●「キッズ・オールライト The Kids Are All Right」
2011 アメリカ Focus Features,Gilbert Films ,.108min.
監督:リサ・チョロデンコ
出演:ジュリアン・ムーア、アネット・ベニング、ミア・ワシコウスカ、マーク・ラファロ、
    ジョシュ・ハッチャーソン、ヤヤ・ダコスタ他
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<評価:★★★★★★★★★☆>
<感想>
面白く、いい映画だった。「体温」を感じるような作品、とでもいえるのだろうか。
極めて特殊な家庭を描いているのだが、そこに、「家庭」「親子」の愛情とは何だろう、
という問いが投げかけられている。

映画のような家庭じゃなくても、「結婚生活」とか「家族」という単位は、非常に
壊れやすく、繊細な面と、壊れにくく、がっしりしたところがある、という事が画面から
伝わってきて、引き込まれていった。監督はレズビアンだそうだが、なるほど、そうでなければ
描けないな、と思わせる表現やセリフはあるが、それでなくても良く出来た脚本と演出
であると思う。またアネットやジュリアン、そしてマーク・ラファロなど配役もいい。
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過激なセックスシーンがそこそこ出てくるのでR15+になっているのはしょうがないが、
若い人にも見てもらいたい作品だ。二人の子供たちがちゃんとしているのも、下手に
グレた風に描かなくて正解だったんじゃないか。

若い頃はずいぶんと美人だったアネットとジュリアン、お歳相応の美貌には、容貌とは
反比例した演技が光っている。特に、彼の家に全員で食事に行った時、バスルームで
排水口にジュリアンの髪の毛を見つけてしまい、ジュリアンと彼ができていることを
確信した時の顔の表情の変化は、怖いくらいに見事だった。

オスカーの候補になったが無冠におわったものの、ゴールデングローブでは作品と女優賞
(二人)を獲っている。万人向け、とは言えないが、いい映画ではある。

<ストーリー>
「充実した脚本と演出、実力派の俳優たちによる的確なキャラクター表現、それらが見事に
ブレンドされた本作は、まさに大人の鑑賞にピッタリの作品だ。
“2人の母親”という家庭で育った姉と弟。姉は大学進学を機に、まもなく家から巣立つ。
弟も親と友人の狭間で、自分を見つけていこうとする年頃。そんな2人が、精子提供者で
ある父親に会う事により、“家族とは何か”を考えていく。
2人の母親たちもまた、自分たちの元を離れようとする子どもたちの存在をきっかけに、
現在の関係を見つめ直していく。家族が一度は直面する普遍的な話を、“血のつながった
他人の出現”という少しひねった設定で、まず私たちをひきつける。
登場人物はみな、ありきたりではない深みのあるキャラクターで、共感を呼ぶに違いない。」
(goo映画)
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「ニック(アネット)とジュールス(ジュリアン)はレズビアンのカップル。結婚している2人には
18歳になる娘ジョニと15歳の息子レイザーがおり、郊外の一軒家で仲良く暮らしていた。
そんな中、年頃のレイザーは、母親たちに精子を提供した“父親”の存在が気になり始める。
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そして、母親たちが喜ばないと尻込みするジョニをたきつけて、2人で父親捜しを始めることに。
するとやがて、人気レストランのオーナーを務めるポール(ラファロ)という男性が生物学上の
父親であることが判明する。気ままな独身生活を送る気さくなポールにすんなりと打ち解けて
ゆくジョニとレイザー。一方、子どもたちがポールと会っていることを知ったニックとジュールスは、
事態を穏便に終息させようと、ポールを食事会に招くことにするのだが…。」(allcinema)
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実は微妙なバランスの上に成り立っていた、レズビアンの家庭。その割には二人の子供たちは
ちゃんと育っていた。なぜ、同一人物の精子で二人が子供を持とうとしたのか、語られはしないが、
兄弟、とは父親は一人であるのが普通であるわけで、レズビアンでもそれなりの考えはちゃんと
あるわけだ。そこに現れたポールという男性。彼も、ある日突然昔に提供した精子から生まれた
子供から電話がかかってくるとは思っていなかっただろうが、彼は「微妙なバランス」の中の
家庭に入り込み、ジュールと男女のカンケイになってしまう。それを知った時の父親役である
ニックの悲しみ、落胆、そして子供たちの幻滅。家族がバラバラになり始めてくる。
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ポールとて、悪気があってしたことではないだろうが、家族を持ちたいという気持ちから
ジュールに近づいたことの過ちを悟り、別れることにする。それはジュールも同じ思いで
あった。ニックも、母親役のジュールを母親として縛りすぎていたことが、ポールの出現で
わかったわけだし。
それにしても、二人の子供たちが、レズビアンの両親?をきちんと理解しているのが
嬉しいというかほっとするというか、アメリカではそういうものか、というか・・・。
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映画から「体温」を感じつつ「家族(家庭)」「結婚」などを考えさせられた佳作である。

この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2012-06-30 22:50 | 洋画=か行 | Comments(0)

ストーン Stone

●「ストーン Stone」
2010 アメリカ Millennium Films ,Mimran Schur Pictures ,.105min.
監督:ジョン・カラン
出演:ロバート・デ・ニーロ、エドワード・ノートン、ミラ・ジョヴォヴィッチ、フランセス・コンロイ他
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<感想>
また、論評しずらい映画だなあ。何を言いたいのかさっぱり判りません。サスペンスタッチ
ではあるけれど、宗教が縦軸にあり、キリスト教国でないと、あるいは信者でないと、
人間の業とか罪とかが判らないのかもしれない。

刑務所で仮釈放を目指すエドワード・ノートンは、結局宗教に目覚めて普通の人になっちゃった
みたいだし、デ・ニーロを誘惑して、仮釈放の点数を稼ごうとしたミラの色仕掛けも、なんか
中途半端だったなあ。デ・ニーロの奥さんの、家の火事を頂点とする宗教観もよく判らなかった。
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ストーン(石)というタイトルも、宗教の意味合いがあるようだが。IMDbの点数が代表的な
意見だろう。私は見ちゃったけど、面白い、とほかの人に勧める気は起きない映画であります。
一生懸命、何を言いたいのか、見終わったあとに考えたけど、判らなかったし、そこまで
思いつめて思いを致すことはシンドいと思えたのだった。


