カテゴリ:洋画=ま行( 139 )

●「マイ・ルーム Marvin's Room」
1996 アメリカ ミラマックス映画  99分
監督:ジュリー・ザック
出演:メリル・ストリープ、ダイアン・キートン、レオナルド・ディカプリオ、
    ロバート・デ・ニーロ、ヒューム・クローニン他
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動きが少なく、会話の多い映画だなあ、と思っていたら、もともと舞台用の
シナリオだったんですね。同じ話でも、映画と舞台では感じ方が違うので、
この映画も出演者が豪華なワリには、物語が地味で、訴えるところが
少ないものになってしまったのでしょうか?

出演者の名前に釣られて観ましたが、涙とか感動とか、感じたいタイプの
映画だったのですが、そこまでは行ってなかったですね。
唯一、美容師で妹のメリル・ストリープが、白血病治療のため、脱毛して
しまい、カツラをかぶっている姉ダイアン・キートンの、そのカツラを取って、
綺麗にショートにしてあげるシーンが感動的だったかな。

20年来行き来がなかった姉妹のお話。妹リー(メリル・ストリープ)は、
実家から遠く離れた街で、美容師をしながら国家資格を取ろうとしている。
離婚し、息子ハンクは、家に放火した罪で精神病院に入れられている。
それに幼い弟チャーリーがいた。リーはタバコが離せず、自分のことしか
考えられないタイプの女。
一方、姉のベッシー(ダイアン・キートン)は、自らの人生を犠牲にして
実家のあるフロリダで、痴呆の老父と叔母の面倒を献身的に見ている。
しかし、ある日の検診で、白血病であることが判明する。

久しぶりで電話で会話する姉妹。姉は自分の病状を訴え一度実家に
帰るように言う。骨髄移植をすれば、助かるかもしれない、いや姉を
助けるにはそれしかないのを知って、二人の子供を連れて姉と老父が
住むフロリダに急いだ。

20年ぶりで再会する姉妹。最初は当然ギクシャクしていたものの、
自分勝手な妹も、姉の重病を押しての献身的な介護を見るうちに
次第に心が和らいでいく。母親からも「どうしょうもない子ども」と
言われてしまっていた、ハンク(ディカプリオ)も、本来は寂しいだけ。
母親の変化と、病気なのにみなに優しい姉を見るうちに素直になっていく。

ラストは、白血病の姉が結局、親族の骨髄が不適合と判り、移植は
駄目になってしまうところでおわっていくのだが、あれれ・・という感じ。
カットアウトな感じでエンドロールが出てきてしまう。

なんとなく、姉妹の愛情みたいなものを感じさせるものであるのだが、
また、各俳優の演技も文句は無いのだが、いまひとつパンチというか
カタルシスが無い。もったいない感じではある。
原題の「マーヴィンズ・ルーム」というのは、姉妹の老父の部屋のこと
だが、このタイトルに、酌む所がありそうだ。
尚、この映画の詳しい情報は

こちら
まで。
by jazzyoba0083 | 2007-01-23 22:45 | 洋画=ま行 | Trackback(5) | Comments(0)

Mr.&Mrs.スミス

●「Mr.&Mrs.スミス Mr.&Mrs. Smith」
2005 20世紀フォックス提供 リージェンシー映画製作 118分
監督:ダグ・リーマン
出演:ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー、ヴィンス・ボーン他
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去年のお正月映画だったですかね。周回遅れでWOWOWにて鑑賞。
ブラピとアンジーの結婚のきっかけとなった映画として知られました。
これだけ濃密な夫婦役をやっていると、恋愛感情を持っちゃいますよね。
美男美女が。お互いに次の相手とのウワサが気になりますねえ。

脚本が違うので一概には言えないけど、あの「ボーン・アイデンティティ」
の監督の作品としては気概を感じない映画だった。というかそういう
たぐいの映画じゃないですね。ハリウッドの金がかかったコメディタッチの
アクションムービーでしょう。
映画を単なる娯楽として割り切って観れない人には辛いかもしれないです。
ただ、ひたすらスッキリしたい、と思う人には面白いでしょう。
だって、あれだけ撃たれて、全部防弾チョッキにあたっている、なんて
在り得ないし、家一軒ぶっ飛ばす火薬ってどんなん?とか、
カーチェイスも、突っ込みどころ満載だしなあ。そんなことハリウッドじゃ
当たり前で、それを承知で楽しみなさいよ、てな映画です。

