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マーニー Marnie

●「マーニー Marnie」
1964 アメリカ Universal Pictures.129min.
監督・製作:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ショーン・コネリー、ティッピー・ヘドレン、マーティン・ガベル、ダイアン・ベイカー、ブルース・ダーン他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
久し振りのヒッチコック作品。ショーン・コネリーは本作製作と同じ年にボンドシリーズ
第三作「ゴールドフィンガー」に登場、片や、ヒッチコックに見いだされたカトリーヌ・
ドヌーブ似(個人の意見)の美人、ティッピー・ヘドレンは前年に名作「鳥」でデビューした
ばかりの新人。ちなみに、ティッピーの娘がメラニー・グリフィス(今の旦那はアントニオ・
バンデラス)であったりする。お母さんの面影あるなあ。

閑話休題。本作の怖さはヒッチコックお得意のサイコスリラーであり、幼いころのトラウマ
から男性を愛せなくなり、盗癖がついてしまった悲劇の女性と、彼女を暖かく見守る
男を描いている。カメラワークなどいささかの古臭さはある一方で俯瞰を使った構成などは
上手い処理だなあとも思ったり。 ショーン・コネリーはどうもボンドにイメージが強くて。
逆にティッピーは美人なんだが、まだ2作目の映画で危なっかしさがまた映画の主人公の
危なさと重なって良かったと思う。なぜマーニーは赤に反応してしまうのだろうか、とか
盗癖はどう解決されていくのか、補償弁償は?警察送り?などなど最後はどうなるのだろう、
と気をもませつつ引っ張るのはヒッチコックの上手いところ。ただ、ショーン・コネリーが簡単に
マニーに恋に落ち過ぎかなあ、(まあ一目惚れなんだろうけど)という気がした。ただ彼の
作品中のマーニーに対する献身振りは良かったんじゃないかな。それとふてぶてしさとか
弱さを同時に演じなくてはならなかったティッピーだが、よく応えていた。ラストあたりの少女期
への退行現象などは観ていてちょっと痛々しかったけどね。最初ヒッチコックはマーニーの役を
グレイス・ケリーに頼んだのだそうだが断られたとか・・。
それとちょっと時間が長かった。風景といいイギリスの匂いがする映画でしたね。

本業の仕事をほとんどせずマーニーとの間に結構なお金(盗んだ金の弁償も含め)を使った
ショーン・コネリー、よほど会社経営にゆとりがあるのだろなあ。何を作っているのか分からな
かったけれど。
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<ストーリー>
R社にマーニー(ティッピー・ヘドレン)と名のる女が求職に応募した。面接したマーク
(ショーン・コネリー)は彼女が金庫泥棒であることを見破っていたが、彼女にひかれる
まま、雇うことにした。
やがて機会が訪れると、彼女は金庫から紙幣を盗み出し、いつものように遠い田舎の
農場に逃げた。だが、事情を見抜いていたマークが駆けつけていた。彼は彼女の盗癖を
彼女も意識しない隠れた原因だと考えていた。
彼は衝動的に彼女と結婚しようと決意した。2人は新婚旅行に出かけたが、彼が花嫁を
抱擁しようとすると、異常なおびえをみせて彼を避け、彼のどのような愛情の表現に対し
ても、身体を縮めてしりごみした。

旅行から帰った2人は外見上は夫婦らしく暮らしたが、実際は別々の寝室で過ごしていた。
そのうち、マーニーは彼女の過去のことを少しずつ喋りはじめた。過去5回ほど金庫破りを
していて、5万ドルを盗んでいた。その後も色々いやな事が起こり、彼女はマークと別れ
ようと決心した。彼女は先ず彼の事務所へ行った。金庫を開けたとき、彼がそばに来ていた。

いよいよ、彼女は彼を母親のバーニス(ルイス・レタム)に会わせねばならないことを悟った。
バーニスとの会見で、マーニーの常軌を逸した行動の謎が解けてきた。バーニスは昔娼婦だった。
マーニーが5歳の時、母親にいたずらした水夫を夢中で殺してしまった。以後、母親はその件を
秘密にし、マーニーには男を遠ざけて育てた。
マーニーは母親に対して何事かわけのわからない特別の恩を感じていたらしく、そのために
盗みを働き、母親に貢いでいたというわけだった。マーニーは初めて自分の行動を支配して
いた無意識の動機をさとり、自己破壊の精神衝撃から解放され、マークとの再出発の自信を
とり戻した。」(Movie Walker)

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by jazzyoba0083 | 2014-03-26 23:25 | 洋画=ま行 | Trackback | Comments(0)

●「マリー・もうひとつの人生 La vie d'une autre」
2012 フランス・ルクセンブルグ・ベルギー Dialogues Films,and others.98min.
監督:シルヴィー・テステュー
出演:ジュリエット・ビノシュ、マチュー・カソヴィッツ、オーレ・アッティカ、フランソワ・ベルレアン他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
日本未公開。WOWOWの「ジャパンプレミア」で鑑賞。よくあるタイムスリップものだが、
脚本がなかなかうまく出来ていて面白く観た。オチをどうつけるつもりだろう、夢オチだったら
許せない、などと経過を見守っていたが、最後はまあ夢でもいいか、と思わせるような
いかにもフレンチっぽいホンワカした余韻を多いに残した終わり方だった。

