●「マンマ・ミーア! Mamma Mia!-The Movie-」
2008 アメリカ Unversal Pictures,108min.(日本公開2009年新春予定)
監督:フィリダ・ロイド 音楽:ABBA
出演:メリル・ストリープ、ジュリー・ウォルターズ、ステラン・ステルスガルド、コリン・ファース
    ピアース・ブロスナン、ドミニク・クーパー、アマンダ・セイフライド他
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ハリウッド映画を本土で封切月に観る、という人生初体験がこの「マンマ・ミーア!」だった。
7月下旬から8月上旬にベイエリアを観光したのだが、7月30日に、サンノゼにある
大きなショッピングモール「グレート・モール・オブ・ベイエリア」に付属しているシネコン
「センチュリー・シアター」で、奥さんと鑑賞。当然字幕無しの原語で。
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セリフの9割は判りませんが、劇団四季のものを見てますからストーリーは判っているし、
全体がABBAの曲のミュージカルなので、苦痛なく鑑賞できました。現地の客がどっと笑う
ジョークのところなどは判らず残念でしたが・・。
舞台版と違うところは、当然のことながら、舞台のギリシャの美しい風景がふんだんに
楽しめる点。ダイナミックな映像表現。ま、比べるのは野暮ですけどね。
主演のメリル・ストリープはアルトマンの遺作「今宵フィッツジェラルド劇場で」でC&W の
歌手として、上手いところを見せていたので安心して見られていました。びっくりだったのは
007のピアーズ・ブロスナンが歌が上手かったこと。
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全体に一級のエンターテインメント。理屈ぬきに歌と踊りを楽しむものだ。かつての黄金
トリオだった、3人、メリル、ジュリー・ウォルターズ、クリスチーヌ・バランスキー、また
ブロスナンを始めとするオジサントリオが、いい味を出していた。日本ではどれだけヒット
するか判らないけど、舞台とはまた一味違うエンタテインメントがあります。
日本では来年の正月の公開らしいですが、四季ファンの人も一見の価値はあると思い
ますよ。この映画のあとしっかり「ABBA」のベストをiPodに入れたのでした。
by jazzyoba0083 | 2008-07-30 20:45 | 洋画=ま行 | Comments(2)

●「SMILE スマイル 聖夜の奇跡」
2007 日本 フジテレビジョン、日本映画衛星放送、東宝、電通。124min.
監督・原作・脚本:陣内孝則
出演:森山未來、加藤ローサ、田中好子、谷啓、坂口憲二、高樹沙耶、森公美子ほか。
    ゲスト=玉木宏、飯島直子、佐藤浩市、寺島進、原沙知絵、塚本高史ほか。
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7月29日から8月6日まで、サンフランシスコ、ベイエリア旅行をしたのですが、
セントレア発サンフランシスコ行きUA便のファーストクラス(!)のオンデマンドヴィデオ
カセットで鑑賞。でなければ見なかった映画かも。
しかし、典型的な涙頂戴映画なので、あやうく飛行機の中で泣いてしまうところだった。
ま、それだけ泣きのツボは押さえてあるということだね。長い映画だったけど、飛行機の
中、ということもあり結構集中してみることが出来た。

陣内孝則がアイスホッケーに魅せられて構想8年、フジテレビの亀山さんやら大多サン
やら、杉道さんやらの力で映画になりました。
ストーリーは洋画などにありがちな弱小スポーツ少年団に型破りのコーチが来て、意外な
練習法で見る見る強くなり、病弱な少女との約束を守るために必死になって試合に臨み
見事優勝するが、少女は残念ながら天国へ・・・。というどこかで見た話を寄せ集めて
泣き所を適宜配したもの。目新しいことはありません。ただ、この手の映画って日本人は
弱いんだよなあ。(アメリカ人も弱いかも)判っていても泣けてきちゃうんだよなあ。