ブラピファンにはたまらないだろうし、アンジーファンにも楽しい映画。
5~6年前に南米でお互いのミッションの最中に知り合い、電撃的に
結婚した殺しのエージェント同士。
5~6年は、お互いを騙し合い、正体を隠した生活が続いた。しかし、
ある日、同じ男の殺しを同時に指令され、現場でかち合うことに。

お互いのためにミッションは失敗し、それぞれが自分の妻、夫が
ライバルであったことに愕然とする。長年自分を欺いていたことに
腹を立て、同時にお互いの組織から48時間の猶予しか与えられず
再びミッションに失敗すると自分の命がない殺し屋の運命から
お互いを殺すことに必死になる。しかし、どこかにお互いに愛している
心はあるので・・・。

自宅での疑心暗鬼のディナーから始まった、家を壊すかと思われる
銃弾とナイフが飛び交う壮絶な夫婦喧嘩の結果、お互いの愛情を
確認した二人。
それからは、お互いの組織を相手に再び壮絶な戦いが始まった・・・。

アンジーが現場に残した焼けたノートパソコンの増設RAMから
妻の事務所がわかるところ、そんな抜かりはないだろうにね。
組織のBMW3台に追われる1ボックスカー。運転している
ブラピが「反応の悪いクルマだなあ」と嘆くところ。そりゃそうだわさ。

これは美男美女を眺めながら、アクションシーンに突っ込みを入れ
ながら楽しく観るのが正解の映画だな。
尚この映画の詳しい情報は

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まで
by jazzyoba0083 | 2007-01-07 22:35 | 洋画=ま行 | Trackback(1) | Comments(0)

未知への飛行 Fale-Safe

●「未知への飛行 Fale-Safe」
1964 アメリカ・コロムビア映画 101分
監督:シドニー・ルメット
出演:ヘンリー・フォンダ、ウォルター・マッソー、ダン・オハーリヒー他
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作られた時代、1964年という年をまず考えなくてはなるまい。
前々年62年の10月に世界を核戦争の恐怖の瀬戸際に追い込んだ
キューバ危機があり、ケネディとフルシチョフの戦争回避に向けた
必死の攻防という事実があった。

この映画は、その事件が無くては出来なかっただろう。
ストーリーはアメリカの3箇所で3人の登場人物の同じ時間の早朝から
始まる。テンポ良くシーンを展開し、ぐいぐいと観ているものを引き込む。
あえてモノクロの映画とし、陰影を巧みに使い、恐怖を加速させる。
映画のほとんどは、フォンダ演じる合衆国大統領とソ連共産党議長との
会話を中心にした密室会話劇。戦闘指令室や攻撃機の機内が
写るだけで、映像の広がりは無いが、そんなことは微塵も感じない。

物語は単純で、アメリカの支援爆撃機が誤った情報でソ連に報復の
攻撃に出撃してしまう。
大統領はホットラインでソ連の議長と「こちらの誤りだ。当方の攻撃機は
撃墜してくれ。さもないと、モスクワは水爆で壊滅する。こちらの情報は
あらゆる手段でそちらに提供する。」と伝える。
ソ連の議長もアメリカのミスを認めたものの、編隊の1機が、モスクワ
上空に進入、狂信的な機長は司令部や彼の妻の説得も振り切り、
核弾頭の付いたミサイルのボタンを押す。

大統領は、もしモスクワが壊滅したときは、アメリカの誠意を見せるため
ニューヨークにも自ら核弾頭を落とし、全面的な核戦争にによる人類への
大打撃を防ぐとソ連に悲壮な約束していた。
そして、モスクワが水爆で灰燼に帰したと判ると、NYに核弾頭を落とす
命令を自軍に下すのだった・・・。