一目ぼれした青年の一夜を共にし、目覚めてみたら15年もの未来で目が覚めたマリー。
その記憶のない期間自分がどうなってきたのか全く分からない中を手探りで失われた
15年を探り出す。
投資会社の女帝と呼ばれ成功者となっているらしいが、どうやら嫌な女になっているらしい。
あれだけ愛し合って結婚したのだろう、漫画家ポールとは自分から離婚を言い出している
らしい。会社の役員に自分の愛人がいるらしい、ポールにも出版社の愛人がいるらしい、
15年前に介護状態になった父はすでに亡くなり今や別の男と暮らしている母と裁判沙汰に
なっているらしい、5歳のこまっしゃくれた男の子がいて、家のことは家政婦と、シッターに
任せっぱなしにしているらしい。親友の結婚式をすっぽかし以来絶交状態になっている
らしい・・・。etc。

仕事に目覚め、その世界で名を挙げ、功をなし、大金も得ていたが、どうやら自分は幸せとは
言いにくい状態であることが分かってくる。本来の自分はこんなんじゃなかったはずだ。
いましも別れてしまいそうな、最愛のポールに今の自分は本当の自分じゃない、昔の
自分を愛して欲しい、と必死で訴えるのだが、最初「変になったんじゃないか」と思っていた
ポールも次第にマリーの心の変化を感じるようになる。

15年前にはユーロもなく、クルマはリモコンでドアが開かず、携帯も無く、オバマって
誰?という状態。しかしマリーは結構強い心でタイムスリップした世界に挑んでいく。
そのあたりに多少の無理を感じるが、ある種のファンタジーなので苦にならず却って
微笑ましく映る。15年後の今を必死になって生きようとするビノシュの演技が大いにそれを
助けているといえる。
ただ、41歳になったビノシュが自分の姿を鏡でみて愕然とするのはいいのだが、その前の
15年前26歳の彼女の姿は、ちょいと無理があるなあ。。。

遂にポールはマリーが出会ったころの純真な女性に戻ったことを確信し、二人はまた
元の愛情に包まれるのだった。ベッドの中のシーンで終わっていくのだが、まあ、これで
目が覚めたら15年前に戻っていて、今のは全部夢だった、と言われてもそれはそれで
観る人に任せればいい、と感じた。私は戻らずにポールの愛情を勝ち得て、女帝のまま
やりきるんじゃないか、と見ましたが・・・。
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by jazzyoba0083 | 2014-03-15 22:50 | 洋画=ま行 | Trackback | Comments(0)

●「マイティー・ソー/ダーク・ワールドThor:The Dark World」
2013 アメリカ Marvel Entertainment (presents) ,Marvel Studios.112min.
監督:アラン・テイラー
出演:クリス・ヘムズワース、ナタリー・ポートマン、トム・ヒドルストン、アンソニー・ホプキンス他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
アヴェンジャーズを観て、Thorの存在が気になっていたので、第一作は観てないが、
マーヴェル映画大好き、アメコミ映画大好きとしては、早速シネコンに駆けつけた。
主役のヘムズワースは二日前に「Rush」で観たばかり(笑)。

3D吹き替え版。休日の午後一番だったが人の入りは今ひとつ。しかしアメリカでは
ヒットして、評判もいいようだ。基本、神様の話なので、「そんなのありか?」度は、他の
アメコミより濃いと思う。個人的には「ロード・オブ・ザ・リング」などの中世の画作りを
ベースにした神話系の映画はあまり好きではないのだが、この映画もマーヴェル作品の
中では、やはり一歩引く。現代とのかかわり合いがもう少し多いか、現代をベースにした
話のほうが自分に合っていると思った。

話の根本は、映画の冒頭に説明してくれるので理解出来る。今回はずいぶんと
コミカルな仕立てのようだ。ソーの恋人ナタリー・ポートマンが大活躍である。2年ぶりに
地球に会いに来た神様にビンタを2発食らわすんだもの。場内から思わず笑いが起き
ましたよ。また義弟で敵役だったロキ役のヒドルストンが、なかなか美味しいところを
持って行く。ストーリーには今ひとつ思い入れ出来なかったものの、3DのVFXは見応えが
あったし、出演者がアンソニー・ホプキンスや浅野忠信、レネ・ルッソ、ステラン・スカルスガルド
など芸達者が脇を支えるので安定感はある。

ソーと、恋人ジェーンの恋愛物語、ロキとの兄弟の仲、両親とのこと、そしてジェーンの
愉快な仲間。映画はカラフルであり、本作のキーポイントである「どこでもドア」状態も
楽しい。でかいポップコーンを抱え込んで、食べながら観たが、そういう雰囲気の
楽しい映画だ。分かっているとは思うけど、これは漫画の世界なんで、特に神様の
世界の話なので、眉根にシワを寄せて見るもんじゃあありません。

