マレフィセント2  Maleficent:Mistress of Evil

●「マレフィセント2  Maleficent:Mistress of Evil」
2019 アメリカ Roth Films,Walt Disney Pictures. 119min.
監督:ヨアヒム・ローニング
出演:アンジェリーナ・ジョリー、ミシェル・ファイファー、エル・ファニング、ハリス・ディキンソン他

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<評価:★★★★★★★☆☆☆+α>
<感想>
前作未見。奥様に誘われてでかけたシネコン。平日の午後、広い小屋には寂しい観客。
閑話休題。もっとファンタージーぽいものかと思っていったらなんのなんの、結果的に
悪人であったミシェル・ファイファー率いる人間軍とマレフィセント率いる妖精軍の
結構派手な戦いなどもあり、楽しませて貰った。下のRotten Tomatoesの批評家と
一般の評価の差が面白い。

全体として現代に満ちる「人種偏見、不寛容」を諌めているメタファーのような映画
だなあ、と個人的には捉えた。トランプに見せてやりたい映画だということ。まあ彼は
観たとして何も感じないだろうけど。ww

3Dを基本として作られているので、3Dで観たらもっとダイナミックだったろう。しかし、
私の環境では3D劇場は遠いし高価なので、まあいいかと普通のシネコンに行った次第。

演出上顔が変わっちゃっているけど、アンジーはパート1で悪の首領みたいに描かれて
いたようだが、実は心優しく、オーロラ姫のことを育ての親として心から愛していること
が判明。さらに、前作で姫のムーア国の国王を殺したのはアルステッド国(人間の国)の
王妃イングリス(ミシェル・ファイファー)=プリンスの母であることも明らかになる。

オーロラ姫は育ての母が実は無実であり、慈愛を込めて自分を育ててくれたことを理解
するのだ。妖精の国を滅ぼして占領したい母と、二つの国は連合して仲良く上手くやらな
ければ、というプリンスは対立。姫はプリンスの求婚を受け入れ結婚式が開かれることに
なったのだが、そこには罠が仕掛けられていた。

これに激怒したマレフィセントはプリンスの国に総攻撃を掛けた。しかし、王妃は
妖精の花と鉄粉を混ぜて作る妖精を破砕する爆弾を仕掛けていたのだった・・・。

戦いはオーロラ姫とプリンスの働きで、マレフィセントの怒りも収まり、妖精と人間の
間に平和が訪れるというおとぎ話に良くあるパターンで終わる。

前作の秘密が明かされ、マレフィセントは正義の妖精として活躍できて良かったね。
ヤギにされてしまった王妃は残念でした。 So,they lived happily forever! って事。

異形の妖精と人間たちのユニオンは、この分断した世界を風刺し、みんな寛容になり
認め合って暮らそうと言っているような感じだった。

個人的には年齢を重ねたミシェル・ファイファーが良かったねえ。アンジーは顔が
CG顔になってしまっていたが、さすがの存在感だ。でかいカラスになったのは
びっくりだったな。

お子様が観ても面白いし、大人が観ても十分に見応えがある、というか映画の背後に
ある主張を感じ取ってほしい作品じゃないのかな、と思う。ウォルト・ディズニーの
個人的主義とは反するところだろうだけど、もう創業者の影響はないのだろうね。

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<ストーリー>
 ディズニーの名作アニメ「眠れる森の美女」を、悪役“マレフィセント”を主人公にして
実写映画化したファンタジー・エンタテインメントの続編。
再び勃発する人間界と妖精界の争いの行方を描く。主演は引き続きアンジェリーナ・
ジョリーとエル・ファニング。
共演にミシェル・ファイファー、ハリス・ディキンソン、サム・ライリー。
監督は「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」のヨアヒム・ローニング。

 邪悪な妖精マレフィセントの呪いによって16歳のときに永遠の眠りに落ちたオーロラ姫は、
マレフィセント自身の真実の愛によって呪いを解かれ、ついに目を覚ました。
ムーア国の女王となった彼女は、アルステッド国のフィリップ王子との愛を育み、やがて彼の
プロポーズを受け入れる。2人の結婚は、これまで争いの絶えなかった人間と妖精の間に平和を
もたらすものと思われた。
フィリップ王子の母でアルステッドの王妃イングリスからも温かく迎えられるオーロラ姫だっ
たが…。(allcinema)

<IMDb=★7.0>
<Metaciritic=43>
<Rotten Tomatoes=Tomatometer:41% Audience Score:95% >
<KINENOTE=未記載>






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by jazzyoba0083 | 2019-10-28 14:10 | 洋画=ま行 | Trackback(2) | Comments(0)