムと付き合い、婚約まで進むが、家族の反対に合いやがて解消。
母は、オーディションに落ちまくっているノラに「それだけの力しかない女よ」と
冷たい。上昇志向の強いクリスは、一流企業の社長をしている父親の財力と権力への
憧れもあり、クロエと結婚、義父の会社の役員に納まり、親が買ってくれた豪華な
マンションに住み、運転手付きのジャガーがあてがわれ、オペラ三昧のセレブな
生活を送っていた。妻は早く子供が欲しくてしかたがない。しかし、なかなか出来ない。

一方、ノラを忘れられないクリスは、いったんアメリカに戻ったもののまたロンドンに
現れたノラのアパートに入り浸り、肉欲に溺れる。会社や妻とのこともおろそかに
なり勝ちであった。
そんな折、ノラが妊娠した、と告げてきた。妻と離婚して、ノラと結婚すると口では
言うが、心では、セレブな生活をあきらめ切れないのだった。
クリスはギリシアに3週間の旅行に出かけるといって(旅行は中止になるのだが)
ノラを避けていたが、ノラからケイタイに、いつクロエと別れるの、と迫られる。
そしてロンドン市内にいるところを目撃され、うそをついていた、別れる気なんて
ないんでしょ、と詰め寄られる。 明日別れるというから、ともう見え見えのうそをつく
クリス。悩んだ末にクリスの取った手段は、義父の猟銃を持ち出し、テニスのケースに
入れて、まずノラのアパートの向かいの一人暮らしの老婆の家に「テレビの写りを
見せてくれ」と言って入り込み、老婆を射殺。宝石を盗んでみたり、クスリの棚を
荒らしてみたり、とヤクチュウか物取りの仕業に見せかけ、帰宅するノラを踊り場で
待ち構え、エレベータから降りてきたノラも射殺。妻の待つミュージカル劇場に急いだ。
アリバイを作ったのだ。

捜査に乗り出したロンドン警視庁は、クリスの筋書き通りの予想を立てる。だが担当の
刑事はクリスを疑う。警察に呼び出されたクリスは、署に向かう途中、老婆から盗んだ
宝石やクスリをテムズ川に捨てた。しかし、指輪が1つ、手すりに引っかかって川に
落ちず、歩道に残った。警察では、ノラの日記を示し、ノラとクリスの関係を追及するが
クリスは浮気を認めたものの殺人は否定、2人組みの刑事の一人はクリスはケチな
浮気男ですよ、というがもう一人の刑事は、どうも合点がいかない。

ついにクロエが妊娠したことが判明、家中大喜びとなる。刑事の一人が、クリスの犯行を
ぴったりと言い当てる夢を見て、同僚に意気込んで話すが、そんな折、ノラのアパートの
近くでクスリ目当てのジャンキーが殺され、この男のポケットから、老婆の指輪が見つかる
という事件があった。これで、ノラと老婆を殺した犯人は、ジャンキーということに
なってしまった。完全犯罪が成立。そしてクロエは男の子を出産。
台詞には出ないが、当然、クリスは罪の意識に苛まれて人生を送ることになり、誰も
しらなくても生まれてきた子は殺人者の子であることに変わりはないのであった。

ウディがドストエフスキーの「罪と罰」を意識したのは、クリスがテニスクラブで「罪と罰」を
読んでいることからも明らか。クリスはラスコリーニコフの役を担わされたのだ。

警察はノラの解剖をすれば赤ちゃんが出てきて、DNA判定をすればクリスが父親であり
犯行の動機は十分だということがわかりそうなもんだが・・・と誰もが思うだろう。
ノラは実は妊娠なんてしていなかったのだ。クリスをクロエから奪うためにうそをいって
いたのだ。離婚さえさせてしまえば、こっちのものだからだ。

よく出来たサスペンス映画だ。冒頭、テニスボールがネットに当たって、向こうに落ちるか
こちらに落ちるかで、勝負が決まることがある。人生もまた・・・、という意味合いの
映像で始まるのだが、偶然が人生を決める、(子供が出来てしまう、出来ないも含め)
ということを、最後の暗示も含めて、提示できたと思う。
この映画では本人は出てこないが、出てこれないわなあ、この作風じゃ。
尚この映画の詳しい情報は

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by jazzyoba0083 | 2007-10-06 23:10 | 洋画=ま行 | Trackback(2) | Comments(0)

●「マーキュリー・ライジング Mercury Rising」
1998 アメリカ Universal Pictures,Imagine Entertainment 108min.
監督:ハロルド・ベッカー  音楽:ジョン・バリー
出演:ブルース・ウイリス、アレック・ボールドウィン、ミコ・ヒューズ、チー・マクブライド他
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どこか「ダイ・ハード」に似た刑事もののサスペンス・アクション。2度目の鑑賞となったが
前に観たストーリーは殆ど忘れていた。

