●「トラブル・イン・ハリウッド What just happend」
2008 アメリカ 2929 Productions,Art Linson Productions,Tribeca Productions,104min.
監督:バリー・レヴィンソン
出演:ロバート・デ・ニーロ、ショーン・ペン、キャサリン・キーナー、ジョン・タトゥーロ、ロビン・ライト・ペン
    スタンリー・トゥッチ、ブルース・ウィリス他
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>
映画の内幕もので、ショーン・ペンやブルース・ウィリスは実名で出てくる。デ・ニーロ演じる
プロデューサーが監督やキャストに振りまわされ、無能なプロデューサーが脚光を浴び、
有名なだけで実は大根な俳優がチヤホヤされるハリウッドの裏幕を、ペーソスを持って描いた。

この手のものはあまりやり過ぎると業界から干されるので、そこそこにしておかないとヤバいと
思うのだが、本作も、結局、カットした、と言っていたところが、カンヌに行って上映して見ると
監督の思惑でカットされていず、面目を潰すプロデューサーの汗と涙と苦笑いの日々を
綴って、皮肉って見せているところまで。
たくさんの名優が出ている割には、パッした出来とはいえず、ストーリーも緩慢な感じがぬぐえな
かった。既視感もありありだったりして。

<ストーリー>
「ハリウッドの内幕を主演のロバート・デ・ニーロをはじめ豪華アンサンブルで描いたシニカル・
コメディ。多くのヒット作品を手掛けたプロデューサー、アート・リンソンの回想録を映画化。
業界関係者や俳優のワガママに振り回され、トラブルに巻き込まれながら、私生活でも
問題を抱える忙しない映画プロデューサーの2週間を赤裸々に綴る。
監督は「グッドモーニング,ベトナム」「レインマン」のバリー・レヴィンソン。

 映画の都ハリウッドで活躍する映画プロデューサーのベンは、製作に携わったショーン・ペン
主演作のカンヌ国際映画祭でのオープニング上映を2週間後に控えていた。だがその矢先、
監督のとんでもない演出のおかげで試写会の観客アンケート結果が散々だったために映画
会社の女社長から作品の再編集を命じられ、監督を説得する役回りを務めるハメに。

また、クランク・イン直前の最新作では、主演のブルース・ウィリスが作品のイメージと
まるで違うヒゲ面にメタボ体型で撮影現場に現われ、ベンは頭を抱えるばかり。
一方、プライベートでも1年前に別れた妻への未練を引きずり、悩みや難題が山積のベン。
それでも彼は、全てを解決させようと地道に奔走していく。こうして、脱線しかけていた
それぞれの問題も何とか軌道修正され、いよいよカンヌの上映に臨むベンだったが…。」
(allcinema)

「ベン(ロバート・デ・ニーロ)はハリウッドで活躍する敏腕プロデューサー。様々な難題が
次々と降りかかり、頭の痛い日々が続いていた。
とある試写会。ショーン・ペン(ショーン・ペン)主演でカンヌ映画祭のオープニングに
決まっている作品が、大不評を買ってしまう。映画会社の女社長ルー(キャサリン・キーナー)は
作品の修正を求めるが、監督のジェレミー(マイケル・ウィンスコット)はそれを拒否。
最終的な編集権を持つルーは、修正しなければキャリアの終わりだと、ベンに言い放つ。

その一方で、プライベートでも問題を抱えるベン。離婚した妻との間の娘ゾーイ
(クリステン・スチュワート)はわけもわからず彼の前で泣きはらす。一年前に離婚した
二番目の妻ケリー(ロビン・ライトペン)には未練を残したまま、中途半端な関係を保っていた。

さらに、彼を悩ませたのは三日後にクランクインを控えた映画。主演のブルース・ウィリス
(ブルース・ウィリス)が、役のイメージからかけ離れた髭面にメタボという姿で現場に現れたのだ。
出資した映画会社の社長は怒り心頭。撮影現場に向かったベンは、ブルースを説得しようと
するが、逆に怒らせてしまう。困り果てたベンは、エージェントのディック(ジョン・タトゥーロ)に
説得を頼んで、その場を後にする。
翌日、ジェレミーから連絡が。不評だったシーンを再編集したとのことで、なんとかカンヌの
上映問題はクリア。一安心するが、まだブルースの件が片付いていない。
ディックに状況を問い合わせると、ブルースからエージェント契約を切られたという。
そして、ついにクランクイン初日。映画会社のお偉方が顔を揃える中、姿を現すブルース。
一瞬ヒヤリとするものの、髭は剃り落され、体もすっきり。それを見て、ようやく安堵の表情を
浮かべるベン。1週間後、カンヌ映画祭のオープニング上映。だが、安心しきってスクリーンを
見つめるベンの目に飛び込んできたものは……?」(goo映画)
by jazzyoba0083 | 2011-03-30 23:30 | 洋画=た行 | Trackback(3) | Comments(0)