エレクトロニクスの世界で1歩間違うと、人間がコントロールできない
戦争が始まってしまう恐怖を描いていて、ひしひしと人間の愚かさが
伝わってくる。ルメットの手法にやられた。
それとフォンダの演技。会話だけだけど、モノクロフィルムの中での
圧倒的な存在感は、アメリカを代表する男優だと思い知らされる。
ラストの映像表現は、今だと陳腐かもしれないが、当時は素晴らしく
新鮮だったのだろう。いや、今でも少しも古びていない。

ウオルター・マッソー、ダン・オハーリヒイー、ラリー・ハグマン、
エド・ビンズなど、脇を固める助演陣も素晴らしい。
尚、この映画の詳しい情報は

こちら
まで。
by jazzyoba0083 | 2006-12-30 01:15 | 洋画=ま行 | Trackback | Comments(0)

息子と恋人 Sons And Lovers

●「息子と恋人 Sons And Lovers」
1960 アメリカ 20世紀フォックス 105分
監督:ジャック・カーディフ 原作:D・H ロレンス 助監督:ピーター・イェーツ
出演:トレヴァー・ハワード、ディーン・ストックウェル、ウェンディ・ヒラー他
<1960年度アカデミー賞撮影賞(モノクロ)、NY批評家協会賞・作品賞
                  ゴールデン・グローブ賞 監督賞 受賞作品>
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イギリスの炭鉱町で繰り広げられる、親子、恋人の愛憎を描いた
D・H ロレンスの著名なドラマ「息子たちと恋人」の映画化。
あえてモノクロで撮影、余計な情報をカットして、ストーリーに入りこめる。
それも炭鉱町であるから余計に。

ウォルター・モレルは学は無くて、妻にいつも辛く当たっている炭鉱夫。
3人の息子がいるが、長兄はロンドンへ。次兄は父と同じ炭鉱夫。
そして末息子のポールは絵描きになりたい、と願っている。
そして幼馴染のミリアムという恋人がいる。時代は1900年代の
初め頃である。
ポールの母、ガートルードは、ミリアムはポールをだまそうとしていると
信じて疑わず、交際を認めていない。息子を取られるという嫉妬に過ぎない。
ミリアムの母も頑固な純潔主義者でポールとの間を許さない。
ポールは若さゆえ、ミリアムの全てが欲しいのだが、ミリアムはどうしても
長年の純潔教育が身に染み付いていて、体を許すことができない。

あるひ、炭鉱で落盤があり、次兄のアーサーが死んでしまう。
そして、ウイリアムは、町の展覧会に自分の作品を出品、それは
石炭のすすにまみれた父の顔を写実的に描いたものだった。
この絵に感動した金持ちのハドロック氏がポールの家を訪れ、ロンドンに
来て絵の勉強をしなさいと薦める。もちろんお金は出すという。
しかし、ポールはミリアムや母のそばを離れることが出来ずチャンスを
捨ててしまう。
そして、町の小さな繊維関係の会社に就職する。そこで、ポールは
クララという人妻に出会い、その妖艶な姿に一目惚れしてしまう。
クララには夫がいて、別居中なのだ。
密かなデートを繰り返す二人だが、クララは夫を忘れることができず、
やがて二人は別れる。
ポールはミリアムの元に戻るのだが、ポールは一番愛しているのは母親だ、
と言って、ポールは最愛の人、結婚するしかない、と説得するが、ポールは
ミリアムの元を去る。
そんな中、母親のガートルードは心臓発作を起こし、帰らぬ人となる。
あんなにケンカして中が悪かった夫だが、悲嘆にくれる。
ポールはロンドンに出る覚悟を決め、ミリアムもロンドンで教師になる勉強を
することになる・・・。

さまざまな愛の形が提示される。いつもケンカばかりしていて、時に暴力さえ
振るうポールの父と母。彼らは実は底で深い愛情で結ばれていた。
しかし、最愛のポールをミリアムに取られたくない、と嫉妬する「女」でもあった。
ポールと一時愛人関係になるクララも、出来の悪い夫の元に帰っていくこと
になるのだが、彼らも抜き差しならぬ愛情で結ばれているのだ。
そしてポールとミリアム。あんなに愛し合っていて、初めのうちは体を
許さなかったミリアムだが、次第にポールの考えに沿うようになる。しかし、
どこかお互いに相容れない部分を感じている。これが母と父の愛情と実に
対照的だ。