これもアクションものにはよくあるパターンだが、冒頭緊迫したシーンから始まる。、
銀行強盗の潜入捜査官をしてたアート(ブルース)は、自分の制止を振り切って
突入してきたFBI機動隊に、賊の一味に加わっていた少年まで射殺してしまったことに
激怒し、指揮をしていた司令官を殴り、閑職に回される。

一方、自閉症の男の子サイモン。彼は特殊な能力に恵まれていて、なぞなぞを解く
ことが大好き。特殊学校の先生から貰ったパズル本を見ているうちに、どこかに
電話する。

そのどこか、とは国家安全保障局の極秘プロジェクト「マーキュリー」の暗号作成本部。
暗号作成技術者が、自分たちの作った暗号がどのくらい見破られないか、乱数表に
電話番号を隠して雑誌に掲載していたのだった。これをサイモンが読んでしまい、
電話をかけてきたのだった。自分たちの暗号を破られたことにショックを受けた保障局の
責任者クドロー中佐は、殺し屋をサイモンの自宅に送りこみ、両親を射殺、サイモンを
誘拐しようとしたが、サイモンが上手く隠れて難を逃れた。

この捜査に再び復帰することになったアートは、家宅捜索で壁の中に隠れていた
サイモンを発見。サイモンが特殊能力を持っていて、保障局の暗号を解いてしまい、
当局に狙われていることを理解する。

殺し屋から執拗に狙われるサイモンを伴って逃げるアート。暗号を作っていた若い
職員も、自責の念に駆られて、告発文を作成、しかし、そこに殺し屋が入ってきて
射殺されてしまう。しかし、かれがタイプで使っていた複写のカーボン紙がゴミ箱に
あり、書いてあった内容が、調査に来たアート経由でFBIの幹部に知るところになり
FBI対保障局(の悪人)の対決となる。

決戦は、ブルースの映画でよく観るビルの屋上。保障局がサイモンを保護すると
いいつつヘリコプターで拉致しようとするが、アートと駆けつけたFBIに悪事を
見破られ銃撃戦となる。アートと指揮官の一騎打ち。ビルから転落して行ったのは
当然ワルモノ。こうして、偶然国家機密を解いてしまった自閉症の少年とヒトクセ
あるFBI捜査官の物語は終わる。途中、サイモンを連れて逃げるところで街の
中のコーヒー店でサイモンを預ける女性が、お人よしゆえに事件に巻き込まれ、
家に二人を隠したり、最後まで危険な目にあいながら、サイモンを守り続ける。

自閉症の少年の演技はあの歳では上手かったのじゃないかな。決して人の目を
観て喋らないなど、特徴をよく捉えていた。ラストは、施設に入りなおしたサイモンと
アートの抱擁で終わっていく。

国家機密をパズル雑誌に出しちゃいかんでしょ、というような突っ込みは出来るけど、
まあ、そこそこ面白く観ることができました。ダイハードに比べると一ひねり少なかった
かな。アレック・ボールドウィン、善人面した悪人をやると雰囲気が出ますねえ。
尚この映画の詳しい情報は

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by jazzyoba0083 | 2007-10-03 22:40 | 洋画=ま行 | Trackback(2) | Comments(0)

●「マンハッタン殺人ミステリー Manhattan Murder Mystery」
1993年 アメリカ TriStar Pictures,107min.
監督・脚本:ウッディ・アレン
出演:ウッディ・アレン、ダイアン・キートン、アラン・アルダ、アンジェリカ・ヒューストン他
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NY、JAZZ、ウッディ・アレン、殺人、と来ると、本当にミステリーかと思うが、
実はずっこけミステリー。ウッディらしい笑いがあちらこちらに。それにしても
2時間近く、ウッディとダイアンはしゃべり続けている。マシンガンのようだ。
それにウッディは駄洒落を撒き散らしている。これが気が利いていて洒脱なんだな。

劇作家?のラリー(ウッディ)とキャロル(ダイアン)は、少々トウのたった夫婦。
アパートにすんでいるが、向かいの夫婦とたまたまエレベーターの中で知り合い、
お茶に誘われる。早く家に帰ってボブ・ホープの深夜映画を観たいラリーと
お近所付き合いよ、といって長居をしようとするキャロル、そうこの夫婦は長い間
夫婦なのに趣味は一致しないのだ。
そのお向かいの奥さんが次の日に心臓マヒで亡くなる。キャロルは、ダンナが
怪しいとにらみ、妄想膨らます。劇作家仲間やラリーの担当編集者も巻き込んで
素人探偵よろしく、「捜査」をはじめる。ラリーも、止めとけ、警察も心臓マヒって
いってるじゃないか、とたしなめるが、キャロルは止まらない。
最初に会ったとき、お互いに入るお墓も買ってある、と言っていたのに、
コーヒー豆を探してシンクの下を覗くと骨壷があり、中に灰が入っていたことから
怪しいと思い始めたキャロルだったのだ。

