●「裏切りのサーカス Tinker,Tailor,Soldier,Spy」
2011 イギリス、フランス、ドイツ Studio Canal,Working Title Films.128min.
監督:トーマス・アルフレッドソン
出演:ゲイリー・オールドマン、コリン・ファース、トム・ハーディ、トビー・ジョーンズ他。
<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
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WOWOW「W座」にて鑑賞。司会の二人もこれは録画して見なくちゃ分からない、と
言ってましたので、しっかりマナコを開いて午後9時過ぎから見始め、終わったのが
日をまたいで2時を超えました。いえ、そんな長いではないんです。途中で電話が
入っちゃったというもこともあるのですが、寝落ち数回。そのたびに元に戻り確認し
ということを繰り返していたら、なんとこんな時間になったというわけです。

映画鑑賞能力のある点が欠如している私にとって、見切るのに辛い映画でした。
オスカー候補になるくらいの作品なのでいい映画に違いないのですが、私には
その良さがさっぱり分かりませんでした。
良かったのはキャストくらいか。 あと5回くらい繰り返し見るとストーリーも見えて
来るのかもしれません。 ごめんなさ~い、良さが分からなくて!!

冒頭、コントロールと呼ばれる諜報部のボスからハンガリーに行って、亡命を希望
している将軍を連れてきてくれ、と頼まれるエージェント。
しかし、ハンガリーで将軍は現れず、そのエージェントは撃たれてしまいます。
そばでお茶を飲んでいた赤ちゃんを連れた若い母親に流れ弾が当たり・・・、みたいな
ところまでは、お、お、と引き込まれるのですが、その後のストーリーがさっぱりで。

つまり、サーカスといわれるイギリスの諜報部にロシアの二重スパイがいるという
事実をこの将軍は知っていて、特定できるわけで、そのミッションに冒頭の
エージェントは行ったわけですね。まあ、疑心暗鬼、出てくる人がみんな怪しい。

そのうちコントロールが殺される・・・もう私的には霧の中を歩いているようで。

銃撃は冒頭の2発、ラストの1発。それがそれぞれ重みと意味を持っていることくらいは
理解できましたが・・・。
タイトルは原題のほうがかっこよかったですね。
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<ストーリー>
「東西冷戦下、英国情報局秘密情報部MI6とソ連国家保安委員会KGBは熾烈な
情報戦を繰り広げていた。
そんな中、英国諜報部<サーカス>のリーダー、コントロール(ジョン・ハート)は、
組織幹部の中に長年にわたり潜り込んでいるソ連の二重スパイ<もぐら>の存在の
情報を掴む。
ハンガリーの将軍が<もぐら>の名前と引き換えに亡命を要求。コントロールは独断で、
工作員ジム・プリドー(マーク・ストロング)をブダペストに送り込むが、ジムが撃たれて
作戦は失敗に終わる。
責任を問われたコントロールは長年の右腕だった老スパイ、ジョージ・スマイリー
(ゲイリー・オールドマン)と共に組織を去ることとなる。
直後にコントロールは謎の死を遂げ、引退したスマイリーのもとに<もぐら>を捜し出せ
という新たな命が下る。
標的は組織幹部である“ティンカー”ことパーシー・アレリン(トビ―・ジョーンズ)、“テイラー”
ことビル・ヘイドン(コリン・ファース)、“ソルジャー”ことロイ・ブランド(キアラン・ハインズ)、
“プアマン”ことトビー・エスタヘイス(デヴィッド・デンシック)の4人。
過去の記憶を遡り、証言を集め、容疑者を洗いあげていくスマイリー。
浮かび上がるソ連の深部情報ソース<ウィッチクラフト>、そしてかつての宿敵・ソ連の
スパイ、カーラの影。やがてスマイリーが見い出す意外な裏切り者の正体とは……。」
(Movie Walker)

この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2013-06-27 02:10 | 洋画=あ行 | Comments(0)

小さな巨人 Little Gig Man

●「小さな巨人 Little Gig Man」
1970 アメリカ Cinema Center Films,Stockbridge-Hiller Productions.140min.
監督:アーサー・ペン
出演:ダスティン・ホフマン、フェイ・ダナウェイ、マーティン・バルサム、チーフ・ダン・ジョージ他
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>
所謂西部劇とは異なる、ある白人の男の奇妙な人生を描く。冒頭に出てくる121歳の
老人がインタビューに答える形でスタート。
私高校3年生の時の映画だ。つまりダスティン・ホフマン若い!!(当たり前)
若いなりの体当たりの演技は、ユーモアも加味されてなかなか宜しい。

移動中の駅馬車?がインディアンに襲われて、独り身となった男の子、親切な別の
種族のインディアンに拾われて育てられる・・・そこから白人社会側に行ったり
またインディアン側に来たりと短い間に数奇な運命を体験する。それを描いて
見せるわけだ。