<ストーリー>
「オスカー俳優ロバート・デ・ニーロ、「ファイト・クラブ」のエドワード・ノートン、「バイオハザード」
シリーズのミラ・ジョヴォヴィッチ豪華競演によるクライム・サスペンス。
ある受刑者と仮釈放をめぐって相対する引退間近の生真面目な刑務官が、受刑者の妖艶な
恋人によって理性を失っていくさまを緊迫感溢れるタッチで描き出す。
監督は「夫以外の選択肢」のジョン・カラン。

 結婚43年となる妻とデトロイト郊外に暮らす刑務所の仮釈放管理官ジャック。
仕事を忠実にこなし淡々と私生活を送ってきた彼は、間もなく定年を迎えようとしていた。
そんなジャックが最後に担当することとなった受刑者は、“ストーン”と呼ばれる男。
彼は祖父母を放火で死なせた罪で8年間服役しており、あと3年の刑期を残した今、
仮釈放を切望していた。反抗的なストーンに毅然と振る舞うジャック。
そこで、なんとしても仮釈放を得たいストーンは、美しく魅惑的な彼の妻ルセッタに
ジャックを誘惑させ、書類に手心を加えてもらおうと策動する。
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そしてルセッタから執拗な電話攻勢が始まるも、頑なに拒絶し続けるジャック。
しかし、ついに根負けした彼は、ルセッタに会うとほどなく彼女の巧みな誘惑にはまり、
一線を越えてしまうのだった。一方、いつしか精神世界に目覚め、自己啓発にのめり込んでいく
ストーン。こうして彼らが対照的に変化する中、ルセッタは魔性の女としての本性を露わに
していく…。」(allcinema)
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ストーンは、妻を使ってデ・ニーロを手玉に取ろうとするのだが、何故か自ら宗教の精神
生活にのめり込んでいく。デ・ニーロはやばいと思っていながら、その手に乗ってしまうのだが、
結局、それが原因で何かが起きたとは思えない。仮釈放になるのだが、その後、デ・ニーロの
家が火事になる。デ・ニーロはストーンが放火したものと信じているが、どうやらデ・ニーロの
妻が何か鍵を握ってそうな雰囲気だ。 ストーンと妻と両方から宗教の攻撃を受ける
デ・ニーロだが、別に彼が宗教に目覚めた風でもない。
ミラ・ジョヴォヴィッチの裸は綺麗でない。

この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2012-06-28 22:45 | 洋画=さ行 | Comments(0)

●「抱きたいカンケイ No Strings Attached」
2011 アメリカ Paramount Pictures,Cold Spring Pictures,Spyglass Entertainment ,108min.
監督:アイヴァン・ライトマン
出演:ナタリー・ポートマン、アシュトン・カッチャー、ケイリー・エルウィズ、ケヴィン・クライン他
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>
ナタリー・ポートマンがプロデュースもしたラブコメディー。独特の恋愛観を持つ女性が、
幼馴染の男性と付き合ううちに、本物の愛に目覚めていく、いわば「石」が「花」になる
というお話。テレビドラマのノリで普通に観られるけど、それ以上ではない。
ナタリーはよく役にフィットしていたとは思う。全体に軽いラブコメとして流し見するには
いいかもしれない。深刻に恋愛を考えるタイプのものではない。
「ブラック・スワン」みたいな映画ばかりに出ていると、ナタリーもこういう映画を作って
息抜きというかガス抜きをしてみたいのだろうな。

15年前から話がスタートし、5年前、1年前、6ヶ月後と、幼馴染の恋愛の変遷を時系列で
並べたのは判りやすかった。

<ストーリー>
エマ(ナタリー)とアダム(アシュトン)は、高校生の時のキャンプで知り合った古い友人。
大学時代、その後も節目節目で、何故か出会うのだ。お互い気にはしていたのだが、
アダムには彼女がいたりで、二人の間は発展しない。しかし、お互い気にはなっていた
ので、会ってみると、成り行きで体のカンケイに。
それ以来、二人は、セックスフレンドと割り切って付き合っていった。エマは多忙な医師と
して、アダムはテレビの世界で脚本家を夢見て頑張っていた。
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やがてアダムは、エマへの思いが好きから愛している、に変化し始めたことに気づく。
そこで、普通の男女がやるように、デートをしようよ、とエマを誘う。エマも承諾するが
上手くいかない。愛することに臆病で下手なエマ、束縛されるのがイヤといいつつも
恋愛べたなのだ。そんなエマに、アダムは愛想を尽かし去っていく。
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去られて初めてアダムのことが好きだったことを思い知る。自分がアダムを愛している
ことを。アダムは売り込んだ脚本がテレビ局の上層部に気に入られ、夢が実現し始めた。
そこで働く女性と一緒に家に帰って来たのだが、実は、そこには、妹の結婚式に出かけて
いたエマが、妹に諭されて、来ていたのだ。しかし、エマは、アダムが新しいガールフレンド
を連れてきたことで、逃げるようにその場を去る。

しかし、その夜、テレビ司会者であるアダムのおやじさんが(アダムの元カノをガールフレンド
にしている)、やばいクスリをやって倒れたとの知らせが入る。
病院に駆けつけるアダム。エマも、その情報をキャッチして病院に向かうのだった。

オヤジさんの命に別状はないことに安心したアダムが病院から出るとそこにはエマの姿が。
「これ以上近づくと、離さないぞ」なんて言われて、アダムの胸に飛び込むエマであった。

アダムのオヤジさん、ケヴィン・クラインが演じているのだが、軽薄なテレビ司会者。
息子の元カノを彼女にして、結婚して子供をつくるなんて言い出す。結局はこの娘が
おバカでおジャンになるのだが、ラストでは、またしてもアダムと付き合いそうになる
テレビ局の女性をガールフレンドにしてる・・。その辺、真面目な愛情物語に収斂していく
ストーリーをサイドでかき回して、コメディの味を添えていい味を出していた。