東京でタップダンサーとしての自立に失敗した森山未來君は、恋人の加藤ローサのいる
北海道へ逃げるように帰ってくる。モロ師岡さんのお父さんに結婚の許しを請うが、彼が
条件としたのが、万年最下位の弱小少年アイスホッケーチームを全道大会で優勝させる
こと。
アイスホッケーなんてやったこともない、第一、スケートが滑れない森山君ではあったが、
ローサさんと結婚したいばっかりにウソをついて監督を引き受ける。
さてどうしたものか、森山君はタップのリズムを応用した攻撃法を考え出しこれを楽しく
教え込む。
このチームのエースの昌也君と、いっしょのリンクでフィギアスケートを練習していた
礼奈ちゃんとの淡い恋。しかし、礼奈ちゃんは難病で、回復の見込みは実はないのだ。
しかし、彼女の回復を誓ったスマイラーズは、森山君の熱心にして愉快なコーチ法で
大会を快進撃。ついに決勝戦に進んだのだった。しかし、その頃礼奈ちゃんは天国へと
召されていったのだ。

決勝大会で応援団の中にいた森公美子さんがクリスマスソングの「ラ・パパパン・パン」という
歌を熱唱、満員のスタンドが全員で歌うシーンあたりは泣き所。

映画は成長した昌也君(坂口憲二)が、懐かしいスケートリンクを訪れ、10年ほど前の
礼奈ちゃんとのことを回想するところからスタート。少年たちの純真で健気な心、難病の
少女、そしてスポーツと、これで泣けなかったらどうしたら泣ける?とばかりの教科書どおり
の出来でした。ま、陣内監督2作目としては、そつなくまとめたかな。でもちと長すぎ。
by jazzyoba0083 | 2008-07-29 22:15 | 邦画・新作 | Comments(0)

アウトブレイク OUTBREAK

●「アウトブレク OUTBREAK」
1995 アメリカ Columbia Pictures,128min.
監督:ウォルフガング・ペーターゼン
出演:ダスティン・ホフマン、レネ・ルッソ、ドナルド・サザーランド、モーガン・フリーマン、 
    ケヴィン・スペイシー、パトリック・デンプシー他
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この7月は、会社の仕事が変ったり、孫が外国で誕生したりでバタバタしており、映画を
ユックリ観ている暇が無い。このブログをお尋ね頂いている皆様に申し訳ない。

この映画は、ビデオ化されたときに見たことがあるが、まったく覚えておらず、今回WOWOW
で放送されたのを機に再度観て見ました。面白かったです。欠点がないではないけど。、
名優が並び、「グレイズ・アナトミー」でブレイクするパトリック・デンプシーも最初の菌のキャリア
として登場する。レネ・ルッソが相変わらず知的で美しいし、ダスティンは文句無く、
ドナルド・サザーランドの憎まれ役もピッタリ。悩む准将モーガン・フリーマンも、好調。
この時代にはピッタリの題材であり、13年経った今も、この恐怖は解決されておらず、
エボラ熱や新しい伝染病の恐怖は今も世界を狙っている。そういう意味で、古さを感じなか
った。95年にしてはVFXもしっかりしているし、後半ヘリの追跡シーンがややテーマから
外れた部分もあったが許せる範囲でしょう。

アフリカの内戦地帯の傭兵部隊でエボラに似た新しい伝染病が発生した。アメリカ軍は
気化爆弾を投下して、そのエリアを抹殺し、伝染を封鎖したかに見えた。

しかし、韓国籍の船に一匹のサル(宿主)を積んで違法にアフリカからサンフランシスコに
入稿した船があった。この船員からサルを譲り受けたのがパトリック・デンプシー演じる
ジンボという青年。彼はペットショップに売ろうとしたが断わられ、ボストンの彼女の元に
帰るときに邪魔になるので、サンフランシスコ郊外で、このサルを林に逃がしてしまった。