映画の冒頭で「エンドロールの後でも映画が続いている」旨の字幕が出るが、今回は
それが2度ある。「アヴェンジャーズ2」に向けての、それぞれのヒーローの活躍の公開が
続く。4月には「キャプテン・アメリカ」の続編が待っている。それも楽しみだ。
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<プロダクションノート&ストーリー>
「神の世界の戦士、ソーの活躍を描き人気を博したアクションの続編。“アベンジャーズ”の
戦いの後、再び地球を襲う未曽有の危機に、ソーとその弟ロキが挑む。前作に引き続き、
ソー役をクリス・ヘムズワースが演じるほか、ナタリー・ポートマン、浅野忠信ら主要キャストが
出演し、『アベンジャーズ2』へとつながる物語が展開する。

ニューヨークに壊滅的な打撃を与えた「アベンジャーズ」の戦いから1年。英国・ロンドンで
原因不明の重力異常が発生した。ソーの恋人であり天文物理学者のジェーン(ナタリー・
ポートマン)は、その原因調査のためロンドンへと向かう。
だがこの怪異は、宇宙が誕生する以前から存在していた闇の力を復活させ、地球侵略を
足掛かりにして全宇宙の滅亡を企むダーク・エルフの仕業だった。

調査を進める中、ジェーンはその謎に迫るが、宇宙滅亡を導く鍵となる“ダーク・エルフの力”を
自らの身体に宿してしまう。その異変に気付いたソー(クリス・ヘムズワース)はジェーンを救う
ため、故郷アスガルドへ彼女を連れて行く。
だが、この行動がアスガルドのみならず全宇宙を危険にさらすことになってしまうのだった。

そんな中、ダーク・エルフを率いるマレキス(クリストファー・エクルストン)が、ジェーンの身体に
宿ったエネルギーを狙い、アスガルドに攻め込んでくる。マレキスは、かつてアスガルドに敗れ、
強い恨みを持つ邪悪にして危険な存在。マレキスの残虐で巧みな攻撃によってアスガルドが
危機的状況に追い込まれたとき、ソーは最後の手段として血の繋がらない弟にして宿敵の
邪神ロキ(トム・ヒドルストン)に協力を求める。ロキもまた唯一愛する存在が窮地にあることを
知り、憎み続けているソーとの共闘を承諾。やがて再びロンドンへと舞台を移したバトルは、
さらに壮絶さを増していく……。」(Movie Walker)

この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2014-02-11 14:30 | 洋画=ま行 | Trackback | Comments(0)

●「みんなで一緒に暮らしたら Et si on vivait tous ensemble? 」
2011 フランス Films de la Butte,Rommel Film,Manny Films,and others.96min.
監督・脚本:ステファン・ロブラン
出演:ジェーン・フォンダ、ジェラルディン・チャップリン、ダニエル・ブリュール、ピエール・リシャール他
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>
この歳になると、この手の映画は身につまされるので、観ていて痛々しくなってしまう。
よって評価は極めて普段よりさらに個人的なものなので、人によっては更にいい映画
だったと頷けるでしょう。
だれでも避けて通れない(日本人は見て見ぬふりをするのでしょうけど)老人の性に
ついて現実的なストーリーとして切実に描く。こういう話あるのだろうなあとつくづく
思わせるエピソードに満ちている。そうしてみると「性」と「生」の夫婦、元愛人、同志、親友など
いろんな関係の中で共同生活を始めるのだが、性の問題の向こうに人間としての絆が
描かれて終わるのが救いというか好ましいのだ。ラストシーンですでに亡くなった妻を探して
歩くぼけた伴侶を友人が一緒に探すのだが、余韻を残して素敵だった。ピンクのお棺も。

しかし、これはフランス映画だからできたんだろうな。そういう文化的背景がないと、日本では
ちょっと難しいだろう。もう少しシリアスになるんじゃないだろうか。冒頭のクルマの中での
3人の男の会話からして洒落ている。また老人の中にお世話係として若い男性を配したのも
良かった感じた。そうでないといくらユーモアにあふれているといえども画面や持ち味が
灰色になってしまうだろうから。

<ストーリー>
「世界的な高齢化社会という世相を背景に、晩年を迎えた老人たちが共同生活を始める
姿を、ユーモアとともに描く。出演は「帰郷」のジェーン・フォンダ、「ドクトル・ジバゴ」の
ジェラルディン・チャップリン、「イングロリアス・バスターズ」のダニエル・ブリュール。
ステファン・ロブラン監督が、5年の歳月を費やして完成させた。

アルベール(ピエール・リシャール)とジャンヌ(ジェーン・フォンダ)の夫婦、ジャン
(ギイ・ブドス)とアニー(ジェラルディン・チャップリン)の夫婦、一人暮らしのクロード
(クロード・リッシュ)の5人は、パリの郊外に住む40年来の友人同士。

クロードの75歳の誕生日、いつものようにアニー夫婦の一軒家に集まってワインで
乾杯するが、それぞれ家庭の事情を抱えており、パーティーは早めに切り上げなけ
ればならない。“みんなで一緒に住めば問題はなくなる”と切り出すジャンに、耳を
貸す者はいない。だが、記憶を失いつつある夫のアルベールを案じたジャンヌは、
自分の病気の進行を知りつつも、夫には完治したと嘘をついていた。