この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2012-06-27 23:15 | 洋画=た行 | Comments(0)

●「ロシュフォールの恋人たち Les Demoiselles De Rochefort」
1966 フランス Madeleine Films,Parc Film,.120min.
監督・脚本:ジャック・ドゥミ  音楽:ミシェル・ルグラン
出演:フランソワーズ・ドルレアック、カトリーヌ・ドヌーヴ、ジーン・ケリー、ジョージ・チャキリス、
    ダニエル・ダリュー、ジャック・ペラン、ミシェル・ピッコリ、グローヴァー・デイル他
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<評価:★★★★★★★★★☆>
<感想>
ミュージカルが好きな私なので甘めの評価です。ミシェル・ルグランの「キャラバンの到着」という
曲を先に知っていて、これがこの映画に使われていた、とその後に知り、観たくてたまらなかった
作品です。



この映画を知らなくても、この曲は知っているだろうという超有名曲「キャラバンの到着」



こちらも有名な「双子座の姉妹」


「夢のような」「見終わって幸福感溢れる」、映画の有りうべきある種の側面を極めて高い
レベルで実現してくれる映画だと思います。ルグランの曲がまた、いいんだな。
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キャスティングも、ジョージ・チャキリスや、御大ジーン・ケリーを招き、キレのあるダンスを
堪能できた。それとキャストが着ている衣装が、パステルトーン中心の単色で構成されていて
(つまり柄物がすごく少ない)、映像美、構造美という点からも、興味深くみることが出来た。

ストーリーは、双子の姉妹、カフェの女主人、水兵を除隊した青年、街に楽器屋を開いた
男、そしてその友人のアメリカ人音楽家らの、それぞれの数奇な恋愛の運命を
ライトタッチで描いていくもので、難しいことはない。それよりも、全体の雰囲気を楽しむ
べき作品だろう。 私としては永久保存盤、あるいはブルーレイが出たら買いたい作品である。

カトリーヌ・ドヌーヴにお姉さんがいた、とはこの作品で知ったのだが、ドルレアック、この
作品を撮影した3ヶ月後に交通事故で早世してしまう。残念なことだった・・。

<ストーリー>
「年に一度のお祭りを目前に控える南仏の海辺の町ロシュフォール。
双子の姉妹ソランジュ(フランソワーズ・ドルレアック)とデルフィーヌ(カトリーヌ・ドヌーブ)は、
それぞれ芸術を志しながら、理想の恋人との運命の出逢いを夢見ていた。
そんな彼女たちの母親が営むカフェは、オートバイの曲芸師や画家の水兵など常連客たちで
今日も大盛況。そして、いよいよお祭り当日。色々な催しで盛り上がる中、ソランジュと
デルフィーヌを中心に様々な恋愛模様が繰り広げられていくのだが…。
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 「シェルブールの雨傘」で全編、台詞も唄という実験(悲恋ドラマというのも挑戦的だった)を
行ったJ・ドゥミが、感情の昂ぶりと共に台詞が唄に、芝居が踊りに転ずるというミュージカルの
黄金律に立ち返った。
 陽光眩しい南仏ロシュフォールがその舞台。アメリカから当時人気のチャキリスと尊敬する
ケリーを招き、ドルレアックとドヌーヴの実際の姉妹に夢見る双子を演じさせ、よりジャズ的な
ルグランのスコアに胸踊る、ハリウッドを脱したミュージカルでは最良の一作。

まさに“観終わって観客が幸福でいっぱいになるような”彼の映画哲学にこれほど適った
作品もない。姉妹の母を演じるダリューの変わらぬ愛らしさも嬉しい限り。
彼女を想いながら(実は幼い息子の落とし種がある)、自分の“奥様(ダム)”という姓を
恥じて姿を消した純情小父さんのM・ピッコリも素晴らしい。
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そんな大人の恋を綴りながら、一方で若い恋愛模様を、G・クロケのカメラは鮮やかな原色で
展開する。ドヌーヴの恋人となる水兵(J・ペラン)が心の恋人の絵を描くと、
それが彼女だった--なんてサワリも実にロマンチック。ドルレアックはケリーの
“巴里のアメリカ人”に夢中になり、オートバイの曲乗り師のチャキリスは既にパートナー
がいて(ケンカが絶えず、姉妹に色目も使うけど)、ちょっと損な役どころ。
彼らの愛と音楽の情熱がクライマックスの祭で弾けて、何とも言えぬ余韻を残す“旅立ち”の
フィナーレへ。小さな港町狭しとかけめぐる恋・歌・夢……。思い出すたび、その至福感に
涙ぐんでしまうほど爽やかな映画なのだ。」<allcinema>

この作品の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2012-06-23 22:35 | 洋画=ら~わ行 | Comments(0)

●「ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える The Hungover PartⅡ」
2011 アメリカ Warnor Bros.Pictures,Regendary Pictures,Green Hat Films,102min.
監督:トッド・フィリップス
出演:ブラッドリー・クーパー、エド・ヘルムズ、ザック・ガリキナーフィス、ケン・チョンほか。
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
前回ラスベガスのおバカも相当なものだったけど、今回は舞台をタイのバンコクに移して
更におバカの規模が拡大。この手の映画は理屈とかじゃなくて、アホらしさといかに
堪能できるか、が勝負なのだが、本作は少々痛いが、十分にアホらしく、楽しめる。
ただ、刺青が入っちゃったり、指がちょんぎれたりするので、その辺は、東洋人にはいささか
引くかも知れない。
そいつは連れて行っちゃダメだろう、というヤツを連れて行くので、案の定の出来事が起き、
自業自得の火消し作業が始まるわけ。その過程がドタバタで楽しい、という作りだ。

