2009年 06月 20日
ターミネーター4 Terminator Salvation
2009 アメリカ Columiba Pictures,The Halsyon Co.,114min.
監督:McG
出演:クリスチャン・ベイル、サム・ワーシントン、アントン・イェルチン、ムーン・ブラッドグッド、コモン他

本来は「愛を読む人」を観に行く予定だったが、本作の評判が良いので急遽変更し観賞。20日はMOVIX
20周年で誰でも1000円。覚悟して行ったが、朝一番は案外の人出。「トランスフォーマー・リベンジ」とか
「Rookies」とかやっていたのに。みんな知らないんでしょうね。閑話休題。
さて、本作。評判通り、面白かったです。ドキドキ感たっぷりで、あっという間の2時間弱でした。ただし、
物語的には、物足りないでしょう。200億円(!)をかけたILMを中心にしたデジタル映像技術を堪能
するには面白い、と言っておきましょうか。だから男の子向けの映画だと思いますよ。
ストーリーの迫力は、T-1やT-2に負けます、はっきり言って。でも面白い映画だと思いますね。
エンターテインメントとして。スカイネットの繰り出すロボットやバイク型ターミネーター、トランスポーター
と呼ばれる輸送機、どなたかが言っておみえだったが「バカの極北の面白さ」の「トランスフォーマー」
とは種類の違うVFXの迫力が味わえます。それとT-1,2を観た人には話が共通しているし、その時代に
新型といわれるT-800型のターミネーターが、1ではシュワちゃんが演じていたので、この作品でも
カメオ出演しております。
映画はコロムビアのロゴからすでにターミネーターの世界。登場する死刑囚マーカス・ライト(サム・
ワーシントン)は、スカイネットのセレナ(ヘレナ=ボナム・カーター)に、未来の人類を守るために(という
ウソ)2度目のチャンスに賭けてみなさい、と献体の署名をさせるところからスタート。
そして「審判の日」を過ぎた地球は、スカイネットの機械軍と抵抗軍によって戦争状態が続いていた。
抵抗軍のリーダー、ジョン・コナー(クリスチャン・ベイル)は、ターミネータたちを中心とするスカイネットの
機械軍と戦っていた。抵抗軍LA支部ではカイル・リース少年とスターと呼ばれる声の出せない10歳くらい
の少女が、戦っていた。そんなLAにマーカス・ライトが出現する。

この時点でマーカスは味方なのか敵なのか判らない。ジョン・コナーは母からのカセットテープで、自分
の父親になるカイル・リースを保護しなければならない。そしてマーカスもカイルを追っていたのだ。
カイルは、LAではカイルとスターを守りながら機械軍と戦闘を繰り広げるが、カイルらは囚われの身と
なりスカイネットの本部へと送られてしまった。さらに、その戦闘を支援に来て、機械軍のとハンターキラー
とよばれる戦闘機に撃墜された抵抗軍の戦闘機パイロットのブレアも救う。そうしてブレアに導かれ
コナーらがいる基地に案内される。しかし、地雷原で負傷してしまう。基地内で手当てを受けたのだが、
傷口を診たコナーらは、マーカスが巧妙に作られた人間とロボットのハイブリッド型ロボットであることを
知る。