一方、ジャンは高齢を理由にNPO活動への参加を断られた上に、妻にも相手に
されないことを憤り、孫が遊びに来ないことを嘆く妻のアニーは、庭にプールを作ると
言ってきかない。
独身生活を謳歌するクロードは、若い女性に夢中で、趣味の写真撮影も女性のヌード
ばかり。そんなある日、愛犬オスカルの散歩中に転倒したアルベールが病院に担ぎ
込まれると、娘が保健所に預けてしまう。その時、オスカルを密かに連れ戻したのが
ジャンとクロードだった。

いざという時に頼りになる友だちの有難みを知ったジャンヌは、夫に共同生活を提案。
犬の散歩係として民族学を勉強するドイツ人青年ディルク(ダニエル・ブリュール)を雇う。
しばらくして今度は、クロードが心臓発作で入院。一人暮らしを心配する息子によって、
老人ホームへ入れられた彼を見舞ったジャンたちは、意気消沈したその姿を目にして
“大切な友をこんな所で死なせられない”と、脱出を計画。早速、みんなで共同生活を
するため、老人問題の研究を始めたディルクを世話係に、ジャンとアニーの家に引っ越して
くる。こうして、40年来の友人同士による初めての共同生活が始まるが……。」
(Movie Walker)

この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2014-01-30 22:50 | 洋画=ま行 | Trackback | Comments(0)

三つ数えろ The Big Sleep

●「三つ数えろ The Big Sleep」
1946 アメリカ Warner Bors.Pictures.110min.
監督・製作:ハワード・ホークス
出演:ハンフリー・ボガート、ローレン・バコール、ジョン・リッジリー、マーサ・ヴィッカーズ他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
レイモンド・チャンドラーの小説「大いなる眠り」を基にウィアム・フォークナーらが脚本を書き
名優ボギーと名花(ボギーの奥方でもあった)ローレン・バコールを配し仕上げたWBを代表する
フィリップ・マーロウの「ハードボイルド」映画の古典。

いまさら私がなんのかんのと言う前に評価が定まってしまっているので、お前は★7つとは
どういう頭をしとるんだ、と言われてしまうかもしないけど、私にはどうも今ひとつだった。
何度寝落ちしたことか。しかも110分なのに。

要するに、複雑なプロット、字幕をたくさん読まなくてはいけない状況説明セリフ、が
要因である。筋書きがわからなくても何となくハードボイルと映画としてカッコイイとか
これは女の映画である、とか色々と言われるがどれもそうだと思う。

確かにボギーはカッコイイし、更にバコールの三白眼も妖しいクールな美しさは認めざるを
えない。
また出てくる女性がタクシー運転手を含めすべて美しいのも確かだ。
さらに計算されたハワード監督の画作りも素晴らしいだろう。
チャンドラーの小説は未読だが、おそらくストーリーを理解しようとしその面白さに
浸りたいのなら小説を読めばいいのだろう。本作はボギーとバコールらの美女らの
銀幕の祭典を味わえばいいのだろう。私はそいういう意味から★7つを付けた。

しかし、作りがどうしても時代を感じてしまうし、音楽の付け方、パンチ一つで伸びて
しまうヤクザ、撃たれても血が出ない、などまあ大河内伝次郎や東千代之介時代の
時代劇もかくやな時代なんだな。 
まあ、名作を名作として見切ってない、と指摘されるとすれば、甘んじて受けなくては
なるまい。

この邦題はみなさん指摘されるとおり、邦題の傑作ベストスリーにノミネートされる良い
出来だ。
この映画のストーリーはこちらのviva cinemaさんのブログが詳しく参考になりますのでご紹介しておきます。
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by jazzyoba0083 | 2014-01-16 23:20 | 洋画=ま行 | Trackback | Comments(0)

マーガレット Margaret

●「マーガレット Margaret」
2011 アメリカ Fox Searchlight Pictures,Gilbert Films.150min.
監督:ケネス・ロナーガン
出演:アンナ・パキン、J・スミス=キャメロン、ジャン・レノ、マット・デイモン、マーク・ラファロ他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
圧倒的なセリフ劇。罵り合う場面も多いが、非常に練られた会話で、主人公の少女も
頭がいいと見えて、納得性の高いセリフが並ぶ。それがとても面白い映画だったが、
疲れる。マット・デイモンがえらく若いな、と思ったら実際は2005年に制作された作品
であったが、さまざまなトラブルから公開が遅れ、日本では劇場未公開のままと
なった。その間、製作総指揮のミンゲラは亡くなってしまった。
主にもめたのはその上映時間で、プロデュース・監督サイドは3時間近くを要求したが
スタジオ側が150分を超えないことを主張し、訴訟にまでなってしまったという。

濃密なセリフのやり取りのブロックのあとにインターミッションのように流れるNYの景色
とか監督のこだわりを感じさせるシーンは短縮版でも見られる。カットされた30分が
どんなものだったか知る由もないが、この手の作りだと2時間半くらいが限度じゃないかと
観客的には思うわけだが。

主軸はこうだ。NYの女子高生リサ(アンナ・パキン)は家族でキャンプに行くときに被る
テンガロンハットを探していたのだが、たまたま舗道を歩いているとき道路を走っていた
市バスの運転士が、探しているものに近い帽子を被っていたため、舗道から歩きながら
ジェスチャーを交えて、そこ帽子はどこで手に入れたかを尋ねる。