数奇な運命に持て遊ばれた男のスピード感ある本作は見ていて飽きるということがない。
ただし、アメリカ人だったらもっと別の印象を持つだろう。私らが時代劇を見て感じる
ように。

物語は長いので以下をご参照。
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<ストーリー>
「ロサンゼルス在郷軍人病院の1室で、今年121 歳という老人ジャック・クラブ
(ダスティン・ホフマン)は、歴史学者のインタビューに答えて、追憶の糸をたどりつつ、
驚くべき事実を語り始めた。

--1859年、南北戦争直前、当時10歳の少年だったジャックはシャイアン・
インディアンに両親を殺され、姉のキャロラインと孤児になったところを、
シャイアン族のひとり、“見える影”に見つけ出され、集落へ連行された。

老酋長“オールド・ロッジ・スキンズ”(チーフ・ダン・ジョージ)は2人を快く迎え入れたが、
男まさりのキャロラインは夜、馬を盗んで脱走し、ジャックは1人集落にとり残された。
ジャックは小柄のくせに勇敢だった。

14歳のとき、クロー・インディアンと戦い、仲間の“若い熊”の危ないところを救った。
老酋長は“小さな巨人(リトル・ビッグ・マン)”という名誉ある名を与えた。
身体は小柄でも、肝が大きいという意味である。
16歳を迎えたジャックは、初めて騎兵隊と戦闘を交え、兵士のひとりに殺されかけて、
思わず“ジョージ・ワシントン!”と初代大統領の名を叫んだ。あっけにとられたその
兵士に、ジャックは白い肌を見せた。

こうしてジャックは白人社会に戻った。ジャックはペンドレーク牧師に引きとられた。
夫人(フェイ・ダナウェイ)は若くて、聖女のように美しかった。だが、ジャックを入浴
させたとき、夫人の大胆さはたじろがんばかりだった。
9年後、25歳になったジャックは、イカサマ商人メリウェザー(マーティン・バルサム)と
組んで西部を行商して歩いていた。
ある夜、2人は暴漢一味に襲われたが、その首領が15年前に生き別れたままの姉
キャロラインと知ってびっくり。キャロラインは、いまや名うての拳銃使いになっていた。
ジャックは彼女から早撃ちの極意を授かり、相当な腕前となっていった。

しかし、拳銃稼業の非情さを知り、ジャックは商人に戻った。やがてジャックは念願の
店をもち、キング・サイズのスウェーデン娘オルガを娶ってささやかな幸福をつかんだ
つもりだったが、相棒に騙されて破産という不運に見舞われた。
そんなジャックに、西部へいって人生の再出発を勧めたのは、第7騎兵隊の司令官
カスター将軍(リチャード・マリガン)だった。
インディアンは平定されて危険はないという将軍の言葉に従って、夫婦は西部に向か
ったが、途中インディアンに襲われ、オルガはさらわれてしまった。
ジャックは足を棒にして愛妻を探しまわったが、行方はさっぱりつかめなかった。

ジャックはカスター将軍に頼んで、騎兵隊のスカウトになった。第7騎兵隊はある日、
インディアン集落を襲った。インディアンがジャックに躍りかかってきたが、すぐさま
軍曹に射殺された。インディアンはかつてジャック姉弟を助けてくれた“見える影”だった!

ジャックは戦闘にも参加できず、隠れていると、草むらの中から女のうめき声がする。
“見える影”の娘“日の光”が出産寸前なのだ。ジャックは、“日の光”につき添い、
集落へ連れ帰った。そして彼女を妻に迎えた。
祖父代わりの老酋長は白人との戦いがもとで失明し、“孫”の顔を見ることができなかった。

それから1年、シャイアン族は政府の指定したワシタ地区に移らなければならなかった。
そこで、ジャックは忘れもしなかった愛妻オルガに再会した。しかし、彼女は“若い熊”の
妻になって亭主を尻に敷いていた。
ジャックの心から愛は消えていた。第7騎兵隊がインディアン地区を襲ってきたのは、
ジャックの息子“暁の星”が生まれた朝のことであった。ジャックの目の前で、“日の光”が、
生まれたばかりの“暁の星”が、無抵抗の女どもが、白い大地を鮮血に染めて死んでいった。

ジャックは死を覚悟していた老酋長をつれて辛くも逃げのびた。ジャックは復讐を決めた。
愛するもの、親しいものの命をすべて奪ったカスター将軍に
--。ジャックは人が変わったように乞食のような身なりで、酒びたりの毎日を過ごしていた。
ジャックは投身自殺を決意して高い崖の上に立ったが、ちょうどその時、リトル・ビッグ・ホーン
に向かうカスター将軍と第7騎兵隊の姿が目に入った。
彼は再びスカウトに志願した。カスターは自分を憎んでいる男をあえて雇い、“戦略上裏目を
見とおすバロメーターだ”と言って、部下の反対を押しきった。

