●「ペイド・バック The Debt」
2010 アメリカ Miramax Films.113min.
監督:ジョン・マッデン
出演:ヘレン・ミレン、サム・ワーシントン、ジェシカ・チャスティン、イェスパー・クリステンセン他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
「恋におちたシェイクスピア」「コレリ大尉のマンドリン」のジョン・マッデンなので、外れまいと
思って鑑賞した。まずまず、終わり方は悲劇的であったが、大方面白く観られた。
2つ難点を言わせていただけるのなら、話が動き出すまでに時間がかかる、ということと、
主人公チーム3人の内、歳を取ってからの人相がねじれて似ていたので、ごちゃごちゃした。
つまり、サム・ワ-シントン→キアラン・ハインズという流れなのだが、ハインズは若き日の
マートン・ソーカスに似ている、ということだ。この辺りのキャスティングは難しいところだろう
な。 全体の構成、流れ、テンポ感は、冒頭指摘した、始まりからの30分ほどがたるい
以外は良く纏まっていた。 実話かな、と思ったのだけれど、そうでは無かった。リメイクでは
あるけれど。地味めな内容が災いしてか、日本では劇場未公開となった。

オスカー女優ヘレン・ミレン、今年「ゼロ・ダーク・サーティ」で主演女優賞にノミネートされた
売り出し中のジェシカ・チャスティン、これまた売り出し中のサム・ワーシントン、脇を固める
俳優陣も手堅く、似ているいない、は除いていい配役だった。脚本も良いと思う。
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<ストーリー>
話は単純で、15年間追い続けたナチの収容所医師を東ベルリンで発見、イスラエルで
裁判を受けさせるために、生きたまま連れ帰るという目的でモサドのエージェント3人が
送り込まれる。しかし、彼らの作戦は失敗、医師は逃亡を企てたので射殺した、と
嘘の報告をする。戦後ずっと嘘をつき続け、彼らはイスラエルの英雄と讃えられいた。

だが、ある日医師がウクライナで生きているという情報がもたらされ、レイチェル(ミレン)
が送り込まれる。しかし、待っていたのは・・。

レイチェルの娘が母らの活躍を本にして、それの出版祝賀会でレイチェルが朗読する
ところから話が展開しはじめるのだが。

3人が東ベルリンで医師を捕え、列車に乗せようとするも失敗、アジトに閉じ込め、次なる
作戦を計画中に医師は脱走、レイチェルは右ほほを深く切られるあたりがハイライト。

邦題の命名は難しかったろうが、原題の「debt」=負債、負うたもの、のほうが
ニュアンスが現れていると思った。

この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2013-03-31 15:10 | 洋画=は行 | Comments(0)

海岸 The Shore

●「海岸 The Shore」
2011 イギリス 30分 <日本劇場未公開>
監督・製作・脚本:テリージョージ
出演:キアラン・ハインズ、コンリース・ヒル、ケリー・コンドン、マギー・クローニン他
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<2011年度アカデミー賞短編実写映画賞受賞作品>
<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
「ホテル・ルワンダ」のテリー・ジョーンズが製作し、その年のオスカーを獲得した
作品をWOWOWで鑑賞。短編映画はそう見るチャンスがないので、どういうポイントで
評価したらいいんだろう、アカデミー会員はどこを見て評価するんだろう、と思いながら
見ていた。わずか30分だ。もう終わり?という感じで終わるのだが、これは纏め上げる
のが難しいだろうなあ、とだれでも感じるだろう。
長い映画ならいろいろと構成も立てられ
るのだろうが、30分の間に起承転結を作らなければならないのは難しい。

つまり、どこに焦点を当てたか、がすべて、となるわけだ。本作の舞台は北アイルランド
・ダブリン。それだけで、ただならぬ雰囲気がただよう。そこに25年ぶりに帰ってきた
ジョーと娘パトリシア。故郷ではさっそく歓迎の宴が催されるが、ジョーが一番会わなくては
ならない親友のパディの姿は無かった。

パトリシアが宴の会場で聞いたところによれば、父ジョーにはかつてバンドを組んでいた
親友がいた、ということらしい。父からはそんなことは一言も聴いていないのだ。
次の日、パトリシアは父から、パディの話を聞いた。それによれば、近所に住んでいた
パディは父がいなくなり、母が亡くなったことから、ジョーの家に引き取られ、二人は
実の兄弟以上の仲となり育てられた。

ジョーにはメアリーというガールフレンドがいた。しかし、ジョーはある理由でアメリカに
ある誤解から二人の仲は疎遠になっていた。ジョーはアメリカで女性を見つけ結婚。
パディは紛争に巻き込まれ?片腕を失っていた。そしてメアリーを結婚していたのだ。
ジョーは、パディに謝ろうと彼に会いに出かける。
しかし、誤ってきたのは「婚約者を取ってしまった俺が悪いんだ」と言ってきたパディ
だったのだ。メアリーを放っておいたジョーは、今更真実を言えず、黙っていることに。