しかし、今回タイの大金持ちの娘と結婚することになり、悪友たちとバンコクに繰り出し、
バチェラーパーティーを開いて、ドタバタになるわけだが、刺青を入れられたスチュ、
そう簡単に刺青は落ちんぞ。 それと、新婦の天才弟、自分で指を落としちゃうんだけど、
本人も、オヤジもあまり気をかけないのだが、ありえないだろう。天才外科医になる
医大生なのに・・。そのあたり、無理があるかなあ。

<ストーリー>
「世界中で空前の大ヒットを記録した痛快コメディ「ハングオーバー! 消えた花ムコと
史上最悪の二日酔い」の続編。
今度はタイのバンコクへとやって来たお馴染みの面々が、仲間の結婚式を控えてまたもや
二日酔いで記憶をなくし、異国の地でも相も変わらぬ大騒動を繰り広げるさまを描く。
監督は引き続き「デュー・デート ~出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断~」の
トッド・フィリップス。
 
 2年前にラスベガスで散々な体験をしたフィル、ダグ、ステュの悪友3人だが、このたび
歯科医のステュが晴れて結婚することに。しかも結婚式の舞台は、花嫁の両親の出身地、
タイ。前回の二の舞だけは避けたいステュは、問題児アランの招待に二の足を踏むが、
義兄ダグに懇願され渋々了承するハメに。
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こうして異国の地タイへと降り立った4人。花嫁のまじめな弟テディも交えて、大人しく
結婚式を迎えるはずだった。ところがその夜、一行は軽くビールを口にしただけのはずが、
翌朝目覚めてみると、またしてもひどい二日酔いで昨夜の記憶が飛んでしまっていた。
自分たちのいる場所も分からないばかりか、アランの頭は丸坊主で花婿ステュの顔には
ド派手なタトゥー、おまけにテディは行方不明。
そして、なぜかベストを着たサルが。結婚式が明日に迫る中、大混乱のフィルたちは、
何はともあれテディの捜索へと繰り出すのだが…。」
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ミスタ・チャウという、バンコクの少々抜けたワルの金銭騒動に巻き込まれて、
拉致されたテディを救う過程がドタバタで、その中で失われた記憶の馬鹿騒ぎの内容が
明らかになっていく。原因はアランがビールにいれたとんでもない薬なのだが、
そこまで判らなくなるか??というほどのほとほとアホらしさ。痛いほどにアホらしくて
少々引くが。
ラストはハッピーエンドになるのだが・・・。
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この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2012-06-21 23:20 | 洋画=は行 | Comments(0)

●「水曜日のエミリア Love And Other Impossible Pursuits」
2009 アメリカ Incentive Filmed Entertainment,Handsomecharlie Films,.102min.
監督:ドン・ルース
出演:ナタリー・ポートマン、スコット・コーエン、チャーリー・ターハン、リサ・クロドー他
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<評価:★★★★★★★★☆☆>
<感想>
やや重い作品であるが、面白く見た。主人公を演じたナタリー・ポートマンが、
「愛する人に厳しい女」の葛藤を、良く演じていたと感じた。ただ、ラストで
彼女の心が本当に変化したのだろうか、という肝心なところが曖昧なままに
なっていたと思う。その分、カタルシス不足に陥る。

出てくる人間がほとんどどこか嫌な奴なんだが、それがそれぞれ誰かを愛するが
故の排他的愛情の表出ということなんだろう。そのあたり、見ていて感じさせるところ。

エリート一家なんで、ちょいととっつきづらい舞台設定も、損をしていたのか得をしていた
のかよく判らない。

妻子ある人を好きになって結局奪うように結婚、夫と前妻もうまくいっては居なかったが。
夫の連れ子は8歳で、ややこしい時期。基本的に甘やかされて育てられたため
「あーいえば、こーいう」という典型的な、嫌なガキになっていた。
その子からは母と認めてもらえず、出来た妹も30日で死亡してしまう。この事件が
きっかけとなり、他人に厳しい彼女が更に、自分の父母や、友人、さらに夫にまで
その人の欠点をあげつらう嫌な女になってしまう。

娘を自分の胸で眠らせたことで窒息させた、つまり自分がうっかり寝てしまった
ことで娘を殺した結果になったことで自分も責めつつ、そのやりきれなさを手あたり次第
に周囲にぶつけていたのだった。

しかし、夫の前妻(高名な小児科医師)が、死亡検案書を再検討してみたが、娘は
窒息ではなく、SIDS(乳児突然死)であることが明らかになる。

しかし、時はすでに遅く、夫も「愛する人に厳しい」彼女とはもう暮らせない、と語るの
だった。家を出る彼女であったが、自分のこれまでの行動を反省し、再び連れ子と
話してみる。彼も決して彼女が嫌いでは無かったのだ。まさに彼女を写す鏡であった
のだ。そして少し間をおいていた夫との仲も、氷解の方向へと進んでいったのだ。

ある女性の再生のストーリーを家族と愛情というテーマでまあまあ上手く取りまとめて
いたのではないか。 途中までは、ほとんど全員嫌な奴ばかりでどうしようと思ったけど。ww
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<プロダクションノート&ストーリー>
「ゴールデングローブ賞、アカデミー主演女優賞に輝いた『ブラック・スワン』の鬼気迫る
演技から一転、ナタリー・ポートマンが、不倫相手と略奪婚をするも様々な苦難にさいなまれ、
それでも新たな道を歩き始める女性を描く感動作。
今作では製作総指揮も務め、愛と人生に迷うヒロインを等身大で演じたナタリーの魅力が
満載だ。監督は『偶然の恋人』のドン・ルース。エミリアと再婚するジャックに扮するのは
「グレイズ・アナトミー」「CSI:科学捜査班」などの人気TVシリーズで活躍する
スコット・コーエン、夫の連れ子ウィリアムを演じる『アイ・アム・レジェンド』のチャーリー・
ターハンなど、旬の配役にも注目だ。

 新人弁護士のエミリア(ナタリー・ポートマン)は、毎週水曜日が来るのが少し憂鬱だった。
その理由は、8歳になる夫ジャック(スコット・コーエン)の息子ウィリアム(チャーリー・タハン)。