●「ゆりかごを揺らす手 The Hand That Rocks Cradle」
1991 アメリカ Hollywood Pictures,110min.
監督:カーティス・ハンソン
出演:アナベラ・シオラ、レベッカ・デモーネイ、マット・マッコイ、ジュリアン・ムーア他
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆☆>
<感想とストーリー>
善人が理不尽な逆恨み復讐劇に遭う、というストーリーは見ていて決して気持ちの良いもの
ではないが、けっこう面白くみちゃいました。復讐女を演じるレベッカ・デモ―ネイの瞳孔が
開いちゃったような、無表情な美形が、気持ち悪かったです。突っ込みどころはたくさんあるが
結末もまあ、ああしたものかな、と予想はつく。けど、どう終わっていくのだろうという興味は
最後まで持てた。
知ってる顔はジュリアン・ムーアだけで、彼女も、途中で殺されちゃうしねえ。正体を見破った
ばかりに。

遺伝子工学の研究者の夫と、ガーデニングを趣味とするクレア(アナベラ・シオラ)は4歳
くらいの女の子がいて、間もなく生まれる子がお腹にいた。クレアは、かかりつけの医者が
引退したので、新しい産婦人科医にかかるが、こいつがイタズラ趣味みたいな悪い医者で、
不快な思いをしたクレアは夫と相談し、告発することにする。
すると、同じような思いをした4人の妊婦がなのりでて、マスコミでも大きく取り上げられた。

その医者は拳銃自殺してしまう。彼の妊娠中だった妻のペイトンは財産も没収と聞いて卒倒、
流産してしまう。一時に、夫と赤ちゃんと財産を失ったペイトンは、自分を不幸にたたき落とした
クレア一家に復讐を誓った。
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ペイトンの取った行動は、二人目が生まれて忙しくなり、乳母を求めていたクレアの元に
現れ、この家に住み込みながら、自分の母乳で生まれたての長男をなつかせ、長女も
なつかせ、夫には初恋の人との不倫を思わせる工作をして、(誕生日のサプライズパーティー
を開くというもの)家族ごと乗っ取ってしまおうというものだ。

まずクレアの家に外回りの仕事の手伝いに福祉協会から派遣されて来ていた知恵遅れの黒人を
長女のパンツを彼の道具箱に隠して、クレアに見つけ出させて追い出し、3カ月のジョージには
自分の母乳を与え、母親と思わせ、長女も溺愛して手なずけた。

しかし、クレアの夫の初恋の相手で不動産屋の友人(ジュリアン・ムーア)は、自殺した医者の
家が売り出されたものの中々買い手が付かなかったので、しげしげと家の写真を見ると、
ペイトンがクレアの家に持ってきた珍しい風鈴が写っていた。怪しいと睨んだ彼女は、図書館で
新聞のバックナンバーを探し、医者の葬式の写真を発見した。案の定、そこにはペイトンが写って
いたのだ。いそいでクレアに伝えようとするが、クレアが捕まらない。家に行くとペイトンがいて
温室じゃないか、という。温室には、ペイトンがドアを開けると屋根のガラス窓が急激に締り破片が
落ちてきて友人は殺されてしまう。 ペイトンはジョージを連れて散歩に出かけて、そこに
帰って来たクレアが、無残な姿となった友人の姿を発見、持病のぜんそくが出るが、クレアの
使っているぜんそくの吸入器から薬を抜き取ってしまっていた。息が出来なくなり、瀕死で病院に
運ばれたクレア。

友人の不審死が気にかかり彼女のオフィスに赴き、直前にやっていた仕事を
押しててもらうと、はたして、ペイトンが誰か、に気が付く。その家に行ってみると、彼女が
クレアの家のジョージの部屋にペイトンが勝手に貼った壁紙と同じものが貼ってあり、搾乳機も
あった。
いそいで家に行き、ペイトンの顔面に一発喰らわせ、出ていけ、という。そこからペイトンの
イカレた実力行使が始まる。スコップや、暖炉の火かき棒を持って、クレアと夫に襲いかかる。
そこに、あの黒人が登場し、クレアを守り、ペイトンは二階の窓からクレアに突き落とされ、
垣根に突き刺さって死んだのだった。

ペイトンもまた哀しからずや。げに恐ろしきは女の復讐よなあ・・・。
この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2011-03-29 23:30 | 洋画=や行 | Trackback | Comments(0)

エレジー Elesy

●「エレジー Elesy」
2008 アメリカ Lakeshore Entertainment,112min.
監督:イザベル・コイシェ 原作:フィリップ・ロス「ダイング・アニマル」
出演:ペネロペ・クスル、ベン・キングスレイ、パトリシア・クラークソン、ピーター・サースガード、
    デニス・ホッパー、デボラ・ハリー他。
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想とストーリー>
ピュリッツアー賞作家、フィリップ・ロスの原作だから、本の方はずいぶんと面白く書かれている
んだろうなあ。読んでないから比較はできないけど、映画化して「残念」な結果に終わったタイプの
作品じゃないだろうか。