勝手にお隣に忍び込み、怪しいものはないか探したり、けっこう危ないことを平気で
やる。でもその結果、カリブの海に行くといっていたのに、パリ行きの航空券を
見つけたり、ますます怪しい証拠をつかむ。
ダンナは若い女がいて、奥さんを殺し、灰にして証拠を隠滅し、二人でパリに高飛びを
決め込もうとしているのではないか、と推理。
ラリーは相変わらず引きずられながらも、妻の暴走を止めようと必死だ。

しかし、町で死んだはずの奥さんの姿をみるにおよび、キャロルは殺人を確信。
奥さんに似た人を殺して、何か得になること計画しようとしていると、仲間と必死で
推理を組み立てる。若い恋人とされる女を付回したり。そしてさらに、奥さんとそっくりな
女性も、殺され焼却炉に投げ込まれるところを目撃してしまう。

考えた仲間たちは、ダンナの犯罪を暴くため、焼却炉に投げ込んだはずの奥さん?を
引き上げて手元にある、20万ドルと引き換えに取りに来いとハッタリの電話をする。

ついに正体を現したダンナは、逆にキャロルを捉えて、取引を要求する。かっこいい
対決シーンは、ダンナの経営する映画館。オーソン・ウエルズの映画が鏡に写っている
ところでのダンナとラリーの対決、そしてダンナの長い間の愛人だった足の悪い
老秘書の登場。彼に若い女に乗り換えられて頭にきていた彼女はダンナに銃を向けた。

結局、お向かいの夫婦の奥さんの姉が未亡人となって莫大な遺産とともにイギリスから
NYの妹夫婦のところをたずねてきて、たまたま本当の心臓発作で亡くなった。
一計を案じた夫婦は、奥さんが姉になりすまして、姉を自分として火葬、遺産をせしめ
ようとしたが、ダンナが遺産の独り占めを企み、奥さんを殺し、若い俳優志望の女と
逃亡しようとしていたのだった。

よくできた都会的な、おしゃれなミステリー?コメディーだったな。先週見た
「ピンクパンサー」(リメイク版)は、おばかな映画だったが、こっちも笑いがあちこちだが
おバカではなく、ヒューモアとウィットに富んでいるさすがウッディの映画だ。
ダイアン・レインが渋くウッディの相手を演じきっている。ウッディの駄洒落、好きだなあ。
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by jazzyoba0083 | 2007-09-26 22:55 | 洋画=ま行 | Trackback | Comments(0)

●「迷い婚~すべての迷える女性たちへ~ Rumor Has It」
2005 アメリカ Warner Bros.Pictures,Village Road Show Pictures 97分
監督:ロブ・ライナー
出演:ジェニファー・アニストン、ケヴィン・コスナー、シャーリー・マクレーン、マーク・ラファロ他
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ホウレイ線が目立つアニストンではあるが、綺麗です。これだけの豪華配役ならまずは
観なくちゃね。しかも好きなジャンルのラブコメだし。加えて、これも大好きな映画「卒業」が
重要なキーファクターになっているわけだし。

ニューヨーク・タイムズの結婚と死亡記事欄を担当しているサラ(アニストン)は、恋人
で弁護士のジェフと婚約を交わしたばかり。自分の将来を思うと不安でいっぱいだ。
いわゆるマリッジブルーってやつ?

ある日、妹の結婚式に出席し、ジェフを正式に両親に紹介するため故郷パサディナへと
帰ってきた彼女は、そこで両親の結婚にまつわるある噂を耳にする。
どうやら、サラの家族は、映画にもなった小説『卒業』のモデルらしいのだ。
サラが9歳のときに亡くなった母が映画の中で結婚式直前に連れ去られた花嫁で、
サラの祖母(マクレーン)が主人公の青年を誘惑したミセス・ロビンソン。そこでサラは、
両親の結婚の謎を探るべく、かつて母を連れ去った高校の同窓生で小説「卒業」を書いた
と男性(コスナー)を見つけ出し、直接話を聞こうと思い立つ。ひょっとしたら今の父と
結婚式を挙げる1週間、失踪して他の男のもとにいたのなら、本当の父はその男かも
しれなからだ。

母が卒業した高校などに情報を求め、サラは遂にサンフランシスコでIT系の企業を
成功させているボー・バローズを見つけ出す。そして秘密をさぐろうとするのだが、
ボーは、自分は大学時代にサッカーをやっていて、股間をひどく蹴られて、子供が
作れない体だ、と語る。そんなカッコいいボーに結婚を控えてふらふらしていたサラは
惹かれてしまい、ベッドを共にしてしまう。なんと祖母、母、娘と3代に渡って寝た男と
なったのだ。
自分の前からいなくなったサラを探しに来た婚約者ジェフはサンフランシスコの
パーティー会場で、キスを交わすサラとボーを見つけてしまう。本気じゃない、と
必死に説明するサラだが、彼女を信じられなくなったジェフは彼女に激怒し、去っていく。
「ちがうんだって、ジェフ!」「ならば今僕と結婚できるか!?」「・・・・・」「ほら、そうだろ!」