当然、運転士は少女がバスの横を歩きながら何をわめいているのか分からない。
そっちに気を取られているうちに赤信号を見落とし、横断歩道を歩いてた買い物カートを
押す婦人を轢いてしまう。リサは片足をもがれた婦人に声をかけ必死に励ますが、
最初のうち自分の身に何が起きたか分からず、必死に理解しようとしていたが、たちまち
意識が混濁し、救急車が来る前に絶命してしまった。

警察の調べに、自分にも非があることに心を痛めたリサは運転士の生活のことも
考え、とっさに「信号は青だった」と言ってしまう。
事件はリサの証言などから運転士の過失を認めずに終わるが、両親の呵責に耐えかねた
リサは、運転士の家を訪ね、証言を撤回する、という。

だが、運転士に罪の意識は無く、警察も取り合ってくれない。今更証言をひっくり返しても
事態は変わらないという。

そこでリサは母のつてで弁護士を紹介してもらい、運転士の解雇を目的とする裁判を起こす
ことを決意する。しかし弁護士から、裁判は親族しか起こせない性質のものだと言われる。
そこでアビゲイルという親族を探し出す。彼女は亡くなった婦人モニカとは疎遠で、最初は
関わりたくないとしていたが、多額の賠償金が取れると分かり、がぜんやる気を出す。

裁判の結果、和解が提案される。市の交通局は35万ドルの賠償金の支払いに応じるが
運転士の解雇については組合問題をさけるため応じないという。
リサはそれでは自分の目的がかなわないとアビゲイルに主張するが、原告はアビゲイル。
大金を目の前にアビゲイルは和解に応じることを主張し、その結末となる。

母に誘われて出かけたオペラを見ていて、リサはあふれ出る涙を止めることができなった。
彼女の思いが遂げられなかったのと、その間に起きた様々が出来事に対する感情が
ほとばしり出てしまったのだ。会場に来る前に見かけた市バスにはあの運転士の姿が・・・。
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以上が主軸であるが、これに
・自分のことで精いっぱいの舞台女優の母。
・その母と恋愛関係になるラモン(ジャン・レノ)という男性と、彼の急死。
・離婚して西海岸に住む父親との関係。
・処女を捧げる学友ポールとの関係。
・クラスでのアラブ系女子生徒とのテロを巡る激しい論争

が、横軸に絡んでくる。どれもよく整理されていて、状態が混乱することはない。
翻訳も大変だったと思うが、セリフが良く研がれた切れ味のいいナイフのように
スパッスパッと心に響いてくる。本音が炸裂するやりとりは奥行きの深さを感じさせる。
劇場公開されなかったのが残念だ。それにしても主人公リサを演じたアンナ・パキンと
いう女優さん、一見憎たらしいご面相だが、体当たりで迫力あったなあ。
「ピアノ・レッスン」でオスカー助演女優賞を当時史上最年少で獲得したのはダテでは
無かったわけだ。その後コンスタントに活躍しているようだ。今年もう31歳になった。
母親役のJ・スミス=キャメロンも、儚げ、危なげな味が出ていて良かった。

力強さを感じさせる作品だったと思う。

この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2013-09-19 23:40 | 洋画=ま行 | Trackback | Comments(0)

ミッドウェイ Midway

●「ミッドウェイ Midway」
1976 アメリカ Universal Pictures.131min.
監督:ジャック・スマイト
出演:チャールトン・ヘストン、ヘンリー・フォンダ、三船敏郎、ジェームズ・コバーン、クリフ・ロバートソン
    ハル・ホルブルック、グレン・フォード、ロバート・ワグナー、ロバート・ミッチャム他
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>
太平洋戦争において、日本軍の敗色を決定づけたといわれるミッドウェー海戦の
もようを豪華スターを並べ、実写フィルムを多用して描く戦争巨編。
なんだが、まあVFXもまだまだの時代に実写フィルムで迫力を付けたくなる気も
理解できるけど、数々の謎にもつつまれたミッドウェー海戦をきちんと描き切って
いないうらみがある。豪華スターを並べればいいというものではないのだ。

一応史実を追いかけているが、アメリカ軍の活躍をいろいろと描きたいが故に
話の筋が分かりづらくなり、結局作戦としてどうだったのか、日本にとって何が
ダメだったのかが浮かび上がってこない。

そしてやはり、日本人は日本語を話して欲しかった。リアリティが半減するもの。

この映画を観るなら、ヒストリーチャンネルのミッドウェー海戦の回をじっくり見たほうが
宜しかろう。
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<ストーリー>
1942年4月18日。大日本帝国海軍連合艦隊司令長官山本五十六大将(三船敏郎)は、
渡辺安次中佐(クライド・草津)から、帝都東京が米軍の空襲をうけたという報告を受けた。

その頃、太平洋を隔てたホノルルのアメリカ合衆国太平洋艦隊真珠湾基地では、
マット・ガース大佐(チャールトン・ヘストン)が、太平洋艦隊司令長官チェスター・W・ニミッツ
大将(ヘンリー・フォンダ)の司令で、海軍情報局のジョセフ・J・ロシュフォール(ハル・
ホルブルック)を訪ねていた。日本海軍が近々、新たなる作戦を開始する気配を察知した
ニミッツ長官は、日本軍の動静に関する情報を必要としていたのだ。