当時のカスターはインディアン撲滅に異常な熱意を示し、その自信過剰は偏執狂的にまで
発展していた。彼の命令はインディアン皆殺しに他ならなかった。カスター将軍と第7騎兵隊は、
こうしてインディアンの罠にかかり、まんまと両部族の間におびき寄せられた。将軍の馬が撃た
れ、兵士もつぎつぎと死んでいく。
カスターは気が狂ったように叫び、グラント大統領を罵り、矢がささって苦しむジャックに拳銃を
突きつけた--。

テントの中で、重傷のジャックは我に返った。こんどは“若い熊”が彼を助けたのである。
「われわれは今日勝った。だが明日は勝てぬ」。そうつぶやく老酋長は、死期が近づいたこと
を悟っていた。山頂にはすでに棺台が用意されていた。老酋長はジャックを伴って頂上に立ち、
シャイアン族の闘いの鬨の声を上げ、神に感謝し、死を願い、静かに横たわった。
折りから雨が降り出した。「私はまだこの世にいるのか?」。老酋長は再び静かに山をおりて
いった。「これがインディアンと生きた男の話だ」。老人は話し終えると頭をたれた。
 【キネマ旬報データベースより】

この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2013-06-24 23:40 | 洋画=た行 | Comments(0)

ある秘密 Un Secret

●「ある秘密 Un Secret」
2007 フランス Canal+ ,France 3 Cinéma.110min.
監督: クロード・ミレール 原作:フィリップ・グランベール「ある秘密」
出演:セシル・ド・フランス、リュディヴィーヌ・サニエ、マチュー・アマルリック、ジュリー・ドパルデュー他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
ホロコーストを下敷きににながら、悲恋を描いたもの、あるいはその逆ともいえる。
いや、そんな薄っぺらいものではないのかもしれない。う~ん、いい映画オーラが
出ている作品であることは分かるのだけれど、同様なものなら「サラの鍵」の方が
個人的には好きだな。 本作の持つ独特の映像表現、色彩表現、時制のありかた
など「良いモノ感」は出ているのだが、私の頭が悪いので、ち密に構成され過ぎて
いて、整理するのに、あるいは趣旨を理解するのに時間がかかった。

見る方は冒頭から一瞬たりとも字幕から目が離せないだろう。ちょっとでも
分からなくなると、このち密な構成を持った映画は迷宮に入ってしまうからだ。

ハリウッドのノー天気な映画が主戦場の私としては、この手のフランス映画はホント
疲れる・・。 何度も言うがセックスやアンニュイ、シネマとしての魅力がたくさんある
映画であることは私でもわかるんですよ。

それに女優さん(主役二人)がとっても綺麗で、これままが時代の男女の雰囲気を
良く出していた。
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ストーリーはここで書き出すには時制も戦争前に行ったり近現代に来たりするので
簡単ではない。

ただ一つネタバレですが、官憲から身分証明書を出せといわれて、どうしてアンナは
「ユダヤ人」と書いた証明を出したのだろう。息子のシモンともに、最終的には
アウシュビッツの露と消える。なぜ、アンナは息子シモンもろとも強制収容所を選んだのか。

それは自分と結婚したものの、夫のマキシムが披露宴にやってきたタニアに一目惚れを
してしまったことを許せなかったのだろう。

その後マキシムとタニアは結婚し、フランソワという虚弱な男の子が生まれる。
映画はここからがスタートで、フランソワが水泳の選手でもありモデルでもある美しい母が
プールに飛び込む。周囲の視線。彼は父母から過去の話を一切聞かされないが
妄想の中で一人の兄を作り上げる。 しかし、実はフランソワには本当の兄がいたのだ。

そのことは家の前でマッサージ師をしている女性から聞かされる。二階のおもちゃ箱
で犬のぬいぐるみを見つけるが、母は汚いから、といって遠ざけてしまう。

しかし、次第に明らかになるフランソワ誕生以前胃の秘密。それは父マキシムは前に
ユダヤ人のアンナという妻がいて、二人の間にはシモンという男の子がいたのだ。

ナチスの足音が近づく中、ユダヤ人だったみなは田舎に逃げる算段をし、偽の証明書
をつくりパリを離れることになった。そんな折、警戒に近づいた警官にアンナはなんと
ユダヤのハンコが押されほうの証明書をみせたのだった。

息子のシモンと収容所に送られるアンナ。いったい彼女の心中はどういうことに
なっていたのだろか。その後マキシムはタニアと結婚し、フランソワが生まれたと
いうわけだ。両親の秘密を知ったフランソワ。母はその後脳卒中で他界、老いた
父=マキシムは飼い犬が死んだといって、呆けている・・・。

現代(といっても1980年代)がモノクロ、戦後がセピア、戦中戦争前がカラーという
色使いになっている。現代がモノクロとは珍しいが、二人の美女を愛したマキシムと
自分の出自を知っていらいのフランソワの心はモノクロだったに違いないのだ。