やはりジェフに去られてみると、彼の存在の大きさに気づいたサラは、父や祖母、
妹などと話し、やはり自分にはジェフしかいないんだ、と確認し、ジェフのところへ。
ドアをノックし「このまま閉めてもいいけど、できれば入れてほしいの」。

でもジェフはサラの裏切りを許せない。自分のしたことを思えばジェフに何も語れず、
帰るサラ。しかし1階のエレベーターが開くと、そこにはジェフの姿が。
「ひとつ条件がある。僕たちの娘をボーに近づけないこと。いい?」
答えは「もちろんよ!」

「卒業」を知っている人は、とても楽しく、にやりとしながら観ることが出来ます。
「この映画は噂に基づくフィクションです」と、人を食ったクレジットが笑わせます。
尚この映画の詳しい情報は

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by jazzyoba0083 | 2007-09-16 16:30 | 洋画=ま行 | Trackback(2) | Comments(0)

身代金 Ransom

●「身代金 Ransom」
1996 アメリカ Imagine Entertainment,Touchstone Pictures 製作
Vuena Vista International 配給   122分
監督:ロン・ハワード 
出演:メル・ギブソン、レネ・ルッソ、ブローリー・ノルティ、ゲイリー・シニーズ他
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名手、ロン・ハワードが「アポロ13」の次にメガフォンを取った作品。なかなかの
出来で、展開のスピード、メリハリ、キャスティング、演出も当然、上等な映画だと
思いました。ロンの映画には基本的にハズレがないと私的には思うのですが。

新興航空会社を経営する成功者トム・ミューレン(メル)は、妻のケイトと息子の
ショーンの3人で豪邸に住み、幸せな生活を送っていた。
しかし、彼の成功を妬み、ショーンを誘拐する犯人グループがいた。現職刑事の
ジミー・シェイカー(シニーズ)らだ。彼らはショーンを誘拐し、身代金を要求して来た。
最初はFBIの指揮下で、犯人の言うとおり身代金の受け渡しに応じていたが、
失敗、息子も救出できなかった。そもそも一代で航空会社を立ち上げ汗と苦労の
中で手にしてきた大金を、息子と引き替え、という誘拐の手口に、トムの怒りは
沸点に達し、遂にテレビ局に乗り込み、インタビュー番組に乱入し、犯人たちに
懸賞金200万ドルを懸けると生で発表する。賛否はゴウゴウ。当然である。

犯人グループに仲間を売るきっかけにする一方、人質である息子に手を掛けて
しまうと、身代金の有無に拘わらず、終生追われる身となってしまう。なかなか
考えたものだ。しかし、当初妻のケイトにも「何を考えているの!」と面罵される
始末。

しかし、案の定仲間割れが起き、ジミーは仲間を射殺し、警官であることを利用し
逃亡しようとする。しかし、天網恢恢疎にして漏らさず。トムのアイデアは奏功し
ショーンは我が手にもどるのであった。

ラストのあたり、主犯のジミーと仲間たちの内紛など、ストーリーの先を読ませない
テンポと展開はロン・ハワードの面目躍如といったところ。
メルは顔に力が入りすぎな感じだが、成り上がり、といった風情はいいかも。
主犯のシニーズは、小ズルイ犯人がピッタリで、この映画を引き締めていたな。
現代のRansom(ランサム)とは、そのものずばり「身代金」。
尚この映画の詳しい情報は

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by jazzyoba0083 | 2007-07-22 23:30 | 洋画=ま行 | Trackback | Comments(0)

●「モンキー・ビジネス Monkey Business」
1952 アメリカ 20世紀フォックス映画 97分(日本未公開)
監督:ハワード・ホークス
出演:ケイリー・グラント、ジンジャー・ロジャーズ、チャールズ・コバーン、
    マリリン・モンロー他。
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製薬会社の研究者、バーナビー・フルトン博士(グラント)は、会社の命令で
若返りのクスリを開発していた。牛乳瓶の底のようなめがねはしているが、
いい男(グラントだものね)。彼を支える良妻はエドウィナ(ロジャーズ)。
大恋愛の末結ばれた、仲の良い夫婦だ。

バーナビーは若返りのクスリは危険だ、強壮剤くらいにしておくべきだ、と
社長(コバーン)に言うが、社長は聞かない。
その頃実験室では、研究用のチンパンジーが、博士のいないうちに、オリを
出て、クスリを勝手に混合、さらにそれを飲料用の水にも、クスリを入れてしまった。

