2019年 10月 14日
イエスタデイ

ベタベタだけど面白かった。ベタベタだけど泣けた。劇場予告編で予期していた内容ではあったけれど、予想できなかった展開もあり、そこも面白かった点のひとつである。ある瞬間を境に、世界規模で失われた記憶(記録)があり、そのひとつに「ビートルズ」があった。「ビートルズ」という存在。歌もメンバーも何もかも。ただ、何故かその瞬間に交通事故に遭ったジャック・マリク(ヒメーシュ・パテル)だけは「ビートルズ」のことを覚えていたのだ。ジャックは売れないミュージシャン。夢を追い続けてはいるものの、成功には程遠い。幼馴染で、...... more

売れないシンガーソングライターの青年ジャックが夢を諦めた日、世界規模で12秒間の大停電が発生する。 真っ暗闇の中で交通事故に遭ったジャックが昏睡状態から目を覚ますと、あの“ビートルズ”が世の中に存在しないことになっていた! 誰も知らないビートルズの曲をジャックが歌うとライブは大盛況。 メジャーデビューのオファーまで舞い込んでくる…。 音楽ファンタジー。... more

本作、ダサいジャックのシンデレラ・ストーリーではありますが、彼が善人の本質を最後に出せた部分が良かったと思っております。