トゥルー・ロマンス True Romance

●「トゥルー・ロマンス True Romance」
1993 アメリカ Morgan Creek Entertainment Group and more. 121min.
監督:トニー・スコット 脚本:クェンティン・タランティーノ 音楽:ハンス・ジマー
出演:クリスチャン・スレイター、パトリシア・アークエット、デニス・ホッパー、ゲイリー・オールドマン、
   ブラッド・ピット、クリストファー・ウォーケン、サミュエル・L・ジャクソン、トム・サイズモア他
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<評価:★★★★★★★★★☆>
<感想>
いや、久しぶりに痛快な映画らしい映画をみたぞ。ちょっと時代を感じてしまうのは仕方がないとしても、
何本かある、悪の男女ものの中でも上にランクされるものではないか、と思う。何がいいか、ヒップでポップで
とても映像的で、テンポが良くて、男女の愛情を斜に構えて観ているタランティーノ節炸裂な痛快さに溢れて
いるからだ! 加えて出演者の豪華さとハンス・ジマーの画面とは対照的なのんびりした音楽も良い!
タランティーノだから、痛いし、血が出るけど、それを了解して面白がれる人には堪らん作品といえるだろう。
タイトルの純粋イメージのアイロニーとしての立ち位置が痛快の根っこ。タランティーノは翌年「パルプ・
フィクション」で一躍名前を売ったが、前年の本作はやや影が薄くなったか。

おバカだけど、徹底的に純情。やることは危ないけど、思い込んだら命がけ、そこらへんのストレートな愛情と
これに絡むサスペンスとバイオレンスが、飲み物で言えば「濃い炭酸」的役割を果たしている感じを受けた。

お馬鹿な二人にハラハラ、スレイターが奪った大量のヤクの処分や行方にハラハラ。二時間ハラハラしっぱなし。
ラストもギャング、警官、スレイターと映画関係者三つ巴の大銃撃戦という映画の教科書みたいな持って行き方と
ツッコミどころもあるけどハッピーエンドなお馬鹿な二人。
こう書いてきて、なんか理屈で楽しむ映画ではないな、と感じてきた。とにかく観ている時間を楽しむ作品。
その後にはなんにも残らない。突き抜けた痛快さ以外にね。デビュー間もないブラピ、ヤク中のラリラリの役だが、
本当にそんなんだった、という説あり。

「映画秘宝」、町山智浩氏は絶対好きだろうな、この手の映画。「ヲタク野郎の純情恋物語」って。
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<ストーリー:一応結末まで書かかれています>
デトロイトのコミック・ブック店で働くクラレンス(クリスチャン・スレイター)は、プレスリーとクンフー映画に
夢中の若者。誕生日の夜、場末の映画館で千葉真一の映画3本立てを観ていた彼は、アラバマ(パトリシア・
アークェット)というキユートな女の子と知り合う。ベッドの中で彼女は、実はクラレンスの店のボスから、
「誕生日のプレゼントに」と頼まれたコールガールであることを明かす。だが、2人は激しく愛し合い、翌日には
結婚した。
クラレンスは、アラバマの元ヒモであるドレクセイ(ゲイリー・オールドマン)に話をつけに行くが殺されかかり、
逆に相手を殺してしまった。あわてて持ち帰ったスーツケースには、大量のコカインが入っていた。

翌日、クラレンスは元警官の父、クリフォード(デニス・ホッパー)に会い、妻のアラバマを紹介すると共に、
警察の捜査状況を聞く。2人がロサンゼルスに向かった後で、ヴィンセンツ(クリストファー・ウォーケン)と
名乗る男がクリフォードの元へ現われ彼を拷間し、2人とコカインの行方を突き止めようとした。シラを切る
クリフォードを殺した男は、クラレンスたちの後を追う。クラレンスはヤクの取引きの話をまとめる。取引きの
当日、ダイムス刑事(クリストファー・ペン)ら捜査陣と、デトロイトから追ってきた組織の男たちが現場の
ホテルに向かう。一同が会し、激しい銃撃戦が展間したが、クラレンスとアラバマは生き延びた。
(Movie Walker)

<IMDb=★7.9 >
<Rotten Tomatoes=Tomatometer: Audience Score:>
<KINENOTE=77.4>
<キネ旬1994年外国映画ベスト20位>



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by jazzyoba0083 | 2018-09-12 23:20 | 洋画=た行 | Trackback | Comments(0)