研究室に来たバーナビーは、自らクスリを調合し、自分が実験台になって
飲んでみた。するとどうだろう、近眼は治り、関節痛も吹き飛んで、学生時代の
若々しさが体中に充満してきた。
喜び勇んだ博士は、街に行って髪を短くし、派手なブレザーを買い、スポーツカーも
買って、社長秘書のミス・ルイス・ローレル(モンロー)を誘い出して、街中を
飛ばし、プールで高飛び込みをしたり、して会社に戻ってきた。

クスリの効き目はやがて切れたが、この効果が社長の耳に入り、会社を上げて
このクスリを作るように指示する。博士は、効能に危険性があるので、慎重になるが
今度は、妻が夫に代わってクスリを飲んでしまう。
妻も俄然若返り、博士を誘って、第二の新婚旅行に行こうとスポーツカーを自分で
運転して出かける。女学生に戻った妻エドゥイナは、ダンスパーティーで猛烈な
踊りで、パートナーの博士をくたくたにしてしまう。

挙句の果てにやきもちを焼いたエドウィナは、博士をホテルの部屋から締め出して
しまったり、バーナビーも手を焼いてしまう。
やがてこれもクスリの効き目が切れて、元へと戻ったのだが、会社ではもっと
大変なことが起ころうとしていた。

会社に帰った夫妻。もうあのクスリを作るのは止めようと、レシピを破り捨て、
あのクスリの入った水でコーヒーを作り、何杯も飲んだからたまらない。

二人はあっという間に10歳の精神状態に戻ってしまい、クスリの作り方を教える
ように迫る取締役らの間を転げ周り、会社を飛び出してしまう。
バーナビーは、家の近くで子供たちとインディアンごっこに興じていた。
早めにクスリの効き目が切れた妻は、友人の弁護士に救助を以来するが、
訪ねてきた弁護士は、バーナビーと組んだ子供たちインデアンにまんまと木に
縛り付けられてしまう。
そのころ家に駆けつけたエドウィナは、たまたま庭にいた隣の家政婦が預かった
赤ちゃんを、夫がこんなに小さくなってしまった、と慌てて、赤ちゃんを連れて
会社に戻った。
元に戻る時に急に眠くなる、ことから赤ちゃんを寝かしつけようとする。が
なかなか寝てくれない。そのうち、縛られた弁護士を救出した警察が家に入って
来る頃には、バーナビーは、疲れて家に戻り、赤ちゃんと一緒に寝ていた。
ということで事態は解決した。もう若返りの研究は本当にやめたと。

文で書くとシリアスだが、ドタバタのコメディーです。美男美女がやるから
余計に面白い。ダンスの名人ジンジャーのダンスが少し見られます。
ピチピチのマリリン・モンロー、体の線が丸見えのドレスで悩殺します!
DVDのジャケットは主役のグラントもロジャーズも何処かへいっちゃって
モンローで売り出してます。違うんじゃないかなあ。

夫が赤ちゃんになってしまったことにビックリして、タクシーで会社に駆けつける
のだが、赤ちゃんを夫として会話しているのにビックリする運ちゃんが面白い。
それと、夫婦が若返って色んなことをするのだが、その行動も、面白いが、
若いことだけが貴重じゃないなあ、とも思わせる。
気楽に観られる一品。モンキー・ビジネスとは、「インチキ」とか「いたずら」とかの
イミもあるのですね。なるほどね。
尚この映画の詳しい情報は

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by jazzyoba0083 | 2007-06-26 23:30 | 洋画=ま行 | Trackback | Comments(0)

●「めぐり逢い An Affair To Remember」
1957 アメリカ 20世紀フォックス映画 106分
監督・原作・脚本:レオ・マッケリー 作詞:ハロルド・アダムソン、作曲:ハリーウォーレン
出演:ケイリー・グラント、デボラ・カー、リチャード・デニング、ネヴァ・パターソン他

        <1957年度 アカデミー賞4部門ノミニー>
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’39にマッケリーがシャルル・ボワイエとアイリーン・ダンを使って作った「邂逅
(めぐりあい)」を、彼自身が’57にリメイクした、アメリカン・メロドラマの王道。
好きですねえ、こういう悲恋もの。ステロタイプなんだけど、こみ上げてしまうの
ですねえ。「愛情物語」とか「慕情」とかね。このあたりのアメリカの悲恋ものは
ストレートで屈託がなく素直に泣けるので、いいです。ちょいとクサイけど。

で、この「めぐり逢い」も、このあと更にウォーレン・ベイテイで同名の映画が、
更に、メグ・ライアンとトム・ハンクスで「めぐり逢えたら」など、数回のリメイクが
行われたほどの有名なラブストーリー。このころの恋てなんて純粋だったのだろう。

ヴィック・ダモンが唄う主題歌「想い出の歌」も、映画に実にフィットしていて、
また、重要な役も担っている。デボラ・カー(「王様と私」の教師役)、美しい!

