2012

●「2012」
2009 アメリカ Columbia Pictuers.158min.
監督:ローランド・エメリッヒ
出演:ジョン・キューザック、キウェテル・イジョフォー、アマンダ・ピート、オリバー・プラット、ダニー・グローヴァーほか。
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<感想>
シネコンの一番大きなスクリーンで上映していました。迫力はこの手のディザスタームービーならでは
のもの。こうした映画は、やはり映画館で観たいものです。
しかし、ローランド・エメリッヒの最新作として期待していたのですが、物語性が希薄なので、時間が
長く(実際2時間半あるのですが)感じましたね。

これはVFXの物凄さを観に行く映画でしょう。太陽の異常なフレア現象と惑星直列のため、地球の
マントルが異常な動きをするようになり、地球規模で地殻変動が起きる。このため世界各地で地割れ、
火山の噴火、津波などが立て続けに起き、地球も、もはやこれまで、と思わせる。
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その異常現象のVFXが凄い訳だ。NYだろうが、LAだろうが、地割れが起き、高層ビルが倒れ、
高架の高速が崩れ、津波に巨大旅客船が翻弄される。この光景を観るだけでまあ、楽しいとしよう。
当然主人公であるキューザックと離婚した妻と2人の子供のお話、隣家の医者との話。政府内のごたごた、
こういう映画には必ず登場する、金持ちの我儘男、など、既視感たっぷりのサイドストーリーも展開
されるのだが、緊迫感がない。キューザックは2度ほど、もう死んだ、と思わせる場面があるが、
ちゃんと2度とも生きて帰るのだなあ。この辺の展開も陳腐だ。
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デザスター映画と言えば、夫婦と親子の物語がもれなく付いてくるわけだが、この映画もまさしくそうで
ある。より深く人間を描かないとVFXの見本市になっちゃうんだよね。故に感想は、と問われれば、VFXは
見事だったけど、お話としては、なんだかなあ、と答えましょう。

<ストーリー>
 『ロサンゼルスでリムジン運転手をしている売れない作家ジャクソンは、別れた妻ケイトのもとに暮らす
子供たちと久々に再会し、イエローストーン公園までキャンプにやって来た。
彼はそこで怪しげな男チャーリーから奇妙な話を聞かされる。それは、“地球の滅亡”が目前に迫っており、
その事実を隠している各国政府が密かに巨大船を製造、ごく一部の金持ちだけを乗せ脱出しようとしている、という俄には信じられない内容だった。しかし、その後ロサンゼルスをかつてない巨大地震が襲い、
チャーリーの話が嘘ではないと悟るジャクソン。そして、大津波や大噴火など、あらゆる天変地異が
世界中で発生、次々と地球を呑み込んでいくことに。そんな中、ジャクソンはケイトと子供たちを守るため、
巨大船がある場所を目指して必死のサバイバルを繰り広げるのだが…。』(allcinema)

崩れゆくLAからの脱出も、アメリカから、「ノアの箱舟」がある中国へ行くのも飛行機。これを隣家の
医者がセスナしか飛ばしたことがないのに、双発ジェットやアントノフというロシアの巨大輸送機をも
操縦しちゃうのだが、これもどこかで観たなあ。最終的には地球は完全に壊れたりしない。
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まあ、出来のいいVFXを堪能したい人にはお勧め。ストーリーもちゃんと、と言う方には少ししんどいかも。
この映画の詳細はこちらまで。
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Commented at 2009-12-19 22:02 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by オンリー・ザ・ロンリー at 2010-04-18 22:08 x
またお邪魔します。
ホント、ストーリーはどうでもよく、ストレス解消のNo.1ですね。今、色々通院してますが、すかっとしました。先週のDVD売上で1位のようです。と言う事はかなりの人が世の中に不満を持っている・・、なんてネ(笑)。
Commented by jazzyoba0083 at 2010-04-18 22:24
オンリー・ザ・ロンリーさん
有難うございます。
>今、色々通院してますが
私も実は、たくさん。(苦笑)明日も整形外科へ。
2012は、大きな画面でVFXを堪能するといい映画ですね。
ホームシアター向けですね。
by jazzyoba0083 | 2009-12-05 17:10 | 洋画=な行 | Trackback(8) | Comments(3)