ウィリアムはジャックと前妻キャロリン(リサ・クドロー)の間の子どもで、別れた両親の家を
行き来しており、毎週水曜日になると泊まりに来る。
学校まで彼を迎えに行くのがエミリアの役目なのだが、両親の離婚の原因であるエミリアには、
決して打ち解けようとしないのだ。
さらには、小児科のエリート医師であるキャロリンが、育児のあれこれを事細かに指示してくる
ことにもプレッシャーを感じていた。
そして、ジャックが帰宅すれば、あれこれと彼女の行動に対するウィリアムの告げ口が始まる。
ジャックは、エミリアが新人弁護士として勤め始めた事務所の上司だった。
妻子あるジャックと恋に落ちたエミリアはやがて妊娠。ジャックの離婚成立を待って再婚した
ものの、“イザベル”と名付けた赤ん坊は生後3日で突然、亡くなってしまった。

それ以後、エミリアの人生は、次から次へとトラブル続き。彼女を悩ませる問題は、
ウィリアムやキャロリンに関することばかりではなかった。離婚した両親が復縁すると知って、
エミリアは長年浮気を続けた父にも、そんな父を許す母にも、怒りをぶつけてしまう。
あれほど愛し合っていたはずのジャックとも心は離れていくばかり。幸せな未来を見失った
エミリアは、イザベルの死にまつわる“ある秘密”をジャックに告白してしまう。
傷ついた心を抱え、家を出るエミリア。ある日、独りで生きていくことを決意したエミリアに、
1本の電話が。それは全く予期しない意外な人人物からの呼び出しだった……。 」(goo映画)

呼び出しとは、キャロリンからで、彼女は、ウィリアムから、医師ならボクの妹の死因を
きちんと調べて、と依頼されたのだ。(彼は、エミリアと夫の会話を聞いてしまっていた)

この映画の詳細は
こちら
まで。
by jazzyoba0083 | 2012-06-20 23:00 | 洋画=さ行 | Comments(0)

卒業の朝 The Emperor's Club

●「卒業の朝 The Emperor's Club」
2002 アメリカ Universal Pictures,Beacon Communications,109min.
監督:マイケル・ホフマン
出演:ケヴィン・クライン、エミール・ハーシュ、エンベス・デイヴィッツ、ジェシー・アイゼンバーグ他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
学生と先生を描いた映画はアマタあるけど、やはり、行き着く先は感動。本作もそう。
しかし、描き方がちょっと変わっていて、それはそれで良かったと思う。教師の
素晴らしさを描いたものだが、教師も生徒によって育てられる、というのがサブテーマに
なっているようだ。
1つのクラスには必ずいる問題児、普通の学園ものなら、彼は更生して、先生と涙の
卒業式、となるのがが、本作では、卒業した問題児は、大きくなっても問題を解決
しないまま大人になり、老いた教師を愕然とさせる。冒頭、ソクラテスだかの言葉で
「人格は生まれながらに定まる」という至言が紹介されるのだが、まさに、彼の場合が
そうであったのだ。
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エンディングで、再び母校の教壇に立つ老教師、新しいクラスの一人に、かつて
自分が担当していたクラスの息子が入ってきた。老教師は、彼の父親を昔、正当に
評価してやらなかったという負い目を負っていたのだが、父親の方が教師を許したの
だった。老教師の目には涙が浮かんでいた。
人の人生に大きな影響を与え、時には人生を変えてしまうほどの力を持つ教師であるが、
必ず、思いえがくように育ってくれない場合もあるし、逆に、生徒から、自分の非力や
限界を教えられる場合もある。 しかし、優秀な教師との出会いがある、ということは
その人の人生にとってとても幸せなことだ。
描かれている学校が裕福な家の姉弟を対象にした私学なので、基本的にはみんな
いい子なのだが、若い頃白人ばかりの生徒が、退職し、再び教壇にたつころになると
黒人はもちろん、中国系あり、なにより男子校であったのが共学になっているところが
時代の流れを感じさせている。ありきたりの学園ものにはないひとひねり効いた佳作で
ある。

<ストーリー>
「かつて一人の問題児の存在によって自らの信念を揺さぶられ深い挫折を味わった
老教師が、その教え子との25年ぶりの再会によって湧き起こる様々な思いを描いた
ヒューマン・ドラマ。
教育と人生の意味を温かくもシビアに見つめる。原作はイーサン・ケイニンの短編小説
『宮殿泥棒』。
監督は「素晴らしき日」「真夏の夜の夢」のマイケル・ホフマン。
主演は「ワンダとダイヤと優しい奴ら」「海辺の家」のケヴィン・クライン。

 長年に渡って名門校、聖ベネティクト男子校で歴史学を教えていたウィリアム・ハンダート。
彼は引退後の余生を送っていた2001年のある日、25年前の卒業生で今では大企業の
トップとなったセジウィック・ベルから招待を受ける。それは、ベルが生徒の頃に苦杯をなめた
同校の伝統行事“ジュリアス・シーザー・コンテスト”のリマッチを主催することによるものだった。
ハンダートの中で76年の苦い思い出が鮮明に甦る。彼は確固とした信念で教鞭を執り、
生徒たちから厚い信頼を受けていたが、そんなハンダートに徹底的に反抗したのが転校生の
ベルだった…。」<allcinema>