情報局を出たガース大佐は、そこにホノルルにはいない筈の息子トム・ガース少尉
(エドワード・アルバート)の姿を見つけて驚いた。トムは恋人である日系人の娘、
佐倉春子との結婚の許しを父に求め、同時に最近逮捕された春子の両親が釈放
されるよう、父に尽力を頼む。

帝国海軍連合艦隊の戦時待機錨地、広島湾柱島。戦艦大和の艦上で山本長官を
囲み、作戦会議が進行していた。出席者は、第2艦隊司令長官近藤信竹中将、
第1機動部隊司令長官南雲忠一中将(ジェームズ・繁田)などだった。
艦船数でアメリカ海軍を圧倒する日本海軍が、この機に乗じてアメリカの主力、
太平洋艦隊をミッドウェイ沖にさそい出し、艦隊による決戦にもち込んで叩けば日本は
太平洋を制圧しうる、これが山本長官の決断だった。それに対し、日本軍の基地航空
部隊の援護が無い事などを主な理由に近藤中将ははっきり反対の意見を具申した。

一方、ホノルルでは、ガース大佐とロシュフォール中佐に迎えられたニミッツ長官が
副官のアーネスト・ブレイク少佐(ロバート・ワグナー)を伴い水上飛行艇で真珠湾基地に
到着した。そして日本軍の通信暗号『目標AF』がミッドウェイをさすことをつきとめた。
しかし、ワシントンの海軍本部から派遣されて来たビントン・マドックス大佐(ジェームズ・
コバーン)は、ミッドウェイ作戦が米軍をまどわすための陽動作戦であることを主張する。

山本長官がミッドウェイ作戦を決断、大本営軍司令部が昭和17年5月5日に作戦実行を
命令した頃にミニッツ長官も基地の防備と増強に着手、日本艦隊の迎撃作戦を命令する。
太平洋上の豆粒ほどの島ミッドウェイ目指し日米両艦隊は秘やかに、しかし着々と動き始
めた。

日米の艦隊比率は日本4に対しアメリカは僅か1だった。5月29日、まずエンタープライズと
ホーネットを擁する第16機動部隊が真珠湾を出撃、司令官はレイモンド・A・スプルアンス
海軍少将(グレン・フォード)。本来はウィリアム・F・ハルゼー中将(ロバート・ミッチャム)が
司令官だったが、出撃を前に病に倒れたため、交代したのだ。

6月5日、ミッドウェイ決戦の火ぶたは、友永丈市大尉を総司令官とする第1次攻撃隊と、
これを迎え撃つミッドウェイ基地戦闘機隊40機の間で切られた。
しかし、レーダーを搭載している米艦隊は日本軍の動きの全てを先刻承知していた。
午前7時24分、ようやく第2次攻撃隊の発艦準備が整った連合艦隊空母群、赤城、加賀、
蒼龍から1番機が飛び立った。あと5分あれば満載されている戦闘機の全部が飛び
終わっていたと思われるとき、雲の切れ目を利用して急降下爆撃機が赤城、蒼龍、加賀
、飛龍めがけて突っ込んできた。空母は転回する余裕すらなかった。
日本軍は4隻のうち3隻まで失った。残る1隻飛龍はヨークタウンを撃沈したものの、
ガース大佐の指揮する急降下爆撃隊によって撃沈された。大海戦の勝敗は決した。
勝利に湧く真珠湾に、激戦を終えた太平洋艦隊が凱旋した。」(Movie Walker)

この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2013-08-08 23:25 | 洋画=ま行 | Trackback | Comments(0)

●「メランコリア Melancholia」
2011 デンマーク/スウェーデン/フランス/ドイツ 135min.
監督・脚本:ラース・フォン・トリアー
出演:キルステン・ダンスト、シャルロット・ゲンズブール、アレクサンダー・スカルスガルド他
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<評価:★★★★★★★★☆☆>
<感想>
ラストは身もふたもないんでだけど、(ある意味素晴らしい)こういう映画なんで、
悲しいんだけどそれなりの感動というより味わいがある。鬱病を病んでいた(いる)
トリアー監督が、躁鬱、憂鬱の世界を映像化した、といわれると、何となく
全体が分かりやすくなる。
気分が落ち込む映画を作らせたら天下一品というトリアー監督面目躍如と
いったところだ。
ある人も書かれているが、冒頭で地球と惑星メランコリアは激突し、地球は
滅ぶという姿がやや心象的に描かれる。故に、それ以降の作品の世界は
「無」なのだ。

とにかく不思議なファンタジーともいうべき作品で、最初の内は、主役の
キルステン・ダンストの我儘な花嫁の話か、と思ったら左に非ず、だったのだ。
なぜ、ジャスティン(ダンスト)があいいう自暴自棄というか投げやりというか
明るくないのか、それはこの映画の大前提は何か(惑星衝突で地球が滅ぶ)
という背景が説明してくれることになるのだ。 つまり「躁鬱玉」だな。

