ぼくたちの奉仕活動 Role Models

●「ぼくたちの奉仕活動 Role Models」
2008 アメリカ・ドイツ 101min. <日本劇場未公開>
監督:デヴィッド・ウェイン
出演:ショーン・ウィリアム・スコット、ポール・ラッド、クリストラー・ミンツ=プラッセ他
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<感想&ストーリー>
なんかどうでもいいような邦題、日本劇場未公開、聞いたことのないキャスト、奥さんが
観て、面白かったよ、っていうから観てみた。まあ、おバカで、マンガみたいな映画で、
たいそう面白い映画だ、とは思わなかったけど、なんか憎めなかったなあ。セリフも下ねた
満載だし、日本で劇場で公開しても客は入らないことは確かだから、仕方が無いけど、愛すべき
作品、という感じで観終わった。

栄養ドリンクを「ドラックをやるな、これを飲め」と学校を中心にプロモートして歩く営業マン
ホイーラーとダニーは親友。ある時、学校の外に止めていた営業車をレッカーされそうになり
それを無理やり逃げてしまったため、刑務所に行くか、140日の社会奉仕をするか、ということに。

彼らの選んだのは、子どもの面倒を見る、という奉仕活動。で、二人が付いたのが、メルヘンの
世界にどっぷりとハマり込んだ超ヲタクと、もう一人は黒人の手に負えない口の悪いちびっこ。
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大人の二人もそうとうダメ人間だが、その二人が癖の強い子どもたちと触れ合うことで次第に
自分たちのダメさ加減を知っていき、子どもたちも自分たちの殻から出てくる、という心温まる
お話になっている。
が、仕立てがマンガで下品なのである。子どもたちの面倒を見るというボランティアを主宰して
いるオバサンもなかなかの傑物である。最後の、中世のチャンバライベントを大人も子供も
混じってマジでやるという人たち、僕らも子どもの頃やったチャンバラごっこ「う~、やられた
ああ」ってやつ、大真面目でやっているのが楽しかった。最後にヲタクの男の子が勝つのだが
土壇場で、その子が好きな女の子にだまし討ちに会い、「死んで」しまう。そしてその子が
女王様になるのだ。 そのあたりのシーンもバカバカしいのだが結構観ちゃったな。
「ほのぼの系おバカ映画」と言っておこう。二人の子供がいい感じだった。
この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2010-04-28 22:40 | 洋画=な行 | Trackback | Comments(0)