つきとおすべき嘘もある、ということだろう。

この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2013-03-29 22:30 | 洋画=か行 | Comments(0)

●「コンフェッション Confessions of Dangerous Mind 」
2002 アメリカ Miramax Films,Mad Chance.113min.
監督:ジョージ・クルーニー 製作:スティーヴン・ソダーバーグ他
出演:サム・ロックウェル、ドリュー・バリモア、ジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツ、
    マギー・ギレンホール他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
評価が分かれているようだが、私は面白かった。ジョージ・クルーニーという人は
今年のオスカー作品賞を獲得した「アルゴ」の製作者としても檀上に上がった様に
事実をベースにしたエンタテインメントが好きなようで、その中に問題を提起していく
という作風が多い。どちらかというと玄人受けする作風は個人的にはレベルは高く
才人だな、と思う。
その彼の1作目である本作も、「ゴング・ショー」などのプロデューサーとして
名を馳せたチャック・バリスという男が書いた自伝を元に、実際の関係者も
登場しながら綴るもの。自伝は1984年に発売されなたらここまでだれも映画化
しようと思わなかったのだが、それをやってしまったジョージ・クルーニーは偉い!

有名番組の製作者が、裏ではCIAのエージェントで、33人もの人を殺していた、と
言われても、そのお話のぶっ飛びぶりに、「ホントかよ」と思ってしまうところが
難点であり、面白いところである。テレビの世界がウソっぽいので余計にそう
感じてしまうと思う。観ながら「キャッチミーイフユーキャン」を思い出していた。
あれも事実を元に描かれ、最後にはFBIに協力していたという事実が明かされる
が、実業の世界として納得性があった。テレビは虚業だからなあ。
それであっても私は、嘘半分としても、映画として面白く見た。
愛すべきアゴ女、ドリュー・バリモアが演じる彼女が、よくもこの男に最後まで
付いてきたな、と感心した。

原作は読んでいないので、チャックの行く末はどうなるのだろう、と結構興味深かった。
騙したつもりが騙されていたり、最後には実物の本人が出てきたり、カメオで
ブラッド・ピットやマット・デイモンが一瞬出てきたり、飽きさせない構造だ。
映像も結構凝っている。

「パンチdeデート」の原型のような「デート・ショー」や「ゴング・ショー」を生み出した
テレビ界のある意味天才であろうが、天才の多くがそうであるように奇人でもあった。

「月に囚われた男」での活躍の記憶が新しいサム・ロックウェルは、若いころの
チャックによく似ている。そのあたりも勘案して選ばれたのではないか。
この演技でベルリン国際映画祭で銀熊賞を獲得している。
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<ストーリー>
「テレビ業界の頂点を目指すチャック・バリス(サム・ロックウェル)は、奇妙な恋人関係を
築くことになるペニー(ドリュー・バリモア)と出会ってから、視聴者参加型の斬新なテレビ
ショーのアイデアを思いつく。しかしそれは却下され、失意の日々を過ごすところに、謎の
男ジム・バード(ジョージ・クルーニー)にバーで声をかけられる。CIAの秘密工作員となり、
合衆国のために暗殺に関与せよという唐突な依頼。

半信半疑ながら承諾したチャックは、メキシコシティで任務をこなす。そして帰国すると、
却下されたはずのアイデアが採用になり、テレビプロデューサーとしての華々しい
キャリアがスタートした。同時にCIA工作員としても活動する二重生活を余儀なくされ、
東ヨーロッパの国々では、美女パトリシア(ジュリア・ロバーツ)や変り者キーラー
(ルトガー・ハウアー)といった同業者と知り合う。

パトリシアに一目惚れした彼は任務の度に彼女との逢瀬を重ねるが、次第に制御不能に
陥り始める。ペニーとパトリシアの間で心が揺れ動き、テレビの仕事では低俗化を派手に
叩かれ、キーラーが突然死した。
ついに番組を何本かカットされたチャックは、自分の人生を取り戻すべく、自分を毒殺
しようとしたパトリシアを逆に毒殺。CIAの仕事にケリをつけ、自らの半生をタイプライターで
書き始めるのだった。」(goo映画)

この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2013-03-28 23:25 | 洋画=か行 | Comments(0)

フィッシュストーリー

●「フィッシュストーリー」
2009 日本 ショウゲート、スモーク、ダブ、Amuse Entertainment.112分
監督:中村義洋
出演:伊藤淳史、高良健吾、多部未華子、濱田岳、大森南朋、森山未來、石丸健二郎他
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>
★は6,5。新潮社の文庫本紹介にも「伊坂流ほら話」と記されているとおり、「ほら話」=
「フィッシュストーリー」である。なので、その手の内容が好きでなかったり、伊坂的
世界観を理解できなかったりする人が見る作品ではない。私は伊坂作品が大好きなので
映画も観るが(映画館には行かないけど)、彼の空気感を映像化するのは大変だと
思う。『アヒルと鴨のコインロッカー』で伊坂に気に入られその後、何作か彼の作品を
手掛けることになるのだ。これはその2作目。出来としては前作の方が好きだ。

