エンダーのゲーム Ender's Game

●「エンダーのゲーム Ender's Game」
2013 アメリカ Summit Entertainment 114min.
監督:ギャビン・フッド  原作:オースン・スコット・カード「エンダーのゲーム」(早川書房刊)
出演:エイサ・バターフィールド、ハリソン・フォード、ベン・キングズレー、ヴィオラ・デイヴィス他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
名作が原作とはいえ、未読な上、テレビゲーム特にインベーダーゲームが映画になったような
雰囲気で、だらだらと見続けていたら、最後に2段落ちで、なんとか納得できた感じだ。
宇宙ものが好きなので見続けたが、そうでなければ途中で離脱する人も多いのではないか、と
感じた次第。もちろん落ちには伏線があるのだが、な~んとなく分かっちゃったかな?という
風で観て来たら、あのラストゲームがそれだったのには焦った。

脇ががっちりで、主役のエイサ・バターフィールド君も頑張っていたけど、子役(でもないか)の
バカ上手い演技はどこか鼻について嫌だ、というのが故・安西水丸さんと同じなのだが、キレの
いい自然な演技が出来る子供はなかなかいない。配役とのマッチングもあるしね。その点で
いくと、最近の「キック・アス」(第1作)のクロエ・グレース・モレッツは良かったなあ。

ストーリーは分かり易く、少年冒険小説か?と思わせる、いじめっ子も最後には従うとかの
トピックもあり、しかし、なかなか本ちゃんの戦いにならんじゃんか、と思い始めてしまうので
難しいところだ。で、最後の昇任試験が実は本ちゃんの実戦であったわけで、エンダーは
星ひとつ、いち種族を全滅させてしまうわけだ。彼は単なる武張った人物ではないので、
ジェノサイドをリードしたことを後悔し、女王アリから託された幼虫?を携えて、未知の星を
探しに出かけるのだった・・。 ラストあたりは「E・T」を彷彿させる持って行き方。単純な描き方
ではあるが、訴えていることはかなり重いので、単純に面白がって終わるには勿体無い。
そのあたり親子で観られたならば、親御さんは確認されると良い教育になるんじゃないかな。
「エヴァンゲリオン」とか「スターシップ・トゥルーパーズ」とかがお好きな人には更に向くのかな。
このゲーム感覚が、宇宙もの大好きな私ではあるが、自分とは距離があるなと思う。

俳優さんたちは殆どリアルなセットでは演じていないな、と思えるくらいのVFX。テンポがいい
ので、頭で掴まれると、おそらく最後まで行ってしまうでしょう。
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<ストーリー>
オースン・スコット・カードによるSF小説の名作を「ツォツィ」「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」の
ギャヴィン・フッド監督で実写映画化したヒューマン・アドベンチャー大作。未来の地球を舞台に、
人類の命運を託され、宇宙戦争を終わらせるという壮大な使命を負った天才少年エンダーが、
その過酷な宿命に葛藤しながらも懸命に立ち向かっていく姿を描く。
主演は「ヒューゴの不思議な発明」のエイサ・バターフィールド、共演にヘイリー・スタインフェルド、
アビゲイル・ブレスリン、ハリソン・フォード、ベン・キングズレー。

 産児制限が行われている未来の地球。謎の地球外生命体フォーミックの侵攻を受けた人類は、
辛くも絶滅を免れる。そして、さらなる侵攻に備え、優秀な子供たちを徴兵し、地球軌道上に
設置された訓練施設“バトル・スクール”でエリート戦士の養成が行われていた。
そんな中、非凡な兄と姉の存在ゆえに、宇宙戦争を終結させる者との期待を受け、政府の
特別許可で生まれた禁断の第3子“サード”の少年エンダー。彼は、その生い立ちがもとで
孤独な少年時代を過ごしていた。やがてバトル・スクールへと送られたエンダーは、監督官で
あるグラッフ大佐の下、情け容赦ない幾多の試練を課されていくのだったが…。(allcinema)

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by jazzyoba0083 | 2015-03-01 12:15 | 洋画=あ行 | Trackback | Comments(0)