ストーリーは単純で、大学の老教授が完璧に美しい教え子と愛し合うようになり、しかし、自分の
老いに若い彼女を道連れには出来ないと、すんでのところで彼女と別れる。しかし離れて2年。
元の暮らしに戻ったか、と思われたところに彼女から電話。会って話を聞くと「乳がん」がという。
教授は彼女の芸術品とも言うべき乳房を、彼女の要望に従って写真に収めた。
そして手術。彼女の片方の乳房は無くなったが、教授は彼女がずっと持ち続けてきた彼への
愛に気づき、老いを理由に拒絶していた彼女の愛を受け入れるのであった・・というもの。

大学教授デヴィッドにベン・キングスレイ。彼は、別れた妻キャロライン(パトリシア・クラークソン)
と月に何回かは遭ってベッドを共にするだけのドライな関係は続けていた。
息子のケニー(サースガード)も、不倫をして悩んでいる。デヴィッドは、基本、若い女好き。
彼女らとのセックスを目的にすでに50人以上の学生と関係を持ってきた。ただ、妻とはやはり
判りあえているところがあり、安心剤であった。
そこに現れたのがキューバ出身だとう完璧な美女コンスエラ(ペネロペ)だった。たちまち彼女の
虜になるデヴィッド。
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そして、教養深く、知的、かつ年の割には色気のあるでデヴィッドに、
コンスエラも惚れてしまう。適当に女子学生とのセックスライフをエンジョイしていたデヴィッド
だったが、コンスエラの登場で、まじで恋をしてしまい、嫉妬に狂う時もあった。
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こういう状況を冷静に見つめてアドバイスしてくれるのが親友の詩人ジョージ(デニス・ホッパー)
であった。
デヴィッドはジョージのアドバイスもそっちのけでコンスエラとの甘い生活におぼれていく。
コンスエラの愛情もどんどん深くなり、両親に紹介したいから家に来て、と懇願される。
行くと約束したデヴィッドだったが、30年も年上の自分が彼女を幸せにできるはずがない、と
判断し、彼女の家に行くことを止めてしまった。これがきっかけでコンスエラとの間は
終わったと感じていた。走行している間に、妻には彼女の存在がばれてしまったり、親友
ジョージ倒れて、死んでしまったり、いろんなことがあった。しかし2年経ち、元の生活に戻ろうか
という時に、コンスエラから電話があり、会いたいという。
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話を聞けば、彼女は乳がんに冒されていて、2週間後には手術だという。医者にめちゃめちゃに
される前に、デヴィッドに完璧だ、といってもらった乳房を写真に収めて欲しいと懇願する。

そして手術。彼女の片方の乳房は摘出された。デヴィッドはコンスエラの愛情が真実のものである
ことに気づき、「乳房が無くても愛してくれる?」と聞くコンスエラを抱きしめるのだった。

デヴィッドに近い身としては、彼の心の動きは良く理解できる。自分の老いに若い彼女を道連れに
は出来ない、自分には別れたとはいえ糟糠の妻がいるし。だが、彼女から真の愛情を打ち明け
られれば、受け止めたいと思うのはごく自然だろう。
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30歳以上も離れた男を本当に好きになっちゃう超美人大学生なんて、ホントにいるのかいな、と
思ってしまうおぢさんでありました。妻役のパトリシア・クラークソン、親友のデニス・ホッパー
息子のピーター・サースガードと脇も固い。ペネロペもキングスレイも悪くないんだけど、イマイチ
しまりのないメロドラマに感じたなあ。
この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2011-03-25 23:10 | 洋画=あ行 | Trackback(2) | Comments(0)

●「アーマード 武装地帯  Armored」
2008 アメリカ Screen Gems,Sony Pictures Entertainment,87min.
監督:ニムロッド・アーントル
出演:マット・ディロン、ジャン・レノ、ローレンス・フィッシュバーン、アマウリー・ノラスコ他
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<評価:★★★★★☆☆☆☆☆☆>
<感想とストーリー>
そこそこの役者が揃って、これかよ!というB級映画。救いは時間が短いこと。ストーリーは
単純だが、突っ込みどころ満載。カーチェイスも大したこともない。ラストも、ええ??あれで
いいのかよ!という・・・・。(;´∀`)

現金輸送をもっぱらとする警備会社、イーグル・シールド社。そこに強力な防備を誇る輸送車が
配備される。一方、長らくチームを組んで現金輸送にあたっていた仲間たち。
リーダー格がマット・ディロン演じるマイクだ。そこに見習いとして入ったタイは、不登校の弟を
抱え、家が銀行の差し押さえに遭おうとしていた。彼はイラク帰りの英雄で、昔は不良だったが
戦場から帰って来てからはまじめに弟のことを心配しながら、警備会社で働こうとしていた。