う~ん、こういう頭を使いたくる映画はどちらかというと苦手だなあ・・・・(^^ゞ

この映画の詳細は
こちら
まで。
by jazzyoba0083 | 2013-06-19 23:15 | 洋画=あ行 | Comments(0)

ブレイクアウト Trespass

●「ブレイクアウト Trespass」
2011 アメリカ Millennium Films.91min.
監督:ジョエル・シューマカー
出演:ニコラス・ケイジ、ニコール・キッドマン、ベン・メンデルソーン、カム・ジガンディほか
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>
シューマカー+キッドマン+ケイジのクライムサスペンス、これはいいに違いない
と思ったが、IMDbの評価は5,2.何がダメなんだろうという気分もあって
鑑賞開始。 91分の短い映画だ。で、観終わって分かったことは、ストーリーが
ありきたりで緊張感に欠けること。これが最大。また事件のキッカケがショボイこと、
これが2点目。またラスト、ためていた現金が出てきちゃうのだけれど、これが納得性
・整合性に欠けるところ、これが3点目。このところB級づいてしまっているお二人さん
なので余計に残念感が漂う。しかし、スピード感を持って一気に持って行ってしまう
ところは、せめてものシューマカーの面目躍如ってところか。

大邸宅に住む宝石ブローカー、カイル(ケイジ)、ポルシェを運転しながらしきりに
商談の電話をやりとりするのだが、あとからよく考えると、話の中身が必死の売り込み
という風情で、景気のいい話ではなかった。

つまり、豪邸と高級車を乗っていても、実は金に困っているという事情があるのだ。
後から作中で明かされるが、妻の同族会社らしく、首にされてしまっているうえ、
全てのダイヤモンドや現金は銀行の抵当に差し入れられている。
「豪邸を建てたら金が無くなった」っていうけど、もうちょっと計画性はないのか?

まあ、よくあるパターンの1つとして夫婦仲がいまいち?そして反抗期の娘。

そんな事情のある家に警備員を装って押し込んだ強盗一味。なんでこの家を
選んだか、というと、ボスの弟が警備会社に勤めていて、ここの奥さんサラに
惚れこんでしまっていて、さらにこの家に押し入るために兄貴と計画した
麻薬の売買にからみわざと18万ドルの貸を親玉に作れらせ、ダイヤと
奥さんを(弟は奥さんが自分に惚れこんでいると勘違いしている)頂こうという
ことだった。

しかしながら、いくら脅してもカイルは金庫を開けない。開けたら空っぽである
ことがバレてその途端に殺されてしまうと思ったからだろう。
さんざんいたぶられた挙句、金庫を開けるが中はカラ。現金もない。

そんなおりに家を抜け出てパーティーに行っていた娘が帰ってきちゃう。人質は
3人に。そのうちよくあるパターンの2つ目として仲間割れが起きるのだ。

一方、かつて警備員としてこの家に勤めていて奥さんに岡惚れしてしまった
弟と奥さんのキスしている写真が監視カメラに残っていた。実はこれは弟が
無理やりしたのだが、カイルは信じないし、不思議なことに奥さんもあまり
強烈に否定しないのだな。このあたりも不思議。

このあと仲間割れやら、娘が逃亡しようとして失敗するとか、カイルが撃たれる
とかいろいろあり、「ああ、この親子三人の運命やいかに・・・」なんていう
ところとなるのだ。
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<ストーリー>
「緑生い茂る森に囲まれた豪邸。ダイヤモンド・ディーラーとして成功を
収めているカイル・ミラー(ニコラス・ケイジ)は、美人の妻サラ(ニコール・キッドマン)、
反抗期を迎えた10代の娘エイヴリー(リアナ・リベラト)と3人で、何不自由ない
生活を送っていた。

今日も帰宅すると、“友達とパーティへ行く”と言うエイヴリーと、反対するサラが
リビングで言い争っている。大事な商談を控えたカイルは書斎へ退散し、いつもの
ように防犯システムを夜間モードへと切り替える。
屋外の照明が庭を照らし、赤外線装置と防犯カメラが作動する。仲直りのために、
サラは夕食をトレイに乗せてエイヴリーの部屋へ向かうが、部屋の中からは返事がない。

やがて、チャイムが鳴り、カイルが防犯モニターを覗くと、そこには2人の警官が。
“強盗が多発しているので巡回に来た。家族を全員リビングに集めるように。”との
言葉に、警官を招き入れるカイル。
ところが、ドアを開けた途端、武装した覆面の4人組が押し入ってくる。捕えられ、
リーダーのエライアス(ベン・メンデルソーン)から銃を突きつけられるカイル。
カイル宅に大金とダイヤモンドが隠されていると確信した彼らは、計画的に襲撃して
きたのだ。サラもエライアスの仲間であるジョーナ(カム・ジガンデイ)、ペタル
(ジョルダーナ・スパイロ)、タイ(ダッシュ・ミホク)に捕えられるが、エイヴリーは
襲撃前に家を抜け出していた。妻子の命と引き換えに金庫を開けるよう、カイルに
告げるエライアス。
しかし、カイルはそれを拒否。金庫を開ければ、用済みになった自分たちは殺され
てしまう。さらに、カイルにはどうしても金庫の中身を渡せない事情があった。
極限状態の中、カイルは家族の命を守るため、ビジネスで磨いた交渉テクニックを
駆使して、強盗団に心理戦を仕掛けてゆく。
その一方で、サラもカイルに打ち明けられない秘密を抱えていた……。」
(Movie Walker)