しかし、マーカスは自分が誰で、何を目的にここにいるのか判らない。そして、破れた皮膚から覗く体内の
機械を観て、自ら大いに驚く。「誰だ、俺をこんなにしたのは!」と。コナーらはマーカスを鎖で縛り
解体しようとするが、マーカスは、自分はお前らの敵ではない、マーカスはスカイネットに連れ去られた、
と説明するが、コナーらは信じない。
自分の命を救ってくれたマーカスが解体されるのに賛成できないブレアは、マーカスをひそかに逃がす。
しかし、コナーらの追跡に追い詰められるが、コナーの乗ったヘリが墜落、機械軍の機械うなぎみたいな
ロボットに囲まれたとき、マーカスがコナーを救った。そして、コナーは、俺がスカイネットの中枢に入り、
手引きをする、というマーカスを信じ逃がす。
抵抗軍は、所詮は機械であるスカイネットのロボット軍のスイッチを切る短波を探り出し、実験の結果、
ある周波数の短波で、機械が止まることを突き止めた。
そこで抵抗軍司令官は、4日後にスカイネット中枢部に総攻撃をかけることを命令した。しかしコナーらは
スカイネットにはたくさんの人間が囚われていて、彼らを見殺しにするわけにはいかない、しかも自分の
父親であるカイル・リースがいる。彼が死んだら自分もいなくなってしまう。コナーは司令官に「皆殺し
にしたら、その勝利に何の意味がある?」と叫ぶが(司令部は、潜水艦の中)、司令官は、命令に背く
コナーを解任してしまう。しかし、コナーは無線で抵抗軍に、爆撃には参加しないでくれ、機械軍と変わら
ないことになってしまう!と要請する。
一方、スカイネットから未来に送り込まれてきたハイブリッド型ロボットであるマーカスは、スカイネットの
中枢部に難なく入れた。彼の手引きでスカイネットに侵入する。マーカスが中枢部に行くと、セレナの
映像が現れ、「あなたは、スカイネットにより侵入型ロボットとして、カイル・リースを抹殺するために
未来に送り込まれたの」と説明して見せる。心臓も人間のものであるマーカスは、献体と引き換えに
自分に何が起きたかを理解、首の後ろに埋め込まれた指令装置を自分の手でひきはがして、
カイル救出に向かった。そのころ、コナーも中枢部に潜入。そこで、大量のT-800型ターミネーターが
作られているのを目撃したのだ。(ここでハダカのシュワちゃん登場!コナーらに襲いかかる)
一方、潜水艦の司令部から爆撃命令が出されたが、コナーの指示を受けていた部隊は動かない。
しかも、あの短波作戦は、スカイネットの罠であり、そのせいで潜水艦は居所を突き止められ、攻撃を
受けて破壊されてしまう。

T-800型に追い詰められ、一旦は絶命するマーカスだったが、コナーの電気ショックで蘇生し、再び
ターミネーターと対決、コナーが瀕死の重傷を負わされたとき、マーカスがターミネーターの首を撥ねて
勝敗を決した。捕虜となっていた人間を開放し、重傷のコナーを連れ、カイル、スターらとヘリで
中枢部を脱出、T-800型の推進装置である核エネルギーに爆弾を仕掛けてきたコナーらは、スターの
機転で起爆装置を手に入れ、スイッチを入れ、スカイネットの中枢部は核爆発を起こし壊滅したので
あった。

抵抗軍の基地に戻ったコナーらであったが、彼はもうほとんど駄目であった。そのとき、マーカスが
自分の心臓を使え、と提案する。金属の手になってしまっていたマーカスの左手とスターの右手が
繋がれるところが泣かせる。そしてマーカスから心臓の提供を受けたコナーはさらなる戦いへの決意を
新たにしたのだった。スカイネットは地球上いたるところにまだ存在しているからだ。(おいおい、
サンフランシスコの中枢部を破壊して戦争は終わりじゃなかったのかよ!パート5に続くってか!!)
T-800が溶鉱炉の溶けた鉄を浴びるが、溶けないで、登場するが、シュワちゃんて、1だったか、最後に
自ら溶鉱炉に入って、溶けちゃうンじゃなかったっけ?
全体に脱色したような色調で、余計にリアルとヴァーチャルが判りづらい仕上がりになっている。今回は
マーカス・ライトという独立した存在の登場で、タイムパラドクスのために判りづらくなりがちなストーリーに
一本筋を通した、と言える。少女スターの存在が、いい感じのスパイスとなっていたと感じた。ラストは
日本人に受ける浪花節。1話完結のような本作は、自作の5を作りやすくする工夫がされていたといえる。
マーカスを演じたサム・ワーシントンは、人間と機械の違いは何か、というところを判り易く演じていて
主役を食っていた。感情を顔にださない演技なので1本調子になりがちだが、そこがロボットと人間の
ハイブリッドなのだろう。スカイネットに侵入するところで、相手のカメラに一瞬にして自分らの見方だと
認識されるときに見せる、少し悲しい表情は、見どころの1つだろう。人間の心臓を持ったロボットは心も
人間だ、という判りやすさは、5でどう変化させるのだろうか?楽しみである。
この映画の詳しい情報はこちらまで。
シュワちゃんというカリスマを失った
新シリーズは果たして・・・と思ってましたが
いたって普通のSFという感じでした。
やはり、ターミネーター2が傑作です。
今度、訪れた際には、
【評価ポイント】~と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
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