タイの親代わりを務めていたのがマイクで、何くれとなくタイ兄弟の面倒を見ていた。
そんなマイクから、4200万ドル輸送の機会に、狂言強盗を実行して、金をチームで
山分けしようと誘う。せっかく警備会社の正社員になり、まじめに勤めようとしていたタイは
一旦は断るが、差し迫った家の差し押さえを控え、「怪我人はでないな」と約束させて
仲間に入る。
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そして作戦実行。2台の輸送車は、廃屋になった巨大な鉄鋼所にクルマを入れて、まずは
現金を隠すことに。しかし、この廃屋に予想もしなかったホームレスがいて、見られてしまう。
短気なベインズ(フィッシュバーン)は、ホームレスを射殺してしまう。ここから全ての
計画が狂い始める。「殺さない約束だろう」とタイは、まだ金の入った輸送車の荷室に中から
鍵を掛けて閉じこもる。
輸送車に備え付けの警報を鳴らしたり、邪魔をする。すると、近くにいたパトロール中の警官が
不審に思い、工場にやって来た。マイクは、修理中なんだ、と追い払いに出ていく。マイクの
説明に納得して警官が帰ろうとした時、中から物音が。拳銃を抜こうとする警官を、警戒して
いたベインズがまたしても銃撃した。タイは、傷ついた警官を引きずりこみ、彼と二人で
輸送車にたてこもる。

他の仲間は後ろの扉のピンを抜こうと必死だ。中から札束で窓を塞いで、タイは輸送車の
床下から警官の無線を持って、抜け出て、屋上に行く。そして警察と交信に成功する。
しかし、そこに仲間の一人が銃を持って追ってきた。彼は一旦は改心し、神に帰依した身だが、
タイを助けようとした仲間を視察していた。両親の呵責に耐えかねたのか、彼は屋上から
飛び降り自殺する。タイは再び輸送車に戻りった。
すると、クイン(ジャン・レノ)が、もう一台の輸送車で拉致してきたタイの弟を連れて来て、
弟を殺すぞ、と脅され、こうなるとタイもギブアップ。
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だが、荷室にある現金箱に爆弾?を
しかけた。扉を開けて降伏するタイ。慌てて現金を取りに行く仲間たち。箱を開けたとたんに
爆発が起き、タイと弟と警官以外は吹っ飛んだ。

タイは、走って外に出て、パトカーに乗り警官隊を迎えようとするが、マイクが輸送車で追って
くる。激しいカーチェイスの末、マイクの輸送車は横転し、彼は絶命する。

ベインズに撃たれた警官の命は助かり、タイは会社の班長から「警察は、表彰ものだってさ」と
話して行った。タイは自分も最初は仲間だったとは言わなかったのね。
この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2011-03-24 22:55 | 洋画=あ行 | Trackback(2) | Comments(0)

●「三人の妻への手紙 A Letter to Three Wives」
1949 アメリカ 20th Century Fox Fiilm Co.,103min.
監督・脚本:ジョセフ・L・マンキウィッツ
出演: ジーン・クレイン、リンダ・ダーネル、アン・サザーン、カーク・ダグラス、ポール・ダグラス
    ジェフリー・リン、セルマ・リッターほか。
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<1949年度アカデミー賞監督賞、脚色賞受賞作品>

<評価:★★★★★★★★☆☆>
<感想>
古い映画だが、全然古さを感じない。そりゃ、時代が古いから光景は昔だが、物語としては
エバーグリーンだと思う。「イヴの総て」でオスカーを獲っている名手マンキウィッツのさすがの
作品だ。モノクロだけど、そんなことは全然苦にもならない。やはり脚本の設定の上手さ、
計算されたカットの美しさ、そして演技者の素晴らしさ。前の「ファーゴ」の時もそうだったが、
脚本、脚色というのは大事なんだなあ。
3組のそれぞれ性格の違う夫婦の話だが、友達同士であり、妻同士も友人。ある日、その3人の
妻にアディーという女性から手紙が。そこには「今夜私は、あなたがたの夫の誰かと駆け落ちを
する」と書かれていた。そこから、それぞれの夫婦の過去にさかのぼり、夫婦のありようを
見ている人に問いかける体になっている。

「3人の若い人妻が遊覧船でピクニックに出かけようとしていたところに、見知らぬ女からの手紙が
届いた。文面には「あなたたちの夫の1人と駆け落ちします」と書いてあった。帰宅して調べようにも、
船はすでに動き始めていた。
3人のうち誰が犠牲者なのかは夕方に帰るまではわからない。また、3人とも夫に逃げられても
仕方がない理由を持っていた。
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デボラは農家の出身で、名門の子息ブラッドと不釣合な結婚をしたことを肩身に狭く思っていた。
リタは貧乏な教師のジョージと結婚したが、彼の収入では家計が苦しく、ラジオ・ドラマの脚本家
として夫以上の収入を得ており、それが原因で最近夫婦仲は気まずくなっていた…。」(goo映画)