打ち明けられないほどの状態の秘密とは言えない。もしそうであれば、奥さんに
賊の弟に対し少しは好きな感情があった、ということだろう。でもそうとは描かれて
いない(少なくとも個人的にはそう思えた)。
つまりあっちこっち詰めが甘い作品になっちゃった、ということだね。

この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2013-06-17 22:40 | 洋画=は行 | Comments(0)

タイム  In Time

●「タイム In Time」
2011 アメリカ Regency Enterprises.109min.
監督:アンドリュー・ニコル
出演:ジャスティン・ティンバーレイク、アマンダ・セイフライド、アレックス・ペティファー、キリアン・マーフィ他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
観てから言うわけじゃないが、本作を観ていて「ガタカ」が想起された。あとで調べると
やはり同じ監督。未来の雰囲気が似ていたと感じたのだろうか。
キャスティング優先での鑑賞だったが、眠くなることもなく面白く観られた。

もちろん科学的裏付けなど、詰めが甘かったり、想像しづらい発想の飛び方が
あったりという点はあるが、命をめぐるハラハラドキドキの物語としてはまあまあ
といえると感じた。

人間が25歳から年を取らなくなる時代。余命(時間)が通貨として流通する世界。
人間が死ななくなったらどうなるのだろうか、あるいは人間の余命を売買出来て、
大金持は死ななくなり、貧乏人は25歳でこの世から退場、という世界が出来たら
どうなるだろうか、というだれでも考えるであろうような単純な構成なのだが、
そこに、実際の人間が登場すると、がぜん物語が生まれる、というわけだ。

たまたま危ない飲み屋で飲んでいてギャングに絡まれた大金持を助けたこと
から彼からのプレゼントとして100年という時間を貰ってしまったウィル(ジャスティン)。
その時間(通貨)を利用して大金持しか行けないエリアに行き、富豪の娘
シルビア(セイフライド)と出会うのだ。
なぜウィルが富豪エリアに行ったかというと、その前に彼の母があと2,3秒のところ
でタイムアウトになり死んでしまう事件があり彼はこの制度に怒りを感じ破壊に
乗り出した訳だ。

その後はシルビアを巻き込んで彼女の父親、時間泥棒としてウィルを追う、
タイムキーパーと呼ばれる時間警察の男らが絡み、スピーディーに話が進む。

ジャスティンやアマンダらのキャスティングも良かったと思う。エンディング、すっかり
悪党?となったシルビアとウィルが大銀行に強盗に入ろうとするところも良かった。

10万時間を盗み出し、貧民に分け与え、自分らは何とか1日分の時間を残して
助かったので、時間を稼ぐ必要に迫られる生活となったのだ。

問題のキーになるところをもう少し丁寧に描くともっといい映画になったと思う。
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<ストーリー>
「現代にどこか似た近未来。科学技術の進化により老化は完全に無くなり、
全ての人間の成長は25歳でストップする社会となった。
この社会の大きな特徴は、唯一の通貨が“時間”であるということ。25歳になった
瞬間から、左腕に埋め込まれたボディ・クロックが余命時間を刻み始める。

限られた一部の“富裕ゾーン”の住人が永遠の命を享受する一方で、圧倒的
多数の“スラムゾーン”の人々は余命23時間。生き続けるためには、日々の
重労働によって時間を稼ぐか、他人からもらう、または奪うしかない。
日々が熾烈なサバイバルだった。2つの世界には、“タイムゾーン”という
境界線があり、互いの世界の行き来は禁じられていた。

ある日、スラムゾーンに住む青年ウィル(ジャスティン・ティンバーレイク)は、
富裕ゾーンからやって来た、人生に絶望した男ハミルトン(マット・ボマー)から
116年という時間を譲り受ける。その直後、ウィルの目の前で、母親の
レイチェル(オリビア・ワイルド)がわずか1秒という時間のために息絶えてしまう。