このほかにも長兄とワリと軽い女の愛情なども描かれていて、「愛」とは?
ということを様々な側面がから考えさせられる。
原作がしっかりしているから、暗い映画だったが、大変興味深く観ることが
できた。1960年の製作ということを考えると、当時のアメリカの愛情観の
迷いみたいなものを感じ取ることができるのでは?
殆ど知らない俳優さんばっかりだったのが、変な感情移入が無く観れたのも
良かったかな。
尚この映画の詳しい情報は

こちら
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by jazzyoba0083 | 2006-12-09 16:30 | 洋画=ま行 | Trackback | Comments(0)

●「ムースポート Welcome to Mooseport」
    <「レッツ町長選挙!=WOWOW>
2004 アメリカ 日本未公開 110分
監督:ドナルド・ペトリ
出演:ジーン・ハックマン、レイ・ロマノ、マーシャ・ゲイ・ハーデン他。
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ジーン・ハックマンにつられて観ました。まあまあ、かな。観ていて
嫌な気分にならない映画なので、良かったです。

前大統領モンロー”イーグル”コール(ハックマン)は、妻とのゴタゴタ
から、本宅を取られてしまい、別荘のあるメーン州の小さな町、
ムースポート(鹿港?)という町にやってきた。折りしも町長選が
始まるとき。コールは、自叙伝を書いたり、講演をしたりして悠々
自適の老後を送ろうと計画していた。しかし、町の有力者たちから
240年の歴史のある町に町長になってくれ、と懇願される。
コールは引き受けることにする。

一方、町の配管工にして雑貨店主、ハンディ(ロマノ)は、獣医師サリー
と恋仲なのだが、今ひとつ煮え切らないハンディに、サリーは苛立って
いた。

そんな折、コールとサリーが出会う機会があり、デートに誘う。前大統領が
デートをする、言うので、レストランの周りはマスコミや見物人で大騒ぎ。

あるとき、コールとハンディはサリーをかけてゴルフ対決をする。しかし
コールのゴルフはこれまでフェアウエイにSPが張り付き、OBを出しても
隠れていた彼らがボールをフェアウエィに投げて、いい成績にしてきた
のだった。このとき、離婚騒動中のコール夫人が現れ、コースに隠れて
いるSPの存在をばらし、当然の結果、コールは破れてしまう。しかし
サリーは自分がゴルフの賭けに使われたことに激怒してしまう。

前大統領とデートをするサリーの態度を見て、ハンディは俄然町長
選挙に出馬する決意を固める。そして選挙戦が繰り広げられ、
テレビ討論会が開催される。弁舌ではどうしても敵わないハンディだが、
素朴な訴えが有権者を意外に引き付けていく。
あせったコールとスタッフは、討論会でハンディを褒め上げ、明日の
投票日にはハンディに投票するように訴える作戦にでる。
しかし、自分の能力の限界を知ったハンディは、討論会で、発言を
求め、コールこそムースポートの町長に相応しい、明日は私は
コールに投票する、皆さんも是非。と訴え、先手を取ってしまう。
あせったコールも同じように、この町の町長にはハンディこそ相応しい。
地元のことを彼以上に知るものは居ないと褒め上げ、私は明日
彼に投票する、と宣言した。

そして投票日。開票が進み、立候補者二人が公園に呼ばれ、選管
から、ボクシングの勝利者決定シーンのように腕を挙げられたほうが
勝者となる。手が挙げられたのはコールだった。しかも一票差。
コールはしかし、昨日自分はハンディに入れるといっていて実は
自分の名前を書いた、と告白、真の勝利者はハンディだ、と
勝利を譲る宣言をする。しかしハンディも、自分も自分の名前を
書いた、やはり町長はコールこそ相応しい、と譲らない。
結果、コールは町長を引き受けることにする。

そして、ハンディは「実は自分はちゃんとコールの名前を書いた。
だから、真の勝者は自分だが、もういい。自分にはサリーさえ
いれば」と指輪を渡して告白する。
一方、コールの秘書も、長年仕えてきてコールに愛情を感じていて
それを告白、彼らも結ばれることになるのだった・・・・。