そして、3組目が7つのホテルを持つ金持ちで、×イチのポーターと、貧乏育ちだがその美貌で
玉の輿をたくらみ、まんまとポーターと結婚したローラ・メイ。この組が一番のハイライトを形成
することになる。結婚を望まないけど、好きには違いないポーターを、いいように振りまわして
結婚、見事玉の輿に乗るが、夫との間に「愛」という言葉はない。彼女にも駆け落ちされても
仕方がない心当たりはあるのだ。そして、それぞれが家に帰ると・・・
結局はハッピーエンドになるのだが、アディーという女性は姿を現さず、ナレーターの役を
勤める。

今から60年前、こんな洒落た映画が出来ていたのだなあ。昭和24年の話だ。作家小林信彦氏
また市川昆監督も大好きな映画だそうだ。一見の価値ありです。
この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2011-03-21 23:10 | 洋画=さ行 | Trackback(1) | Comments(0)

ファーゴ Fargo

●「ファーゴ Fargo」
1996 アメリカ PolyGram Filmed Entertainment, Working Title Films,98min.
監督:ジョエル・コーエン 製作:イーサン・コーエン 脚本:コーエン兄弟
出演:フランシス・マクドーマンド、スティーヴ・ブシェミ、ウィリアム・H・メイシーほか。
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<1996年度アカデミー賞主演女優賞、オリジナル脚本賞受賞作品>


<評価:★★★★★★★★☆>
<感想>
コーエン兄弟の独特の映像は、これまでも可能な限り観てきた。最近では「ノー・カントリー」が、
旧作では「バートン・フィンク」あたりが印象深い。当然、最近の「トゥルー・グリッド」も期待大で
ある。
そのコーエン兄弟の諸作の中でも、ひときわ評価の高い本作を、やっとDVDで観賞することが
出来た。皆さんおっしゃる通り、誠に良くできた映画であり、映像美、物語の構成、キャスィング、
演技、音楽、上映時間、どれをとっても、殆ど文句の付けようのない完成度だと思う。
私がこここで★を9つも献上する映画はそうそうない。

まず、映像美、白い雪の世界を、日本画の雲よろしく、上手く使い、他の色との対比が物語に
インパクトを与える。ストーリーも、殺人シーンもあるが、人間は面白くて悲しい、というタグライン
が言っているように、サスペンスのようなコメディのような、分類不可能な映像表現の面白さ、
「人間、その愚かしきもの」「そして哀しきもの」という訴えが、ある種ストレートに、時として
変化球を持って、観る人にさ迫る。 マクドーマンドを昔慕っていた、ちょいと精神がおかしい
日系人のエピソードなどは、ちょっと???という感じもあったが。
W・H・メイシーの中古車営業部長ジェリーは「面白ろ、哀しい」人生は、一旦バカなことを考えると、
次から次へと不幸の連鎖に巻き込まれる、という人間喜劇を体現している。この映画の
一方の主人公である。中西部の田舎町、そして冬、という場所と季節の設定も絶妙であった。
「Yeah?」「Yeah!」で会話が成立するのは、あのあたりの土地の特徴であろうか。
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そして、メイシーに雇われる二人の誘拐犯の内、ブシェミの演じるカールもまた、ジェリーと表裏
一対の「哀しさ」を表現している。また、もう一人の寡黙な殺人鬼グリムスラッドと、ジェリーの
中古車でエンジニアをしている仮釈放中のネイティブアメリカンの二人の存在は、「ノー・
カントリー」でのオカッパ頭の殺人マシンに通じるものがあると感じた。
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実際の妊娠中に(夫は監督)この映画を撮影したフランシス・マクドーマンドはオスカーを獲った
訳だが、むしろ私としてはメイシーやブシェミに賞をあげたかったな。
しかし、妊婦の警察署長マージは、ある種狂気のストーリーに置いて、理性と正義と「普通」の
メタファーとなっている。そうした意味での飄々とした演技は、オスカーもむべなるかな、という
気もする。
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コーエン兄弟の作品には、「何を言いたいわけ??」という「ウッチャリ型」の映画が多く、また
それはさそれで魅力なのだが、本作は、短い時間に、彼らの訴えたい世界観が見事に凝縮し
ていて判りやすかった。
参ったのは冒頭「この映画は実話である。1987年にミネソタ州で発生、存命中の人もいるので
云々」という字幕にすっかり騙されたが、これはまぎれもない創作である。これもコーエン兄弟の
イタズラであり、これも含めて「ファーゴ」であるわけだ。