作品のテイストが違うので、「彗星が地球にぶつかる5時間前」「決死の宇宙飛行士部隊
が、彗星の破壊に、向う」などという、ぶっ飛んだ設定での映像化は難しかったと思う。
伊坂的世界観の匂いはかなりガンバって良く出せていたんではないか。
今回WOWOWでの放送を見たのだが、そこでの濱田との対談で、中村は「オムニバスと
して鑑賞してもらえば良い」と言っていた。が、それでは済まないのがこの映画である。

伊坂+中村監督+斉藤和義+大森南朋、濱田岳といういつもの座組みに今回は正義の
味方として森山未來、地球を救う数学者に多部未華子を配した。
1976年から、いくつかの時代のエピソードを繋げながら、結局は、一見関係なさそうな
人間関係が、ラストに向かって全て繋がってくるのが痛快である。

彗星激突まであと5時間となったある街のレコード店。パンクバンド「逆鱗」の
「フィッシュストーリー」という曲が流れる。そこに現れる謎の男。

伊藤淳史率いるパンクバンド、伊藤が大森南朋からもらった「フィッシュストーリー」
という本の巻頭に「僕の孤独が魚だったら、巨大さと獰猛さに鯨でさえ逃げ出す」
という文章が物語の1つのコア、その曲の無音部分の由来、パシリとしていいように
使われる濱田青年の恋、シージャックに出くわすフェリーの女子高生と正義の味方、
そしてバンドのメンバーやレコード会社ディレクターのあれこれが一つのお話に
収斂されていく。

原作をほとんど忘れていたので、映画はそれなりに楽しめた。ばかばかしいけど別に
難しくもないので、見た人は楽しめばいいし、ラストはハッピーエンディングだし。

空の燃える?彗星がチャチだったのは残念。もう少し何とかならなかったか。
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<プロダクションノート&ストーリー>
『アヒルと鴨のコインロッカー』に続き、伊坂幸太郎の原作を中村義洋が監督した
ユーモラスでそう快な人間ドラマ。1970年代に活動した売れないパンクバンドの
一曲を中心に、とりどりの登場人物が交錯しやがて地球の滅亡をも救う、時空を
超えた奇想天外なストーリー。
伊藤淳史、高良健吾、渋川清彦の実力派若手俳優に、ロックバンド・Drive Farの
大川内利充が加わり、バンドメンバーを熱演。ロックシンガーの斉藤和義が担当した
音楽にも注目だ。
<シネマトゥデイ>

1975年、鳴かず飛ばずのパンクバンド“逆鱗”のメンバー4人(伊藤敦史、高良健吾、
渋川清彦、大川内利充)は、解散前最後のレコーディングに挑んでいた。
そしてときは超え、地球の滅亡まで数時間に迫った2012年、営業を続ける一軒の
レコード店から“逆鱗”のあの一曲、「FISH STORY」が流れ始め……。
<シネマトゥデイ>

「中古レコード店が登場する2012年のオープニングから「世界の終わり」とか
「彗星の衝突まであと5時間」とか、これはSFか!?と思うような言葉が飛びかう。
それは1982年の気の弱い大学生の自分探し、99年の世界の終わりの予言、
さらに75年に解散したバンド〈逆鱗〉の話になり、09年のシージャックへと展開して
いく。5つの時代のエピソードが交錯し時系列が自由に飛ぶので、着地点が
なかなか見えてこないのがおもしろい。

作品タイトルで〈ホラ話〉と手の内を見せてはいても、伊坂幸太郎原作だから
普通で終わるはずもないのだ。  時代をつなくキーワードは、〈逆鱗〉が最後に
レコーデイングした「FISH STORY」だ。この曲の無音部分をめぐっていろいろな
解釈や想像があり、他の時代のキャラクターが耳にする。〈逆鱗〉は「この時代で
届かなかった想いが、時空をこえてつながっていく」と演奏し、それが作品の
テーマになっている。ジクソーパズルのように最後の最後に各エピソードがピタッと
はまると、その腑に落ちかたが爽快で「見てよかった」と思う。
監督は「アヒルと鴨のコインロッカー」で伊坂に絶賛された中村義洋。
彼が手がけた「ジェネラル・ルージュの凱旋」がメジャー仕様の娯楽作だとすると、
これはインディペンデント仕様の映画と音楽フリークのための快作になっている。」
(おかむら良)(映画.com)

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by jazzyoba0083 | 2013-03-24 23:00 | 邦画・新作 | Comments(0)