設定が面白く、ライト感覚で楽しめるテレビドラマのような映画だった。
見流す、というと失礼かもしれないけど、そんな感覚で観て丁度いい
映画じゃなかったかな。日本公開してもこの手の映画は単営館でも
人は入らないでしょうね。
尚、この映画の詳しい情報は

こちら
まで。
by jazzyoba0083 | 2006-11-08 22:40 | 洋画=ま行 | Trackback | Comments(0)

●「マイ・リトル・ブライド My little bride」
2004 韓国 117分
監督:キム・ホジュン
出演:ムン・グニョン、キム・レウォン、パク・ジヌ、アン・ソニョン他
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ユン・ソクホ「秋の童話」で、一躍韓国の大スターの仲間入りをした
ムン・グニョンの04年のヒットラブコメディ。
大学生と高校生の夫婦という設定は珍しくはないが、そこは韓国
の事情があって、儒教の風土や兵役などをホントに理解していな
いと、ちゃんと笑えないのかもしれない。まあ、韓国のらぶコメ
なので、眉根に皺を寄せて映画論を甲論乙駁しても仕方がない
ので、肩の力を抜いて楽しむ類の映画です。

まあ、それにしてもムン・グニョンの表情豊かなこと。蒼井優や
野沢直子の印象が時々よぎります。キム・レウォンは唐沢寿明
風ですな。

大学生のサンミンはアメリカ留学から帰ってきた美大生。
お祖父さんが重病で見舞ったサンミンにお祖父さんはこう言った。
「サンミンとボウン(ムン)のお祖父さんは親友で、お互いの子どもを
結婚させようと約束した。しかし、両方とも男の子だった。だから、
その約束を次の世代のお前らが果たすのだ」と。
びっくりする一族。サンミンはプレイボーイで遊びたい盛りの大学生。
一方のボウンはまだ16歳の高校1年生だ。当然二人は拒絶する。
ボウンにはあこがれの野球部先輩がいたのだ。
しかし、お祖父さんの病状が悪化(ウソ・そもそも病気じゃない)、
病床でボウンはお祖父さんに結婚するから死なないで、と懇願する。
そして、二人は形だけではあるが結婚する。
二人が結婚していることは学校長しかしらない。なんとか秘密を
守ろうするボウン。しかし間の悪いことに教育実習にサンミンが
ボウンの高校に派遣されてきたのだ。それにボウンの担任が
サンミンに一目惚れしてしまい、二人が暮しているアパートにまで
押しかけて来て一騒動。そんなどたばたを乗り越えて、二人の
間に真の愛が芽生え始めてくる。
そして学園祭の舞台の背景画を、担任の嫉妬からボウン一人に
やらされたことから、サンミンが夜中に仕上げを手伝う、いつも
夜遅くてちっとも家に帰ってこないサンミンを怨むボウンだったが
真実を知って、涙を流す。そして学園祭の日。二人の秘密をトイレ
で知った意地悪なヤンキーに、舞台の上で、二人は結婚している
と暴露されるのだった。しかし、舞台にかけつけたボウンは、
サンミンに愛している、と告白、ひしと抱き合うのだった。そして
学友たちからは拍手の嵐が・・・。

めでたし、めでたし、なのだ。韓国映画お約束のギャグもふんだんで、
眉毛も剃らないムン・グニョンが可愛い。
気楽に見ましょう。それなりに楽しい。韓国映画のおバカな楽しさを
判るかたは楽しいでしょうね。
尚この映画の詳しい情報は

こちら
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by jazzyoba0083 | 2006-11-06 22:30 | 洋画=ま行 | Trackback(1) | Comments(0)

マイ・ライフ My Life

●「マイ・ライフ My Life」
1993 アメリカ カペラ・ピクチャーズ配給 ザッカーフィルムズ制作 117分
監督:ブルース・ジョエル・ルービン(脚本も)
出演:マイケル・キートン、ニコール・キッドマン、ブラッドレィ・ウィットフォード他。

若くしてガンを宣告された男が、産まれ来るわが子に自分とは誰だったかを
いろんな人にインタビューしたり、ビデオを回して記録していく、感動?作。

デトロイトの鉄屑屋の息子ボブは、父親が忙しくていつも居ないばかりか、
商売にも恥ずかしさを感じていた。半ば、家族と縁を切るようにして
カリフォルニアに転居し、ゲイル(キッドマン)と結婚する。
広告会社で成功し、全米10人の名PRマンといわれるまで立身出世していた。