<ストーリー>
「アメリカ中北部の田舎町を舞台に、偽装誘拐が引き起こす惨劇とそれに関わる人々の奇妙な
姿を描いたユニークな犯罪ドラマ。
 ミネソタ州ミネアポリスに住むカー・ディーラーのジェリー・ランディガード(W・H・メイシー)は
借金返済のために自分の妻ジーンを誘拐し、会社のオーナーでもある義父から身代金を
いただこうと考えた。誘拐を実行するのは、前科者の従業員から紹介された妙な二人組、
カール(S・ブシェミ)とグリムスラッド(P・ストーメア)。
だがジーンを自宅から誘拐した二人は、隣町ブレイナードまで逃げたところで、停車を命じた
警官と目撃者を射殺してしまう。

ブレイナードの女性警察署長マージ・ガンダーソン(F・マクドーマンド)は事件を追って
ミネアポリスに赴くが、その間にも狂い始めた誘拐計画は次々と犠牲者を産んでいく……。
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コーエン兄弟はその特異な作風で知られる、80~90年代アメリカ・インディペンデント映画界の
雄だが、この作品はその真価がもっとも発揮された一編と言っていいだろう。
実話を基にしているとはいえ、ほとんどは創作だというストーリー自体の面白さももちろんだが、
個々のキャラクターのおかしさとさりげなくも効果的な台詞の数々は、ドラマの完成度を極限ま
で高めている。雪に覆われた白い町で起こる血みどろの物語。まさに“白のフィルム・ノワール”と
呼んでもいい。カンヌ映画祭で監督賞に輝いただけでなく、アカデミーでは主演女優賞と脚本賞も
獲得した逸品。」(allcinema)
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この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2011-03-19 22:50 | 洋画=は行 | Trackback | Comments(0)

ボーダー Righteous Kill

●「ボーダー Righteous Kill」
2008 アメリカ Millennium Films,100min.
監督:ジョン・アヴネット
出演:アル・パチーノ、ロバート・デ・ニーロ、カーティス・ジャクソン、カーラ・グギーノ他
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想とストーリー>
名優2人。面白いに違いない、と勇んで観てみたが・・・・。まあ、面白くなくはない、けど、
この重厚な俳優を活かしきれてないんじゃないかな、と感じた。ストーリーが単調なんだろうな。
捻りは確かに効いてはいるけど、それと、変に色っぽいカーラ・グギーノの存在とか面白いん
だけど、何かが足りない。観終わった後で、さすが、この二人だけのことはあるなあ、という
感慨が浮かんでこなかった。
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二人ともニューヨーク市警のベテラン刑事だ。最初ターク刑事(デニーロ)の告白らしきモノクロの
テレビ画面と思しき映像が出てきて、ターク刑事が何か調べられている様子。
「これまで14人を殺してきた」なんてことを言っている。ははあ、これは、正義に駆られたターク
刑事が、無罪になった犯人を許せず、処刑人になって、次々と殺したことの始まりかな、と
思わせつつストーリーは進行する。有罪だろうと思っていても何故か無罪になっていく、いろんな
犯人が次々と殺される。しかも、見事な銃の一撃で。

タークとルースター(アル)は相棒同士。歳も同じくらいだ。気心も知れていて、親友と言っていい。
彼らが関係して無罪になった犯人が殺されるので、タークに疑いが掛かる。特にペレスとライリーの
両刑事は、タークが怪しいと事あるごとに彼の動きを監視していた。・・・
観ている客は、演出の流れから、どうしてもタークが犯人だと、ミスリードされるが、さにあらず、実は
・・・・というビックリがラストにまっているわけだ。
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「ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノの豪華競演で話題となった刑事サスペンス。
証拠が揃わず警察が手をこまねいている凶悪犯ばかりを狙う謎の連続殺人犯を追う
ニューヨーク市警のベテラン刑事コンビの姿を描く。
監督は「88ミニッツ」のジョン・アヴネット。
 互いに尊敬しあい、強い絆で結ばれたタークとルースターは長年パートナーを務めてきた
ニューヨーク市警のベテラン刑事。正義感ゆえに熱くなりがちなタークと冷静沈着なルースターの
名コンビで、幾多の悪党たちを刑務所送りにしてきた。それでもなお、多くの重犯罪者たちが
法律を盾に警察の追及をかわし、のうのうと暮らしていた。
ところが、そんな悪人ばかりを狙った連続殺人事件が発生、容疑者が警察関係者である可能性が
高まる中、やがてタークに疑いの目が向けられていくが…。」(allcinema)

こんな2大スターが共演した映画なのに、日本ではあまり評判にならなかったと記憶している。
邦題の付け方も悪いな。本作が泣くわ。
とはいうものの、アルとデ・ニーロの演技はさすがであり、見応えはある、が故に勿体ないんだなあ。
この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2011-03-17 23:30 | 洋画=は行 | Trackback(3) | Comments(0)