●「ハンナとその姉妹 Hannah and Her Sisters」
1986 アメリカ Orion Pictures Corporation,Jack Rollins & Charles H. Joffe Pro.,106min.
監督・脚本:ウディ・アレン
出演:ウディ・アレン、マイケル・ケイン、ミア・ファロー、ダイアン・ウィースト、キャリー・フィッシャー他
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<1986年度アカデミー賞 脚本・助演男優・助演女優賞受賞作品>

<評価:★★★★★★★★☆☆>
<感想>
かなりの本数を見てきたウディ・アレン作品の中でも個人的に凄く好きな
作品に入る。ハゲでオヤジで気難しくウダツの上がらない冴えない中年男
(だけどなぜか女にはモテる)という主人公はいつも通りなのだが、ストーリーが
分かりやすく、男女の恋愛のキビが、ジャズのスタンダードに乗せてNYを
舞台に繰り広げられるアレンの定型、安心して楽しめる。
タイトル通り、主人公は3姉妹なのだが、見るほうとしてはウディもマイケルも
ダメ男で、彼らに怒ったり同情したりするのだった。作品との感情のやりとりも
楽しい。
全編でテーマソングのように流れるスタンダード「Bewitched(魅せられて)」が
何かを物語っているようだった。

アレン作品の真骨頂たるセリフのも味のあるジョーク、際どいユーモア、その
中にも人生への名言が埋まっていたりする。それも楽しい。英語で楽しめたら
どんなにいいだろう、と思うのだ。キャスティングも決まっている。

登場人物に小市民たる自分を投影してみて「分かるなあ」などを思う。
そして映画の中のウディに、「やってますなあ、やっちまいましたなあ、ご同輩!」
などと声をかけたくなるのだ。
みんなが集まる感謝祭をキーポイントにして時間の流れもテンポよく展開する。
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<ストーリー>
「ハンナ(ミア・ファロー)の家では、毎年恒例の感謝祭のパーティが行なわれていた。
ハンナは三姉妹の長女で、父(ロイド・ノーラン)と母(モーリン・オサリヴァン)は元俳優と
いう芸能一家に育ち、彼女も女優をしながら主婦業もこなし、夫エリオット(マイケル・
ケイン)と平和な家庭を作っている。
ハンナには2人の妹がおり、次女ホリー(ダイアン・ウィースト)は売れない女優で、
時々、ハンナに借金を頼みに来るが彼女は快く応じていた。一方、三女のリー
(バーバラ・ハーシー)は画家のフレデリック(マックス・フォン・シドー)と同棲している。

さて、パーティで久しぶりにリーと再会したエリオットは、彼女の若々しい魅力に
引かれていく気持を押さえることができなかった。リーも厳格で排他的なフレデリック
との生活を息苦しく思っていた時だけに、ハンナに申し訳ないと思いながらも、
義兄の胸に抱かれた。

ある日、ハンナの家に前夫のミッキー(ウッディ・アレン)が訪ねて来た。かつて、
ミッキーに子種が無いことから夫婦関係がおかしくなり別れてしまったのだが、
今では友人として付き合っている。
テレビのプロデューサーのミッキーは一種の病気恐怖症で、常に自分が何かの
病気に冒されているという恐怖におののいていた。女優としての仕事がないホリーは
友人のエイプリル(キャリー・フィッシャー)と仕出し料理屋をやるがうまくいかず、しかも
好感を抱いていた建築家もエイプリルにとられてしまった。そんな時、ホリーは
ミッキーと偶然、再会、デートを重ねるようになった。

エリオットとリーの許されない関係は深みにはまっていき、ついにリーはフレデリックの
許を去った。エリオットも自分をひたすら信じてくれるハンナへの断ち切れぬ思いに
苦悩する毎日だった。
一方、女優を諦めたホリーは小説を書きはじめ、ハンナとミッキーの夫婦生活を
テーマにした小説がベストセラーとなり、ミッキーとも結ばれた。エリオットもリーとの
関係を精算、ハンナの許へ戻った。
そして、また感謝祭がやって来た。ホリーはミッキーと、またリーは結婚したばかりの
夫と共に出席した。この1年、三姉妹に様々な曲折があったが、今は幸せに満ちていた。
そしてホリーはミッキーに告白した。私、妊娠したの--。」(goo映画)

この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2013-03-23 23:10 | 洋画=は行 | Comments(0)

●「地球は女で回ってる Decostracting Harry」
1997 アメリカ Sweetland Films,Jean Doumanian Productions.96min.
監督・脚本:ウディ・アレン
出演:ウディ・アレン、エリザベス・シュー、ジュディ・デイヴィス、ビリー・クリスタル、
    デミ・ムーア、スタンリー・トゥッチ、ロビン・ウィリアムズ、トビー・マクガイア他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
ウディ・アレンファンの間でも評価が高い本作、オールスターはいいのだけれど
沢山の登場人物、作中人物、現実の人物が入り乱れ、ややこしくストーリーが
混乱する。 私も多くのアレン作品を見ているのだが、この辺りの作品が一番
アレン度が濃いと思う。作中人物の登場などは後の「エイプリル・イン・パリ」を
髣髴とさせる構造。男と女(ダメ男と美女、ユダヤ教、容姿の劣等感、セックス、
などアレンを構成する独特の人間観、世界観が濃厚だ、ということだ。個人的
にはこれ以前の「ハンナとその姉妹」やその後の「マッチポイント」なんかの淡さ?
が好きだけど。