ベルは上院議員の息子であり、頭はいいのだが不良ぶっている。コンテストまでは結構真剣に
勉強していたのだが、コンテストでカンニングをし、ハンダートは、それを見破って、彼を
優勝させることはしなかったが、咎めることもしなかった。ベルはそれ以来卒業まで学業を
ほっぽり出し、コネでイエール大学へと進んだ。そのコンテストへの出場権をかけたテストで
ハンダートは、ベルを依怙贔屓してしまい、これが後に彼に悔いを残すことになる。
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校長まで経験したが、優秀な先生は優秀な経営者にはなれず、一旦辞職したが、
25年後のベルから、自分が経営するリゾートで、かつてのコンテストのリベンジをしたい、
との申し出があった。差し回しのヘリでホテルに到着したハンダートの前には立派に
成長したかつての生徒たちがいた。
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そして25年ぶりのローマ帝政時代を舞台にした3人でのクイズ形式のコンテストが始まった。
正しい道に成長したと思っていたベルだが、耳にワイヤレスのイヤホンを仕込み、
会場の後ろから200ドルで雇った歴史専攻の大学院生に答えさせていたのだ。昔と
全然変わっていなかったことに、愕然とするハンダート。トイレで、ベルにイヤホンのことを
指摘し、人間は、いつの日にかいやでも裸の自分と向き合わなければならない時がくる、
その時鏡に映るのは、虚栄に満ちた君の姿だ、と語る。しかし、ベルは「それがどうしたと
いうのですか?」と全然分かっておらず、しかも、このコンテストを自分が父の跡を次いで
上院に立候補する発表の場として利用したことも、ハンダートは失望していた。
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しかし、そのほかの生徒たちは、優秀に育ち、彼に感謝する気持ちを次の日の朝食会で
示すのだった。そして、彼はリタイアから復帰し、再び母校の教壇に立つのだった・・・。

作品中には、思いを寄せる既婚の女性のロンドン行き、彼女の離婚、そして彼女との
結婚などの挿話もあるが、基本はハンダートとベルとその仲間の物語にしてしまったことで
分かり易いストーリーとなった。
この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2012-06-16 17:10 | 洋画=さ行 | Comments(0)

愛のメモリー Obsession

●「愛のメモリー Obsession」
1976 アメリカ Colombia Pictures,Yellowbird Pictures.,98min.
監督:ブライアン・デ・パルマ
出演:クリフ・ロバートソン、ジュヌヴィエーヌヴ・ビジョルド、ジョン・リスゴー他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
デ・パルマは好きな監督さんで、B級サスペンス臭プンプンの仕上がり風だが、結構見せて
しまうところが楽しい人だ。本作は、そんな彼の初期作品で、まさに、短い時間に
2時間サスペンスのような分かりのいいストーリー展開と、大時代的な音楽や、独特の
ズームインやスローモーション、回転など、デ・パルマらしさに溢れたものになっている。
デ・パルマ好きには極めて評価の高い作品だが、私としてはそこまでは・・・という感じだった。

最後のドンデン返しもまあ、順当ではあるが、一番力んだのがラストシーン。空港での
抱擁シーンで、銃を持つ主人公は、もしかして・・・と考えてしまったが、ハッピーエンド
でした。しかし、娘は近親相姦すれすれのことをしてまで父親に復讐したかったんだ
ね。短い時間によく折りたたまれたストーリー展開で、多少、すでに古さは感じるが、
面白いし、デ・パルマファンならもっと面白く見られるだろう。邦題が、いかにも古い
けど・・・(笑)

<ストーリー>
「1959年、緑濃いニューオリンズの夜。マイケル(C・ロバートソン)家では、
結婚10周年記念パーティが行なわれていた。彼の親友達は、彼を、妻エリザベス
(G・ビュジョルド)を、そして娘エミー(W・ブラックマン)を祝福する。

やがてパーティも終わり、夫婦水いらずの夜をすごそうとした矢先、2階からエミー
の呼ぶ声が……。エリザベスは娘を寝かせに上がって行くが、一向に戻って来ない。
2人が居ない!マイケルが2階に上がっていくと、娘のベッドの柱に脅迫文が貼られてあった。
「現金50万ドルと引きかえに妻娘を返す」と……。

マイケルは、親友でもあり自分の経営する会社の共同経営者でもあるロバート
(C・リスゴウ)を呼び相談する。そして翌朝、警察も呼び、ブリー警部の言う通り、
白紙の身代金を犯人側に渡した。
やがて警察は(現金?をピックアップした)犯人の車の後を追う。だが車は大型タンク
ローリーと激突、川中に……。

その後の捜査にもかかわらず、妻と娘の姿は発見出来なかった。悲しみにくれるマイケル--。

やがて、16年が経った。マイケルはロバートと共にフローレンスに出張する。
ここ、フローレンスは、マイケルがエリザベスと知り合った土地でもあったのだ。
その夜のうちに仕事を済ませ、翌日、マイケルはエリザベスと出逢った思い出の教会に行く。
そしてそこで彼の見たものは……。
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まさか!マイケルは我が眼をうたがった。エリザベスとうり二つの娘がいるではないか。
以来マイケルは、ロバートを先にアメリカに帰し、その娘サンドラ(G・ビュジョルド)に
夢中になる。2人の仲は急速に発展していった。
そしてニューオリンズに戻って、2人は結婚することになる。あのエリザベスが
今サンドラとして帰ってくる。マイケルは幸せだった。
しかし、ロバート達、会社の人間は心配する。やがて、翌日が結婚式となったその夜、
マイケルは昔の悪夢にうなされ、目ざめる。そして、胸騒ぎがしてサンドラの部屋に行くと……、
そこにはあの事件の新聞の切り抜きが、ベッドの柱に貼られていた。そしてサンドラがいない。

マイケルは今度こそ16年前のあやまちをくりかえさないためにも、事を自らの手で解決しようと、
ロバートの所に翌早朝、50万ドルをかりに行った。だが、ロバートは不機嫌。
マイケルはかりるかわりに経営権を渡す事を約束。この際、サンドラさえ無事ならば……。