クリスマスの時期、ヨーロッパからアメリカに向う客船。プレイボーイのニッキ
(グラント)は、ニューヨークにいる富豪の婚約者の元に向うこ途中。
同じ船に、これも婚約中のテリー(カー)が乗っていた。二人は偶然、船内で出会うが、
ニッキーは、そのプレイボーイぶりと婚約者が大富豪であることから、船内の
皆が知っていて、たちまち船内のうわさになる。
ニッキは、イタリアに寄航したときに、テリーと自分の祖母を合わせる。祖母とテリーは
意気投合し、祖母は自分が愛用してたケープをあげる、という。祖母は、ニッキと
テリーが将来結ばれるだろうという予感があったのだろう。
お互いに婚約者がいる身ではあるが、二人はたちまち恋に落ちる。そしてニッキは
自分がまともな仕事について働くから1年後に、お互いの婚約を解消し、
エンパイア・ステートビルの最上階で会おうと約束する。

ニッキはもともと画家志望であったことから、絵画の練習を重ね、絵が売れるまでに
なっていく。テリーも、婚約を解消し、教会で子供たちに歌を教えて暮していた。

そして、1年後。約束の日が訪れた。いち早くビルの展望台でテリーを待つニッキ。
しかし、何時間待ってもテリーは現れない。
テリーももちろん、はやる心を抑えきれず、待ち合わせの場所に急いだのだが、
クルマにはねられ大怪我をしてしまったのだ。

いつまでたっても現れないテリー。やはり自分のところには来なかったのだ、と
確信したニッキは、打ちひしがれて、その場を去る。そして、傷心のニッキは
イタリアの祖母の元へ。しかし、祖母はすでになく、使用人がケープを預っていた。
(このあたりのかつてテリーと祖母が座っていたイスを撫でて感傷にふけるシーン、
いいですね)

画家として成功の道が見えてきたニッキは、画廊に自分の絵を飾れるまでになった。
そして、テリーを探し出そうと決心、ついに彼女の元にたどり着くことができた。
そこには、長いすに足を横たえたテリーがいたが、ニッキは彼女の足が動かないと
は気がつかない。そして、なぜあの日エンパイア・ステートビルに来なかったのか?
と問うのだが、テリーは、私は行ったわ、とウソをつく。行ったけど、あなたのほうが
いなかったのよ、と。しかし、その晩の詳しい天気の様子などを言われると、テリーの
ウソはばれてしまう。
ニッキは、自分の絵が売れるようになったこと、中でも気に入っている絵があるのだが
(テリーとケープを描いたもの)、足の悪い女性が、どうしても欲しい、と言っているので
仕方なく売ることにしたんだ、と、彼女の別の部屋に進むと、そこには、今言っていた
絵が飾ってあったのだ。
すべてが氷解したニッキ。二人は固く抱き合うのだった・・・・。

紅涙を絞る映画。何のケレンもなく、感動に浸れるいい時代のアメリカの上質なメロ
ドラマだ。テリーの、高潔な愛情、女々しくニッキを追うわけでもなく、しかし、本質は
とても純粋な愛に満ちているのですね。それと、お互いの婚約者が、すごく理解が
あるのが、不思議と言うかイイなというか。金持ちケンカせずなのかなあ。
尚この映画の詳しい情報は

こちら
まで。
by jazzyoba0083 | 2007-06-11 23:20 | 洋画=ま行 | Trackback(2) | Comments(0)

「招かれざる客 Guess who's coming to dinner」
1967 アメリカ コロムビア映画 108分
監督・製作:スタンリー・クレイマー
出演:スペンサー・トレイスシー、キャサリーン・ヘプバーン、シドニー・ポワチエ他
<1967年度アカデミー賞主演女優賞、脚本賞受賞作品>
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「いい映画を観たな」というのが鑑賞後の
偽らざる感想。出演者の数も少ないし、シーンの数も多くは無い。
殆どが会話で成り立っている映画だが、そんなことはなんら苦に
ならない出来だ。ハリウッドが世界に誇れる映画のうちの1本であることは
確かだ。

映画の全ては、ラストの10分になんなんとするスペンサー・トレイシーの
セリフに代表される。このスペンサー・トレイシーとアカデミーを獲得した
キャサリーン・ヘプバーンが、素晴らしくいい。特にスペンサーは
何でアカデミー主演男優賞を獲れなかったのか、不思議でならない。
この年は秀作が多く、「卒業」「夜の大捜査線」「俺たちに明日はない」
「モダン・ミリー」「ドリトル先生不思議な旅」などどれが作品賞・主演男優賞
を獲得しても不思議ではない作品がならんでいる。
主演男優賞は「夜の大捜査線」でロッド・スタイガーが持って行った。
スペンサー・トレイシーはこれが遺作になってしまったわけだが、
さすが1936、37と連続して主演男優賞をとり、9回もノミネートされている
名優だけの迫力がある。一方のキャサリーン・ヘプバーンも、
公私ともにスペンサーと近しい間で、9作品で共演している。彼女も4度
アカデミー主演女優賞を獲得している。
ジョーイを演じたキャサリン・ホートンは、キャサリンの実の姪である。