残酷な運命に怒りを覚えたウィルは、この世界の謎に挑むことを決意し、
タイムゾーンを超えて富裕ゾーンへ向かう。そこで出会ったのは、変化のない
日常生活に辟易していた大富豪の娘シルビア(アマンダ・セイフライド)。
そして、時間を監視する時間監視局員のレオン(キリアン・マーフィー)が、
ハミルトン殺害の容疑でウィルを追う。
レオンに追い詰められたウィルは、近くにいたシルビアを人質にとって逃走。
ウィルの一方的な行動で始まった逃走劇だったが、絶体絶命の危機を潜り
抜ける中で、シルビアはウィルの本当の目的に気づき始める。
一体誰が何のためにこのようなシステムを作ったのか?2人の間には、
いつしか共感を超えた恋心が芽生え、執拗な追跡をかわしながらの逃避行が
続く。時間に支配された世界の果てで待ち受ける衝撃の結末とは……?」
(Movie Walker)

この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2013-06-12 23:10 | 洋画=た行 | Comments(0)

●「エンド・オブ・ホワイトハウス Olympus Has Fallen」
2013 アメリカ Millennium Films.120min.
監督:アントワーン・フークア
出演:ジェラルド・バトラー、アーロン・エッカート、モーガン・フリーマン、アンジェラ・バセット
    アシュレイ・ジャッド、メリッサ・レオ、ディラン・マクダーモッド他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
北朝鮮にホワイトハウスを乗っ取られちゃうお安い映画かな、と思って敬遠して
いたところ、周りの評判が結構いいので、シネコンに行ってた。

個人的に、とても楽しめた作品だった。アメリカ人ならハイライトシーンで立ち上がり
拍手だろうし、涙流す人もたくさんいるんじゃないかな。そのくらいに愛国心、義侠心
をくすぐり、かつ勧善懲悪の塊のような作品で、もうスカッとしちゃう。合衆国大統領と
ホワイトハウスを北朝鮮(とは言い切らないけど)から奪還するというワクワクドキドキの
お話で、すなわち、構成は思いっきり単純なのでツッコミどころも満載なんだけど、まあ
それには目をつぶり、強いアメリカ、困難な時には星条旗も元に団結する合衆国民の
「素晴らしさ(ちょっと苦笑)」を楽しむべき作品。所謂「痛快アクション映画」だと。
思想的なものとかそういうものはこの際置いておくべし。
愛に溢れた正義と力のアメリカ万歳の映画である

だいたい、ホワイトハウスを攻撃してくるUSAF偽装攻撃機がワシントン上空に
来るまで何も網に引っかからない、とかホワイトハウスに大量に押し寄せる北朝鮮の
テロリストが、それまでCIAとかFBIの網に引っかかってないのがまずもって可笑しい。
そのあたりから、所詮、活劇だからと割り切って見てないとイラつきますよ。
だいたい天下のホワイトハウスがあんなに脆弱なはずがないんだな、よく考えると。

VFXを多用した映像はテンポの良さと相まってなかなか精巧に出来ていて、主人公を
演じるジェラルド・バトラー、一人で頑張ってましたね。良かったですよ。強すぎの感も
無きにしも非ずだが、個人的には北朝鮮の憎憎しきボスはもう少しいたぶって殺して
もらいたかったなあ、カタルシスとして。
それと冒頭で死んじゃう好きなアシュレイ・ジャッドは勿体無かった・・。モーガン・
フリーマンは相変わらず出てきただけで映画が落ち着くなあ。

最近スカッとしないなあ、と鬱々とされているあなたにご推薦!
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<ストーリー>
「7月4日。それは、イギリスからの独立宣言が公布された、アメリカの独立記念日である。
多くの人が独立を祝うこの日、ホワイトハウスの堅固なセキュリティが突破され、大統領を
人質にアジア人テロリストが占拠するという事件が起こった。
テロリストたちは、日本海域からの米国第七艦隊の撤収と核爆弾作動コードを要求。
彼らはセキュリティを利用し、ホワイトハウスは特殊部隊の救出作戦をもはねつける難攻
不落の要塞と化した。

最悪の状況の中、一人の警備員が潜入に成功。彼は、かつて大統領専任のセキュリティ・
サービスを務めていたが、大統領夫人を守りきれなかったために官邸周辺の警備員へと
配置換えされたマイケル・バニング(ジェラルド・バトラー)。マイケルにこの未曽有の事態の
解決への希望が託されたが、彼はまだテロリストたちの真の目的に気付いていなかった……。」
(Movie Walker)

簡単に言うと、①クリスマスパーティーに行くためキャンプデーヴィッドから出発した
大統領夫妻と6歳くらいの息子を乗せた車列に落石?があり大統領車は、殆ど橋から
川に落ちそうに。救助に当たったSSのバニングは大統領を救うため、シートベルトが
外れない夫人を犠牲にしなくてはならなかった。
②そんな事件があり、大統領もバニングの顔を見ると事件を思い出し辛いので、デスク
業務に転属させていた。
③そんな折、不審な4発プロペラ機がワシントン上空に。警告に当たった米軍機は
撃墜されてしまう。④同時に地上からも特殊な武器を満載したテロリストが警備陣を
打ち破って侵入、地下に避難した大統領を人質にする。そして訪米中でホワイトハウス
にいた韓国大統領を射殺する。⑤事件の発生を窓から見たバニングは現場に急行、
獅子奮迅の活躍。⑥彼らの要求は日本海の第七艦隊の撤退と非武装地帯にいる3万
弱の米軍の撤退。⑦そして核兵器を無力化するコードを聞き出すことに成功する。
⑧バニングは壁の後ろに隠れていた大統領の息子を救出、さらに大統領の救出に
向かう。しかし同じSSの裏切り者が近づいてきた・・・。そんな感じです。