●「第十七捕虜収容所 Stalag 17」
1953 アメリカ Paramount Pictures,119min.
監督・製作:ビリー・ワイルダー 
出演:ウィリアム・ホールデン、ドン・テイラー、オットー・プレミンジャー、ロバート・ストラウス
    ピーター・グレイヴス他
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<1953年度アカデミー賞主演男優賞受賞作品>

<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想とストーリー>
私が生まれた頃の映画だ。モノクロだ。けだし世界の名監督の一人であろうビリー・ワイルダーの
戦争もの。といっても、戦場では無く、捕虜収容所のお話。元々が舞台劇であったので空間の
広がりは無く、お話の面白差で持っていくタイプの映画だが、全般平板になってしまったウラミは
残る。が、後半から真のスパイ探しとなり、俄然面白くなる。
ホールデンがオスカーを獲ったように、彼の演技が全体をリードしていく。そして、今は亡き、
「スパイ大作戦」のフェルプス君、若きピーター・グレイヴスが、ドイツ人だが、捕虜の動きを観察
するスパイの役を初々しく演じている。

そこそこ長い映画だが、前半は個性豊かな17捕虜収容所のメンバーたちの暮らしぶりや、ドイツ
兵とのコメディタッチの触れ合いなど、むしろ喜劇的側面。後半、中尉が逮捕されてきてから
俄然戦争映画モードになる。
驚いたのは収容所長としてオットー・プレミンジャーが出演していること。なかなかどうにいった
ドイツ人振りだ。いい味を出していたぞ。予告編では「笑い」を強調しているから、コメディなのかな。



「ブロードウェイでヒットした舞台劇を基に、B・ワイルダーとE・ブラムが脚色、ワイルダーが製作・監督した異色の戦争ドラマ。舞台は第二次大戦中のドイツの第17捕虜収容所。その第4キャンプでは米空軍の軍曹ばかりが集められていたが、中でも曲者なのが悲観論者のセフトン(ホールデン。アカデミー主演男優賞受賞)。キャンプ内に独軍に通じるスパイがいると囁かれた時に、彼は真っ先に嫌疑をかけられ、仲間から次第に除け者にされていった。孤立状態の中で、セフトンはひとり黙々とスパイ探しを続けるのだが……。捕虜収容所を舞台にした映画は数あれど、その展開の妙味と、娯楽色において本作と肩を並べられる作品はあるまい。前半のコミカル路線から、後半のリアル路線への橋渡しもスムーズで、サスペンス醸造も巧みだ。相変わらずのワイルダーの語り口の上手さを堪能すべし。」(allcinema)

この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2011-03-16 23:10 | 洋画=た行 | Trackback | Comments(0)

●「愛の泉 Three Coins in the Fountain」
1954 アメリカ 20th Century Fox Film Co.,102min.
監督:ジーン・ネグレスコ 音楽:ヴィクター・ヤング 主題歌歌唱:フランク・シナトラ
出演:ドロシー・マクガイア、ジーン・ピータース、ロッサノ・ブラッツィ、マギー・マクナマラ他
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<1954年度アカデミー賞撮影賞・歌曲賞受賞作品>


<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想とストーリー>
テレビなどまだまだアメリカとて普及する前、ローマを舞台に繰り広げられるラブストーリーは
さぞや銀幕の前の客を引き付けたことだろう。 出だしの「泉に3つのコイン」はフランク・
シナトラの歌唱(ノンクレジット)。これにローマの美しい噴水や遺跡が映し出される。
誰もが憧れるローマ! 掴みはOKだ。
この古き良き時代の、苦労ない(ノー天気な)恋愛映画であり、素直に楽しめばよし。
3人のアメリカ人秘書が、ローマで働くことになり、それぞれの恋を見つけハッピーエンドになる
までの短いお話を、そう盛り上がりがあるわけでなく、淡々と進める。
ドロシー・マクガイアやジーン・ピータースは名の知れた俳優さんではあるが、若い人にはもう
なじみもあるまい。 
この映画はオスカーを獲った美しい映像と、ローマの風景、そして殆どクローズアップを使わない
遠めの画像をさらりと楽しむ映画だろうな。あ、それとヴィクター・ヤングのいかにも50年代!と
いう映画音楽。 普通に見られる映画でしょう。
みなさん、歌を聴くと、「ああ、これね!」って絶対におっしゃると思うよ!