そんな二人の両親の間の一人娘ジョーイ。サンフランシスコのリベラル
有力新聞のオーナーの娘らしく開明的で自由に育った。そのジョーイが
ある日、ハワイ大学で知り合った、37歳の黒人男性を連れて我が家に
帰ってきた。そこから騒動は始まり、映画はこの間の半日を描いていく。

黒人男性ジョンは国連のWHO副理事まで勤める有能な人物。8年前に
ベルギーの列車事故で妻と娘を亡くしていた。そんなジョンがハワイ大学
で講義をする仕事中、生徒であったジョーイと恋に落ちたのだった。
自由闊達なジョーイは20分で恋に落ち、2週間で結婚を決め、SFの
実家に報告に来たのだった。
二人は今夜彼の新しい勤務地ジュネーブに飛び、そこで結婚する、と言い
今夜中に意見を聞きたいという。

突然、最愛の娘が黒人青年を連れてきたことで、狼狽する両親。特に
リベラル紙のオーナーで人種差別を軽蔑する論陣を張っていた父の
マットは、理屈では偏見はいけないと判っていても、いざ自分の娘の
こととなると、感情が許さない。
母はとまどいつつも、娘の愛情を信じることにする。自分の娘ならどう反対
しても、決心は貫くだろうと感じていたからだ。
母は、夫にも賛成するように説得するのだが・・・。

一方、ジョンが実家に掛けた電話で、今夜の夕食にジョンの両親を招待する
ことになってしまった。ジョンの両親も息子の結婚相手が白人とは知らない。
空港に迎えに来た二人を見て、驚愕するジョンの両親。
父は「狂気の沙汰だ」と猛反対する。

そんな中、夕食が近づく。食事を待つ間、お互いの両親同士、また自分の
親に、二人の愛の深さを信じて、と訴える。
マックの親友の神父も、二人を応援するのだが・・・。
そして、数時間。マットは「俺としたことが・・・」と悟ったのだった。

1967年の映画である。今なら作らないようなテーマを正面切って正々堂々と
取り上げて見せたクレイマーと
コロムビア映画を褒めよう

人種偏見、アパルトヘイトもこの時期のアメリカの重要なテーマであった。
セリフの中にも「ニグロ」と「カラード」という言葉が交錯している。
黒人と白人の結婚は、物凄い障害があったのだろう。それは我々日本人には
理解できないことであろう。州によっては、まだ白人とカラードの結婚が
禁止されていたところもあったくらいだから。
産まれて来る子供たちの苦労も、並大抵ではないだろう。
自分に置き換えてみても、息子が、アメリカから黒人のお嫁さんを連れて
きたら「子供が愛しているのなら」と言葉では言えても、頭のどこかで、
違和感を感じてしまうのだろう。この映画を観た人はみんなそう思うのでは?
「言うは易し・行なうは難し」たった一夜で、結論を迫られる状況というのは、あまり無いケースだとは
思うが、追い込まれたがゆえに人間の本心が出てくるのだろう。
「招かれざる客」という邦題、考えたのだろうが、ヒッチコックのスリラー
みたいでもう少し、柔らかい邦題は無かったのだろうか?
尚この映画の詳しい情報は

こちら
まで。
by jazzyoba0083 | 2007-02-17 15:30 | 洋画=ま行 | Trackback | Comments(0)

●「マイ・ルーム Marvin's Room」
1996 アメリカ ミラマックス映画  99分
監督:ジュリー・ザック
出演:メリル・ストリープ、ダイアン・キートン、レオナルド・ディカプリオ、
    ロバート・デ・ニーロ、ヒューム・クローニン他
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動きが少なく、会話の多い映画だなあ、と思っていたら、もともと舞台用の
シナリオだったんですね。同じ話でも、映画と舞台では感じ方が違うので、
この映画も出演者が豪華なワリには、物語が地味で、訴えるところが
少ないものになってしまったのでしょうか?

