ブレイン・ゲーム Solace

●「ブレイン・ゲーム Solace」
2015 アメリカ New Line Cinema and more. 101min.
監督:アルフォンソ・ポヤルト
出演:アンソニー・ホプキンス、ジェフリー・ディーン・モーガン、アビー・コーニッシュ、コリン・ファレル他

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<評価:★★★★★★★☆☆☆+α>
<感想>
WOWOWのメッケモノの一つ。出演者に釣られて観た所、これがなかなか面白かった。
脚本がいいんだろう。それとやりすぎ感もある画作りも魅せる。しかしこれだけのメンツが
揃いながら、あまり評判にならなかったと記憶する。配給の問題だろうか。
主役級の4人がいずれもいい。安定の演技で、ともすると陳腐になりがちなストーリーを
支える。

物語を構成する人物の背景や動きが分かりやすく、ミステリー&サスペンス&ホラーで
ありながら進行が滞らず、上映時間も適切で冗漫な感じがないところも評価点だろう。
FBI捜査官ジェフリー・ディーン・モーガン、相棒アビー・コーニッシュ、霊感のある
医師で捜査協力者アンソニー・ホプキンス、サイコキラー、コリン・ファレルという配置。

共通した事柄を持つ人物が連続して殺されるという事件が起きる。FBIに捜査協力してきた
医師ジョン・クランシーは自分の娘が白血病で亡くなり、その後、妻とも疎遠になってしま
ったことから捜査協力とは距離を置いていた。しかし、長い間共に事件を解決してきた捜査官
ジョー・メリウェザーの依頼とあっては断れず、協力することに。
ジョーの相棒はやる気満々のキャサリン。

共通する事柄とは、殺された人物が老若男女問わず、死病に侵されているということだった。

犯人は「苦しんで死ぬことが自分にも見える。放置は出来ないので殺した。苦しむ姿はみて
いられない。これは慈悲深い行為だ」というチャールズという男。クランシー医師と同じく
人の将来が見えてしまう特殊な能力を持っていたのだった。
クランシー医師とチャールズの対決が迫る。そしてラストのどんでん返し・・・。

観ている人に予断を与えるように、途中で別の殺人事件と犯人を登場させてみたり、
キャサリンといざこざがあったクランシー医師が彼女の過去を全部暴いてしせたり、
親友とも思うメリウェザー捜査官が実は末期のガンであったとか、いろんなエピソードを
挿入し、凝った映像を見せて飽きさせない。

ラストのどんでん返しは、ありがちなので、もう一捻りあると絶品だったがなあ、と思った。
アンソニー・ホプキンスはこうしたキャラはどうしても「羊たちの沈黙」が重なってしまうが、
ナチュラルな演技はさすがだ。そして紅一点ともいうべきコーニッシュ、いつも体の線が
ミエミエのピタピタシャツを着ているのは、ウケ狙いかなあ。良かったけど。

本国の評価はメタ低いし、監督の狙うスタイリッシュな感じが鼻につく人は嫌だろうけど、
私はそこそこ面白く観ました。

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<ストーリー>
連続殺人事件の捜査に行き詰まったFBI捜査官(ジェフリー・ディーン・モーガン)とその若き
相棒(アビー・コーニッシュ)は、引退した元同僚のアナリストで医師のジョン・クランシー博士
(アンソニー・ホプキンス)に助けを求める。博士は娘の死をきっかけに世間から閉じこもり、
隠遁生活を送っていたが、この事件には特別な感情を抱き、捜査に協力する。
しかし、並外れた予知能力を持つ博士は、この事件の容疑者(コリン・ファレル)が、自身以上の
能力を持っていることに気づく。(Movie Walker)

<IMDb=★6.4>
<Metacritic=36>
<Rotten Tomatoes=Tomatometer:25% Audience Score:43% >
<KINENOTE=67.9点>


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Tracked from 象のロケット at 2019-11-05 02:03
タイトル : ブレイン・ゲーム
ベテランFBI特別捜査官の男性ジョーと相棒の若き女性捜査官キャサリンは、連続殺人事件の捜査に行き詰まり、隠遁生活を送っていた元FBI分析官で医師のジョン・クランシー博士に助けを求める。 並外れた予知能力の持ち主である博士は、犯人が自分以上の能力を持っていることに気づくのだった…。 サスペンス・スリラー。... more
by jazzyoba0083 | 2019-10-31 22:55 | 洋画=は行 | Trackback(1) | Comments(0)