さて、空気感染したないこの新しい伝染病、唾液や引っかきキズから保菌者となった
ジンボ、キスをしてしまったガールフレンド、彼らはやがて全身から出血し内臓が融解し
死んでいった。
全米伝染病対策研究所(CDC:アトランタ)に勤務するロビー(レネ・ルッソ)は、元夫で
陸軍伝染病研究所の大佐、サム・ダニエルズや、ケイシー中佐(ケヴィン・スペイシー)、
ソルト中佐らと協力して、宿主を見つけることに躍起になる。
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その頃、サンフランシスコ近郊の町で、細菌研究所で被害者の検体の血液を誤って浴びて
しまった研究員が映画館で町の人々に伝染させてしまった。最初経口伝染、接触伝染
だった伝染病が変質し、空気感染を始めたのだ。
政府は軍を出動させて、この町を町ごと封鎖、伝染者を外に出すまいと必死だった。
しかし、菌は外にも出ていて、48時間後にアメリカ全土に蔓延する予測だった。
大統領は、この町に気化爆弾を投下し、住民3000人を菌ごと「一掃」する作戦にゴーサイン
を出した。

ダニエルズらは、何とか宿主を探そうとする。一方でドナルド・サザーランド扮する少将は
この新しい菌のことを知っていて既に抗血清も完成していたのだった。兵士用に。
しかし、対応が後手に回ってしまい、菌が変質し新種に変身してしまったことから、せっかくの
抗血清剤も役にたたなくなっていた。そして、この秘密作戦も気化爆弾と共に抹殺する
つもりであった。そして、遂に爆撃機が飛び立ってしまった。

ダニエルズとソルトはヘリを奪って、あちこちを飛び回り、ついに韓国籍の船を捜し出し、
ジンボが途中で森にサルを放ったことを突き止めた。そこで2人は地元のテレビに乱入し
生放送でサルの行方を捜してくれ、と訴えた。それを観ていたサンフランシスコ郊外の
ある町の家族が裏庭に娘が餌付けしたサルがいることをCDCに届け出た。
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遂に宿主を突き止めたダニエルズらは、この家に赴き、リンゴで釣って麻酔銃を打ち込み
捕らえることに成功。これをリーダーであるフォード准将(モーガン)に報告、爆弾投下を
中止するように要請するが、すべてを隠蔽したい少将はダニエルズたちを逮捕するように
命令、しかし、ダニエルズらが封鎖された町に戻り、宿主から作った血清を、伝染してしま
った元妻のロビーに投与、すると症状が解消されていった。そのことをフォードにも言うが、
少将は、爆撃を思いとどまらない。
すると、フォードは、大統領に秘密裏に細菌兵器の研究をしていたかどで少将を逮捕する
と宣言、爆撃機も、ダニエルズたちの無線の必死の訴えに応えて海に爆弾を投下する。

血清が大量に作られ、遂に危機は去ったのだった。
これに、後半、ヘリで逃げるダニエルズとソルトを、自らヘリに乗り込んで追跡する少将
らとのヘリバトル、爆弾を積んだ爆撃機と、ダニエルズたちのヘリの対決など空中戦も
あります。
現実はたぶんそうは上手く行かないとは思うけど、ハリウッド映画としてラストに溜飲を
下げられることは、行き詰まる映画を観る方にとって救われる。
そこそこ長い映画であったが、ノンストップで楽しむことができた。

「疫学において、アウトブレイク (outbreak) は、ある限定された領域の中で感染症に
かかった人間、またはその他の生物の小集団を指す分類語である。そのような集団は
村などの区域内に隔離されることが多い。」

この映画の情報は

こちら
まで。
by jazzyoba0083 | 2008-07-19 22:53 | 洋画=あ行 | Comments(0)