本作はそうしたアレン度の濃いのが好きな人にはたまらない作品でしょう。
皆さん思うのだろけど、終始ピンボケで登場するロビン・ウィリアムズには大爆笑。

ウディ・アレンの「人間て、どうしょうもうないですねえ、でも素敵ですよねえ」という
声が聞こえてきそうな作品だ。
これを言っちゃおしまいなんだけど、どうでもいい話を、こうまで構成してバカバカ
しくも面白い話に仕立て上げるウディ・アレン、けだし天才ではある。
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<ストーリー>
「NY。自分の私生活をネタにして数々のベストセラーをモノにしてきた小説家、
ハリー・ブロック(ウディ・アレン)は、最近スランプに陥っていた。
ある日、既に別れた三番目の妻であるジェーン(エイミー・アーヴィング)の妹で、
肉体関係があったルーシー(ジュディ・デイヴィス)が、ハリーの元に怒鳴り込んでくる。

自分たちの関係をハリーが著作の中で暴露したためであった。翌日、精神分析医を
訪れたハリーは、書きかけの短編の内容を打ち明ける。それはひとりだけピントが
ボケてしまう俳優メル(ロビン・ウィリアムス)の話であった。
その足でやはり精神分析医をしている二番目の妻ジョーン(カースティ・アレイ)の元に
向かったハリーは、明日、母校で行われる自分の表彰式に息子のヒリー
(エリック・ロイド)を連れて行きたいと頼んだが、断られた。
そこで親友のリチャード(ボブ・バラバン)と別れた恋人のフェイ(エリザベス・シュー)に
同行を頼むが、フェイは冒険家のラリー(ビリー・クリスタル)と明日結婚式を挙げる予定で
あった。代わりにハリーは、娼婦のクッキー(ヘイゼル・グッドマン)に同行を頼む。

そして翌朝、リチャードとクッキーと共に車を出したハリーは、途中で学校に寄り、
ヒリーを車に乗せてしまった。道中、ヒリーを退屈させないように遊園地へ寄ったハリーは、
そこで自分をモデルにした作中人物のケン(リチャード・ベンジャミン)と遭遇。
また姉ドリス(キャロリン・エアロン)の家に寄った後には、ドリスとジョーンを合成した作中
人物のヘレン(デミ・ムーア)が現れた。
そして目的地の大学が近づいてきたが、到着寸前、リチャードが突然死してしまった
。しかもハリーはヒリーを誘拐したとして警察に追われ、オマケにクッキーが麻薬を所持して
いたため逮捕されてしまった。
留置所で地獄の妄想を見るハリー。それをラリーとフェイが保釈してくれた。そしてようやく
大学の舞台に向かうハリー。そこには作中人物たちが拍手で彼を迎えていた。」(goo映画)

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by jazzyoba0083 | 2013-03-21 22:55 | 洋画=た行 | Comments(0)

●「マリリン 7日間の恋 My week with Marilyn」
2011 イギリス・アメリカ The weinstein Company,BBC Films. 100min.
監督:サイモン・カーティス  原作:コリン・クラーク「マリリン・モンロー 7日間の恋」
出演:ミシェル・ウィリアムズ、ケネス・ブラナー、エディ・レッドメイン、ドミニク・クーパー他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>

ミシェル・ウィリアムズのソックリ加減と、その熱演でオスカー主演女優賞ノミニーと
なり話題になった作品。「王子と踊り子」のサードADを務めたコリン・クラークの
実話に基づく作品で、サー・ローレンス・オリビエやその妻ヴィヴィアン・リーなどが
実名で出てくるのも興味深い。実話ということを差し引いても、モンローの実像が
ミシェルの熱演も手伝ってきちんと描かれていて、面白く観終えた。

ミシェルのソックリぶりはむしろどうでもいいことであり、モンローという家族愛に
恵まれない、孤独な女性が、絶えず愛情に飢え人肌恋しい人格のまま女優に
なってしまった「悲しさ」がにじみ出ていた。弱い性格が薬依存を生み出していたのだ。
ミシェルの演技に厚みを加えていたのが恋人?コリンと、サー・ローレンス・オリビエの
存在であった。特にオリビエはマリリンの我儘とも取れる振る舞いに怒りつつも、
実は彼女の性格と凄さを見破っていたのだった。マリリンは演技をしていない、
素のままに振舞っているのだと。またコリンは叶わぬ恋と分かっていながら、短い恋に
落ちてしまうが、当然、お城に生まれたボンボンには適わない存在(高嶺の花ということ
ではなく)だったのだ。またマリリン自身もそれが分かっていた。
コリンがマリリンに指摘する「女優になりたい映画スターと映画スターになりたい
舞台俳優」というセリフが興味深かった。その対比は作品でうまく表現されていたと思う。

