あしたの家族のつくり方 As Cool As I Am

●「あしたの家族のつくり方 As Cool As I Am」
2013 アメリカ Identity Films (I),Wind Dancer Productions.93min.
監督:マックス・メイヤー
出演:クレア・デインズ、ジェームズ・マースデン、サラ・ボルジャー、トーマス・マン、ピーター・フォンダ他
e0040938_12275053.jpg

<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>
ラストシーンのピーター・フォンダにはびっくりしたけど、あとは結局凡庸な作品になって
しまった。日本劇場未公開、WOWOWでの鑑賞。

出だしはなかなかいい設定で面白いのかな、と思ったのだが、ケニーが突然引っ越す
あたりから登場人物の心境が推し量れなくなってしまった。いい子なはずのルーシーも
母親譲りのスキモノだったのか?ケニーのあっさり具合はどうなのよ、母は徹底的な男好き
だったのね、父の威厳はどこに?などなど。せっかくルーシーの料理好き、とか幼なじみの
恋の行方とか良いテーマがあるのに、なんだか全体がグダグダになって終わり、最後は
ナレーションで帳尻を合わせた感じになってしまった。これじゃ映画館は無理だわねえ。
ルーシーの人生にもっともっと焦点を合わせたほうが面白くなったのではないか。
---------------------------------------
幼なじみのルーシーとケニーは16歳の高校生。
自然な流れの中で互いに恋愛感情を持つようになる。ルーシーの父親は木こりで、一年の
大半は山に入っていて、時に帰ってくると家族は父との生活を十分に堪能する、という習慣が
出来ていた。しかし妻のレイニーは寂しかった。まだ若い割には、古風な夫チャックとは
高校生の時のできちゃった婚だった。その時の子供がルーシーだ。

レイニーは次々に浮気を繰り返す。ルーシーはとても良い子で、大の料理好き。家の食事は
ルーシーが作っている。美人なルーシーは、クラスメイトもちょっかいを出してくる。しかし、
ケニー大好きなルーシーはそう簡単には付き合わないのだった。

しかし、ケニーが離婚した両親の法的なからみで急によそに引っ越してしまったあたりから
家族の歯車が狂いだす。ルーシーは寂しさのあまり他の男子生徒と付き合い始めてしまい
体の関係を持ってしまう。そんな折に急に父が帰ってきて鉢合わせしてしまったり、父は
妻の浮気を知って一人で山に閉じこもってしまったり、あんなに仲良かった家族や幼なじみと
いったルーシーを取り巻く人々の環境が激変する。

家族の崩壊は決定的となり、母は高校時代の幼なじみのレストラン経営者とメキシコに
旅行に行っちゃうし。その経営者の父がピーター・フォンダなのだ。ルーシーは彼に
厨房で簡単な料理を振る舞うのだが、それが高評価だったりする。
後日談としてエンディングで語られるナレーションによれば、ルーシーの両親は結局離婚、
ルーシーの書いた料理本はベストセラーになり、ケニーは哲学博士となった。
---------------------------------------
e0040938_1228932.jpg

名もない街の普通の家庭の問題を上手く切り取って・・・と思ったのだが、落とし所が
メチャクチャになり、全体がグダグダで終わったのだった・・。何が言いたかったのか
ということだ。

この映画の詳細はこちらまで。
トラックバックURL : https://jazzyoba.exblog.jp/tb/23843931
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by jazzyoba0083 | 2015-11-05 22:50 | 洋画=あ行 | Trackback | Comments(0)