好事魔多し。彼に、膵臓と肝臓に末期ガンが発見されたのだ。それから、彼は
自分が何のために生まれ、妊娠した妻のおなかにいる子供にどんな父親
だったかを、同僚や知人のインタビューを撮り、更に、子供にいろんな人生の
作法をも教えるビデオを作る。

ある日、妻に進められて謎の中国人の気孔術を操る医院に行ってみると、
この男、彼のガンの位置をぴたりとあて、また少年時代に盲腸を取っている
ことまで当てる。そして、ボブの胸にある「恐れ」と「怒り」が病気の元だ、
と宣告する。そして、「お前のすることは"許す"ことだ」とも託宣する。

そこで、カリフォルニアに着てから10年、帰っていないデトロイトに弟の
結婚式があるのをチャンスに帰る事にする。両親と和解しようとするのだ
が、父親からは「お前は家族を見下しているんだよ」と言われてしまう。
結局和解はならず、カリフォルニアに戻ってくる。

そして、妻が産気付き、ついに男の子が生まれる。姿を見ることはないと
思っていただけに嬉しさもひとしお。しかし、彼のガンが脳に転移をした
のだった。やがて体が弱り、歩けなくなり、モノが掴めなくなっていく。
死期が迫ってきた。ついに、デトロイトから両親と弟夫婦もやってくる。

最後のシーンでボブが子供の頃みんなに、自分に家にサーカスが来ると
ウソをついてとっちめられたことがあったが、両親がボブの庭に本物の
サーカスを呼んだシーンは、いいなあ、と思わせる。
ボブとゲイルの夫婦が少し落ち着きすぎかなあ。アメリカ人て割合そういう
ところがあるんだけど、もっと取り乱すのではないのかな。
親子の和解のシーンでももう一工夫欲しかった。謎の中国人が胡散臭い。
カルトっぽい味付けなんて要らないのになあ。
でも、映画の最後まで、助からないかなあ、助けてあげたいなあと思って
いましたけど。心温まる映画であることは確かではありますが。
ニコール・キッドマンはホントの妊婦だった(トム・クルーズとの赤ちゃんが
おなかに居たとき)時の作品なのでしょうな。

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by jazzyoba0083 | 2006-09-04 23:15 | 洋画=ま行 | Trackback | Comments(0)

●「ミスター・アーサー Arthur」
1981 アメリカ オリオン・ピクチャーズ 97分
監督:スティーヴ・ゴードン(脚本も)
音楽:バート・バカラック、キャロル・ベイヤー・セイガー
出演:ダドリー・ムーア、ライザ・ミネリ、ジョン・ギールグッドほか

クリストファー・クロスの優しい歌声で、ニューヨークの月夜のマジックが
「ニューヨーク・シティ・セレネード」という主題歌として流れてくると、
ああ、AOR時代の映画だなあ、と懐かしい思い出がよみがえってくる。
自分にとって1981年という年は、格別の思い出があるので、この歌と
この映画も格別の思い出がある。
ダドリー・ムーア。或る意味、不世出の俳優さんだ。元々足が悪く、
作曲やピアニストとして名をなして来た人だが、随分年をとってからの
銀幕デビューとなった。背が低く、歩き方が尋常でないのは産まれつきの
病気のせい。そんな、ダドリーが、ハンディキャップなんか微塵も感じ
させない、おバカな演技(というか駄洒落)で笑わしてくれる。

ストーリーは単純。ニューヨークのホテルで暮している(本当の家は別に
ある)アーサー・バック。大富豪の御曹司で、自分で何もする必要も無く、
また何も出来なくて、何もすることがな。そして酒に溺れる日々。本当の
恋も知らないうちに、父親に有無を言わせぬ政略結婚を迫られ、絶体絶命。