マイケルはロバートと共に銀行に行き50万ドルを手に入れ、あの事件の時と同じ所に金を
もっていった。だが、いくら待っても犯人からの連絡はない。一体どうしたのだ。
彼は金を置いた所へもどってみるとそこには、風に吹かれ飛び散る白紙が……。
すべてロバートが……。怒るマイケルはロバートの所にのりこんだ。今回のそしてあの
16年前の事件もすべてロバートが、会社を乗っとるためにしくんだことを、マイケルは知った。
「バカヤロウ」とののしるロバートは、50万ドル入ったケースをマイケルに手渡し、
サンドラも共犯だと語る。しかも、サンドラこそ、あの娘エミーだと。マイケルは怒り、
ロバートを殺し、サンドラの後を追って空港へ……。「サンドラ!」とドル紙幣がまき上がる中、
マイケルは走る。「お金を持って来てくれたのネ」と彼の胸に飛びこむサンドラ。
今、ようやく、2人の中に、16年間の深淵はうまり、幸せが、父と娘としての幸せが訪れて
くるのであった--。」(goo映画)
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上記解説はいささか荒っぽい。全てはロバートが会社を乗っ取ろうとした事件なのだが、
最初の妻と娘の誘拐の時、娘は助かり、ロバートに実行犯から買い戻されて、イタリアの
フィレンツェで育った。娘エミーは、母を殺したのは父だと信じ、いつの日にかの復習を
計画していた。そこに父がやってきて、自分に恋してしまったわけだ。

娘は当初、父憎しという気持ちから、ロバートとグルになって自分を誘拐した風に仕立て
たりしていたが、やがて父を愛する気持ちになり、フィレンツェに戻る機内で自殺を図るが
救出され、娘を追って空港にやって来た父と再開するのだった・・・。

それにしても、全て仕組んだロバート、フィレンツェでマイケルと娘を出合わせるタイミングは
どうやって見計らったんだろう。

この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2012-06-13 23:20 | 洋画=あ行 | Comments(0)

●「X-MEN ファースト・ジェネレーション X-MEN:First Class」
2011 アメリカ 20th Century Fox.Marvel,.131min
監督:マシュー・ヴォーン
出演:ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ケヴィン・ベーコン他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
アメコミはダメ、という方も多かろうと思いますが、私は大好きです。
頭を空っぽにして漫画を読む雰囲気で、作品にのめりこみ、一緒にワクワク
ドキドキする・・・。「スパイダーマン」も「アイアンマン」も。
今回はファイナルディシジョンまで進んだX-MENシリーズが原点に返った
という設定で、特にナチ時代からの怪物ショー(ケヴィン)の最後と
ショーによりユダヤ収容所で母を殺され、以来彼の抹殺しか頭になかった
エリックがいかにして、マグニートーになっていったか、が主なところ。
それと、プロフェッサーXが、なぜ車椅子生活になったのかも明かされる。

さらに、ミュータントたちが、善のサイドと悪のサイドに別れていった課程も
描かれ、X-MENたちの出自がそれぞれ明らかにされる楽しみがある。
ウルヴァリンだけは先にスピンオフで出自や正体が明かされているので本作では
ちょっとだけしか顔を出さない。クレジットにも出てこない。

本作を見てから、もう一度第一作目から見るとまた面白いだろう。
1960年代のキューバ危機を舞台にして、これを利用して第三次世界大戦を
引き起こそうとするショーら一味とこれを停めようとするミュータントたちの
戦いは、歴史的実写フィルムも使い、なかなか凝って作ってあり、面白かった。

ダメな人にはとことんダメだろうけど、Marvel大好きな人ならタマリません!

<プロダクションノート&ストーリー>
「驚異的な特殊能力を秘めたミュータントたちの激闘を、最先端のVFXで映像化し、
21世紀最高のSFアクション・サーガとして絶賛を博した「X-MEN」シリーズ。
本作では、なぜミュータントたちは分裂したのか、なぜマグニートーは人類を
憎むのか、なぜプロフェッサーXは車椅子の身になったのか……
世界中の映画ファンが知りたいと願う幾多の謎の答えが、ドラマチックかつ
衝撃的に語り明かされる。『ウォンテッド』のジェームズ・マカヴォイと、
今最も将来を嘱望されるマイケル・ファスベンダーがチャールズ&エリックに扮し、
フレッシュな若手注目株が多数共演。
監督は、『キック・アス』で型破りなアクション&ビジュアル感覚を発揮した
マシュー・ヴォーン。(作品資料より)
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1960年代。裕福な家庭に生まれ、名門大学に通うチャールズ・エグゼビア
(ジェームズ・マカヴォイ)は、強力なテレパシーを使うことができるミュータント
だった。チャールズは、自分と同じような特殊な能力を持つ者の存在に気付き始める。
そんなときに出会ったエリック・レーンシャー(マイケル・ファスベンダー)は、
強力な磁力を発生させ、あらゆる金属を自在に操る能力を持っていた。

エリックはナチスに母親を殺され、復讐を誓いひとりで生きてきたという過去が
あった。ミュータントの能力を使い、人類と闘うべきか共存するべきか異なる信念を
抱いていた2人だったが、友情を深める。
やがて2人は世界各地のミュータントを仲間として迎え入れていく。しかし、戦時中に
エリックの母親を殺した元ナチスの科学者セバスチャン・ショウ(ケヴィン・
ベーコン)が、ミュータント集団“ヘルファイヤークラブ”を結成し、恐るべき計画を
実行に移す。チャールズとエリックはその野望を阻止しようとするが、彼らの友情の
絆は引き裂かれ、チャールズはX-MENを設立するプロフェッサーXに、エリックは
ミュータント・テロリスト軍団“ブラザーフッド”の首領マグニートという、
反する道へ進んでいく。 」(goo映画)

この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2012-06-11 23:40 | 洋画=あ行 | Comments(0)

●「ラブ・クライム Persnal Effects」
2009 アメリカ・ドイツ Insight Film Studios,Tadora KG,Three Rivers Entertainment,110min.
監督:デヴィッド・ホランダー 
出演:ミシェル・ファイファー、アシュトン・カッチャー、キャシー・ベイツ、スペンサー・ハドソン他
<日本未公開>
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想><
日本未公開とはいえ、この邦題は安っぽすぎる。「身の回り品」「携行品」とかいう意味の原題の
ままの方がずっと良かったと思う。

しかし、暗い映画だったなあ。バンクーヴァーでのロケなのだが、終始冬の曇り空。
映画の内容も、「冬のみぞれ模様」→「雨の後の曇り空から薄日」というテイストを
感じた。悪い映画ではないのだが、重いのと、いささか底が浅いかなあ、と感じる部分が
あり、評価を下げた。

