バレッツ L'immortel

●「バレッツ L'immortel」
2010 フランス Europe Corp.,117min. R15+
監督:リシャール・ベリ
出演:ジャン・レノ、カド・メラッド、ジャン=ピエール・ダルッサン、マリナ・フォイス他
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>
フレンチの香り高いハードボイルド・アクション。たくさん血が流れバイオレンスも
半端じゃないのでR15+だ。ご婦人たちにはちょいとえげつないかも。
実話に基づいた話だそうだが、肉食系の人たちはやることが草食系とは違うなあ、
と思ってしまう。全体にいい緊張感を覚えながら観たが、「死んでも友達」という
親友が、麻薬関係・金関係とはいえ、ああまで親友を裏切るか、と感じた。
が、そこに主人公の復讐への激しい動機があるのだろう。
ジャン・レノに味方する女性刑事(夫を目の前で殺された)、ジャン・レノを
守るべき弁護士の驚くべき?背景などが横糸として絡んでくるが、やはり、
見所は復讐劇の銃撃戦であったりカーチェイスだったりする。
ジャン・レノの元マフィアは、さすがの貫禄。安心して観ていられる。
厚みのある物語性を探しづらい娯楽作、と感じた。それにしても、ジャン・レノが
息子を救うべく、有刺鉄線がの林の中を匍匐前進する様子は痛々しかったなあ。
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<ストーリー>
「仲間の裏切りによって全身に22発もの実弾を受けつつも、辛うじて生き残った
マフィアの実話を元に映画化したバイオレンスアクション。
主演は「レオン」のジャン・レノ。共演に「マイ・ファミリー/遠い絆」で
セザール賞助演男優賞受賞のカド・メラッド、「画家と庭師とカンパーニュ」の
ジャン・ピエール・ダルッサン。

かつてマルセイユの街を支配するマフィアのボスだったシャルリ(ジャン・レノ)。
現在は愛する家族と平穏な生活を送っていた。
しかしその幸せは、何者かの突然の銃撃によって奪われる。全身に22発もの銃弾を
撃ち込まれ、生死の境を彷徨うシャルリ。奇跡的に一命を取り留めると、
引退後も彼を慕うカリム(ムサ・マースクリ)ら3人の仲間たちが犯人を突き止める。
シャルリを撃ったのは、“死んでも友達”と誓い合った古くからの友人ザッキア
(カド・メラッド)だった。復讐しようとするカリムたちだったが、シャルリは
“報復が戦争となり、一生引退できなくなる。足を洗うと家族に誓った”と制止。
だが、それがカリムの死を招き、ついに愛する家族までも危険に晒すことに……。
そして、事態が息子の誘拐にまで発展した時、シャルリは決意を胸に立ちあがる……。」
(goo映画)
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22発の弾丸を打ち込まれてなお、生きていたというのはホント奇跡としかいいようが
ないというか、殺し屋たちの詰めが甘いというか・・・。
この映画の詳細はこちらまで。
Tracked from LOVE Cinemas.. at 2011-11-01 23:32
タイトル : バレッツ
『レオン』のジャン・レノが送るバイオレンス・クライムアクションだ。全身に22発の弾丸を浴びつつも一命を取り留め“不死身”と呼ばれた伝説のマフィアのボス、ジャッキー・アンベールの実話を映画化した。主人公が殺された身内のための復讐と、家族を守るために立ち向かっていく姿を描いている。監督はリシャール・ベリ。共演に『プチ・ニコラ』のカド・メラッド。... more
by jazzyoba0083 | 2011-10-25 22:45 | 洋画=は行 | Trackback(1) | Comments(0)