TAXi4

●「TAXi4」
2007 フランス Apipoulai,ARP Selection,Canal+,Cinecinema,91min.
監督:ジェラール・クラヴジック 製作・脚本:リュック・ベッソン
出演:サミー・ナセリ、フレデリック・ディファンタール、ベルナール・ファルシー他。
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リュック・ベッソン製作、脚本のシリーズ4作目。今回の舞台はマルセイユからモナコへ。
双子の兄弟?片や極悪人、片や銀行の支配人。この2人が入れ替わりながら、銀行強盗が
行われるのだが、これを追うのが相変わらずドジのエミリアン。そしてわれらがプジョー
407のスペシャル仕様を駆るタクシードライバー、ダニエル。
オープニングはサッカーのフランス代表ジゼをサッカー場に例の運転で送り届けるところ
からスタート。ピッチの中までタクシーで乗り付けるって・・・!
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そんなある日、エミリアンに、17ヶ国から指名手配され“ベルギーの怪物”と呼ばれる
凶悪犯を護送する、という重要任務が舞い込んでくる。だが、無事に署まで連行したのも
束の間、エミリアンのドジが原因で逃亡されてしまう。(総革作りの全身拘束着が、気持ちも
悪くこっけいでもある。)中にいたのこそ極悪人なのに、自分はモナコの領事館の係員だ、と
双子の兄弟を装って、まんまと釈放されるのだった。
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しかし、逃がしたのが本物であることが判ったエミリアンは、エミリアンはダニエルの協力を
得て犯人一味の逃走先であるモナコへ。
急行。
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一方で、一味に潜入したエミリアンの妻ぺトラが、必死の演技で犯人たちを追い詰める。
この間、エミリアンは一味の女が自分の妻だと判らんのだからアンポンタンだ。
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結局麻薬の精製工場を押さえたジベール署長がみずからクスリを浴びて、切れてしまい
機関銃をブッ放しまくり、事件は解決していくのだ。熊の麻酔薬を注射されてしまい、仲間に
電話帳で殴られる(目を覚まさせるために)署長、など、ジベール署長大活躍の一編では
ありました!
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カーチェイスは少ないし、かつてのシリーズの面白さはなくなっちゃって、ただのおバカ
映画になっちゃったですねえ。
この映画の情報は

こちら
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by jazzyoba0083 | 2008-07-12 22:40 | 洋画=た行 | Comments(0)

「オール・ザ・キングズ・メン All The King's Men」
2006 アメリカ Columbia Pictuers Co.Phoenix Films.128min.
監督・脚本:スティーヴン・ザイリアン
出演:ショーン・ペン、ジュード・ロウ、ケイト・ウィンスレット、アンソニー・ホプキンス他
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1949年にアカデミー賞作品賞、主演男優賞など3部門を獲得した同名の映画のリメイク。
原作は、ロバード・ベン・ウォーレンのピュリッツアー賞受賞作。
豪華な俳優が並んだ割には、なんだかなあ、という出来だった。49年のオリジナルを観て
いるが、あちらは筋がハッキリしていて、一人の正義感溢れる田舎政治家が、政治家として
大物になるに従って自分もかつて指弾していた金と権力に捕らわれて堕ちていく様が
実に力強く描かれていたが、本作は、俳優に拠った部分が多かったのか、脚本家が監督を
やる悪い例なのか、話が複雑で、原作本来の持つ主張が薄れていた。

1949年、ルイジアナの田舎町の正義感溢れる出納官ウィリー・スターク(ショーン・ペン)は、
学校建築に絡む汚職を告発し、逆に職を追われる。しかし学校の教師である妻にも支えられ、
さらに突然現れたダフィという男に誘われ、更なる正義を行うため、州知事選に立候補する。
汚職の舞台になった学校の階段が崩れ、3人の生徒が亡くなるという悲劇も彼を後押しした。
しかし、大舞台の選挙での演説が苦手なウィルは、大衆をアジることが出来なかった。
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ある日、二日酔いで頭も痛かったのもあり、原稿なしで演説してみたところ、これが素晴らしい
演説となり、聴衆の心を捉えた。地元の石油会社や電力会社に搾取されている黒人労働者
を始めとする貧困層に圧倒的な支持を得たウィリーは地すべり的な勝利を得る。