ある日、買い物に入った店で、ネクタイを盗む娘(ライザ)を見つけ、万引きで
捕まりそうになるときに、「彼女は自分の連れだ。ネクタイはつけておいて」と
救ってあげる。このとき、アーサーは初めて恋をしたのだ。
しかし、7億5000万ドルの相続は、どうしても断われなくて、アーサーの
結婚式は近づく。
娘は、ウェイトレスをしながら女優を夢見ている。彼女も、アーサーに引かれる
が、政略結婚がどんどん進んでいく。そして結婚式。
盛装したアーサーは、娘のいるダイナーに行き、「60年くらい休暇をもらって
くれない?」とポロポーズ。婚約者に真実を告げ、彼女の父親にぼこぼこに
されてしまう。
「一生貧乏に暮すことになるぞ」と脅かされるが、アーサーは娘との生活を
選んだのだ。もう7億5000万ドルもいらない、と。
しかし、おばあさんはバック家の人間が地下鉄に乗るなどということは許さない、
としかりつけるが、アーサーの心は揺るがない。

終始、酔っ払って馬鹿笑いをながら駄洒落を連発するアーサーだが、初めて
真実の愛に目覚め、人間としてお金ではないところに幸せを見つけていく。
アーサーはもともと、金持ちとして暮していて幸せだと感じたことが無かったのだ。

ダドリー・ムーアの演技が光る。バカラックの音楽は期待したほど出てこない。
また執事役のジョン・ギールガットが、暖かく厳しくユーモラスにアーサーの
後見役を演じていて、良い味を出している。
しかし、ダドリーも、ギールガットももうこの世の人ではないのだなあ。
最後に、アーサーは7億5000万ドルをせしめるのだが、貧乏人として娘と
暮し始めるのがよしとするか、やはり金持ちとして暮すか、意見の分かれる
エンディングではなかったでしょうか。まあ、金はあっても、もうアーサーは
放蕩はしないだろうけど。
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by jazzyoba0083 | 2006-08-19 23:07 | 洋画=ま行 | Trackback | Comments(0)

●「メイフィールドの怪人たち The 'Burbs」
1989 アメリカ ユニバーサル+イマジン・エンタテインメント 102分
監督:ジョー・ダンテ
出演:トム・ハンクス、キャリー・フィッシャー、ブルース・ダーンほか。

若きトム・ハンクスのホラー・コメディ。このころのトムはこんな役が
多かったような気がする。「パンチライン」に告ぐ若いトムを観た。
「レディ・キラー」もこんな路線だったなあ。

メイフィールドプレイスという閑静な住宅地に引っ越してきた怪しい一家。
そのうち、トムの家の道を隔てた一家の主がカツラを残して失踪したらしい、
と、トムと住民たちが騒ぎ始める。
トムと、仲間たちは、大胆にも、その家に侵入し地下室で不審な焼却炉を
発見、そのまわりの土を掘り始める。しかし、地下に埋設されていた
ガス管に穴を開けてしまい、家は大爆発!当然のことながら警察ざたに
なってしまう。しかも、失踪していたと思われた隣人は急病で入院していて
ひょっこり自宅に帰ってくる。唖然とする一同。
トムは自分たちの勘違いを反省し、もうやめようと仲間を説得するが、
聞かない。どうしても怪しい(この一家がどうみても怪人一家の風体で
見るからにあやしいのだが)。
そのうち、この家の主人が、実は前に住んでいた住人を殺したのだ、と
告白、彼らの狙いは当たっていたのだ。そして、警察官が多数いる前で
彼のクルマのトランクから大量の頭蓋骨が!

テレビの前で、仲間の一人が「郊外人種を甘くみるなよ!人殺しは
必ずつかまえてやるんだからな!」と叫ぶが、これが原題を表している。

今から20年ほど前の映画で、ヤッピーなどが流行していたころのアメリカ
を理解していないと、郊外人種の、隣人との奇妙な結びつきや、知らない
隣人を理由も無く怪しむ心境、またベトナム帰りの兵隊さんの登場などは
理解できないのでしょうね。

テレビ映画を観ているような、軽いホラーコメディだったと感じました。
男たちがエキセントリックになっているのにトムの奥さんをはじめ
女性陣は、落ち着いているのがおかしいですね。

怪しいやつが、怪しくないと思わせておいてやっぱり怪しかった、という
ウラをかいたオチが、カタルシスだったかな。
トムは、今でもそうだけど、急にエキセントリックになる演技はこのころ
から上手いなあと思いました。
尚この映画の詳しい情報は