イギリスのロケ地で繰り広げられる撮影の合間の7日間を綴ったもの。100分という
時間に過不足なくエピソードを展開できたのは脚本と監督の勝利であろう。
ミシェルの肩に力の入らないマリリンらしさの熱演も然ることながら、コリン役の
エディ・レッドメイン、サー・ローレンス役のケネス・ブラナー、女優ジュディ・デンチなど
英国の重厚な俳優陣も作品を締まったものにしていた。
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<プロダクションノート&ストーリー>
「1956年、ハリウッドのスーパースター、マリリン・モンローは、単なるセックス・シンボル
から演技派への脱皮を図るべくイギリスへと渡り、名優ローレンス・オリヴィエが監督・
主演する映画「王子と踊り子」に出演した。
本作は、当時駆け出しの助監督だった青年コリン・クラークが、これまで秘密にしてきた
撮影の舞台裏を綴った2冊の回顧録を基に、ナーバスなモンローの世話役となった
コリンが目の当たりにするモンローの実像と、次第に距離を縮めていく2人の儚い
ロマンスの行方を描き出す。
主演は、本作の演技で数々の映画賞に輝いた「ブロークバック・マウンテン」「ブルー
バレンタイン」のミシェル・ウィリアムズ、共演にケネス・ブラナー、エディ・レッドメイン、
エマ・ワトソン、ジュディ・デンチ。監督はTV、舞台を中心に活躍し、本作で長編映画
デビューを飾ったサイモン・カーティス。
 
1956年、マリリン・モンローは、ローレンス・オリヴィエ監督・主演作「王子と踊り子」の
撮影のためロンドンに降り立つ。演技派への飛躍を胸に、本作に並々ならぬ意欲を
見せていたマリリンだったが、彼女の学んでいた演技法はオリヴィエによって否定され
てしまい、様々なプレッシャーから遅刻も常習化していく。
おまけに、結婚したばかりの夫アーサー・ミラーは、情緒不安定なマリリンを持て余し、
さっさと帰国してしまう。そんな中、撮影がはかどらず苛立つオリヴィエからマリリンの
見張り役を命じられる第3助監督のコリン・クラークだったが…。」(allcinema)

この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2013-03-20 21:45 | 洋画=ま行 | Comments(0)

ポテチ

●「ポテチ」
2012 日本 ショウゲート 製作委員会(河北新報、東日本放送他)、スモーク+ダブ。68分
監督:中村義洋    原作:伊坂幸太郎
出演:濱田岳、木村文乃、中村大樹、中村茉優、桜金造、大森南朋、石田えり、中村義洋ほか。
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>
これまでも伊坂作品を作ってきた中村義洋。伊坂=中村=斉藤和義=濱田岳・
大森南朋という流れが出来てきた感じ。中村監督は、独特の雰囲気を持つ伊坂
ワールドの雰囲気を割と壊さず映画化出来る人だ、と思っている。伊坂氏の
書籍は大体読んでいるので、それは
これまでの映画を見てきてもそう思うのだ。ただ、やっぱりどこか違和感は付き
まとうけど。この後見た「フィッシュ・ストーリー」なんかは別作品と見たほうが
いいかもしれない。テイストは出ていた、と思うけど。

さて、本作は68分という掌編である。中村監督が東日本大大震災の後、被災地に
エールを送る意味も含めての製作となった。スマートな泥棒と、プロ野球選手の
赤ちゃん取り違え事件の話。
なんといってもデビュー間もない木村文乃が良かった。存在感があるなあと。
下手にテレビドラマなんかに出て消耗してもらいたくない女優さんだ。
運命の交錯という伊坂ワールド得意の世界の雰囲気は良かったと思うけど、
映画としての出来はどうか、といわれると、う~ん、となってしまうなあ。
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<プロダクションノート&ストーリー>
「『アヒルと鴨のコインロッカー』『ゴールデンスランバー』など、仙台を舞台とした
作品を世に送り出してきた原作:伊坂幸太郎&監督:中村義洋のコンビで贈る本作は、
中短編集「フィッシュストーリー」に収められた同名作を映画化した68分の中編だ。
震災後すぐに企画が動き出し、仙台でオールロケが敢行された。
プロ野球のスター選手と、彼に特別な思いを寄せる平凡な青年─実は同じ年、同じ日に
生まれた二人の奇妙な繋がり、彼らを取り巻く人たちの強い絆が、独特の語り口で
綴られていく。伊坂&中村作品の常連、“いい人”を演じさせたら一級品の濱田岳が
本作でも主人公の心優しい青年を演じ、魅力を振りまいている。