しかし、これだけの一大事、大統領代理となった下院議長(フリーマン)がイギリス、
フランス、中国、などに連絡を指示するシーンがあるのだが、北朝鮮にあんなに近い
日本の名前が1回も出てこない。気を使ったのかな。

この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2013-06-09 12:20 | 洋画=あ行 | Comments(0)

●「今日、キミに会えたら Like Crazy」
2011 アメリカ Paramount Vantage,Indian Paintbrush.90min.<日本劇場未公開>
監督:ドレイク・ドレマス
出演:アントン・イェルチン、フェリシティ・ジョーンズ、ジェニファー・ローレンス他
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>
日本劇場未公開ながら、サンダンス映画祭で審査員特別賞を獲った、という
触れ込みに触発されて鑑賞。あとから解説を読むと、プロットはあったろうが、
全ての演技とセリフはアドリブなんだそうだ。知らなかったらそうとは思わない
くらい上手く出来ていたと思う。ストーリー自体はどういうこともない、
「それがどうしたの?」という程度のものだし、終わり方も余韻というのか
気分が良くないというのか、ブラック含みかもという切れの悪いものと感じた。
つまり「遠距離恋愛中の二人は決して見てはいけない」映画です。

イギリスからアメリカの大学に留学に来ていた女子が、男子と仲良くなり、
ビザを超えて不法滞在。強制送還。会えない二人。それぞれに恋人が・・。
仕事上ロンドンに行けない男子、ロンドンで編集者として腕を上げる女子だが
結婚を武器にアメリカ永住を決心するが、不法滞在の前科はそれを許さない。

やがて女子の新しいボーイフレンドから結婚の申し込みが・・・。彼のことも
好きなのよね。困ったことに。男子の方にも美しい新しいガールフレンド。
しかし男子を忘れられない女子は、ついに再入国許可を得て、二人で
ロスで暮らせることになったのだ。が・・・。二人で暮らす部屋の中にいたのは
かつて燃えるような恋をした二人ではなさそうだ。
それに、女子はどうやら新しいボーイフレンドの子供を妊娠しているクサイ。

遠距離恋愛は、分っていても大変ですねえ。不法滞在はアメリカでは大罪
なんです。離れ離れの男女の無理からぬ感情とはいえ、泣く人が出てしまう
ことはいけませんな。
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<ストーリー>
「サンダンス映画祭で審査員特別賞を受賞したラブストーリー。監督・脚本は
ドレイク・ドレマス、共同脚本はベン・ヨーク・ジョーンズ。
出演は「スター・トレック」「ターミネーター4」のアントン・イェルチンと「テンペスト」の
フェリシティ・ジョーンズ、「ウィンターズ・ボーン」「X-MEN:ファースト・ジェネ
レーション」のジェニファー・ローレンス。本編はすべてキャノンのデジタル一眼
レフカメラで撮影され、演技と台詞はすべて即興で行われている。

 出会ってすぐに恋に落ちた大学生のジェイコブとイギリス人留学生のアンナ。
アンナはビザが切れてもなおアメリカにとどまっていたが、ついにイギリスへ強制
送還されてしまう。こうして二人の遠距離恋愛が始まった。大学卒業後も二人の
恋愛は続いていたが、会えないことからケンカが多くなり、そしてジェイコブは職場の
同僚と関係を持ってしまう…。」(allcinema)

この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2013-06-07 22:40 | 洋画=か行 | Comments(0)

●「サラの鍵 Elle S'appelait Sarah」
2010 フランス Hugo Productions.111min.
監督:ジル=パケ・ブランネール
出演:クリスティン・スコット・トーマス、メリュジーヌ・マヤンス、ニエル・アレストリュプ、エイダン・クィン他
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<評価:★★★★★★★★☆☆>
<感想>
WOWOW「W座」で鑑賞。不思議な雰囲気を持つ映画だが、面白くかつ意義深い
作品だった。サラ、という一人のユダヤ人女性を描くことにより(詳しくではなくむしろ
周辺を描く)、戦争の悲惨さ、愚かさを静かに訴える秀作だと思う。
ただ、残念だったのは、現代と戦争時代の行き来があるため世代が3世代ほどに
渡ってしまい、その結果登場人物も多くなるので、誰がどうなのか頭の中でで整理
しないと何がどうなったのかよく分からなくなるのだ。