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by jazzyoba0083 | 2006-07-30 23:32 | 洋画=ま行 | Trackback | Comments(0)

●「見知らぬ人でなく Not As A Stranger」
1955 アメリカ ユナイテッド・アーチスト=MGM  135分
監督・製作:スタンリー・クレイマー
出演:ロバート・ミッチャム、オリビア・デ・ハヴィランド
   フランク・シナトラ、チャールズ・ビックフォードほか。

観終わった感想は「重厚な映画だったなあ」ということ。
描く世界が医者であることもあっただろうが、俳優の演技も
重さがあったような気がする。

若き医学生(ミッチャム)は、真面目で、馬鹿が着くほどまっすぐな
性格。オヤジが酒飲みで学費が払えず、友人(シナトラ)や担当
教授がお金を貸してはくれるが、どうしても足りない。
そうした時に看護婦(オリヴィア)が彼に好意を寄せていることを知り
かつ、小金も貯めていることを知り、愛情もそんなにないのに
学生結婚する。
そして、晴れて研修医となるのだったが、間違いを許さない性格が
あちらこちらで、他の医者と衝突し、孤立していく。
なんとか研修も終わり、各地に散っていった学生たちだが、
ミッチャムは、あえて田舎町グリーンヴィルを選ぶ。
そこでは、町医者(ビックフォード)が献身的に働いていた。
それこそ、どんな病気でも診なければならず、往診もあり、やりがいは
感じつつ、疲れる毎日。専業主婦となった妻とも会話がない。
妻は子供が欲しいのだが、ミッチャムはまだ早い、と拒絶する。
ある日、馬丁が怪我をした、とのことで往診したミッチャムは
寡婦で女主人(グロリア・フラハム)と出会う。そして、ついに
ミッチャムは、妻にない魅力を女主人に感じて、間違いを犯して
しまう。
勤務する病院の院長は頼りなく、肺炎にかかった自分の担当患者の
治療を放棄している始末。怒ったミッチャムは、自宅から妻を呼び
看護婦として付け、必死の治療で、蘇生させることに成功する。
改めて妻の看護婦としての力量に観劇したミッチャムは、彼女に
病院で働いてくれ、と頼む。妻の気持ちを全くわかっていないのだ。
ある日、妻は自分が妊娠していることに気がつくが、夫に言う勇気
がない。親友の産婦人科医(シナトラ)が、わざわざ家に来てくれた
のだが、本人は牧場の女主人のところに行って帰ってこない始末。
ついには妻から離婚を迫られ、家から出て行ってとなじられる。

そして、心臓に病気を持つ先輩の老医者(ビックフォード)が心臓病で
倒れた。ミッチャムは責任者として、彼の大動脈瘤破裂の手術を
するのだが、結局余計なことを試みて、老医者を殺してしまう結果を
招く。

まったく自信をなくし、妻にまで捨てられ、町をさまようミッチャム。
ようやく、医者ととしてこれまで他人の言うことに耳を貸さず、自分を
過信していたこと、自分のことを愛してくれていた妻を裏切りどんなに
辛い目に会わせていたのか、目が覚めたのであった。

ミッチャム、オリビア、シナトラ、ビックフォード、そしてリー・マーヴィンや
ロン・チエィニー・jrなど、素晴らしい俳優の素晴らしい演技を堪能できる。
金儲けを非難し、誠実に患者のことを思って治療したいと思うミッチャム
は素晴らしいのだが、そのために友人を非難し、教授も許さないという
潔癖すぎる行動は、医者として心のない厳しいだけの医者になってしま
っていたのだ。大学を卒業する時、担当教授がミッチャムに送った
「君は優秀だ。良い医者になるだろう。だが孤高に生きていてはいつか
はつまづく」というはなむけの言葉が心に残る。
自分の信念を貫こうとするために人の心を理解できないと、生きては
行けない、ということなんだろう。

50年代のアメリカの持つ良質な映画なんだなあ、と感心しました。
尚この映画の詳しい情報は

こちら
まで。
by jazzyoba0083 | 2006-07-23 22:30 | 洋画=ま行 | Trackback | Comments(0)