今村(濱田岳)と若葉(木村文乃)の出会いはビルの屋上だった。そのきっかけと
なったのは、一本の電話。2人が出会う少し前、ビルの屋上から飛び降り自殺をしようと
していた若葉は、死ぬ前に恋人に電話をかけた。ところが、留守電に吹き込まれた
メッセージを聞いていたのは、彼女の恋人の家に空き巣に入っていた今村とそのボス。

“これから死ぬ”という彼女を放っておくことができず、今村は“キリンに乗っていくから!”と、
わけのわからない言葉を発して、若葉のいるビルへ向かったのだ。これによって自殺を
思い止まった彼女は、今村と同棲を始める。

ある日、今村の空き巣の仕事を見てみたいと同行する若葉。忍び込んだマンションの
一室は、プロ野球選手の尾崎の部屋だったが、今村は野球漫画を読んだり、ソファで
くつろいだり、何かを盗む様子は全くない。若葉が金目のものを見つけて帰ろうと促して
もなかなか動かない。と、そこへ電話のベルが鳴り、家主の尾崎に助けを求める
メッセージが。若葉と出会ったときと似ている、と今回も放っておけなくなった今村は、
メッセージを残した女の元へ向かう。

尾崎の代理で助けに向かった今村と若葉だったが、そこには思わぬ出来事が待っていた
……。意外な事実を知って腹を立てた今村と若葉は、帰り道にポテトチップスを買い、
車の中で食べる。その時の若葉の“コンソメ食べたい気分だったけど、塩味もいいもん
だね。間違ってもらって、かえって良かったかも”という何気ない言葉に、泣きじゃくる今村。

なぜ、彼は泣いたのか?そもそも、なぜ、今村は尾崎に執着するのか?すべての理由は
26年前、2人の赤ん坊が生まれたあの日に遡り……。若葉は、今村が憧れる兄貴分の
黒澤(大森南朋)からある事実を聞かされる。 」(goo映画)

尾崎宅に電話をかけてきた女は美人局であり、背後にいた若い男をボコボコニする。
さらに仙醍キングスの監督を脅し、尾崎を代打に送り込ませる。みんなで応援するなか
驚きの代打尾崎は、起死回生のホームランをかっ飛ばすのだった。

この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2013-03-19 22:30 | 邦画・新作 | Comments(0)

●「最高の人生のはじめ方 The Magic of Belle Isle」
2012 アメリカ Castle Rock Entertainment,Reverations Entertainment.108min.
監督:ロブ・ライナー
出演:モーガン・フリーマン、ヴァージニア・マドセン、マデリン・キャロル、キーナン・トンプソン他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
日本では劇場未公開。だが、いい映画だった。大作であるとか、傑作であるとかでは
ないのだが、見ていてほんとにホノボノする。いい人間関係っていいよなあ・・と。
暖かい映画、とでもいうのかな。ただこの手の作品は客が入らないので未公開もしょうが
ないけど、何かの機会でチャンスがあれば観ることをお勧めしたい。

VFXもないし、カーチェイスもない。出てくるのは車いす生活を送る挫折中の老小説家と
娘3人とママ一家。そのふれ合いが主題。季節は夏の湖畔。この舞台設定や季節感も
大切だ。ひと夏の休暇に生まれるのがふさわしいドラマなんだから。原題はベルアイル
という町のひと夏のマジック、という感じだ。

「スタンバイ・ミー」のロブ・ライナー監督が、物語を慈しむように映像に作り上げたんだ
なあ、という雰囲気がひしひしと伝わる。老小説家モーガン・フリーマンはさすがに安定
したもの。彼の吐く、気の利いたセリフがこの映画の楽しみどころだろう。
加えて、夫と離婚した後、湖畔の実家に戻ってきたヴァージニア・マドセンのママと
女の子3人が、またお利口さんで、いい子たちなんだ。子供心に父親の存在を欲しながら
も、母の愛情をしっかり受け止めている。
小説家が女の子のために作ってあげる、ピアノに住み着いたネズミ一家と象のトニーの
話が良かった。

これに自閉症気味の近所の少年や、映画化を持ちかける編集者らも、暖かい気持ちの
持ち主ばかり。まあ現実はそうは上手くいかないのだが、みんなが暖かくいると世の中は
平和になるのだけれどなあ・・。 加えて犬までが暖かいんだもんねえ。

これでもか、と畳み掛けられる「暖かさ」のオンパレードにいさかか鼻白む人もおられようが
私はウルウルと来てしまったのだった。
邦題「最高の人生~」という映画は数本あるので、ご注意を。
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<ストーリー>
「愛妻を失い酒におぼれた老作家が、隣に越してきた家族と交流を深める中で、本来の
優しさを取り戻す人間ドラマ。監督は「ア・フュー・グッドメン」「スタンド・バイ・ミー」のロブ・
ライナー、主演は「インビクタス/負けざる者たち」「ダークナイト」のモーガン・フリーマン。
この二人は「最高の人生の見つけ方」でもコンビを組んでいるが、本作はまったく関係が
ない。
 
