スピーク・ノー・イーブル 異常な家族 Speak No Evil

●「スピーク・ノー・イーブル 異常な家族 Speak No Evil」
2024 アメリカ Universal Pictures(presents),Blumhouse Productions and more.110min.
監督・脚本:ジェームズ・ワトキンス
出演:ジェームズ・マカヴォイ、マッケンジー・デイヴィス、スクート・マクネイリー、
   アシュリン・フランシオーシ、アリックス・ウェスト・レフラー、ダン・ハフ他

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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>
デンマーク・オランダ映画「胸騒ぎ」のハリウッド・リメイク。本家は未見。WOWOWでの
納涼ww鑑賞。本国での評価がやたら高いけど、私には今ひとつだった。結局シリアルキラーの
本性は明らかにならず、妻とされたキアラも囚われの身であったのかどうか、洗脳の果の結果か、
も分からないまま。このあたり重要じゃないかな。ストーリーが次へと展開していくところに
無理や不自然も感じた。さっさと逃げればいいじゃんか、と思わせる節目はあったのにね。

結果的にマクネイリー演じるベンがヘタレ男(夫)で、良いとは言えない関係の妻ルイーズ
(マッケンジー・デイヴィス)のアクションに溢れた活躍が目立つという映画だな、という
感じだった。囚われの身である息子(ではないが)アントとベンとルイーズの娘アグネスの
関係は、いいポジション(アイデア)だったと感じた。本家ではどうなのか分からないけど。

最後は勧善懲悪となり、いかにもアメリカンな仕上がりでホッとしたが、イタリアに遊びに
来ていた「国境なき医師団」のドクターと称したパディ(マカヴォイ)らが、本当に医者だった
のかどうか、何して稼いでいたのかが分からない。(ニセ)一家でイタリアに来るくらいだから
金はあったのだろうし、ニセの息子に手を加えたのは医師でなければ出来ない技だから、
医者なのかなあ、と感じるけど。色々と粗が目立つリメイクではあった。
あり得ないエンタメの世界での出来事と割り切って虚構を楽しめばいいのだろうけど。それに
してもなあ、という・・・。「ゲット・アウト」のような突き抜けた虚構感がないんだな。
変にリアルで。

「悪口は言わない」という至言のタイトルはなかなか面白いとは思うが、私なんぞには
ウェイン・ショーターのブルーノートのジャズの名盤(1964)が直ぐに頭に上ってきた。

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<ストーリー>
「ゲット・アウト」のプラムハウスと「スプリット」のジェームズ・マカヴォイが3度目の
タッグを組んだホラーサスペンス。
英国人一家のパトリックの自宅に招かれたベン一家は、徐々にパトリックたちの狂気的な
一面に気づき、こっそり家を出ようとするが……。

アメリカ人一家のベン(スクート・マクネイリー)、ルイーズ(マッケンジー・デイヴィス)と
娘のアグネス(アリックス・ウェスト・レフラー)は、旅行先で子連れのイギリス人一家の
パトリック(ジェームズ・マカヴォイ)、キアラ(アシュリン・フランチオージ)と親しくなる。

パトリックから週末の休みに自宅へ招待されたベン一家は、人里離れた静かな場所にある
一軒家に到着する。自然を散策したり食事を楽しんだりして過ごしていたベンたちだったが、
次第にパトリック一家のおもてなしに違和感を持ち始める。
ベジタリアンだと宣言するルイーズに肉料理を強要したり、医者だと言っていたパトリックが
「僕は医者じゃない」と真顔で言い放ちながら冗談だと夫婦で笑ったり、アグネスとパトリックの
息子アント(ダン・ハフ)が食事会で微笑ましくダンスを披露すると、アントにだけ怒鳴りながら
厳しく指導するなど、徐々にパトリック一家の狂気的な一面が見えてくる。

ベン一家は、パトリック一家にバレないようこっそり家を出ようとするが、病気で会話をするのが
難しいと聞いていたアントの異変や、邸内に隠された事実が発覚する。押しの強いパトリック、
異様に若い妻のキアラ、一言も話さない息子アントに隠された秘密とは? ベンたちはこの家族から
脱出することができるのか?(キネマ旬報)

<IMDb=★6.8>
<Metascore=66>
<Rotten Tomatoes=Tomatometer:82% Popcornmeter:83%>
<KINENOTE=73.4点>
<映画com=3.5/5>



by jazzyoba0083 | 2025-07-31 23:00 | 洋画=さ行 | Trackback | Comments(0)