サウンド・オブ・フリーダム Sound of Freedom

●「サウンド・オブ・フリーダム Sound of Freedom」
2023 アメリカ Metanoia and more. 131min.
監督・(共同)脚本:アレハンドロ・モンテベルデ
出演:ジム・カヴィーゼル、ミラ・ソルヴィノ、ビル・キャンプ、エドゥワルド・ペラステーギ他

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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>
内外の評価が別れている作品で、観ている最中から、個人的にもあれれ??という感じだった。
大衆的な評価のIMDbでは★7.6だが、批評家サイトのMetascoreは36、またRotten Tomatoesでは
批評家は57%だが、一般の評価であるPopcornmeterは99%と満点近い。日本の映画サイトでも
評価は概ね高い。

なぜこういうことが起きるのかは映画を観終わると分かると思う。私も取り上げられているテーマが
小児性愛者にまつわる南米での小児誘拐、暴力、不当労働などに光を当てたということで期待したが、
描かれていたのは、語弊を恐れず書くなら「キリスト教福音派」(かどうかは不明だが)の宣伝映画か、
と思えてしまったほど、宗教色が前面に出ていたと思う。宗教的アザトさを感じるという・・・。
目を背けるようなテーマを取り上げた製作サイドの志は尊いとは思うけど、出来上がった作品で見れば、
個人的には高評価とは参らなかったのだ。
ストーリーの流れはいいので、物語を理解する上で単調さは救いとはなっていたが。

ヒューマンドラマとしても、活劇としても食い足らず、言いたいことがエンドロールで表現されると
いう、「テーマ」独尊で終わったと感じた。実話としての緊張感がまるで感じられない。
主演で、実在する捜査官を演じたジム・カヴィーゼルも瞳孔が開いて「逝っちゃった」感が漂う。
惜しい残念な一作だ。

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<ストーリー>
国際的性犯罪の餌食になった少年少女の救出に尽力した実在の捜査官を「パッション」のジム・
カヴィーゼルが演じた社会派サスペンス。捜査官のティムは国際性犯罪の温床となっているコロンビアで
大規模なおとり作戦を計画。尊い命を救うため過酷な闘いに挑む。ジム・カヴィーゼルはティム・
バラード本人の職務に同行し、役作りをした。

性犯罪組織に誘拐された少年少女を追跡捜査する米国土安全保障省捜査官ティム(ジム・カヴィーゼル)は、
事件の温床となっている南米コロンビアに単身潜入。地元警察をはじめ、資金提供を申し出てきた資産家、
訳ありの前科者などの協力の元、地元警察と手を組み大規模なおとり作戦を計画する。
そしてティムは一人の人間として尊い命を救うため、命懸けの過酷な闘いに挑む。(キネマ旬報)

<IMDb=★7.6>
<Metascore=36>
<Rotten Tomatoes=Tomatometer:57% Popcornmeter:99%>
<KINENOTE=73.9点>
<映画com=4.1/5>


by jazzyoba0083 | 2025-09-18 22:40 | 洋画=さ行 | Trackback | Comments(0)