映画は妹のジャスティンと姉のクレア(ゲンズブール)の2つのパートから成る。

しかし、惑星メランコリアは人間の奥に潜むその名の通り、憂鬱のメタファーで
あり、俗物は消え、精神病み的な美しさが浮かび上がる。
「人間いつかは必ず死ぬ」という絶対的真理の中で、ジャスティンとクレアと
いう姉妹の人類滅亡という壮大な中に、すべては無批判的にあるいは
超美的に許容されていくのだ。音楽がまた憂鬱をよく表していて作品にマッチ
していたと思った。とにかく感想が書きづらい映画ではある。
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<ストーリー>
<第1部 ジャスティン>新婦ジャスティン(キルスティン・ダンスト)は、新郎
マイケル(アレクサンダー・スカースガード)とともに結婚パーティーの行われる
姉夫婦の家に向かっていた。
ところが、2人の乗るリムジンが立ち往生し、大遅刻。姉のクレア(シャルロット・
ゲンズブール)とその夫ジョン(キーファー・サザーランド)が出迎えて、ようやく
パーティーが開始される。

義兄のジョンが私財を投じて開いてくれた盛大なパーティーだったが、母ギャビー
(シャーロット・ランプリング)の悪意に満ちたスピーチなどを目にして、
ジャスティンは次第に虚しさを覚えてゆく。“バカなマネはしないように”とクレアから
釘を刺されたものの、会場を離れて情緒不安定な行動を繰り返した後、霧が立ち
込める早朝の道を愛馬で駆ける。
橋のたもとで空を見上げたジャスティンは、そこにさそり座の赤い星アンタレスが
存在しないことに気付く。

<第2部 クレア>7週間後。別荘の窓から木々のざわめきを眺めていたクレアは、
アンタレスを遮って地球に異常接近する惑星メランコリアが気になっていた。
ジョンは、“惑星は5日後に通過するので、地球に衝突することはない”と妻を
なだめる一方で、非常時の用意も整えていた。
そんな中、憔悴しきったジャスティンがやって来る。支えられなければ歩くことも
できないジャスティンだったが、夜には外出し、小川の辺で月よりも大きくなった
惑星にうっとりと微笑みかける。
後を追い、その姿を目撃するクレア。惑星の接近を心待ちにする息子レオ
(キャメロン・シュプール)とは反対に、ネットで地球と惑星の軌道が交わる画像を
発見してぼう然とするクレア。
“地球は邪悪よ。消えても嘆く必要はないわ”とクレアに淡々と語るジャスティンは、
惑星の接近につれて心が軽くなってゆく。いよいよ惑星が通過する夜、ジャスティン、
クレア、ジョン、レオの4人はその瞬間をテラスで待ち構える……。」(MovieWalker)

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by jazzyoba0083 | 2013-07-03 23:40 | 洋画=ま行 | Trackback | Comments(0)

●「メン・イン・ブラック3 Men In Black 3」
2012 アメリカ Columbia Pictures.108min.
監督:バリー・ソネンフェルド
出演:トミ・リー・ジョーンズ、ウィル・スミス、ジョシュ・ブローリン、エマ・トンプソンほか
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
「MIB」は、一作を観たかなあ。覚えがない。宇宙物が好きであるのだけど、ちょっと
斜に構えたところに興味がを引かれなかったのかもしれない。
で、本作は出来がいい、という評判も聞こえてきたので、WOWOWを録画し鑑賞した。

時制の問題のややこしさ、異星人の名前ががたくさん出てくるなど、ストーリーを
じっくり追わなくてはならないシンドさはあるが、全体として面白かった。というか
お話が良くできていた。脚本が上手かったのだ。

時代を1960年代後半に(アポロ11号打ち上げがキーになる)時代設定を持って来たり
その中に当時の風俗や人物を登場さえ、たとえばアンディ・ウォーホルの登場とその
にやりとするようなセリフはアメリカ人でなくても嬉しくなってしまう。そんなことが散りばめ
られているのだ。 つまりガジェットも嬉しい上にストーリーもしっかり鑑賞できる、いい
映画の要素がちゃんとしているということだ。

現代から60年代に時間旅行をし、ある目的を達成させ再び現代に帰ってくるのが今回の
J(ウィル・スミス)役目。40年前にタイムスリップするのだが、そこでKを演じるのが
ジョシュ・ブローリン。悪い宇宙人たちの計画を阻止し、地球にバリアを張る為、アポロ11号
に上るJと若きK。そしてボスキャラとの対決。やがてJの出生の秘密の秘密も明らかに。

冒頭月の刑務所から女の力を借りて脱獄するエイリアン。彼はKによって片腕を失って
いた。その復讐劇と、Kが実は40年前に殺されていた、という歴史の変造をJが解決に
乗り出すという2つの筋が絡む。なぜエイリアンはケープカナベラルで片腕を失った
のか。エイリアンの襲撃から地球を守るシールドをアポロのてっぺんに付けるという
任務も絡んでくるので、しっかり見ていないとダメだよ。

ケープカナベラルのアポロ11号発射シーンに絡むJとKとボスキャラの戦いは3Dを意識した
作りで、2Dでも迫力がある。よくこんなものをCGと実写を混ぜて作ったな、と感心した。

なんか、ゼメキスあたりが作りそうな雰囲気だったと感じた。最期にホロリ、ニヤリとさせる
点も。
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<ストーリー>
「エージェント“J”(ウィル・スミス)と“K”(トミー・リー・ジョーンズ)のコンビは今日も
奇想天外なエイリアンたちを監視し、その暴走を取り締まるべく奔走していた。