 有名な小説家モンテ・ワイルドホーンも、今ではアルコールにおぼれ創作意欲を完全に
失っていた。孤独な毎日を過ごす彼に、甥のヘンリーは避暑地で夏を過ごすことを提案。
モンテは美しい湖畔にあるキャビンを訪れるが、その隣家へ魅力的なシングルマザーの
シャーロットが三人の娘を伴ってやってくる。シャーロットたちと徐々に交流を深めるように
なるうち、モンテは、自分の中に創作意欲と優しい心が戻ってくるのを感じるのだった。」
(allcinema)

この映画の詳細はlこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2013-03-18 23:33 | 洋画=さ行 | Comments(0)

フライト Flight

●「フライト Flight」
2012 アメリカ ImageMovers Films,Paramount Pictures.138min.
監督:ロバート・ゼメキス
出演:デンゼル・ワシントン、ドン・チードル、ケリー・ライリー、ジョン・グッドマン、メリッサ・レオ他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
今年のオスカーを賑わした一角。主演男優賞候補だったデンゼル・ワシントンの演技は
確かに安定していて力強いものを感じる。ただ、

「全米断酒協会」「全米カトリック教会」推薦な作品で、ラストに向かって尻すぼまりの
感じを受けた。旅客機が墜落するシーンはわずかであるから、そのあとをどう引っ張るのか
関心があったが、オーソドックスな展開で、ラストもまあ、手堅くまとめたというべきであろう。
ちょっと上映時間が長い感じもした。
二大突っ込みどころ。その一、主人公ウィップ(デンゼル)が操縦桿を握る旅客機の会社は
搭乗前に操縦士のアルコール検査をやらんのか?いまやバスや電車の運転士でもやるのにさ。
その二、ウィップが病院で知り合う、ジャンキーの女性ニコール、薬中からの立ち直りが
早すぎないか? 
さらにいえば、背面飛行が何で墜落を防ぐ方法なのか、今ひとつ分からなかった。

ゼメキスはスピルバーグの弟子であったころ、また「バックトゥザフューチャー」、「フォレスト・
ガンプ」などの作品を通して好きな監督であり、その彼の「キャスト・アウェイ」以来の実写版
映画となれば期待も高まろうというものだ。確かに標準以上の出来であるし、背面飛行の
シーンなどはゼメキスの面目躍如であろうが、作品全体としては、今ひとつという感じだった。
悪い出来、というのではないんだけどね。 ゼメキス=ケレン味と期待しすぎたかな。

デンゼルは、最後までイヤなヤツを力演。エンディングではお約束の善人になるわけだね。
戸惑いの辣腕弁護士、ドン・チードル、ジャンキーから立ち直る恋人ケリー・ライリー、
謎のヤクの売人ジョン・グッドマン、主人公に裏切られつつも最後まで助け続ける同僚
ブルース・グリーンウッド、ら脇を固める役者陣も安心して見ていられる。アテンダント陣も
良かったね。あ、信仰心篤い副操縦士君もいいね。中でも何に出ても周りを食っちゃう
ジョン・グッドマンが良かった。

「嘘で固めた人生は、常に嘘の上塗りを余儀なくされ、破滅していく」という教訓を学び取れる
だろう。
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<プロダクションノート&ストーリー>
「トレーニング デイ」「デンジャラス・ラン」の名優デンゼル・ワシントンが心の弱さを抱えた
一人の男の葛藤をみごとに演じきり、4度目のアカデミー賞主演男優賞ノミネートを
果たした衝撃のヒューマン・ミステリー・ドラマ。
奇跡的な緊急着陸を成功させて多くの人命を救い一躍国民のヒーローとなった
パイロットが、一転してアルコール中毒の疑惑で全てを失う危機に直面するさまを
サスペンスフルに描く。
共演はドン・チードル、ケリー・ライリー、ジョン・グッドマン。監督は2000年の「キャスト・
アウェイ」以来久々の実写作品となる「フォレスト・ガンプ/一期一会」「バック・トゥ・ザ・
フューチャー」のロバート・ゼメキス。

 フロリダ州オーランド発アトランタ行きの旅客機が突如制御不能に陥り、急降下を
始める。もはや墜落は避けられないと思われた危機的な状況の中、機長のウィトカーは
驚異的な操縦テクニックで機体を不時着させ、犠牲者を最小限にとどめて多くの命を
救うことに成功する。その奇跡の着陸はマスコミに賞賛され、ウィトカーは一夜にして
ヒーローとなる。

ところが、彼の血中からアルコールが検出されたことで事態は思わぬ方向へ。
もし飲酒が表沙汰になれば、パイロットとして致命的なだけでなく、場合によっては
過失致死で終身刑の可能性も。そこでウィトカーは、弁護士のラングとともに事実の
隠蔽に動き出すが…。」(allcinema)

この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2013-03-16 12:05 | 洋画=は行 | Comments(0)