サスペンス仕立てにしたのもひきつける要素であり、一気に見切った。
サラが住んでいたアパートに住むことになったことから彼女の人生を
追うことになるジャーナリスト、ジュリアを演じたクリスティン・スコット・トーマスが
素晴らしい演技を見せいてたと思う。

「W座」司会の小山薫堂と安西水丸も言っていたように、フランスの歴史にあのような
(競技場にユダヤ系フランス人を押しこめさらに強制収容所に送る)というような汚点が
あったとは初めて知った。それを知らしめただけでも意味のある作品と言える。

サラとその一家は、ユダヤ狩りにあって、サラはとっさに弟を隠し部屋に隠した。
3人は競技場から強制収容所へと送られたが、サラは隠した弟が気になって
仕方がない。ついに収容所から仲間の少女と脱出。その時フランスの若い官憲が
助けてくれたのだった。

空腹に耐えかねてある農家を訪れるが仲間の少女は病気で死んでしまう。農家の
夫婦は二人を匿い、さらにサラから弟を助けなくちゃ、と言われ彼女を少年に変装
させパリへと向かった。アパートに駆け込むサラ。もっていた鍵を使って隠し壁を
開けると・・・。

すでにそこに住んでいた父、子がその物語を受け継いでいくのだが、サラは戦後
アメリカに渡り結婚、子供をなすが、不幸な死に方をする。ジュリアはアメリカに渡り
イタリアンレストランを経営する彼女の長男を探し当てる。しかし彼は全く母親の
真実を知らない。「僕の周囲にユダヤはいない」と。ジュリアは彼に真実を話す・・。

一方、ジュリアには夫がいるのだが長年の不妊治療の成果で妊娠が確認された。
しかし、夫は歳を取り過ぎたので子供はもういらない、という。いったん堕胎を
決心するジュリアだったが、すんでのところでやめる。この辺りにはサラの影が
ほの見える感じがした。命をそんなに簡単に消してもいいの?と言われている
ようで。 彼女は女の子を出産し、彼女にサラという名前を付けたのだった・・。
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(サラの息子に少女時代の母の写真を見せるジュリア)

<プロダクションノート&ストーリー>
『黄色い星の子供たち』でも描かれたヴェルディヴ事件を基に、あるユダヤ人
少女の悲劇を描いたベストセラー小説を映画化。人生の岐路に立つ女性記者が、
少女の運命を知ることで新たな希望を見出してゆく過程を感動的につづる。
過去と現在を行き来するストーリー展開に注目。
第23回東京国際映画祭で最優秀監督賞と観客賞をW受賞。

と娘とパリで暮らすアメリカ人女性記者ジュリア(クリスティン・スコット・トーマス)は、
45歳で待望の妊娠をはたす。が、報告した夫から返って来たのは、思いもよらぬ
反対だった。そんな人生の岐路に立った彼女は、ある取材で衝撃的な事実に出会う。

夫の祖父母から譲り受けて住んでいるアパートは、かつて1942年のパリのユダヤ人
迫害事件でアウシュビッツに送られたユダヤ人家族が住んでいたというのだ。
さらに、その一家の長女で10歳の少女サラ(メリュジーヌ・マヤンス)が収容所から
逃亡したことを知る。
一斉検挙の朝、サラは弟を納戸に隠して鍵をかけた。すぐに戻れると信じて……。
果たして、サラは弟を助けることができたのか?2人は今も生きているのか?事件を
紐解き、サラの足跡を辿る中、次々と明かされてゆく秘密。そこに隠された事実が
ジュリアを揺さぶり、人生さえも変えていく。すべてが明かされた時、サラの痛切な
悲しみを全身で受け止めた彼女が見出した一筋の光とは……?(Movie Walker)

「タチアナ・ド・ロネによる世界的ベストセラーを「イングリッシュ・ペイシェント」の
クリスティン・スコット・トーマス主演で映画化した衝撃と感動のヒューマン・ドラマ。
ナチス占領下のフランスで起きたユダヤ人迫害事件を背景に、一人の少女が辿る
過酷な運命を、事件の真相を追う現代のアメリカ人女性ジャーナリストの取材の
過程を通して描き出していく。共演にメリュジーヌ・マヤンス。監督は「マルセイユ・
ヴァイス」のジル・パケ=ブランネール。
 
夫と娘とともにパリに暮らすアメリカ人ジャーナリストのジュリア。ある日、自分たちの
アパートのかつての住人が、1942年にフランス当局によるユダヤ人迫害事件に
よってアウシュビッツに送られたユダヤ人家族だったことを知る。
フランス警察による一斉検挙の朝、10歳の長女サラは、弟を守るため納戸にかくまい
鍵をかける。すぐに戻れると思っていたサラだったが、他の多数のユダヤ人たちとともに
すし詰めの競輪場に隔離された末、収容所へと送られてしまう。
弟のことが心配でならないサラは、ついに収容所からの脱走を決意するが…。」(allcinema)

この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2013-06-05 23:40 | 洋画=さ行 | Comments(0)