「背を向けて願をかけコインを放ると望みが叶うと言われるローマのトレビの泉を一躍有名にした、
50年代ハリウッドお得意の観光映画。
監督はそもそもは画家で、美術出身のJ・ネグレスコ。その画面設計には定評がある。
お話はごく可愛らしく、ローマで働くことになった三人の米国娘(ピータース、マクガイア、
マクナマラ)が共同生活を始め、それぞれの職場で芽生えたロマンスの道のりを軽いタッチで
綴る。泉の前で三組の男女が結ばれるハッピーエンドまでには一波乱あるが、その辺り、
実にツボを押さえた演出が心地良く、F・シナトラの主題歌ともども酔わせてくれる。
同監督により「マドリードで乾杯」として後にリメイク。」(allcinema)

3人の娘、一人はローマのお金持ちと、一人は長年秘書として使えた年の離れた作家と、そして
一人はローマで出会った土地の若者と、それぞれ結ばれるのであります。
お金持ちが乗り回していたベンツのオープンカーがカッコ良かったなあ。
この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2011-03-10 22:55 | 洋画=あ行 | Trackback | Comments(0)

「デンジャラス・ビューティー Miss Congeniality」
2000 アメリカ Castle Rock Entertainment, Village Roadshow Pictures,110min.
監督:ドナルド・ペトリ 製作:サンドラ・ブロック
出演:サンドラ・ブロック、マイケル・ケイン、ベンジャミン・ブラット、ウィリアム・シャトナー他
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想とストーリー>
コメディエンヌとしてのサンドラが、自分がこういう映画を作りたいの!とプロデューサーもやって
作った映画。ストーリーとしては、ハリウッドの王道を行くような「古さ」がつきまとうが
若きサンドラのキュートさも手伝い、予定調和も気持ちいい、肩の凝らない娯楽作とは
なっている。 髪の毛バサバサで、化粧もせず、服装も気にしない、FBIの女性捜査官が
捜査の過程でミス・アメリカコンテストに出場者として参加する羽目になり、これが見事に
大変身。ドタバタの捜査の中でも準優勝を獲得、みなからミス・ベストフレンドにも選んで
貰い、上司の捜査官ともラブラブになり、ハッピーエンドとなる。こういうストレートな
筋書きなので、休日の午後あたりに見るにはいいんじゃないかな。私はサンドラファンと
いうこともあり、その分も含め楽しく見た。
コンテストの司会を務める、「スター・トレック」のカーク船長・ウィリアム・シャトナー、
コンテストから外されるウラミを王冠に爆弾を仕掛けることで果たそうとする、主催者の
1人キャンディス・バーゲンなど懐かしい顔も見られる。

「男勝りで色気ゼロのやり手女性FBI捜査官が、犯罪捜査のために美人コンテストに
潜入するハメになり、次第に美女に変身していくさまを描いた異色のポリス・コメディ。

主演は「スピード」のサンドラ・ブロック。仕事一筋の女性FBI捜査官グレイシー・ハート
(S・ブロック)は犯人逮捕の際ミスを犯してしまい上司から内勤を命じられ落ち込んで
いた。そんなある日、連続爆弾魔<シチズン>がミス・アメリカ・コンテストに対して
爆破予告をしてきた。特捜チームはコンテストに女性捜査官を潜入させるため
グレイシーに白羽の矢が立つのだが……。」(allcinema)

ええ、あのダサダサのグレイシー捜査官がミスコンに出場者として潜入かよ!との
周囲の心配もご尤も。しかし、おかまのメイクアップアーティスト、ビクター
(マイケル・ケイン)の指導よろしく、見る見る美しく変身して行く。捜査の都合上、
八百長でトップ5に入ることにはなっていた。彼女はミス・ニュージャージーの代表だ。
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しかし、捜査の過程で爆弾犯は他で逮捕された。ということはこのコンテストを破壊
しようとしている犯人は他にいる、と確信するグレイシー。しかし他のFBI捜査チームは
これで一件落着だ、と帰ってしまい、グレイシーが残るというのならバッジと銃を
渡せ、といわれる。それでも彼は、主催者の1人であるキャシーとその息子の動きが
怪しいと睨み、コンテストに出つづけて捜査を続ける。

捜査チームのリーダーだったエリックだけが残ってくれた。そんな中、グレイシーは
インタビューや水着審査をドタバタありながら突破し、最後には準ミスに選ばれた。
そこでミス・アメリカに王冠の授与が行われるのだが、その王冠には爆弾が仕掛けられ
ていることを突き止めていたグレイシーは、なんとかその王冠を奪い、ミス・アメリカの
命を守らなくてはならなかった。舞台上では王冠の奪い合いが始まる。テレビ中継
では醜い女の争いと写ったが、結局王冠を取り上げ放り投げるとそれが爆発。
会場は息を呑んだのだった。犯行は、やはり来年から、大会を一新するために
ミスコンテストを外されるウラミを持っていたキャシーと長男だったのだ。

晴れて正体を明らかにしたグレイシーは、ミスコン中に仲良くなった仲間から
ミス・ベストフレンドの称号を贈られた。そして、最初、ミスコンなんてと馬鹿にしていたが
出場している彼女らの素晴らしさに、ちょっと見直したのであった。
また、上司で最後まで応援してくれたエリックとアツアツになるのでありました・・・。

この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2011-03-09 22:55 | 洋画=た行 | Trackback | Comments(0)