州知事になると、道路を整備し、学校を建て、橋を架け、貧困層から税金を取らない
という善政だが、財政的には無謀な(財源を石油資本や電力会社への重税でまかなった)
行政で、財界や地元保守派と対立していた。
そして、次第に権力と金に溺れていく。彼を知事選にとたきつけたタフィは実は敵陣から
送り込まれた男で目的は、彼を立候補させることでもう一人の対立候補の票を二分させる
ことであった。しかダフィはウィルの陣営にとりこまれる。ウィリーは彼を側に置くのは
二度と他人のおだてに乗らないようにするための戒めの印だ、というのだ。
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こんなストーリーが地元クロニクル紙の敏腕記者ジャック(ジュード・ロウ)によって語られ
ていく。ジャック自身も、取材するうちに新聞会社を辞め、ウィリーの側近になり、彼の
ダーティーな仕事に巻き込まれていく。
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ウィリーの汚職の噂に議会が弾劾を主張し始めたのだが、判事(A・ホプキンス)がこれに
賛同する主張をしていることをに対し、ウィリーは判事の弱みを握れ、とジャックに指示する。
アーゥイン判事はジャックの実父のような存在のひとで育ての親でもあった。
彼に弱点はない、と言っていたジャックだったが、ウィリーにしつこく言われて過去を調べる
うちに、判事の座にあるのは、前知事との取引きがあったことに行き着く。
そして証拠の手紙を手に入れ、判事と対峙するが、判事はウィルの弾劾を取り下げるつもり
はなかった。さらにジャックに対し「君の大きな弱みも言うことも出来るんだよ、でも言わないが」
と謎の言葉を残す。
そして彼は自殺する。母親の絶叫で、実は判事はジャックの実の父であったことが判ったのだ。

一方、ジャックの親友アダムと妹のアン(ケイト・ウィンスレット)。3人は子供の頃からの
親友で、アンはジャックを愛していた。彼らの父こそ、前知事であった。
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ウィリーは自分の名前を付けた病院を建て、そこの病院長にアダムを連れてこいとジャックに
指示する。アダムはこれを受けるが、どうも前知事の支持層の懐柔策の臭いがする。
そしてジャックにアンとウィリーが愛人関係にあるという情報が入る。信じられないジャックだが
アダムが自分がウィルの金儲けに利用されていることを察知し妹の愛人のためには
何も出来ないと家を出て行ってしまう。
ジャックの元に助けを乞いに来たアンだったが、ジャックにも知事と寝た女に協力する気は
ない。

そうこうするうちに、弾劾を議決する議会が開かれ、弾劾案は否決された。勝ち誇るウィリー。
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議事堂のホールでジャックを見つけ近づこうとしたことろに、アダムが近づき、ウィリーに
数発の銃弾を打ち込んだ。アダムもボディガードにたちまち射殺されてしまう。

人間の弱み、といったものは誰にでも形はどうあれある、ということは判るが、人間関係を
もう少し整理した方が良かった。それと主人公はウィリー・スタークという男であり、
ストーリーテラーである記者は主人公でないのに、そのあたりがあいまいになってしまった。
アンが知事と寝たのも何故か良く判らない。アダムが心に病を得ていたことも説明不足。
ショーン・ペンとジュード・ロウの演技自体に文句はないのだが。
オリジナルがアカデミーを獲得したことと比較すると、スタイルに気が行き過ぎて、同じ原作
を戴く映画としてのダメさ加減が判ると思う。オリジナルの監督、ロバート・ロッセン(製作・
脚本も)は自ら赤狩りにあい不条理な転向を強いられた人だけに、腐敗政治の告発表現に
力がある。主演男優賞に輝いたブロデリック・クロフォードの演技も素晴らしかった。
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モノクロだが一度ご覧になることをお勧めする。
この映画の詳しい情報は

こちら
まで。
by jazzyoba0083 | 2008-07-05 23:00 | 洋画=あ行 | Comments(2)