オンリー・ユーOnly You

●「オンリー・ユー Only You」
1994 アメリカ TriStar Pictures.108min.
監督:ノーマン・ジュイソン
出演:マリサ・トメイ、ロバート・ダウニー・Jr.、ボニー・ハント、ヨアキム・デ・アルメイダ他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
監督が、「夜の大捜査線」「華麗なる賭け」「月の輝く夜に」などの名作をモノしている
巨匠、ノーマン・ジュイソンなので、どんなラブコメを見せてくれるかワクワクで観ました。
NHKBSが昼間に放送していましたね。録画しておいての鑑賞。

オリジナル脚本だそうなのだが、先を読ませない巧妙な展開は脚本が上手いのだろう。
けど、今や性格俳優として渋い演技をみせるマリサ・トメイとロバート・ダウニー Jr.が
超若いころのフレッシュさとキュートさを前面に出して構成させ、イタリアの(ラブコメで
イタリアが舞台になるのは作品として下駄をはいたと観るべき)美しい風景を借景に
恋する乙女のラブストーリーが、上品な仕上がりとなったと感じた。だが、まあ、所詮
ラブコメですから、肩肘張るものではない。「めぐり逢えたら」みたいな王道からすれば
変化球で軽めの感じは否めない。ただ、話としては面白いよ。

幼いころに兄とやった占いで出た名前「デイモン・ブラッドリー」こそ自分の理想の相手と
その出現を待っていたのだが現実はそうも行かず、成長したフェイス(マリサ)は、医師との
結婚を決めて、式の段取りも整い始めていた。
そんな時に新郎側の友達から「出席できないから」という電話が入ったのだが、電話を
取ったフェイスに彼が名乗った名前が「デイモン・ブラッドリー」だった。
遂に現れた理想の男の名前に驚いたフェイスは、ウエディングドレスの試着中にもかかわ
らず、イタリア行きの飛行機に飛び乗るのだった・・。

イタリアでデイモン・ブラッドリーを探すのだが、一足違いですれ違ったりでなかなか
出会うことが出来ない。だが、追跡の最中に、「僕がデイモンだよ」という男に出会う。
彼こそピーター(ロバート・ダウニー Jr.)。フェイスに一目惚れして嘘を付いたのだ。
こうして、フェイスとピーターに、同行したフェイスの兄の嫁の愛情物語も平行して
進み、いろんな「デイモン・ブラッドリー」が登場するのだが、観た人はすぐに分かるように
トメイとダウニーJr.はくっつくんだろうな、という期待?は裏切られないハッピーエンドと
なる。
因みに、兄が占いで出した「デイモン・ブラッドリー」とは、当時の学校のドジな友達の
名前だったのだ。恋を夢見た少女が大人になり現実と折り合いを付けて結婚を決めるが
そこに理想とする男性が現れるのだが、結局は、愛の行方などは計算できないものさ、
ということなんだね。とにかく、マリサのキュートさが光る1編なのだ。
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<プロダクションノート&ストーリー>
「古都ローマを舞台に、運命の糸に結ばれた男女の恋を描く、ロマンティックなラヴ・
ストーリー。「ローマの休日」など古き良き恋愛映画をアレンジした“おとぎ話”風のテイストが
特色。古都イタリアに11週間のロケを敢行し、ローマ、ベニス市内などの景観も見どころの
一つ。
監督は「夜の大捜査線」「華麗なる賭け」「月の輝く夜に」など幅広いジャンルで活躍する
ノーマン・ジュイソン。脚本はシドニー・ポラック・プロの副社長から独立し、これが処女作と
なるダイアン・ドレイクのオリジナル。
製作はジュイソン、ケアリー・ウッズ、ロバート・N・フライド、チャールズ・B・マルヴェヒルの
共同。撮影は「めぐり逢えたら」の名手スヴェン・ニクヴィスト、美術はルチアーナ・アリジが
担当。音楽は「妹の恋人」「ジョイ・ラック・クラブ」のレイチェル・ポートマンがスコアを書き、
ルイ・アームストロングの表題曲『オンリー・ユー』で幕を開け、マイケル・ボルトンの
『Once in a Lifetime』が効果的に締めくくる。主演は「チャーリー」に続いての共演と
なるマリサ・トメイとロバート・ダウニー・ジュニア 。共演は「ベートーベン」シリーズの
ボニー・ハント、「今そこにある危機」のジョアキム・デ・アルメイダ、「山猫は眠らない」の
ビリー・ゼインら。

ピッツバーグの教師フェイス(マリサ・トメイ)は、子供の頃の占いゲームと、ジプシーの
占い師に告げられた“運命の人”の存在を今も信じているロマンチスト。
だが、そんな彼女も青年医師との結婚を間近に控えていた。そこへ婚約者の友人と名乗る
男から電話が入る。彼の名はあの“運命の人”デイモン・ブラッドリー。驚くフェイスは親友で
兄ラリー(フィッシャー・スティーヴンス)の妻ケイト(ボニー・ハント)の助けを借り、ウェティング・
ドレスのままでデイモンの旅行先であるイタリアへ旅立つ。

ベニスではひと足遅れとなり、次の目的地ローマでフェイスはデイモンと名乗る男性とついに
対面し、気を失う。だが、男は自分の名はピーター(ロバート・ダウニー・ジュニア)だと告白。
ボストンの靴セールスマンである彼は、フェイスへの一目惚れから咄嗟に嘘をついたのだった。

傷心の彼女は帰国を決意するが、今や彼女のことが好きでたまらないピーターは必死で
なだめる。一方、ケイトは親切にしてくれた高級皮革店の主人ジョヴァンニ(ジョアキム・デ・
アルメイダ)といい雰囲気に。ピーターは本物のデイモンがいる場所を捜し当てたと言い、
フェイスはそのリゾート地に向かう。ついに本物を捜し当てたかに見えたが、その男
(ビリー・ゼイン)は彼女の関心を引こうとしてピーターが仕組んだ偽物だった。

一方、愛するケイトを追ってイタリアまでやって来たラリーの告白で、占いゲームの
デイモン・ブラッドリーは存在せず、ジプシー占いはラリーの友達の名をかたったものだと
分かった。岐路に着くフェイスは空港でのロビーで、偶然、デイモン・ブラッドリーという男と
出会う。だが、自分の本当の“運命の人”に気づいたフェイスはピーターの後を追って
ボストン行きの飛行機に乗り込み、彼の胸に抱かれた。」(Movie Walker)

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by jazzyoba0083 | 2014-07-02 22:50 | 洋画=あ行 | Trackback | Comments(0)