出演者は一流どころを並べたので、それなりの見応えにはなっているが、とにかく映画の
半ばすぎまでは、救いのない話の羅列で、早送りボタンに手を置きたくなる。
しかし、それぞれに、「二度と戻らないものに縛られて、前に進めなくなっている状況」から
次第に脱していく方向が見え始め、ようやく、色々と考えさせられるモードになる。

背景の設定が意味薄いので、その上に乗って進行しているストーリーも深みを帯びないのか、
という印象だ。主人公アシュトンはアイオワでアマレスのナショナルチーム候補生だったとの
ことだが、大学生だったわけ? ミシェルは旦那が射殺されるまでは専業主婦だったのかな。
更に、殺されたアシュトンの姉は、どういう職業だったのかな。まさか売春を生業にしていた
わけじゃああるまい。そのあたりが今ひとつ伝わってこなかった。

アシュトンとミシェルが同じような境遇から惹かれ合うのだが、ミシェル、まだ色っぽいとは言え、
ちょっとお歳を召されすぎなような印象で、二人のラブシーンは痛々しさすら感じてしまった。
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もう一度いう行けど、悪い映画ではない。暗い重いでも救いはある、というタイプ。これじゃ
日本じゃ公開しても客は入らないだろうな、ほとんどの人は暗い思いを引きずって映画館を
出てくるハメになりそうだ。

<ストーリー>
アルコール依存症だった夫を友人に銃で殺されたリンダ(ミシェル)は耳と口の不自由な息子
クレイと暮らしていた。
24歳の青年ウォルター(アシュトン)はレスリングのナショナルチームに所属していたのだが、
双子の姉を何者かに殺されて、アイオワから故郷に戻り、母グロリア(キャシー)と姉5歳の
娘と暮らしていたが、からは殺人以来塞ぎ込んでいた。

リンダが参加した同じような境遇のものがあつまる集会に、母グロリアに連れられて
ウォルターも参加するのだった。

ウォルターの姉を殺したとして逮捕されたフリーディンガーの裁判が続いていたが、被告の
知能が低く証拠不十分だということで被害者側は不利な立場に立たされていた。

リンダは裁判所で弁護人を姉に侮辱され苛立つウォルターを見かけ、彼を慰めて会話を交わし
心を和ませる。
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ある日ウォルターはクレイが少年らに言いがかりをつけられている場に遭遇し、なかに割って
入ろうとする。クレイは銃を取り出すが、ウォルターが説得してその場を鎮め、彼をリンダの
元に連れて行く。

混乱するリンダはウォルターにそっけない態度で接してしまう。

後日、リンダはクレイのことをウォルターに感謝して、職場のコミュニティーセンターでの結婚式
の立ち会い人などをしている彼女は、式の手伝いとして彼を誘う。

その場でウォルターは意外にも気さくなリンダとの楽しい時間を過ごして帰りのバスに乗って
いたのだが、クレイが父を殺した男が住んでいた家に投石をしているのを目撃する。
リンダはバスを降り、クレイに投石を止めさせ、彼を家に連れて帰る。

ウォルターはクレイをジムに来させるようにとリンダに伝えその場を去る。

数日後ウォルターは発散になると言ってクレイにレスリングをさせようとする。

殺された姉の婚約者ブライスが、妊娠した恋人と結婚することになりウォルターは母と共に
彼の結婚式に招待される。(その前に、姉にやった指輪を返してくれ、と言ってくるのだが)

再びリンダの仕事の結婚式に誘われたウォルターは彼女と心を通わせ、そして二人は結ばれる。

リンダはウォルターを信頼して夫の形見の銃を彼に預ける。

やがて、リンダの夫を殺害した犯人は有罪になるが、クレイとトレーニングを続けるウォルターは
彼との意思の疎通が出来ず苦悩する。

判決の日、グロリアは娘アニーの物を処分しようとバザーに向かうためウォルターの誘いを
断り、法廷に向かおうとしない。

そして被告のフリーディンガーは無罪となりウォルターはリンダに励まされるものの、呆然と
しながら、バザー会場の母グロリアの元に向かう。

ウォルターはアニーのレコードを手放そうとしつつ、それをためらう母に判決の結果を知らせ、
再び彼ら親子の辛い日々が続くことになる。

そんな時ウォルターはクレイが試合に出ることをリンダに知らされ、会場でアドバイスをして
彼の勝利に貢献し、二人は心が通い合う。

ある夜ウォルターがフリーディンガーを遅い、叩きのめし拳銃を向けるが、彼は殺したのは
ほかの男でアニーとは友達だったのだ、と語るのだった。

ウォルターはフリーディンガーを殺すことが出来ず、これをクレイに見られてしまう。
その後ウォルターは姉アニーが複数の男たちと性的関係を持っていた事実を知らされ
自分が家を離れた守ってやれなかったことから、姉はおかしな男を頼らざるを得なかった
ことを悔やむ。

そんなウォルターをリンダは慰めクレイは彼に何かを伝えようとするもののウォルターはそれを
理解できない。

ウォルターと別れれることとなったリンダはブライスの結婚式に立ち会った際、それに出席して
いた彼に思いを告げる。その後、自分たちのことを考え直したウォルターはクレイが返した
拳銃を持って家を出たことをリンダから知らされる。

ウォルターを苦しめるフリーディンガーを銃で殺そうとしたクレイだったが、彼の放った弾丸は
駆けつけて止めに入ったウォルターにあたってしまう。

クレイは刑務所に入れられ(ここが冒頭とエンディングで使われる)、そこで自分のことを綴った
リポートを母リンダに渡す。
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そして自宅に戻ったリンダは、足に銃弾を受けたウォルターが現れ自宅に向かってくる姿を
見るのであった・・・」(WEB映画館)

この映画の詳細はこちらを参照下さい。
by jazzyoba0083 | 2012-06-09 15:40 | 洋画=ら~わ行 | Comments(0)