出演者の名前に釣られて観ましたが、涙とか感動とか、感じたいタイプの
映画だったのですが、そこまでは行ってなかったですね。
唯一、美容師で妹のメリル・ストリープが、白血病治療のため、脱毛して
しまい、カツラをかぶっている姉ダイアン・キートンの、そのカツラを取って、
綺麗にショートにしてあげるシーンが感動的だったかな。

20年来行き来がなかった姉妹のお話。妹リー(メリル・ストリープ)は、
実家から遠く離れた街で、美容師をしながら国家資格を取ろうとしている。
離婚し、息子ハンクは、家に放火した罪で精神病院に入れられている。
それに幼い弟チャーリーがいた。リーはタバコが離せず、自分のことしか
考えられないタイプの女。
一方、姉のベッシー(ダイアン・キートン)は、自らの人生を犠牲にして
実家のあるフロリダで、痴呆の老父と叔母の面倒を献身的に見ている。
しかし、ある日の検診で、白血病であることが判明する。

久しぶりで電話で会話する姉妹。姉は自分の病状を訴え一度実家に
帰るように言う。骨髄移植をすれば、助かるかもしれない、いや姉を
助けるにはそれしかないのを知って、二人の子供を連れて姉と老父が
住むフロリダに急いだ。

20年ぶりで再会する姉妹。最初は当然ギクシャクしていたものの、
自分勝手な妹も、姉の重病を押しての献身的な介護を見るうちに
次第に心が和らいでいく。母親からも「どうしょうもない子ども」と
言われてしまっていた、ハンク(ディカプリオ)も、本来は寂しいだけ。
母親の変化と、病気なのにみなに優しい姉を見るうちに素直になっていく。

ラストは、白血病の姉が結局、親族の骨髄が不適合と判り、移植は
駄目になってしまうところでおわっていくのだが、あれれ・・という感じ。
カットアウトな感じでエンドロールが出てきてしまう。

なんとなく、姉妹の愛情みたいなものを感じさせるものであるのだが、
また、各俳優の演技も文句は無いのだが、いまひとつパンチというか
カタルシスが無い。もったいない感じではある。
原題の「マーヴィンズ・ルーム」というのは、姉妹の老父の部屋のこと
だが、このタイトルに、酌む所がありそうだ。
尚、この映画の詳しい情報は

こちら
まで。
by jazzyoba0083 | 2007-01-23 22:45 | 洋画=ま行 | Trackback(5) | Comments(0)

Mr.&Mrs.スミス

●「Mr.&Mrs.スミス Mr.&Mrs. Smith」
2005 20世紀フォックス提供 リージェンシー映画製作 118分
監督:ダグ・リーマン
出演:ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー、ヴィンス・ボーン他
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去年のお正月映画だったですかね。周回遅れでWOWOWにて鑑賞。
ブラピとアンジーの結婚のきっかけとなった映画として知られました。
これだけ濃密な夫婦役をやっていると、恋愛感情を持っちゃいますよね。
美男美女が。お互いに次の相手とのウワサが気になりますねえ。

脚本が違うので一概には言えないけど、あの「ボーン・アイデンティティ」
の監督の作品としては気概を感じない映画だった。というかそういう
たぐいの映画じゃないですね。ハリウッドの金がかかったコメディタッチの
アクションムービーでしょう。
映画を単なる娯楽として割り切って観れない人には辛いかもしれないです。
ただ、ひたすらスッキリしたい、と思う人には面白いでしょう。
だって、あれだけ撃たれて、全部防弾チョッキにあたっている、なんて
在り得ないし、家一軒ぶっ飛ばす火薬ってどんなん?とか、
カーチェイスも、突っ込みどころ満載だしなあ。そんなことハリウッドじゃ
当たり前で、それを承知で楽しみなさいよ、てな映画です。

ブラピファンにはたまらないだろうし、アンジーファンにも楽しい映画。
5~6年前に南米でお互いのミッションの最中に知り合い、電撃的に
結婚した殺しのエージェント同士。
5~6年は、お互いを騙し合い、正体を隠した生活が続いた。しかし、
ある日、同じ男の殺しを同時に指令され、現場でかち合うことに。

お互いのためにミッションは失敗し、それぞれが自分の妻、夫が
ライバルであったことに愕然とする。長年自分を欺いていたことに
腹を立て、同時にお互いの組織から48時間の猶予しか与えられず
再びミッションに失敗すると自分の命がない殺し屋の運命から
お互いを殺すことに必死になる。しかし、どこかにお互いに愛している
心はあるので・・・。

自宅での疑心暗鬼のディナーから始まった、家を壊すかと思われる
銃弾とナイフが飛び交う壮絶な夫婦喧嘩の結果、お互いの愛情を
確認した二人。
それからは、お互いの組織を相手に再び壮絶な戦いが始まった・・・。

アンジーが現場に残した焼けたノートパソコンの増設RAMから
妻の事務所がわかるところ、そんな抜かりはないだろうにね。
組織のBMW3台に追われる1ボックスカー。運転している
ブラピが「反応の悪いクルマだなあ」と嘆くところ。そりゃそうだわさ。

これは美男美女を眺めながら、アクションシーンに突っ込みを入れ
ながら楽しく観るのが正解の映画だな。
尚この映画の詳しい情報は

こちら
まで
by jazzyoba0083 | 2007-01-07 22:35 | 洋画=ま行 | Trackback(1) | Comments(0)