幸せのイタリアーノ Corro da te

●「幸せのイタリアーノ Corro da te」
2022 イタリア Wildside,Vision Distribution and more. 113min.
監督:リッカルド・ミラーニ
出演:ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ、ミリアム・レオーネ、ピエトロ・セルモンティ、
   ヴァネッサ・スカレーラ、ピラール・フォリアティ他

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<評価:★★★★★★☆☆☆☆+α>
<感想>
2018年フランス映画「パリ、嘘つきな恋」のイタリア版リメイク。本家は観ていてここにも
感想を書いたが、フランスのエスプリを感じさせる映画で好ましく感じた作品だった。
まあ貧乏たらしくなく障害者を取り上げていて「最強なふたり」に合い通じる社会性を感じたものだ
った。ただし、本家もこちらも白人しか出てこないけど。

さて、流石はイタリア版だけの事はあって、主人公のプレイボーイ度がアモーレの国らしい。
エッチ度はこっちの方がいやらしくて家内とは観られない雰囲気になっている。どうしても
障害と恋というより、障害と性に軸が行ってしまってんじゃないの?と感じてしまう点も私にはあった。

ストーリーはラストまでほぼ本家と同じ。ルルド巡礼のときの神父のシーンが重要だが、これは本家に
あったっけな?ここからラストへと向かうストーリーの展開はまずまず好ましく観られる。
一点、ヒロイン、キアラ(ミリアム・レオーネ=美しい)の、嘘をつかれて傷ついた風を装うあたり
(本当は嫌いになれないのに)あたりの彼女の感情表現が今ひとつだったかなあ。
ラストのみんなでダンスをするシーンは、いろんな人がくっついてのハッピーエンドではあったわけ
だが、悪くはないけどイージーな感じがした。

主人公ジャンニの秘書がなかなかの味わい。この手の脇がいると映画が締まる。ただカラオケのシーンは
必要だったのかな。冒頭からエンディングまで「足」にこだわっての演出は、脚本にも加わった
リッカルド・ミラーニ監督の力量が出たところだろう。そうしてみると「イタリア映画祭」での
タイトルは原題のまま「あなたの元に走る」だったそうで、公開時の邦題はいかにもお気楽過ぎだ。

アモーレの国イタリア風味付けのリメイクなのでこうなるのは必然とは思うが、本家の辛口にシャレた
部分が評価できるのに比べ、特に前半のセックスに絡む話の多さに辟易していたのも事実だ。

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<ストーリー>
2018年のフランス映画「パリ、嘘つきな恋」を、イタリアを舞台にリメイクしたラブコメディ。
中年プレイボーイが、車椅子の女性の気を引こうと、自らも車椅子のフリをして近づき、いつしか
本気の恋に落ちていくさまを描く。
主演は「シチリアーノ 裏切りの美学」のピエルフランチェスコ・ファヴィーノと「ディアボリック」の
ミリアム・レオーネ。監督は「環状線の猫のように」のリッカルド・ミラーニ。

 有名シューズブランドを経営するプレイボーイのジャンニ。ある日、亡き母のアパートで車椅子に
座っていると、隣に越してきた美女アレッシアが挨拶に現れ、彼を車椅子生活者と誤解する。そのまま
車椅子生活者のフリを続けたジャンニは、やがて彼女の実家に招待され、そこで本当に車椅子生活を
送る彼女の姉キアラを紹介される。すっかり困惑するジャンニだったが、美女を目の前にして、またしても
彼のプレイボーイ魂に火がつく。車椅子での小芝居を続け、キアラを口説き落とそうとするジャンニ。
ところが、車椅子でも前向きに生きる彼女の姿に、いつしか純粋な恋心が芽生え始めるジャンニだったが…。
(allcinema)

<IMDb=★6.4>
<Metascore=No Data>
<Rotten Tomatoes=Tomatometer:No Data Popcornmeter:No Data>
<KINENOTE=71.4点>
<映画com=3.9/5>




by jazzyoba0083 | 2025-07-27 22:50 | 洋画=さ行 | Trackback | Comments(0)