ある日、Jは単独で事件を追うKを不審に思い、その真相を問い詰めるも全く取り合って
もらえない。翌日、不信感を募らせたJはKを探すが、どこを探してもKの姿が見当たらない。
さらにMIBの上司からは、「Kは40年前に亡くなった」という理解不能な発言が飛び出す……。

何者かが過去を書き換えたのか、と混乱するJ。そんな中、エイリアンの侵略が一斉に始まり、
地球は未曽有の危機に陥る。果たしてKの身に何が起こったのか。すべての謎を解き明かし、
地球の危機を救うため、Jは40年前の世界にタイムスリップを試みる……。」(Movie Walker)

この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2013-05-27 23:35 | 洋画=ま行 | Trackback | Comments(0)

南太平洋 South Pacific

●「南太平洋 South Pacific」
1958 アメリカ 20th Century Fox Films,Magna Theatre,South Pacific Enterprises,150min.
監督:ジョシュア・ローガン  作詞・作曲:リチャード・ロジャーズ&オスカー・ハマーシュタイン二世
出演:ミッツィ・ゲイナー、ロッサノ・ブラッツイ、ジョン・カー、ファニタ・ホール他
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<評価:★★★★★★★★☆☆>
<感想>
大好きな曲の入った大好きな映画である。もう何回目の鑑賞になるだろうか。
先日ハワイを訪問しその余韻に包まれてまた見てしまった次第。個人的
嗜好で評価が甘めになっているのはご勘弁。(苦笑)
「魅惑の宵」「ハッピートーク」などいつ聞いても素敵だ。製作された当時は
まだハワイが米国50番目の州になってから間もなく、南国の異国情緒も
掻き立てられたことだろう。allcinemaにもあるが、映画としては大味では
あり、佳曲とロケーションに恵まれた作品というべきであろう。肝心の
歌のシーンでカラーフィルターを使ってしまい、評価を下げた、といわれる。
ちなみにこの年のオスカーのミュージカル歌曲賞は「恋のてほどき(Gigi)」が
射止めている。

太平洋戦争での南洋の島、看護婦と入植したフランス人、赴任してきた中尉と
現地の娘の二つの恋の行方を描く。まあお話はひねったものでもないのだが、
なにしろ曲と景色がいいのでインターミッションがある長い映画ではあるが
見てしまうのだ。一時代を築いたMGMミュージカルの後を受けた20世紀
フォックスミュージカルの代表作となった。ロジャース&ハマーシュタインは
7年後、大傑作「サウンドオブミュージック」を手掛けることになる。

アメリカが良いも悪いも包み込んで憧れとして光り輝いていた頃の古き良き
映画である。一点だけ嫌いな所は、島の女が中尉に娘を紹介するところが
女衒のようであるところ。
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<ストーリー>
「太平洋戦争の真最中、南太平洋のある島に海兵隊所属のジョセフ・ケーブル
中尉(ジョン・カー)がやって来る。彼には島にいるフランス出身の民間人で、
農園主のエミール・デ・ベック(ロッサノ・ブラッツィ)に会う特別任務があったのだ。

エミールの知人には、海軍の看護婦ネリー・フォーブッシュ(ミッチー・ゲイナー)が
いた。彼は明朗な彼女が好きで、自分が故国で、自由のためにある男を殺したこと
を話す。島には洗濯屋兼よろず屋のビリス、土産物製造業のメリーなどがいて、
島の司令官は海軍大佐ジョージ・ブラケット。近くには活火山を持つバリ・ハイ島が
あり、そこには将校以外の者の上陸が禁じられている。
ケーブル中尉はブラケット大佐に、“鰐命令”を伝達する。その内容は、敵の
輸送船団を攻撃するためある島に監視所を設け、そこに地理にくわしい者を配置
するというもの。それにはエミールが適任だというのだった。大佐は、ネリーを通じて
彼の素性を調査させる。エミール邸での晩餐会の晩、ネリーはエミールからの求婚を
受け、エミールは喜びで大佐の命令には耳もかさなかった。

バリ・ハイ島の祭の日、メリーはケーブル中尉を島に伴い、自分の娘ライアット
(フランス・ニューエン)を紹介。2人はたちまち恋仲になる。一方ネリーは、エミールが
過去に地元の女性と結婚したことがあり、妻は死に、2人の子供がいることを知り、
衝撃を受ける。そしてエミールは軍慰問のショーのあとで、ネリーから結婚を断られる。

その後エミールは軍への協力を引き受け、ケーブル中尉と共に飛行機である島に向かう。
途中で密航したビリスは見つかって敵の襲撃を受けるが、落下傘で海上に降りる。
救命袋に乗ったビリスは安全海域へ逃れ、敵軍攻撃をのんびりと見物する仕末だ。
ケーブル中尉とエミールの活躍で“鰐命令”はみごとに成功するも、ケーブルは戦死、
エミールは行方不明となる。
その頃、エミールへの愛を取り戻したネリーは、子供たちの面倒を見ながらエミールの
帰りを待つ決意をする。そしてついに、エミールは無事に戻ってくるのだった。」
(Movie Walker)

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by jazzyoba0083 | 2013-05-04 23:30 | 洋画=ま行 | Trackback | Comments(0)